JPH0578480A - ジフエニルアミンとジヒドロキシアルキルベンゼンから製造される重合物系化合物 - Google Patents

ジフエニルアミンとジヒドロキシアルキルベンゼンから製造される重合物系化合物

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JPH0578480A
JPH0578480A JP4041549A JP4154992A JPH0578480A JP H0578480 A JPH0578480 A JP H0578480A JP 4041549 A JP4041549 A JP 4041549A JP 4154992 A JP4154992 A JP 4154992A JP H0578480 A JPH0578480 A JP H0578480A
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    • C08G73/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
    • C08G73/02Polyamines
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被酸化性重合物を酸素の破壊的作用から長期
にわたり保護することができる重合物系酸化防止剤を提
供する。 【構成】 ジフェニルアミンと酸活性粘土触媒をトルエ
ンに添加し、急速攪拌し、加熱、還流させて水を除去す
る。次に、トルエンを蒸留して還流温度を130℃に高
め、これに沸騰している1,4−ジ−(α−ヒドロキシ
イソプロピル)ベンゼンのトルエン溶液を添加し、11
2℃の還流温度で30分間維持する。その溶液からトル
エンを除去し、130℃で30分間還流した後トルエン
を加え、112℃で濾過し、濾液を回転蒸発させる。明
桃色の蒸発残分から真空下で過剰のジフェニルアミンを
除去すると淡黄色の目的樹脂が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ジフェニルアミンと下
記2官能性アルキル化剤の少くとも1種との反応から重
合生成物類を調製する方法に関する。1,4−ジ−α−
アルキルアルケニルベンゼン、1,4−ジ−α−ヒドロ
キシアルキルベンゼン、1,3−ジ−α−アルキル−ア
ルケニルベンゼン又は1,3−ジ−α−ヒドロキシアル
キルベンゼン。特に本発明は、酸触媒の存在下にジフェ
ニルアミンと2官能性アルキル化剤を反応させて、被酸
化性有機重合物保護用の酸化防止剤として有用な重合化
合物を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アルキル化ジアリールアミンは、酸化防
止剤として主に熱硬化ゴムの保護に、また割合は少いが
熱可塑性重合物性の保護に広く使用されてきた。ジアリ
ールアミンがジフェニルアミンである場合、そのアルキ
ル化生成物は非常に有効な酸化防止剤であることは見出
されていたが、その配合物は加熱経時すると変色する。
更に、アルキル及びアリール置換ジフェニルアミン系酸
化防止剤を用いた配合製品は、隣接表面を汚染する傾向
がある。これらの諸欠点は、明色配合物に於ける置換ジ
フェニルアミンの使用を不満足なものとしている。この
変色及び汚染の傾向は、それらの使用を暗色乃至黒色で
若干の接触汚染が許容できる用途のゴムに制限してい
る。置換ジフェニルアミンの熱可塑性重合物例えば高分
子量ポリエステルの安定剤又は分解防止剤としての使用
は、高温使用時での汚染傾向及び変色のため、極く僅か
に過ぎなかった。
【0003】ジフェニルアミンが、塩酸の存在下にα,
α′ジヒドロキシ−1,4−ジイソプロピルベンゼンと
反応して、2−(2−アニリノフェニル)−2−(4−
イソフロペニルフェニル)プロパンと2−(4−アニリ
ノフェニル)−2−(4′−イソプロペニルフェニル)
−プロパンの混合物を生成することは既知であった。本
発明を導いた実験的研究は、ジフェニルアミンのアルキ
ル化を目的として始められたもので、反応生成物は、ジ
フェニルアミンがジオレフィン性アルキル化剤でパラ位
を選択的にアルキル化されたような単純な化合物となる
ことを期待していた。しかしこれまでの常識に反し重合
生成物が得られたのである。更なる構造研究の結果は、
ジオレフィン試薬から二量体結合が形成されたことを示
していた。この二量体結合が、重合物の形成に寄与した
のである。広範囲の重合物に有用な酸化防止剤にするた
め、生成物の組成及び分子量分布を変化させた。斯かる
諸結果は驚くべきものであって、先行技術から予期され
ることではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、暗色乃至黒色
のゴム物品のみならず、明色の被酸化性重合物をも長期
にわたり保護できる酸化防止剤の必要が存在する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、広範囲の高分
子重合物の酸化防止剤及び安定剤として有用な種々の物
理的性質を有する新規重合物系化合物類の合成に関す
る。
【0006】本発明の一特徴は、ジフェニルアミンと追
加成分から誘導される繰返し単位がランダムに分布する
重合物系化合物であり、前記の追加成分は構造式(I) の1種以上の化合物からなり、前記の重合物系化合物
は、構造式V、VI及びVIIを1種以上含有する。
【0007】 式中、YはZに対してパラ又はメタであり、YとZは下
記の群から選択される同一若しくは相異なる基であり、 Rは炭素原子1乃至8のアルキル基であり、非窒素置換
ベンゼン環はメタ又はパラ置換である。
【0008】別の特徴は、酸触媒の存在下に構造式
(1) を有する1種以上の化合物からなる第2の反応物とジフ
ェニルアミンを接触させることからなる重合物系化合物
の製造方法である。但し、前記式中、YはZに対してパ
ラ又はメタであり、YとZは からなる群から選択される同一若しくは相異なる基であ
り、Rは炭素原子1乃至8のアルキル基である。
【0009】本発明の生成物は、ジフェニルアミン及
び、前記構造式(1)を有する少くとも1種の反応物の
重合反応生成物成分である。好適な追加反応物又は成分
は、下記の構造(I)、(II)、(III)及び(I
V)を有する化合物である。
【0010】 式中、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 、R7 及び
8 は、炭素原子1乃至8のアルキル基からなる群から
選択される、同一若しくは相異なる基である。構造式I
II及びIVの化合物は非常に容易に脱水されて構造式
(I)及び(II)に相当するジオレフィンを形成す
る。
【0011】構造式Iの化合物の例は、1,4−ジイソ
プロペニルベンゼン、1,4−ジ−α−エチルビニルベ
ンゼン、1−イソプロぺニル−4−α−エチルビニルベ
ンゼン、1−α−エチルビニル−4−α′−イソプロピ
ルビニルベンゼン、及び1,4−ジ−α−イソプロピル
ビニルベンゼンである。
【0012】構造式IIの化合物の例は、1,3−ジイ
ソプロペニルベンゼン、1,3−ジ−α−エチルビニル
ベンゼン、1−イソプロペニル−3−α−エチルビニル
ベンゼン、1−α−エチルビニル−3−α′−イソプロ
ピルビニルベンゼン、及び1,3−ジ−α−イソプロピ
ルビニルベンゼンである。
【0013】構造式IIIの化合物の例は、1,4−ジ
−(α−ヒドロキシイソプロピル)ベンゼン、1,4−
ジ−(α−ヒドロキシ2級ブチル)ベンゼン、1−(α
−ヒドロキシイソプロピル)−4−(α−ヒドロキシ2
級ブチル)ベンゼン、1,4−ジ−(α−ヒドロキシ)
−2級−アミルベンゼン、及び1−(α−ヒドロキシイ
ソプロピル)−4−(α−ヒドロキシ−2級アミル)−
ベンゼンである。
【0014】構造式IVの化合物の例は、1,3−ジ−
(α−ヒドロキシイソプロピル)ベンゼン、1,3−ジ
−(α−ヒドロキシ2級ブチル)ベンゼン、1−(α−
ヒドロキシイソプロピル)−3−(α−ヒドロキシ−2
級ブチル)ベンゼン、1,3−ジ−(α−ヒドロキシ)
−2級アミルベンゼン、及び1−(α−ヒドロキシイソ
プロピル)−3−(α−ヒドロキシ−2級アミル)−ベ
ンゼンである。
【0015】最も好適な反応物は、前記のR1 乃至R8
として指摘される位置にメチル基を有するもの、すなわ
ち1,3又は1,4−ジイソプロペニルベンゼン;及び
1,3又は1,4−ジ−(α−ヒドロキシイソプロピ
ル)ベンゼンである。構造式I及びIIの化合物は、反
応に関する次の議論で、ジオレフィン又はジオレフィン
性アルキル化剤として、構造式III及びIVの化合物
はジアルコール又はジアルコール性アルキル化剤として
引用されるであろう。
【0016】重合物系化合物なる語は、少くとも1種の
はじめの反応物が1以上存在する大分子を意味する。重
合物、重合物系ジフェニルアミン化合物又は重合物系ジ
フェニルアミン酸化防止剤なる語は、重合物系化合物に
関しいずれも使用される。重合物なる語は重合(物系)
化合物と云い換えて使用されることもある。
【0017】単一のジフェニルアミン分子と単一の第2
反応物分子との反応で形成された単純化合物は、本願で
使用される重合物乃至重合物系化合物なる語から特に除
外される。当業者は、反応物の最初の構造が大分子中で
隣接単位と結合する間に変化することを認識しているだ
ろう。繰返し単位なる語は重合物系化合物に一度以上生
起し、隣接構造に結合する間の分子再配列に基ずく変化
により最初の反応物の構造とは異なった構造を意味す
る。この変化は二重結合への付加、最初の反応物からの
水素原子の付加又は除去を包含するが、これに制限され
るものではない。本発明に有用な触媒は、アルキル化反
応に有用なことが知られているブレンステッド酸及びル
イス酸である。斯かる既知触媒は、H2 SO4 、HC
l、H3 PO4 、HClO4 等のプロトン酸;BF3
BCl3 、AlCl3、AlBr3、SnCl4 、ZnC
2 、SbCl3 等の金属ハロゲン化物及びそれらのエ
ーテレート;酸性粘土及び酸活性粘土を包含する。特定
の触媒の選択は、反応物の融点又は沸点、所望反応速
度、溶剤、及び反応装置の圧力及び温度限界等を含めて
多数の因子に依存する。酸性粘土触媒は、反応完結後の
分離が容易であると言う利点を有する。この触媒類の代
表的材料には、フィルトロール(Filtrol)(フ
ィルトロールコーポレーション)及びガードラー(Gi
rdler)K−シリーズ粘土(ケメトロンコーポレー
ション(Chemetron Corporatio
n))又はデュラビード(Durabead)I(モー
ビルオイルコーポレーション(Mobil Oil C
orporation))等のシリカ−アルミナ触媒が
ある。フィルトロールは、実質的にシリカとアルミナか
ら構成される酸活性の結晶性粘土である。この粘土の酸
価は1.2乃至16の範囲である。スーパーフィルトロ
ールグレード1の酸価は8である。ガードラーK−シリ
ーズ触媒は、モンモリロナイト鉱石から製造される酸活
性粘土で、理想化学式がAl23 ・4SiO2 ・H2
O+xH2 Oなるアルミニウムヒドロシリケートであ
る。それらの酸度はpH2.1乃至4以上の範囲であ
る。デュラビード触媒は、非ゼオライト系、低結晶化度
の共沈シリカ−アルミナである。より高収率を望むなら
ば、金属ハロゲン化物又はそれらのエーテレートが使用
される。
【0018】反応は、無溶剤で反応物の融点或いはそれ
以上の温度にて、或いは溶剤中で遂行できる。溶剤は脂
肪族C6 乃至C12炭化水素又は芳香族若しくはハロゲン
化芳香族(C6 乃至C9 )炭化水素又はC6 乃至C9
脂肪族ハロゲン化炭化水素とすることができる。溶剤の
例は、ヘキサン、ヘプタン、ベンゼン、トルエン、キシ
レン及び塩化ベンゼンである。好適溶剤は、トルエンと
キシレンである。
【0019】反応物のモル比は、最終重合生成物中の比
が所望値となるように選択される。ジアルコール性又は
ジオレフィン性アルキル化剤/ジフェニルアミンの好適
モル比は4:1乃至1:4である。最も好適な比は、
2.67:1乃至0.67:1の範囲である。反応物の
添加方法は、所望生成物の型に依り変化する。25℃の
ジオレフィン溶液を、攪拌中の触媒とジフェニルアミン
溶液の還流中の混合物に、急速或いは滴下にて添加する
ことができる。ジアルコールを使用する場合、沸騰溶液
に徐々に添加することができる。ジアルコール性又はジ
オレフィン性アルキル化剤を選択して熱アミン溶液に添
加すると、ジフェニルアミンのアルキル化が最大とな
り、オレフィンの二量化が最小となる。高融点、高分子
量の生成物を所望する場合、加熱開始前にジオレフィン
溶液を一度に全てジフェニルアミン溶液に添加すると、
二量化が促進される。
【0020】反応は、大気圧下で好都合に実施可能であ
るが、その他の圧力でも実施できる。反応温度は25℃
乃至200℃の範囲であるが、好適範囲は60℃乃至1
40℃である。
【0021】本発明の重合化合物中に存在する構成部分
は、下記構造(V)、(VI)及び(VII)の1以上
を含有する。
【0022】 式中、Rは炭素原子1乃至8のアルキル基であり、非窒
素置換ベンゼン環はメタ又はパラ置換されている。窒素
置換芳香族環上の置換基は、窒素に対して主としてパラ
位にある。非窒素置換芳香族環上では、最初の反応物の
分子配向に応じてアルキル基は互いにメタ又はパラ配向
である。
【0023】構造V、VI及びVIIの存在を測定する
には、核磁気共鳴(NMR)分析が使用され、特定反応
条件での重合生成物の部分的特性決定が行なわれる。重
合化合物中に存在する構造V、VI、VII各々の相対
百分率は定量可能である。相対百分率は、反応にて得ら
れる構造Vの量を基準とする。最初の反応物が水酸末端
基を含有する場合、VI及びVIIを形成する反応の前
に、構造Vに脱水されると仮定される。構造V、VI、
VIIの相対百分率は以下の範囲が好ましい。構造V0
乃至約25パーセント;構造VI約30乃至ほぼ100
パーセント;構造VII約1乃至約50パーセント。
【0024】NMR特性決定に加え、分子量も本発明の
重合化合物の更なる記述に使用できる。ゲル透過クロマ
トグラフにて測定した生成物の分子量は、約425乃至
約200000の範囲である。
【0025】以下の実施例は、本発明の実際を説明する
ためのものであって、本発明を限定するものではない。
以下の実施例に従って調製される生成物の構造組成は、
NMR分光法にて測定した。報告される構造組成は、反
応で得られる(A)の初期量を基準として以下の各部分
の相対百分率を表わしたものである。
【0026】 分子量分布は、100、500、1000及び10,0
00オングストロームのマイクロスチロゲル(Micr
o Styrogel)カラム(ウォーターズアンド
アソシエーツ(Waters and Asociat
es)社)とプレッシャーケミカル カンパニー(Pr
essure Chemical Company)社
の標準ポリスチレンを用いるゲル透過クロマトグラフィ
ー(GPC)で測定した。分子量分布は、ポリスチレン
等価物として計算した。MnとMwは、GPC分析から
誘導された数平均分子量と重量平均分子量である。融点
は、ASTM D−1519に従い毛管法で測定した。
温度は全て℃である。軟化点は全て、ASTM E−2
8の環球法にて測定した。
【0027】実 施 例 実施例 1.ジフェニルアミン(DPA)43.49グ
ラム(0.26モル)とスーパーフィルトロールグレー
ド1(SF1)1.87グラム(15重量%のアルキル
化剤と等価)を、トルエン150ミリリットルに添加し
た。この混合物を急速攪拌し、加熱、還流させて触媒及
び溶剤から水を共沸し除去した。次にトルエンを十分蒸
留して還流温度を130℃に高めた。
【0028】続いて1,4−ジ−(α−ヒドロキシイソ
プロピル)ベンゼン12.5gをトルエン200ミリリ
ットルに溶解した沸騰溶液を30分間にわたって添加し
た。添加完了したとき、還流温度は112℃に低下し、
そこに30分間維持した。ディーン−スタークトラップ
で2.3ミリリットルの水(理論値の67%)が捕集さ
れた。
【0029】トルエンを十分除去すると、還流温度は1
30℃に上昇した。更に30分間還流を継続した。次に
濾過を容易にするため、トルエン250ミリリットルを
添加した。該溶液を112℃で濾過すると、明黄色の濾
液が得られた。回転蒸発させると明桃色の残渣が得られ
た。過剰のジフェニルアミンを真空下88℃、0.05
mmHgで留去すると、22.86gが回収された。淡
黄色の固体樹脂25.51グラムが残存し、その環球法
軟化点は80−90℃であった。
【0030】実施例 2.26.75グラム(0.15
8モル)のジフェニルアミンを50ミリリットルのトル
エンに溶解した。攪拌しながらスーパーフィルトロール
グレード1を添加し、続いてトルエン100ミリリット
ルにp−ジイソプロペニルベンゼン(DIB)66.6
7グラム(0.42モル)を溶かした溶液を添加した。
混合物を急速攪拌し、加熱、還流させた。2.5時間の
還流期後、トルエン150ミリリットルを暗褐色の反応
混合物に添加し、該反応混合物を濾過すると曇った淡紅
色の溶液が得られた。溶剤を蒸発すると、88.2グラ
ムの白色樹脂が得られ、その環球法軟化点は84−93
℃であった。この重合物の構造組成は、A14%、B5
1%及びC35%で、分子量範囲は485−3500で
あった。
【0031】実施例 3.還流キシレン中で実施例2を
繰返した。DIB溶液を36分間にわたり還流中のジフ
ェニルアミン触媒混合物に添加した。次に還流下の攪拌
を5時間継続した。70グラムの淡紅色の樹脂が得ら
れ、その環球法軟化点は74−86℃であった。重合物
の構造組成はA23%、B47%及びC30%であっ
た。
【0032】実施例 4.トルエン50ミリリットル中
にジフェニルアミン26.75グラム(0.158モ
ル)を溶かした溶液を攪拌しながら、それに5.63グ
ラムのスーパーフィルトロールグレード1とトルエン5
0ミリリットル中にp−ジイソプロペニルベンゼン3
7.50グラム(0.237モル)を溶かした溶液を添
加した。混合物を急速攪拌しながら加熱、還流させた。
1.25時間の還流期間後、混合物を濾過した。溶剤を
蒸発すると、63.96グラムの淡紅色樹脂が得られ、
その軟化点は59−64℃であった(環球法による)。
この重合物の構造組成は、A16%、B59%及びC2
5%であり、分子量範囲は485−3000であった。
【0033】実施例 6.トルエン16.75ミリリッ
トル中のジフェニルアミン8.95グラム(0.052
9モル)とスーパーフィルトロールグレード1(3.7
5グラム)との混合物を、存在湿分が除去されるまで加
熱、還流させた。トルエン18.75ミリリットル中に
p−ジイソプロペニルベンゼン12.5グラム(0.0
79モル)を溶かした溶液を、攪拌下の該還流溶液に5
分以内で添加し、そして還流を5時間続けた。次に該混
合物を濾過した。溶剤を蒸発すると18.36グラムの
白色粉末が得られ、毛細管法で測定したその融点は12
9−136℃であった。重合物の構造組成は、A10
%、B78%及びC13%であり、分子量範囲は485
−3500であった。
【0034】実施例 7.トルエン50ml中のジフェ
ニルアミン26.75グラム(0.158モル)と3.
75グラムのスーパーフィルトロールグレード1の混合
物を急速攪拌下に加熱・還流した。次に、トルエン3
7.5ミリリットル中DIB25.0グラム(0.15
8モル)の溶液を、5分以内に添加した。還流を5時間
継続し、1.25時間後に10ミリリットルの部分試料
を抜き取った。該部分試料及び最終反応混合物を濾過
し、蒸発・乾固した。1.25時間生成物は淡紅色の柔
かい樹脂で、構造組成はA13%、B67%及びC20
%であり、分子量は500、750、900及び104
5であった。5時間生成物は白色固体で、その構造組成
はB79%及びC21%であり、融点は97−103℃
であった。
【0035】実施例 8.粘土濃度を2倍にして実施例
7を繰返した。中間試料は抜き取らなかった。5時間還
流後の生成物は、融点115乃至123℃の白色固体で
あった。この重合物の構造組成はB90%以上であっ
た。
【0036】実施例 9.還流キシレン中で実施例7を
繰返した。生成物は白色の固体であった。30分間試料
は101乃至106℃で溶融し、1.25時間試料は1
09乃至115℃で、5時間生成物は147−154℃
で溶融した。5時間生成物の構造組成は、Bが90%以
上であった。
【0037】実施例 10.粘土濃度を2倍にしてキシ
レン中で実施例7を繰返した。種々の時間で部分試料を
抜き取り、白色の固体を得た。30分間生成物は134
乃至144℃で溶融し、1.25時間生成物は157乃
至161℃で、3.5時間生成物は157乃至161℃
で、5時間生成物は157−161℃で溶融した。5時
間生成物の構造組成は、Bが90%以上であり、分子量
範囲は1000乃至3160であった。
【0038】実施例 11.キシレン75ミリリットル
中ジフェニルアミン37.8グラム(0.253モル)
の溶液を、3.75グラムのスーパーフィルトロールグ
レード1と共に加熱・還流した。キシレン37.5ミリ
リットル中p−ジイソプロペニルベンゼン25.0グラ
ム(0.157モル)の溶液を40分間にわたって添加
した。還流を5時間以上続け、1.5時間及び3.0時
間後に部分試料を採取した。生成物は白色固体であり、
1.5時間試料は133−141℃で、3.0時間試料
136−144℃で溶融した。5時間生成物は166乃
至169℃で溶融し、Bがほぼ100%で、分子量範囲
は900−3000であった。X線分析の結果、この可
溶性交互共重合物は結晶性であった。
【0039】実施例 12.低湿分のフィルトロール1
3(酸価はスーパーフィルトロールグレード1の8に対
し16である)を用いて、実施例11を繰返した。5時
間後の白色生成物は、162乃至165℃で溶融した。
【0040】実施例 13−15.以下のようにして、
非溶剤、塊状反応を実施した。ジフェニルアミン(DP
A)と第2反応物(DIB)の両反応物を溶融し、反応
に所望の比でブレンドして予備混合した。適当重量を反
応器に入れ、続いて頂部空間を窒素ガスで掃気した。反
応器を密封し、反応物を80℃に予熱した。次に適当量
の三フッ化ホウ素エーテレート(BF3 ・OEt2 )触
媒を反応器に導入し、反応器を3時間にわたり80℃に
維持した。実験室規模の実験は反応器としてガラスびん
を使用し、該びんに酸素又は湿分を反応器に導入するこ
となく触媒が注入できるようなゴム張りの自己密封性キ
ャップを備えた。反応の停止は、反応器にイソプロピル
アルコール、続いてトリエタノールアミンを注入して行
なった。固体の反応生成物を塩化メチレンに溶解し、メ
タノールで沈澱して精製した。下表で反応並びに反応生
成物の分子量を要約する。
【0041】 適用実施例 実施例16−23.実施例1の手順に従い、下記の表2
に要約した生成物を製造した。最初の反応物の相対比
は、はじめの3反応で変化させた。続く5反応では反応
比を一定に保持し、酸性粘土触媒の型を変化させた。
【0042】 * フィルトロールコーポレーション社製の酸活性粘
土、カッコ内の値は、粘土1グラムの中和に要したKO
Hのmg数である。
【0043】** ケメトロンコーポレーション社製の
酸活性ガードラー粘土、カッコ内の値は、水100グラ
ム中粘土5グラムのpHである。
【0044】本発明化合物の重合物用安定剤としての効
果を評価するため、該化合物を被酸化性重合物に添入し
た。以下の実施例を説明のために提示するが、これは本
発明の化合物の用途を制限するものではない。
【0045】実施例16−23に記載の反応で製造され
た組成物の酸化防止性の評価を、ユニロイヤル社の商品
名「ノーガード」(Naugard)445なる市販の
対照4,4′−ビス(α,α−ジメチルベンジル)ジフ
ェニルアミンと比較して行なった。
【0046】これらの化合物の評価は、酸素吸収試験で
行なった。酸素吸収試験は未安定化SBR1006重合
物の一部をトルエンに溶解して行なった。トルエンは、
SBR1006重合物100部当り酸化防止剤1.00
部の水準で被験酸化防止剤を含有していた。斯く形成さ
れたセメントを、薄フィルム形成のためにアルミニウム
箔上に注いだ。乾燥後、各試料のゴム重量を測定した。
そのあと、ゴム片を接着した箔を酸素吸収装置に配置し
た。各試料が1.0パーセントの酸素を吸収するに要す
る時間を測定し、表3に記録した。試験方法は、Ind
ustrialand Engineering Ch
emistry,43,p.456(1951)及びI
ndustrial and Engineering
Chemistry,45,p.392(1953)
に更に詳細に記載されている。
【0047】以下はSBR1006、1.0部水準、1
00℃にて得られた結果である。
【0048】 工業的有用性 本発明の生成物は、一連の非揮発性、高活性の白色乃至
白色に近い重合物系ジフェニルアミン化合物を包含す
る。各種重合物及び用途の種々の要求を満足させるた
め、各種分子量及び融点範囲の重合物酸化防止剤が製造
される。この各種生成物は、同じ反応系を用い、単に条
件と反応物を変更して調製される。
【0049】本発明の重合生成物は、被酸化性の有機重
合物、主としてゴム及びプラスチック重合物の保護に使
用可能である。ゴム重合物には、天然ゴム、スチレン−
ブタジエンゴム(SBR)、アクリロニトリル・ブタジ
エンゴム(NBR)、ポリブタジエン、ポリイソプレ
ン、エチレン−プロピレン(EP)、エチレン−プロピ
レン−ジエンモノマーゴム(EPDM)及びポリクロロ
プレンがある。プラスチック重合物には、ポリエステ
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレンその
他のポリオレフィンがある。
【0050】被酸化性重合物を酸素の破壊的作用から、
現在得られる物質よりも実質的に長期にわたり保護でき
ることは、これらの高分子量重合物酸化防止剤を長期保
護が必要な用途に価値あるものとする。自動車ボンネッ
ト下の多数のゴム用途、例えばベルト、ホース、シール
及びガスケットにこれらの重合物酸化剤を使用すると、
性能は改善され且つ寿命は延長される。
【0051】本発明の重合物酸化防止剤を、原料重合物
の安定剤としてスチレン−ブタジエンゴムに添入する
と、市販のジアリール置換ジフェニルアミンよりも優れ
た酸化防止作用を示すことが判明した。酸素吸収試験で
は、試験試料が1%の酸素を取込む時間で結果を表わし
ているが、本発明の重合生成物の結果は、市販対照のジ
アリール置換ジフェニルアミンの380時間に対して6
50時間に達したものがあった。これは優れた酸化防止
作用を示すものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート・アラン・スミス アメリカ合衆国オハイオ州44685,ユニオ ンタウン,ノースウエスト,パプリカ・サ ークル 2671 (72)発明者 ジエームズ・ジユンキチ・タズマ アメリカ合衆国オハイオ州44224,ストー, ワイオガ・レイク・ブールバード 474

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジフェニルアミンと、2個のヒドロキシ
    アルキル基が互いにメタ又はパラの位置にあり、そして
    そのアルキル基が1〜8個の炭素原子を有するものであ
    るジ−α−ヒドロキシアルキルベンゼンとの重合反応生
    成物にして、485〜200,000の範囲の分子量を
    有する前記重合反応生成物。
  2. 【請求項2】 ジ−α−ヒドロキシアルキルベンゼンが
    次の構造式(III)又は(IV): (式中、R5 、R6 、R7 及びR8 は1〜8個の炭素原
    子を有するアルキル基より成る群から選択される同一又
    は相異なる基である)を有する化合物の群から選択され
    たものである、請求項1に記載の重合反応生成物。
  3. 【請求項3】 R5 、R6 、R7 及びR8 がメチル基で
    ある、請求項2に記載の重合反応生成物。
  4. 【請求項4】 ジフェニルアミンと追加成分との重合反
    応生成物から成る重合物系化合物にして、該追加成分は
    次の構造式(I): を有する1種以上の化合物から成り、該重合物系化合物
    は次の構造式(VI): の繰り返し単位を含むものである、前記重合物系化合
    物:ただし、式(I)の化合物はメタ置換又はパラ置換
    されたものであり、Yは次の構造式(A): で表されるものであり、そしてRは1〜8個の炭素原子
    を有するアルキル基である。
  5. 【請求項5】 次の構造式(VII): (式中、R′は1〜7個の炭素原子を有するアルキリデ
    ン基である)を有する繰り返し単位を更に含む、請求項
    4に記載の重合物系化合物。
  6. 【請求項6】 次の構造式(V): を有する繰り返し単位を更に含む、請求項4に記載の重
    合物系化合物。
  7. 【請求項7】 ジフェニルアミンと第二反応物及び酸触
    媒とを接触させることから成る重合物系化合物の製造方
    法にして、該第二反応物が1種以上のメタ又はパラ置換
    ジ−α−ヒドロキシアルキルベンゼン(ただし、アルキ
    ル基は1〜8個の炭素原子を有するものである)から成
    るものである、前記製造方法。
  8. 【請求項8】 第二反応物が次の構造式(III)又は
    (IV): (式中、R5 、R6 、R7 及びR8 は1〜8個の炭素原
    子を有する同一又は相異なるアルキル基である)を有す
    る化合物の群から選択されたものである、請求項7に記
    載の方法。
  9. 【請求項9】 Rがメチル基である、請求項7に記載の
    方法。
  10. 【請求項10】 ジフェニルアミンと第二反応物と酸触
    媒とを不活性溶剤中で接触させることから成る、請求項
    7に記載の方法。
  11. 【請求項11】 酸触媒が酸活性粘土である、請求項7
    に記載き方法。
  12. 【請求項12】 酸触媒がBF3 ・O(C252
    ある、請求項7に記載の方法。
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