JPH057888Y2 - - Google Patents

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JPH057888Y2
JPH057888Y2 JP1987136605U JP13660587U JPH057888Y2 JP H057888 Y2 JPH057888 Y2 JP H057888Y2 JP 1987136605 U JP1987136605 U JP 1987136605U JP 13660587 U JP13660587 U JP 13660587U JP H057888 Y2 JPH057888 Y2 JP H057888Y2
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JP
Japan
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seat
bracket
vehicle interior
seat belt
belt
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  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、シートベルトからシートに荷重が
与えられるとき、この荷重を強固に支持するよう
にした自動車のシート装置に関する。
(従来の技術) 自動車のシート装置では、通常、シートを支持
する板金製のシートブラケツトが設けられ、この
シートブラケツトは車室フロアにスポツト溶接に
より取り付けられている。また、上記のようなシ
ート装置には、例えば実開昭61−106466号公報の
特に第1図で示すように、シートベルトの一端を
シートに連結したものがある。
上記構成によれば、例えば自動車が衝突した場
合、乗員からシートベルトに与えられる荷重の一
部はシートやシートブラケツトを介して車室フロ
アで支持される。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記シートブラケツトは、元来、乗
員やシートの重量を支持するために車室フロアに
対し溶接により取り付けられたものである。この
ため、上記のようにシートベルトからの荷重をこ
のシートブラケツトを介して車室フロアで支持す
るときには、車室フロアに対するシートブラケツ
トの溶接部が上記荷重に十分には耐えられないお
それがある。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、シートベルトからの荷重をにより強
固に支持できるようにすることを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、シートブラケツトに一端がねじ止め
され、他端がロツカパネルにねじ止めされる連結
片を設けた点にある。
(作用) フロントシート(シート)5を車室フロア3上
に支持するシートブラケツト12を設け、このシ
ートブラケツト12とロツカパネル27とにねじ
止めした連結片34で、上記シートブラケツト1
2とロツカパネル27とを互いに連結してある。
このため、自動車が衝突した場合など、シート
ベルト14,15からフロントシート(シート)
5に伝えられる荷重は、上記シートブラケツト1
2を介して車室フロア3で支持され、かつ、同上
シートブラケツト12と連結片34を介して、剛
性の大きい部材であるロツカパネル27でも支持
される。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第2図において、1は自動車の車室、2はフロ
ントドアである。このフロントドア2に対応する
ように車室フロア3上にはフロントシート5が配
設され、このフロントシート5の前方にはハンド
ル6が設けられる。
上記フロントシート5はシートクツシヨン8と
シートバツク9とを有し、このシートクツシヨン
8の下面には第2図中矢印Aで示すようにフロン
トシート5を前後移動自在に支持する左右一対の
シートレール10,11が設けられている。これ
ら左右各シートレール10,11のうち右シート
レール11の後端はシートブラケツト12により
上記車室フロア3に連結され、これ以外の左右各
シートレール10,11の端部は上記車室フロア
3に直接連結されている。
上記フロントシート5に対しシートベルト装置
13が設けられる。このシートベルト装置13は
パツシブ式肩シートベルト14とアクテイブ式腰
シートベルト15とで構成される。上記肩シート
ベルト14は第1リトラクタ16を有し、この第
1リトラクタ16は上記シートクツシヨン8の左
側面後部に取り付けられる。この第1リトラクタ
16からは第1ウエビング17が巻き取り方向に
付勢された状態で繰り出され、この第1ウエビン
グの端部17aはシートバツク9の前方を斜め上
方に向つて延び、かつ、フロントドア2の後上部
に向つて延びている。そして、このフロントドア
2の後上部に第1ウエビング17の端部17aが
連結具18により連結される。
そして、フロントドア2を開くと第1ウエビン
グ17がこのフロントドア2により引き出される
ようになつており、また、この第1ウエビング1
7とフロントシート5との間から乗員が乗り込ん
でこのフロントシート5上に着座し、上記フロン
トドア2を閉じれば、上記第1ウエビング17が
乗員に自動的に装着されるようになつている。ま
た、上記連結具18は緊急の場合等において、任
意にその連結を解除できるようになつている。
上記腰シートベルト15は肩シートベルト14
と同様に第2リトラクタ20と第2ウエビング2
1とを有している。上記第2リトラクタ20は上
記シートクツシヨン8の右側面後部に取り付けら
れ、一方、同上第2ウエビング21の端部はシー
トクツシヨン8の上方を車幅方向に横切つてい
る。上記シートクツシヨン8の左側面後部で前記
第1リトラクタ16の前方近傍にはバツクル22
が枢支され、上記第2ウエビング21の端部に取
り付けられたタングプレート23がこのバツクル
22に係脱自在に係止される。そして、上記フロ
ントシート5に着座した乗員は肩シートベルト1
4と腰シートベルト15とによりこのフロントシ
ート5上に拘束される。
24はニープロテクタで、自動車の衝突時に、
乗員のひざを当接させることにより、この乗員の
下半身が上記肩シートベルト14と腰シートベル
ト15から前方へすり抜けることを防止する。こ
のようにニープロテクタ24を設けた場合には、
上記腰シートベルト15はなくても良い。
ここで、第1図及び第3図により、前記車室フ
ロア3と右シートレール11とシートブラケツト
12との連結部について説明する。
上記車室フロア3はフロアパネル26とこのフ
ロアパネル26の側端縁に連結されるロツカパネ
ル27とを有し、このロツカパネル27は、自動
車の車体下部において、フレームとしての機能を
有するものであつて、特に剛性の大きい部材であ
る。
一方、上記シートブラケツト12は板金製であ
り、その断面形状はハツト形をなしている。この
シートブラケツト12のフランジ28は上記フロ
アパネル26とロツカパネル27とにスポツト溶
接により固着されている。そして、上記シートブ
ラケツト12の後面側に右シートレール11の後
端が第1ねじ部材30により固着される。
また、上記シートブラケツト12の後方でロツ
カパネル27にはねじ孔31が形成されている。
このねじ孔31はアクテイブ3点式シートベルト
の装着を予定した場合におけるそのアンカー用と
して設けられている。32はフロアカーペツトで
ある。
上記構成において、車室フロア3にシートブラ
ケツト12の上部を連結する連結片34が設けら
れる。この連結片34は板金製であつて上方から
見てほぼL字状をなし、シートブラケツト12の
後面とロツカパネル27の側面とに沿うように折
り曲げられている。そして、上記連結片34の一
端がシートレール11と共にシートブラケツト1
2に第1ねじ部材30により共締めされ、一方、
同上連結片34の他端は上記ねじ孔31にねじ込
まれる第2ねじ部材35によりロツカパネル27
にねじ止めされ、このようにして連結片34がシ
ートブラケツト12の上部を車室フロア3に連結
している。
自動車が衝突した場合、乗員から肩シートベル
ト14及び腰シートベルト15に車体前方に向う
荷重が与えられる。すると、この荷重の一部は上
記各肩シートベルト14及び腰シートベルト15
からフロントシート5を介してシートブラケツト
12に伝わり、更に、このシートブラケツト12
に伝わつた荷重は連結片34を介してロツカパネ
ル27で支持される。この場合、上記ロツカパネ
ル27は前記したように剛性の大きいものである
ため、上記荷重は強固に支持される。また、上記
連結片34を取り付けるのにシートレール11用
の第1ねじ部材30、及びアンカー用のねじ孔3
1を利用してシートブラケツト12を車室フロア
3やロツカパネル27に連結しているため、車室
フロア3とフロントシート5との連結部を簡単な
構成で補強することができる。
なお、上記実施例では、肩シートベルト14は
パツシブ式となつているが、これを肩シートベル
ト15と同様のアクテイブ式としてもよい。ま
た、上記両シートベルト14,15のウエビング
17,21のうち、いずれか一方のウエビングの
端部を上記ねじ孔31に第2ねじ部材35により
ねじ止めしてもよく、更に、上記両シートベルト
14,15のかわりにアクテイブ3点式シートベ
ルトを用いて、そのウエビングの端部を上記ねじ
孔31にねじ止めしてもよい。
(考案の効果) この考案によれば、シートを車室フロア上に支
持するシートブラケツトを設け、このシートブラ
ケツトとロツカパネルとにねじ止めした連結片
で、上記シートブラケツトとロツカパネルとを互
いに連結したため、自動車が衝突した場合など、
シートベルトからシートに伝えられる荷重は、上
記シートブラケツトを介して車室フロアで支持さ
れ、かつ、同上シートブラケツトと連結片を介し
てロツカパネルでも支持される。
そして、このように上記荷重を支持するロツカ
パネルは、自動車の車体下部において、フレーム
としての機能を有するものであつて、特に剛性の
大きい部材であることから、上記シートベルトか
らの荷重は強固に支持されることとなる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は第2図
のI部拡大斜視図、第2図は車室を後方から見た
斜視図、第3図は第1図の−線矢視断面図で
ある。 1……車室、3……車室フロア、5……フロン
トシート(シート)、12……シートブラケツト、
13……シートベルト装置、14……肩シートベ
ルト、15……腰シートベルト、27……ロツカ
パネル、34……連結片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートを支持する板金製のシートブラケツトを
    車室フロアに溶接により取り付け、上記シートに
    シートベルトの少なくとも一端を連結した自動車
    のシート装置において、上記シートブラケツトに
    一端がねじ止めされ、他端がロツカパネルにねじ
    止めされる連結片を設けたことを特徴とする自動
    車のシート装置。
JP1987136605U 1987-09-07 1987-09-07 Expired - Lifetime JPH057888Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987136605U JPH057888Y2 (ja) 1987-09-07 1987-09-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987136605U JPH057888Y2 (ja) 1987-09-07 1987-09-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6440754U JPS6440754U (ja) 1989-03-10
JPH057888Y2 true JPH057888Y2 (ja) 1993-02-26

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ID=31397268

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JP1987136605U Expired - Lifetime JPH057888Y2 (ja) 1987-09-07 1987-09-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62145760U (ja) * 1986-03-04 1987-09-14

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JPS6440754U (ja) 1989-03-10

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