JPH0578766A - 導電部品 - Google Patents

導電部品

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JPH0578766A
JPH0578766A JP24114291A JP24114291A JPH0578766A JP H0578766 A JPH0578766 A JP H0578766A JP 24114291 A JP24114291 A JP 24114291A JP 24114291 A JP24114291 A JP 24114291A JP H0578766 A JPH0578766 A JP H0578766A
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alloy
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conductive
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JP24114291A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Tomita
充裕 富田
Hiroshi Endo
博 遠藤
Yoshinori Honma
美規 本間
Hirofumi Omori
廣文 大森
Yoshimasa Kudo
好正 工藤
Shinya Shimizu
真也 清水
Michihiko Inaba
道彦 稲葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高導電率を有し、かつ高強度あるいは良好な
はんだ密着性を備える導電部品を提供する。 【構成】 Cuを主成分とするCu相11と、Feを主
成分とするFe相12の2相が混在する導電部品におい
て、Ni,Mn,Al,Si,Mgから成る群から選択
される少なくとも1種類の元素を含有し、前記Cu相1
1中に含まれる該含有元素の量と前記Fe相12中に含
まれる該含有元素の量との比が0.3以上で、かつ30
以下である、または、Cuを主成分とするCu相21と
Feを主成分とするFe相22の2相が混在するCu−
Fe導電部品において、Znを含有し、前記Cu相21
中に含まれるZn量と、前記Fe相22中に含まれるZ
n量との比が0.3以上で、且つ30以下であり、上記
Feを主成分とするFe相12または22に、Crを0
〜20wt%まで含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】.発明は、例えば半導体の導電用
の電子部品用部材としてのリードフレーム、TAB(T
ape Automated Bonding)テー
プ、リード線、ヒートシンク等の導電部品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品、特に半導体に利用され
ているリードフレーム、TABテープ、リード線等の電
子部品用部材の材料として、主としてFe−42Ni、
または、Ni,Fe,Sn等の添加元素を加えた高純度
Cu合金が使用されていた。このうちFe−42Niは
Ni添加量が多く、耐蝕性や機械的強度の点で優れてい
るが、熱伝導率が10%IACS以下であり、導電率が
低いため、リードフレームの利用に限定されていた。
【0003】一方、Cu合金は、TABテープのリード
やダイオードのリード線等のような、比較的強度を必要
としない電子部品用部材の材料として使用されていた。
しかし、最近、Cu合金への5%以下のNi,Sn,C
r,Zr等の添加元素が、このCu合金の強度向上に有
効であることから、このような添加元素を加えて強度を
増加させたCu高強度合金がリードフレームの材料とし
て使用されるようになってきた。このCu合金は、Fe
−42Niに比べて、直接はんだ付けが可能で、導電率
が高いという利点がある反面、機械的強度は低く、しか
も熱膨張係数が大きいために、このCu合金をリードフ
レームとして用いて電子部品を製造する際に、Siとミ
スマッチングを起こすことが多いという欠点があった。
【0004】上記欠点を改良するために、導電率が高
く、機械的強度もあり、しかもコストが安いという利点
を備えたCuとFeの合金が開発されている(例えば特
開昭59−215445号公報、特開昭62−2782
31号公報、特開昭63−293147号公報,特開昭
64−15340号公報等に開示されている)。しか
し、このCu−Fe合金をリードとして用いる場合、C
u合金のリードに比べて強度が強いが、半導体の微細化
に伴いリード径も細くなる傾向にあるため、リードによ
り一層の強度が要求されており、現在のCu−Fe合金
の強度では、このCu−Fe合金をリードとして用いて
電子部品として組み立てた場合に、リードの折れ曲がり
等が生じ、テスティングや実装に支障を来すことが多い
という不具合が生じていた。
【0005】また、このCu−Fe合金をリードとして
用いた場合に、良好なはんだ付けを行うことは難しいと
いう欠点もあった。すなわち、このCu−Fe合金のリ
ードにはんだ付けを行い、耐侯性試験(150℃×50
0時間の加熱)を行うと、はんだ中のSn,PbとCu
Fe合金中のCu相のCuが相互に拡散して両者が接合
するはずであるが、このときCu相中にわずかに固溶し
ているFeがはんだ/Cu相界面に濃化するために、C
u相とはんだとの密着性が悪く、はんだがリードから剥
離してしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、現
在、電子部品用部材の材料として、導電率が高く、かつ
機械的な強度が十分に強い導電用合金、あるいは導電率
と機械的強度が良好で、かつはんだ密着性も良好な導電
用合金が強く要求されている。
【0007】本発明は上記した従来技術の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、高
導電率を有し、かつ高強度あるいは良好なはんだ密着性
を備える導電部品を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するために、本発明にあっては、Cuを主成分とするC
u相と、Feを主成分とするFe相の2相が混在する導
電部品において、Ni,Mn,Al,Si,Mgから成
る群から選択される少なくとも1種類の元素を含有し、
前記Cu相中に含まれる該含有元素の量と前記Fe相中
に含まれる該含有元素の量との比が0.3以上で、かつ
30以下であることを特徴とする。
【0009】また、本発明は、Cuを主成分とするCu
相と、Feを主成分とするFe相の2相が混在する導電
部品において、Znを含有し、前記Cu相中に含まれる
Zn量と前記Fe相中に含まれるZn量との比が0.3
以上で、かつ30以下であることを特徴とする。また、
酸化防止用としてFe相にCrを0〜20wt%まで含
む事を特徴とする。
【0010】ここで、本発明のCu−Fe合金は、上記
Ni,Mn,Al,Si,Mgから成る群から選択され
る少なくとも1種類の元素を含有するが、これらの全種
類の元素を含有することが望ましい。また、上記添加元
素量のCu相中とFe相中との比は、0.3〜30であ
るが、さらに望ましくは0.5〜10である。この添加
元素量の比は次の理由により限定した。この比が30を
越えると、Cu相の硬さは増すもののCu相中の電気抵
抗が増加し、合金としての導電率が低下するため、この
合金を導電用の電子部品用部材として使用することが困
難となる。一方、この比が0.3を下回ると、Cu相の
硬さが、不純物元素を含まないCuと同程度まで減少
し、この合金をリードフレーム等の材料として用いた場
合に、機械的強度が弱すぎて電子部品用部材として使用
することが難しい。
【0011】また、上記Zn量のCu相中とFe相中と
の比は、0.3〜30であるが、さらに望ましくは0.
5〜10である。この添加Zn量の比は次の理由により
限定した。この比が30を越えると、上記添加元素の場
合と同様に、Cu相中の電気抵抗が増加し、合金として
の導電率が低下するため、この合金を導電用の電子部品
用部材として使用することが困難となる。一方、この比
が0.3を下回ると、この合金をリード線等の材料とし
て用いてはんだ付けを行う場合に、はんだとCu相との
密着性が悪くなり、はんだがリードから剥離しやすくな
るという不具合を生じる。
【0012】また、Crは酸化防止用としてFe相に添
加するもので、20wt%以上添加すると、はんだづけ
性が悪くなるため、0〜20wt%とした。さらに望ま
しくは、2〜12wt%である。
【0013】なお、本発明の合金において、Cu相は、
上記添加元素以外の不可避不純物あるいは添加元素とし
て、P,S,C,Mn,Ni,Cr,Mo,Fe,S
i,Al,Ti,Zr,Sn等の元素を5wt%以下で
あれば含んでもよい。また、上記Fe相は、5wt%以
下の不可避不純物あるいは添加元素として、P,S,
C,Mn,Ni,Cr,Mo,Si,Al,Ti,Z
r,Zn等の元素を含んでもよい。また、Fe相にZn
を含む場合には、はんだ耐侯性に良い結果をもたらす。
【0014】本発明の導電部品に用いるCu−Fe合金
を製造する際には、まず、所定量のCu、Fe、及び上
記添加元素を含む溶湯を、例えばタンデッシュや双ロー
ルを用いて薄板状に形成して、650℃より高く、かつ
750℃以下の温度で、10分以上時効処理を行う。そ
の後、この合金を徐冷し、表面のスケールを硝酸等で洗
い落とす。
【0015】ここで、上記Ni,Mn,Al,Si,M
gから選択された添加元素、あるいはZnの添加元素
は、Cu相、Fe相の両相に固溶するが、時効処理の温
度を650℃より高くすることにより、Fe相に固溶し
ている上記添加元素がCu相に拡散する。それによっ
て、Cu相、Fe相における添加元素量の比を0.3以
上にすることができる。
【0016】しかし、この時効処理の温度を750℃よ
り高い温度に設定すると、合金の結晶粒度が粗大化し
て、本来の合金の強度が低下してしまうので、好ましく
ない。また、時効処理時間は10分以上であればよい
が、時効処理温度が750度に近い場合には、時効処理
時間が長すぎると、Fe相中からCu相中へ拡散する上
記添加元素の量が多すぎるため、両相におけるこの添加
元素の比が30を越えてしまう。その結果、上記したよ
うに、Cu相の導電率が低くなり、この合金を導電用の
電子用部品用部材として使用することが困難になる。従
って、時効処理温度をこのような高温にする場合には、
時効処理時間を2時間よりも短くするべきである。
【0017】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する。
【0018】図1は本発明の実施例のCu−Fe合金を
製造するために用いた合金製造装置を示す図である。同
図において、この合金製造装置1は、Cu、Fe、その
他の添加元素を成分とする溶湯を収容する溶湯炉2と、
この溶湯炉2の近傍に配置されたタンデッシュ3と、タ
ンデッシュ3の下部に設けられた双ロール4A,4B
と、この双ロール4A,4Bの下方に配置されたローラ
5、6、7とから成る。
【0019】合金を製造する際には、溶湯を溶湯炉2に
入れ、この溶湯炉2の注ぎ口からタンデッシュ3に溶湯
を注入する。タンデッシュ3に注入された溶湯は、タン
デッシュ3の下部に形成された幅500mmの溝を介し
て、双ロール4A,4Bの間に注がれる。この双ロール
は、a方向に回転するロール4Aと、b方向に回転する
ロール4Bとから成り、高速で回転している冷却ドラム
である。溶湯は、この双ロール4A,4Bにより冷却さ
れながら送り出されることにより、金属帯10に形成さ
れ、ローラ5、6、7により導かれて矢印d方向に送ら
れる。
【0020】実施例1〜10、比較例1、2 まず、表1に示すように、Ni,Mn,Al,Si,M
gを全部で1〜25wt%含む成分の試料No.1〜N
o.10の組成を有する溶湯を、上記合金製造装置1を
用いて金属帯に形成した。また、比較のために、Ni,
Mn,Al,Si,Mgのいずれも含まない表1中の試
料No.11、No.12の組成を有する溶湯を同様の
金属帯に形成した。
【0021】
【表1】
【0022】そして、各試料No.1〜No.12の金
属帯をそれぞれ、表2に示す温度、時間で、時効処理を
行った。
【0023】
【表2】
【0024】この後、この金属帯を急速に冷却すると割
れが生じるために、10℃/分で約200℃まで徐冷し
た。その後、この金属帯を大気中で放冷し、金属帯表面
に付いたスケールを硝酸で洗い落としてから、コイルに
巻取った。No.1〜No.10の試料から形成された
金属帯をそれぞれ実施例1〜10のCu−Fe合金と
し、No.11、No.12の試料から形成された金属
帯をそれぞれ比較例1、2のCu−Fe合金とする。
【0025】各実施例1〜10の合金は、図2に示すよ
うに、Cuを主成分とするCu相11と、Feを主成分
とするFe相12とから成る2相構造の合金となった。
また、Ni,Mn,Al,Si,Mgの添加元素が、C
u相11、Fe相12のいずれにも固溶しており、上記
添加元素量のCu相/Fe相の比は、それぞれ表3に示
すように、0.5〜5.9となった。各実施例1〜10
の合金のビッカース硬さを測定したところ、表3に示す
ようになった。表3からわかるように、いずれの実施例
の合金もビッカース硬さがほぼ300〜370Hvであ
り、リードフレームのような高強度を必要とする電子部
品用部材の材料として、十分な硬さを備えている。
【0026】一方、比較例1、2の合金は、図2と同様
な2相から成る形態を示しているが、上記添加元素はC
u相,Fe相のいずれにも含まれていない。これらの比
較例の合金の硬さを測定したところ、表3に示すように
なった。すなわち、いずれの比較例の合金も、ビッカー
ス硬さが290Hvであり、リードフレームのような高
強度を必要とする電子部品用部材の材料としては適して
いない。
【0027】
【表3】
【0028】実際に、各実施例1〜10及び比較例1、
2の合金をプレスで打ち抜き、所定のパターンを持つリ
ードフレームを作成した。このリードフレーム上の台に
SiチップをAgろうにより実装し、ワイヤボンディン
グ、樹脂モールド、キュア、リードフレームのカッティ
ング、ベンディングを行った後に、外装リードにはんだ
付けを行い、電子部品を製造した。その結果、実施例1
〜10の合金のリードフレームを用いた場合には、支障
なく電子部品組み立てることができたが、比較例1、2
の合金のリードフレームを用いた場合には、いずれの場
合にも、リードの折れ曲がりが生じた。
【0029】実施例11〜14、比較例3、4 表4に示すように、Znを0.1〜7wt%含む成分の
試料No.1〜No.4の組成を有する溶湯を、上記合
金製造装置1を用いて金属帯に形成した。また、比較の
ために、Znを含まない表4中の試料No.5、No.
6の組成を有する溶湯を同様の金属帯に形成した。
【0030】
【表4】
【0031】そして、各試料No.1〜No.6の金属
帯をそれぞれ、表5に示す温度、時間で、時効処理を行
った。
【0032】
【表5】
【0033】この後、各金属帯を10℃/分で約200
℃まで徐冷した。その後、この金属帯を大気中で放冷
し、金属帯表面に付いたスケールを硝酸で洗い落として
から、コイルに巻取った。No.1〜No.4の試料か
ら形成された金属帯をそれぞれ実施例11〜14のCu
−Fe合金とし、No.5、No.6の試料から形成さ
れた金属帯をそれぞれ比較例3、4のCu−Fe合金と
する。
【0034】各実施例11〜14の合金は、図3に示す
ように、Cuを主成分とするCu相21と、Feを主成
分とするFe相22とから成る2相構造の合金となっ
た。添加元素Znは、Cu相21、Fe相22のいずれ
にも固溶しているが、その半分以上はCu相21に固溶
していた。このZn量のCu相/Fe相の比は、それぞ
れ表6に示すようになった。一方、比較例3、4の合金
は、図3と同様な2相から成る形態を示しているが、Z
nはCu相,Fe相のいずれにも含まれていない。
【0035】
【表6】
【0036】各実施例11〜14の合金に対して、Pb
Sn共晶はんだ付けを施し、150℃で700時間加熱
後曲げ試験を行ったところ、いずれの実施例の場合に
も、はんだと各合金のCu相21との界面にZnを積極
的に濃化させることができ、Feの濃化が防止されたた
め、はんだが合金から剥離することなく、強固な接合が
得られた。一方、比較例3、4の合金に対して同様な試
験を行ったところ、各比較例の合金とはんだとの密着性
が悪く、いずれの比較例の場合にも、はんだが合金から
剥離した。
【0037】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、種々変形実施
が可能である。例えば、上記実施例においては導電部品
をリードフレームに用いる場合を例にとったが、TAB
テープのリードやダイオード等の個別半導体のリード
線、パワー素子のヒートシンク等にも適用可能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の導電部品
に用いたCu−Fe合金は、導電率が高く、かつ高強度
であるので、この合金を用いれば、高導電率で、かつ機
械的強度が強いリードフレーム等の導電用の電子部品用
部材が得られる。この導電用部材を用いれば、テスティ
ング、ソケッティングや実装を容易に行うことができる
電子部品を製造することができる。また、それによっ
て、電子部品の半導体に加わる機械的応力を低減し、半
導体の破壊や特性劣化等の不具合を低減することが可能
となる。
【0039】また、本発明の導電部品に用いたCu−F
e合金は、高強度で、導電率が高く、しかもはんだとの
密着性が良好なので、この合金を用いれば、直接はんだ
ディップが可能で、しかも良好なはんだ付けを行うこと
ができる導電用の電子部品用部材が得られる。従って、
この導電用部材を用いて電子部品を製造すれば、リード
線等の導電用部材と配線との接続不良等の不具合を低減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の導電部品を製造する際に使用
した合金製造装置の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例1〜10の導電部品の金属組織
の模式図である。
【図3】本発明の実施例11〜14の導電部品の金属組
織の模式図である。
【符号の説明】
1 合金製造装置 2 溶湯炉 3 タンデッシュ 4A,4B 双ロール 5、6、7 ロール 10 金属帯 11、21 Cu相 12、22 Fe相
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大森 廣文 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝総合研究所内 (72)発明者 工藤 好正 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝多摩川工場内 (72)発明者 清水 真也 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝多摩川工場内 (72)発明者 稲葉 道彦 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝総合研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Cuを主成分とするCu相と、Feを主
    成分とするFe相の2相が混在する導電部品において、 Ni,Mn,Al,Si,Mgから成る群から選択され
    る少なくとも1種類の元素を含有し、前記Cu相中に含
    まれる該含有元素の量と前記Fe相中に含まれる該含有
    元素の量との比が0.3以上で、かつ30以下であるこ
    とを特徴とする導電部品。
  2. 【請求項2】 Cuを主成分とするCu相と、Feを主
    成分とするFe相の2相が混在する導電部品において、 Znを含有し、前記Cu相中に含まれるZn量と前記F
    e相中に含まれるZn量との比が0.3以上で、かつ3
    0以下であることを特徴とする導電部品。
  3. 【請求項3】 Feを主成分とする相にCrを0〜20
    wt%まで含む事を特徴とする請求項1もしくは2の導
    電部品。
JP24114291A 1991-09-20 1991-09-20 導電部品 Pending JPH0578766A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012207246A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Kobe Steel Ltd 電磁波シールド材用銅合金及びその製造方法
JP2022521606A (ja) * 2019-06-11 2022-04-11 キスワイヤ リミテッド 均質な微細組織を有するkiniz合金

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