JPH0579047A - 基礎構造 - Google Patents
基礎構造Info
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- JPH0579047A JPH0579047A JP3236640A JP23664091A JPH0579047A JP H0579047 A JPH0579047 A JP H0579047A JP 3236640 A JP3236640 A JP 3236640A JP 23664091 A JP23664091 A JP 23664091A JP H0579047 A JPH0579047 A JP H0579047A
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- piping
- footing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 配管用の案内路を複数設けた場合において
も、使用しなかった案内路を埋戻し前に閉塞する作業が
不要な基礎構造を得ることが目的である。 【構成】 布基礎10はフーチング12及び基礎梁14
を備え、基礎梁14には複数個の配管用の案内路26が
基礎梁14の肉厚一部を残して形成されている。この肉
厚一部が極薄い閉塞部26とされ、配管時に必要に応じ
て作業者によって破砕され管路24が貫通配置される。
従って、使用しなかった配管用の案内路は依然として閉
塞部によって閉塞されているので、埋戻し前にモルタル
等でこれを塞ぐ作業が不要となる。また、埋戻し後に雨
水等が床下へ侵入することを防止できる。
も、使用しなかった案内路を埋戻し前に閉塞する作業が
不要な基礎構造を得ることが目的である。 【構成】 布基礎10はフーチング12及び基礎梁14
を備え、基礎梁14には複数個の配管用の案内路26が
基礎梁14の肉厚一部を残して形成されている。この肉
厚一部が極薄い閉塞部26とされ、配管時に必要に応じ
て作業者によって破砕され管路24が貫通配置される。
従って、使用しなかった配管用の案内路は依然として閉
塞部によって閉塞されているので、埋戻し前にモルタル
等でこれを塞ぐ作業が不要となる。また、埋戻し後に雨
水等が床下へ侵入することを防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレキャストコンクリ
ート化されかつフーチング及びこのフーチングに立設さ
れる基礎梁を備え、上部構造からの荷重を地盤に伝達す
る基礎構造に関する。
ート化されかつフーチング及びこのフーチングに立設さ
れる基礎梁を備え、上部構造からの荷重を地盤に伝達す
る基礎構造に関する。
【0002】
【従来の技術】上部構造からの荷重を地盤に伝達するた
めの基礎構造には種々あるが、以下、布基礎(連続フー
チング基礎)を例にして説明する。
めの基礎構造には種々あるが、以下、布基礎(連続フー
チング基礎)を例にして説明する。
【0003】最近では、現場施工時間の短縮、寸法精度
等の製品管理の向上等の観点から、布基礎はプレキャス
トコンクリート化されており、工場等でフーチング及び
フーチングに立設される基礎梁(もしくは基礎柱)が精
度良く生産されている。この布基礎を用いて住宅等を建
築する場合、上下水道等の設備のための配管用の孔が必
要となるが、配管用の孔を設ける位置、個数は住宅のプ
ラニング、設備の仕様や敷地形状等により多種多様であ
る。従って、従来では布基礎に設けられる配管用の孔の
位置も個々の住宅等に合わせて設計されていた。
等の製品管理の向上等の観点から、布基礎はプレキャス
トコンクリート化されており、工場等でフーチング及び
フーチングに立設される基礎梁(もしくは基礎柱)が精
度良く生産されている。この布基礎を用いて住宅等を建
築する場合、上下水道等の設備のための配管用の孔が必
要となるが、配管用の孔を設ける位置、個数は住宅のプ
ラニング、設備の仕様や敷地形状等により多種多様であ
る。従って、従来では布基礎に設けられる配管用の孔の
位置も個々の住宅等に合わせて設計されていた。
【0004】しかしながら、このような方式では効率が
悪いため、工場生産の段階で基礎梁に所定の間隔で複数
の配管用の孔を予め形成し、現場にて適宜必要な配管用
の孔を選択して使用するという方法が採られている。こ
のような技術の一例が実開昭60−438号公報に開示
されており、以下に図5〜図7を用いて簡単に説明す
る。
悪いため、工場生産の段階で基礎梁に所定の間隔で複数
の配管用の孔を予め形成し、現場にて適宜必要な配管用
の孔を選択して使用するという方法が採られている。こ
のような技術の一例が実開昭60−438号公報に開示
されており、以下に図5〜図7を用いて簡単に説明す
る。
【0005】図5に示されるように、この基礎構造で
は、フーチング100とこのフーチング100に立設さ
れる基礎梁102とから成る布基礎104において、基
礎梁102の下端部に所定の間隔で矩形状の配管用の貫
通孔106、108、110が複数個形成されている。
そして、現場にて、図6及び図7に示されるように、配
管用の貫通孔106、108、110の内、配管経路に
近い位置にある貫通孔106が選択され、この貫通孔1
06内へ管路112が案内されている。配管工事が終了
すると、埋戻し作業が行われる。
は、フーチング100とこのフーチング100に立設さ
れる基礎梁102とから成る布基礎104において、基
礎梁102の下端部に所定の間隔で矩形状の配管用の貫
通孔106、108、110が複数個形成されている。
そして、現場にて、図6及び図7に示されるように、配
管用の貫通孔106、108、110の内、配管経路に
近い位置にある貫通孔106が選択され、この貫通孔1
06内へ管路112が案内されている。配管工事が終了
すると、埋戻し作業が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、住宅等
の基礎では、一般に根入れ深さが浅く、地盤面からフー
チング100の上面までの距離Hに対しこの距離Hに近
い径寸法Pを持つ管路112を埋設すると地盤のかぶり
量が非常に少なくなる。従って、地盤面上に隙間114
(図7参照)が生じるおそれがある。ここで、結果とし
て使用しなかった配管用の貫通孔108、110をその
ままの状態にして埋戻した場合、隙間114から雨水や
鼠等の小動物が床下に侵入するという問題点が生じる。
の基礎では、一般に根入れ深さが浅く、地盤面からフー
チング100の上面までの距離Hに対しこの距離Hに近
い径寸法Pを持つ管路112を埋設すると地盤のかぶり
量が非常に少なくなる。従って、地盤面上に隙間114
(図7参照)が生じるおそれがある。ここで、結果とし
て使用しなかった配管用の貫通孔108、110をその
ままの状態にして埋戻した場合、隙間114から雨水や
鼠等の小動物が床下に侵入するという問題点が生じる。
【0007】この問題点を解決するべく従来では、使用
しなかった配管用の貫通孔108、110を埋戻し前に
モルタル等で塞いでいた。従って、現場での作業が煩雑
化するという問題点が生じる。
しなかった配管用の貫通孔108、110を埋戻し前に
モルタル等で塞いでいた。従って、現場での作業が煩雑
化するという問題点が生じる。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、配管用の案内
路を複数設けた場合においても、使用しなかった案内路
を埋め戻し前に閉塞する作業が不要な基礎構造を得るこ
とを目的とする。
路を複数設けた場合においても、使用しなかった案内路
を埋め戻し前に閉塞する作業が不要な基礎構造を得るこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、プレキャスト
コンクリート化されかつフーチング及びこのフーチング
に立設される基礎梁を備え、上部構造からの荷重を地盤
に伝達する基礎構造であって、前記基礎梁における前記
フーチングに近接する部位に所定の間隔で複数個設けら
れ、かつ前記基礎梁の肉厚一部で破砕可能に閉塞された
配管用の案内路を備えたことを特徴としている。
コンクリート化されかつフーチング及びこのフーチング
に立設される基礎梁を備え、上部構造からの荷重を地盤
に伝達する基礎構造であって、前記基礎梁における前記
フーチングに近接する部位に所定の間隔で複数個設けら
れ、かつ前記基礎梁の肉厚一部で破砕可能に閉塞された
配管用の案内路を備えたことを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明に係る基礎構造では、基礎梁におけるフ
ーチングに近接する部位に所定間隔で複数個の配管用の
案内路が設けられており、しかも基礎梁の肉厚一部で破
砕可能に閉塞されているので、配管時に必要な案内路を
適宜選択して前記肉厚一部を破砕するだけで管路を通す
ことができる。この際、使用されなかった配管用の案内
路は依然として前記肉厚一部によって閉塞されているの
で、従来のように埋戻し前にモルタル等で配管用の孔を
閉塞する作業が不要になる。従って、現場での作業効率
が向上する。また、埋戻し後の状態では前記肉厚一部に
よって配管用の案内路は閉塞されているので、埋戻し後
に仮に配管用の案内路の一部が露出したとしても、雨水
や小動物が侵入することがなく、外観品質も向上され
る。
ーチングに近接する部位に所定間隔で複数個の配管用の
案内路が設けられており、しかも基礎梁の肉厚一部で破
砕可能に閉塞されているので、配管時に必要な案内路を
適宜選択して前記肉厚一部を破砕するだけで管路を通す
ことができる。この際、使用されなかった配管用の案内
路は依然として前記肉厚一部によって閉塞されているの
で、従来のように埋戻し前にモルタル等で配管用の孔を
閉塞する作業が不要になる。従って、現場での作業効率
が向上する。また、埋戻し後の状態では前記肉厚一部に
よって配管用の案内路は閉塞されているので、埋戻し後
に仮に配管用の案内路の一部が露出したとしても、雨水
や小動物が侵入することがなく、外観品質も向上され
る。
【0011】
【実施例】以下に、図1及び図2を用いて、本発明に係
る基礎構造の一実施例を説明する。なお、図1及び図2
は、後述する管路24が配管される以前の状態(製品化
された状態)で示されている。
る基礎構造の一実施例を説明する。なお、図1及び図2
は、後述する管路24が配管される以前の状態(製品化
された状態)で示されている。
【0012】図2に示されるように、布基礎10は、平
面視で矩形状のフーチング12とこのフーチング12の
幅方向中間部にフーチング12の長手方向に沿って立設
される基礎梁14とから成る。この基礎梁14を連続配
置することにより、住宅等の下部構造即ち基礎が形成さ
れるようになっている。そして、この布基礎10上に図
示しない住宅等が構築され、該住宅等の荷重が布基礎1
0を介して地盤16(図3参照)へ伝達される。
面視で矩形状のフーチング12とこのフーチング12の
幅方向中間部にフーチング12の長手方向に沿って立設
される基礎梁14とから成る。この基礎梁14を連続配
置することにより、住宅等の下部構造即ち基礎が形成さ
れるようになっている。そして、この布基礎10上に図
示しない住宅等が構築され、該住宅等の荷重が布基礎1
0を介して地盤16(図3参照)へ伝達される。
【0013】また、この布基礎10は、プレキャストコ
ンクリート化されたものである。基礎梁14の下部、即
ちフーチング12と接合する部位には、フーチング12
の長手方向に沿って一定間隔で矩形開口状の配管用の案
内路18、20、22が形成されている。これらの配管
用の案内路18、20、22の内、必要な配管用の案内
路(例えば、配管用の案内路18)を現場で適宜選択し
て上下水道等の設備のための管路24が貫通配置される
ようになっている。
ンクリート化されたものである。基礎梁14の下部、即
ちフーチング12と接合する部位には、フーチング12
の長手方向に沿って一定間隔で矩形開口状の配管用の案
内路18、20、22が形成されている。これらの配管
用の案内路18、20、22の内、必要な配管用の案内
路(例えば、配管用の案内路18)を現場で適宜選択し
て上下水道等の設備のための管路24が貫通配置される
ようになっている。
【0014】図1に示されるように、これらの配管用の
案内路18、20、22は、基礎梁14の建物外側(図
1において矢印OUT側)の肉厚一部が残された状態に
形成されている。この肉厚一部、即ち閉塞部26、2
8、30によって、配管用の案内路18、20、22は
閉塞されている。この閉塞部26、28、30の建物外
側の面は基礎梁14の建物外側の面と面一であり、また
その肉厚寸法Bは極薄く設定されている。従って、閉塞
部26、28、30は、図示しないハンマー等で容易に
破砕することができ、破砕することにより配管用の案内
路18、20、22は貫通孔になる。
案内路18、20、22は、基礎梁14の建物外側(図
1において矢印OUT側)の肉厚一部が残された状態に
形成されている。この肉厚一部、即ち閉塞部26、2
8、30によって、配管用の案内路18、20、22は
閉塞されている。この閉塞部26、28、30の建物外
側の面は基礎梁14の建物外側の面と面一であり、また
その肉厚寸法Bは極薄く設定されている。従って、閉塞
部26、28、30は、図示しないハンマー等で容易に
破砕することができ、破砕することにより配管用の案内
路18、20、22は貫通孔になる。
【0015】以下に、本実施例の作用を説明する。工場
等でプレキャストコンクリート化された布基礎10は、
図1及び図2に示される状態で製品化された状態とな
る。この状態で布基礎10は現場へ搬入されて、地盤中
に適宜連続配置されて連続フーチング基礎として住宅等
の下部構造を構成する。
等でプレキャストコンクリート化された布基礎10は、
図1及び図2に示される状態で製品化された状態とな
る。この状態で布基礎10は現場へ搬入されて、地盤中
に適宜連続配置されて連続フーチング基礎として住宅等
の下部構造を構成する。
【0016】ここで、配管時に配管用の案内路18、2
0、22の内、管路24の配管経路に近い配管用の案内
路18が選択されて、作業者が図示しないハンマで叩く
ことにより閉塞部26が破砕される(図3には、閉塞部
26が破砕され配管用の案内路18が貫通孔となった状
態が示されている)。閉塞部26の破砕後、管路24が
貫通配置される。その後、埋戻し作業が所定の地盤面
(図3参照)に達するまで行われる。なお、住宅等の基
礎としてこの布基礎10を用いる場合には、図3に示さ
れるように根入れ深さが浅いが、寒冷地等における住宅
等の建築物の基礎として用いる場合には根入れ深さが更
に深くされる。
0、22の内、管路24の配管経路に近い配管用の案内
路18が選択されて、作業者が図示しないハンマで叩く
ことにより閉塞部26が破砕される(図3には、閉塞部
26が破砕され配管用の案内路18が貫通孔となった状
態が示されている)。閉塞部26の破砕後、管路24が
貫通配置される。その後、埋戻し作業が所定の地盤面
(図3参照)に達するまで行われる。なお、住宅等の基
礎としてこの布基礎10を用いる場合には、図3に示さ
れるように根入れ深さが浅いが、寒冷地等における住宅
等の建築物の基礎として用いる場合には根入れ深さが更
に深くされる。
【0017】このように本実施例では、布基礎10の基
礎梁14に製品化された状態では閉塞部26、28、3
0によって閉塞された複数の配管用の案内路18、2
0、22を設け、使用する配管用の案内路18の閉塞部
26のみが破砕され、使用しない配管用の案内路20、
22の閉塞部28、30はそのまま残しておけるように
構成したので、従来のように埋戻し前に使用しない貫通
孔をモルタル等で塞ぐ作業が不要になる。従って、現場
での作業効率を向上させることができる。
礎梁14に製品化された状態では閉塞部26、28、3
0によって閉塞された複数の配管用の案内路18、2
0、22を設け、使用する配管用の案内路18の閉塞部
26のみが破砕され、使用しない配管用の案内路20、
22の閉塞部28、30はそのまま残しておけるように
構成したので、従来のように埋戻し前に使用しない貫通
孔をモルタル等で塞ぐ作業が不要になる。従って、現場
での作業効率を向上させることができる。
【0018】また、埋戻し後の状態で、例えば雨水等の
流れにより表面の土が削られ、閉塞部28、30の上端
部付近が露出したとしても、隙間が生じることはない。
従って、雨水や鼠等の小動物が床下に侵入することを防
止することができる。さらに、基礎梁14と面一の閉塞
部28、30によって配管用の案内路20、22の閉塞
状態を保てるので、隙間が生じることによる住宅等の外
観品質の低下を招くこともない。
流れにより表面の土が削られ、閉塞部28、30の上端
部付近が露出したとしても、隙間が生じることはない。
従って、雨水や鼠等の小動物が床下に侵入することを防
止することができる。さらに、基礎梁14と面一の閉塞
部28、30によって配管用の案内路20、22の閉塞
状態を保てるので、隙間が生じることによる住宅等の外
観品質の低下を招くこともない。
【0019】また、一定間隔で複数の配管用の案内路1
8、20、22を形成しているので、布基礎10を画一
的な規格で生産することができ、量産に資することがで
きる。
8、20、22を形成しているので、布基礎10を画一
的な規格で生産することができ、量産に資することがで
きる。
【0020】なお、本実施例では、閉塞部26、28、
30の建物外側の面と基礎梁14の建物外側の面とが面
一になるように閉塞部26、28、30を設けている
が、閉塞部26、28、30を設ける位置はこれに限ら
ず、図4に示されるように閉塞部40を基礎梁14の肉
厚方向中間部に形成する構成でもよい。寒冷地以外の住
宅等の基礎として用いる場合には、一般に根入り深さを
浅くするため不陸の影響を受け易く、このため図1に示
される建物外側の面と面一になるような閉塞部26、2
8、30を適用するのが好ましく、逆に、寒冷地の住宅
等の基礎として用いる場合には、一般に根入り深さを深
くするため不陸の影響を受けず、このため表裏面のいず
れからも配管用の案内路18の位置が確認できて作業性
に富む図4に示される肉厚方向中間部に設けられた閉塞
部40を適用するのが好ましい。
30の建物外側の面と基礎梁14の建物外側の面とが面
一になるように閉塞部26、28、30を設けている
が、閉塞部26、28、30を設ける位置はこれに限ら
ず、図4に示されるように閉塞部40を基礎梁14の肉
厚方向中間部に形成する構成でもよい。寒冷地以外の住
宅等の基礎として用いる場合には、一般に根入り深さを
浅くするため不陸の影響を受け易く、このため図1に示
される建物外側の面と面一になるような閉塞部26、2
8、30を適用するのが好ましく、逆に、寒冷地の住宅
等の基礎として用いる場合には、一般に根入り深さを深
くするため不陸の影響を受けず、このため表裏面のいず
れからも配管用の案内路18の位置が確認できて作業性
に富む図4に示される肉厚方向中間部に設けられた閉塞
部40を適用するのが好ましい。
【0021】また、本実施例の閉塞部26、28、30
の建物外側の面はコンクリート素地面とされているが、
閉塞部26、28、30の建物外側の面に閉塞部26、
28、30の位置を示す識別マークを付けて作業し易く
してもよい。
の建物外側の面はコンクリート素地面とされているが、
閉塞部26、28、30の建物外側の面に閉塞部26、
28、30の位置を示す識別マークを付けて作業し易く
してもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る基礎
構造は、配管用の案内路を複数設けた場合においても、
使用しなかった案内路を埋め戻し前に閉塞する作業が不
要になるという優れた効果を有する。
構造は、配管用の案内路を複数設けた場合においても、
使用しなかった案内路を埋め戻し前に閉塞する作業が不
要になるという優れた効果を有する。
【図1】本発明に係る基礎構造の一実施例に係る布基礎
を示す図1の1−1線断面図である。
を示す図1の1−1線断面図である。
【図2】図1の布基礎の建物外側から見た側面図であ
る。
る。
【図3】図1の布基礎の基礎梁に設けられた配管用の案
内路を閉塞する閉塞部が破砕されて管路が貫通配置され
た状態を示す図1に対応する断面図である。
内路を閉塞する閉塞部が破砕されて管路が貫通配置され
た状態を示す図1に対応する断面図である。
【図4】図1の閉塞部の変形例を示す図1に対応する断
面図である。
面図である。
【図5】従来例に係る布基礎を示す斜視図である。
【図6】図5の配管用の貫通孔の一つに管路が貫通配置
された状態を示す図5の6−6線断面図である。
された状態を示す図5の6−6線断面図である。
【図7】図5の配管用の貫通孔において管路が貫通配置
されたものと開口状態のものとを示す図5に対応する側
面図である。
されたものと開口状態のものとを示す図5に対応する側
面図である。
10 布基礎 12 フーチング 14 基礎梁 18 配管用の案内路 20 配管用の案内路 22 配管用の案内路 24 管路 26 閉塞部(肉厚一部) 28 閉塞部(肉厚一部) 30 閉塞部(肉厚一部) 40 閉塞部(肉厚一部)
フロントページの続き (72)発明者 荒井 弘之 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 花木 哲朗 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 大岡 俊彦 愛知県豊田市亀首町上向イ田65番地 豊田 総建株式会社内 (72)発明者 浅井 規和 愛知県豊田市亀首町上向イ田65番地 豊田 総建株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 プレキャストコンクリート化されかつフ
ーチング及びこのフーチングに立設される基礎梁を備
え、上部構造からの荷重を地盤に伝達する基礎構造であ
って、 前記基礎梁における前記フーチングに近接する部位に所
定の間隔で複数個設けられ、かつ前記基礎梁の肉厚一部
によって破砕可能に閉塞された配管用の案内路を備えた
ことを特徴とする基礎構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3236640A JP2945792B2 (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 基礎構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3236640A JP2945792B2 (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 基礎構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0579047A true JPH0579047A (ja) | 1993-03-30 |
JP2945792B2 JP2945792B2 (ja) | 1999-09-06 |
Family
ID=17003622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3236640A Expired - Lifetime JP2945792B2 (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 基礎構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2945792B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0762673A (ja) * | 1993-08-24 | 1995-03-07 | Hitoshi Mori | Pca礎版部材とPca梁部材の接合方法 |
US5618116A (en) * | 1994-06-03 | 1997-04-08 | Nsk Ltd. | Sealed thrust bearing |
KR100690365B1 (ko) * | 2005-12-05 | 2007-03-09 | 주식회사 일진글로벌 | 맥퍼슨 스트러트 베어링 |
US7891472B2 (en) | 2005-07-21 | 2011-02-22 | Jtekt Corporation | Suspension bearing |
JP2014025342A (ja) * | 2009-05-14 | 2014-02-06 | Akizuki Jimusho:Kk | 建物の配管構造 |
JP2014156724A (ja) * | 2013-02-15 | 2014-08-28 | Mitsubishi Electric Corp | 電気機器の現地組み立てハウス |
WO2024042603A1 (ja) * | 2022-08-23 | 2024-02-29 | 日揮グローバル株式会社 | 構造物の施工方法 |
-
1991
- 1991-09-17 JP JP3236640A patent/JP2945792B2/ja not_active Expired - Lifetime
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