JPH0579009A

JPH0579009A - 仮路面

Info

Publication number: JPH0579009A
Application number: JP4057184A
Authority: JP
Inventors: Dekker Dirk M Douwes; デイルク・ミチール・ドウベス・デツカー
Original assignee: Nederlandse Organisatie voor Toegepast Natuurwetenschappelijk Onderzoek TNO
Current assignee: Nederlandse Organisatie voor Toegepast Natuurwetenschappelijk Onderzoek TNO
Priority date: 1991-02-12
Filing date: 1992-02-12
Publication date: 1993-03-30
Also published as: CA2061051A1; US5288165A; EP0499336A1; NL9100244A; AU1089392A

Abstract

(57)【要約】（修正有）【目的】軽重量であり、折り重ねて輸送できる仮路面
を提供すること。【構成】所定の相互距離において仮地面に置かれる土
壌抑圧本体と本体間のリンク要素５とから成る再使用可
能な路面であつて、各本体が、円形又は多角形の板形状
部分として形成され、剛性抑圧部分の下に、板形状部分
は、たわみリンク要素５を配置するための手段を設けら
れ、これにより本体は、相互に互い違いに配列され、そ
して各本体は、該リンク要素によって他の縦又は横列に
おいて隣接本体と連結される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、ある相互距離において
地面に置かれる土壌抑圧本体と本体間のリンク要素とか
ら成る再使用可能な路面に関する。

【０００２】

【従来の技術及び発明が解決しようとする問題点】類似
の仮路面は、例えば、ＥＰ−Ａ−０２８６３９６から
公知であり、この場合頂面図における各土壌抑圧本体
は、長方形の形状であり、本体は一列において配置さ
れ、これにより、リンク要素が、本体間の２つの平行な
縦列において配置される。そのような仮路面は、車両等
が移動することができる如く、２つの隣接路において道
路として配置される。こうして、この仮路面は、非常に
制限された幅を有する。

【０００３】発明は、多数の応用に対して仮路面を設け
ている。例えば、通行困難な劣悪な地形における一時的又は永久道路ごみ収集地帯における一時的又は永久道路森林地区における一時的又は永久道路雪原における一時的又は永久道路航空機のための一時的滑走路ヘリコプターのための一時的着陸領域コンテナ又は装置の保管置場のための一時的又は永久通
路と一時的又は永久駐車領域

【０００４】

【問題点を解決するための手段】発明は、各本体が、円
形又は多角形の板形状部分として形成され、剛性抑圧部
分の下に、板形状部分は、可撓性リンク要素を配置する
ための手段を備えており、これにより、本体は、相互に
互い違いに配列され、そして各本体は、該リンク要素に
よって他の縦又は横列において隣接本体と連結される。

【０００５】本発明によるこの仮路面の利点は、軽量で
あること、折り重ねた束において輸送されること、単位
面積当たりの材料使用比率が低くく、このため比較的安
価なこと、小単位の仮路面が、手工具の補助により容易
に完全な一時的路面に配置されること、仮路面が（小単
位において再び必要ならば）再び容易に取り出されるこ
と、薄層の土壌で覆われると、仮路面は、みごとに偽装
されること、仮路面は、例えば、岩盤表面、木幹又は小
穴の非平たんな地形に使用できること、仮路面は、地形
における障害物の回り、例えば、木の回りに容易に使用
され、あるいは狭い縁に形状付けられること、仮路面
は、砂の薄層で覆われるならば、縁においても軌道車両
によって使用されること、仮路面は、地形切込みと（輸
送）水路を架橋するするために、粗朶として使用される
ことである。

【０００６】

【実施例】本発明は、構造及び応用例を示す図面を参照
して記載される。

【０００７】図１と図２の実施態様による剛性抑圧本体
又は基部要素は、好ましくは、半球１の形状を有し、円
板状接合板２に平たん側面で連結してある。この接合板
２には、固定点、例えば穴３を装備してあり、接合板の
リム上に分配してあり、一方、接合板２と半球１には、
同軸円筒形穴４を設けてあり、その目的はさらに後述さ
れる。

【０００８】接合板２と半球１は、一体ユニットでも良
いが、後述される如く、分離部品を一緒に固定しても良
い。

【０００９】半球１は、固体又は中空であるが、剛性で
なければならない。好ましくは、半球１と接合板２は、
強化人造樹脂製であるが、他の材料を使用しても良い。
剛性本体１は、半球の代わりに、例えば円すい又は角す
い形状（不図示）の如く別の形状でも良い。

【００１０】本体１は、好ましくは、約０．１〜０．２
メートルの直径と、約０．０５〜０．１５メートルの高
さである。抑圧本体は、約０．２５〜０．３５メートル
の相互中心間距離において規則的網目において地面に置
かれ、一方、土壌抑圧本体は、後述される可撓性リンク
要素５によって相互連結される。たわみリンク要素５
は、接合板２の固定点３に取り付けられる。

【００１１】本体は、仮路面において車両駆動により地
面に押し込められる。結果として、本体の下と本体間の
土壌がち密にされ、土壌における有効応力の増大と、こ
うして土壌の内部摩擦の増大と、結果的に表土の支持容
量の増大を生じる。

【００１２】図３において、たわみリンク要素として、
ケーブル５が使用される。図４において、たわみリンク
要素５は、鎖要素を具備する。図５と図６において、た
わみリンク要素５は、接合板２の固定点にヒンジで取り
付けた棒を具備する。

【００１３】すべての形式の適用リンク要素は、引っ張
り力とせんだん力に耐性があるが、曲げモーメントには
耐性がなく、言い換えれば、隣接土壌抑圧本体の接合板
はヒンジ及びたわみ式に一緒にリンクされる。

【００１４】本体１は、事実、膜において一緒にリンク
される。この膜は、織布から成り、その縦糸と横糸は、
ケーブル又は押し出し人造樹脂糸又は鋼ケーブル糸又は
それらの組み合わせから成る。膜はまた、ケーブル又は
糸から成る広メッシュ網のような構造にされ、接合板を
用いて直接又は間接に応力及びせんだん耐性のノードに
おいて一緒に固定される。

【００１５】図５と図６の設計において、接合板２は、
本体２の周囲に係合し、螺合される環状フランジ２ａを
装備している。図８において、剛性抑圧本体は、示され
ない。図７と図８において、別の設計が示され、これ
によりたわみリンク要素５は、断続のないケーブルから
作製され、固体本体の地点において、他の隣接本体に延
在している。

【００１６】ケーブル５は、クレンチ６又は同等物によ
り、接合板２の下側に固定してある。接合板２は、ハブ
形状部品２ｂを具備し、その回りにケーブル５が、次の
クレンチ６と、それから次の剛性本体に案内されてい
る。

【００１７】図９は、発明による仮路面の頂面図を示
し、図１０は、図９の線X−X上の断面を示す。

【００１８】土壌抑圧本体は、リンク要素５を用いて網
に固定してあり、網のための幾つかのパターンが、例え
ば、図９に示された如く三角メッシュ、ダイアモンドメ
ッシュ（不図示）又は図１１に示された如く六辺形メッ
シュにおいて使用される。

【００１９】仮路面における通行車両の移動方向は、図
９において矢印Ａによって示される。好ましくは、仮路
面は、図９において矢印Ｂ−Ｂによって示された如く、
移動方向に垂直な方向において圧縮応力下に保持され
る。そうすることにより、仮路面は、図１０に示された
如く土壌表面において伸展されている。仮路面の圧縮応
力は、例えば、仮路面のすべての連続土壌抑圧本体に作
用する土壌の横土壌抵抗により、あるいは例えば、仮路
面（不図示）の縁に固定した土壌アンカー７により、あ
るいは木の如く地形における自然固定点の間に仮路面を
引き延ばすことにより、幾つかの手段により誘導され
る。

【００２０】土壌８の隆起により、又は土壌７に縁を掘
り起こすことにより仮路面の縁を覆うことが可能であ
る。図１２と図１３を参照せよ。

【００２１】図１４の構成において、仮路面の縁は、仮
路面に沿って引張りケーブル９に連結してある。これら
の引張りケーブル９は、固体金属、坑木又は人造樹脂ピ
ン、地形における木の如く（公知の）地面アンカー又は
自然固定点により地面に固定される。

【００２２】一つ以上のケーブルの破断（人に危害を与
えるか、あるいは車両に材料損傷を与える）の危険があ
る仮路面又はそれらの部品の過負荷を避けるために、土
壌におけるこれらのアンカー点は、過負荷の場合に地面
に負ける又は地面から引き出されるように設計してあ
る。

【００２３】過負荷に対する安全対策がまた、公知の方
法により、ケーブル自身又は接合板において実現され
る。また、仮路面の縁を地形における固定点に、例え
ば、バネ、不可逆変位のないエネルギー散逸器（例え
ば、油圧又は空気衝撃吸収器）、不可逆変位のあるエネ
ルギー散逸器（例えば、金属塑性変形吸収器）、あるい
はこれらの要素の組み合わせを介して連結することがで
きる。これらの公知の要素は示されない。

【００２４】必要ならば、金属ピンが、土壌抑圧本体の
中央穴４を通して地面に駆動され、これらの土壌抑圧本
体を地面に固定する。

【００２５】仮路面はまた、例えば、森林地帯において
使用される。仮路面は、木と他の障害物の回りに容易に
敷設される。

【００２６】仮路面はまた、巻き上げられ、それ自体、
粗朶として地形切込み又は輸送水路を満たす。剛性土壌
抑圧本体により、大容積及び浸透性粗朶が、仮路面が巻
き上げられる時形成される。良好な浸透性は、地形にお
ける輸送水路が粗朶で架橋される場合に重要である。そ
のような輸送水路が閉鎖される場合に、それは、（局所
的に）高い浸潤層レベルにつながり、地形の支持容量と
このため移動性を悪化させ、あるいは最悪の場合に、周
囲地形の局所洪水を生じさせる。

【００２７】本発明の主なる特徴及び態様は以下のとお
りである。

【００２８】１．所定の相互距離において仮地面に置か
れる土壌抑圧本体と本体間のリンク要素とから成る再使
用可能な路面において、各本体が、円形又は多角形の板
形状部分として形成され、剛性抑圧部分の下に、板形状
部分は、可撓性リンク要素を配置するための手段を備え
ており、これにより本体は、相互に互い違いに配列さ
れ、そして各本体は、該リンク要素によって他の縦又は
横列において隣接本体と連結されることを特徴とする再
使用可能な路面。２．剛性抑圧部分が、平たん側面を
接合板の下側に取り付けた半球形の形状であることを特
徴とする上記１に記載の仮路面。

【００２９】３．剛性抑圧部分が、錐体基部を接合板の
下側に取り付けた円形又は多角形断面の錐体形状を有す
ることを特徴とする上記１に記載の仮路面。

【００３０】４．接合板が、リンク要素の取り付けのた
めに、接合板のリム上に規則的に分配した固定点を設け
られることを特徴とする上記１、２又は３に記載の仮路
面。５．リンク要素が、多数の土壌抑圧本体上に連続的に延
在していることを特徴とする上記のいずれか一つに記載
の仮路面。

【００３１】６．仮路面が、引き伸ばされた位置におい
て地面に固定されることを特徴とする上記の一つ以上に
記載の仮路面。

【００３２】７．仮路面が、粗朶として地形切込み又は
輸送水路を満たすように設計されることを特徴とする上
記の一つ以上に記載の仮路面。

【図面の簡単な説明】

【図１】頂面図である。

【図２】本発明による仮路面の土壌抑圧本体の側面図を
示す。

【図３】本発明によるたわみリンク要素の一形式の側面
図である。

【図４】本発明によるたわみリンク要素の他の形式の側
面図である。

【図５】垂直断面図である。

【図６】別の形式のたわみリンク要素の水平断面図であ
る。

【図７】別の形式のたわみリンク要素を備えた別の形式
の剛性土壌抑圧本体の垂直断面図を示す。

【図８】別の形式のたわみリンク要素を備えた別の形式
の剛性土壌抑圧本体の水平断面図。

【図９】発明による仮路面の略頂面図である。

【図１０】図９の線X−X上の断面図である。

【図１１】土壌抑圧本体が多角メッシュに置かれたリン
ク要素を備えた仮路面を示す。

【図１２】車両の移動方向に垂直な方向における予張力
の適用のための可能な方法を示す。

【図１３】車両に移動方向に垂直な方向において圧縮応
力の適用のための予張力の適用のための可能な方法を示
す。

【図１４】車両に移動方向に垂直な方向において圧縮応
力の適用のための予張力の適用のための可能な方法を示
す。

【符号の説明】

１半球２接合板４穴５リンク要素７土壌アンカー９ケーブル

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】所定の相互距離において仮地面に置かれ
る土壌抑圧本体と本体間のリンク要素とから成る再使用
可能な路面において、各本体が、円形又は多角形の板形
状部分として形成され、剛性抑圧部分の下に、板形状部
分は、可撓性リンク要素を配置するための手段を備えて
おり、これにより本体は、相互に互い違いに配列され、
そして各本体は、該リンク要素によって他の縦又は横列
において隣接本体と連結されることを特徴とする再使用
可能な路面。