JPH0578155U - 回転電機の鉄心 - Google Patents
回転電機の鉄心Info
- Publication number
- JPH0578155U JPH0578155U JP1565892U JP1565892U JPH0578155U JP H0578155 U JPH0578155 U JP H0578155U JP 1565892 U JP1565892 U JP 1565892U JP 1565892 U JP1565892 U JP 1565892U JP H0578155 U JPH0578155 U JP H0578155U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron core
- electric machine
- rotating electric
- portions
- axial direction
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- Pending
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- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軸方向の捻れ強度を増大させることができる
回転電機の鉄心を提供する。 【構成】 硅素鋼板12の表面の周方向に亘り等間隔に
形成するかしめ部11a,11b,11c,11dとか
しめ部11e,11f,11g,11hとの位相を交互
に90°ずらして形成することにより、主にかしめ部1
1e〜11hにより鉄心の軸方向の捩れ力を支えるよう
にしたものである。
回転電機の鉄心を提供する。 【構成】 硅素鋼板12の表面の周方向に亘り等間隔に
形成するかしめ部11a,11b,11c,11dとか
しめ部11e,11f,11g,11hとの位相を交互
に90°ずらして形成することにより、主にかしめ部1
1e〜11hにより鉄心の軸方向の捩れ力を支えるよう
にしたものである。
Description
【0001】
本考案は回転電機の鉄心に関し、特に軸方向で隣接する鋼板同志をかしめて積 層するものに適用して有用なものである。
【0002】
電動機の固定子鉄心の一種として軸方向に関し隣接する硅素鋼板の凸部を凹部 に順次嵌入してかしめることにより硅素鋼板を軸方向に積層したものがある。
【0003】 この種の従来技術に係る固定子鉄心を図2に示す。同図に示すように、かしめ 部1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g,1hは、硅素鋼板2の表面に周 方向に亘り等間隔に複数箇所(図では8箇所)に設けてあり、図3(a),(b )に示すように、それぞれの凸部liを凹部1jに順次嵌入してかしめるように 構成してある。また、このときのかしめ部1a〜1hは、それぞれの最も突出し た部分で形成する中心線l1 が硅素鋼板2の中心Oを通る中心線l0 上に位置す るように形成してある。すなわち、かしめ部1a〜1hが前記中心Oを中心とす る円の円周方向に形成してある。
【0004】
上述の如き従来技術に係る固定子鉄心におけるかしめ部1a〜1hは、硅素鋼 板2の中心Oを中心とする円の円周方向に形成してあるので、固定子鉄心単体で の軸方向に対する捩れ強度が弱いという問題がある。
【0005】 本考案は、上記従来技術に鑑み、軸方向の捩れ強度を増大させることができる 回転電機の鉄心を提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するため本考案の構成は、 軸方向に関し隣接する鋼板の凸部を凹部に順次嵌入してかしめることにより鋼 板を軸方向に積層して形成する回転電機の鉄心において、 凸部及び凹部の方向が互いに90°異なる二種類のかしめ部を前記鋼板の表面 に周方向に亘り複数箇所に交互に設け、これらのかしめ部を介して鋼板を積層し たことを特徴とする。
【0007】
上記構成の本考案によれば、互いに90°位相が異なるかしめ部のうちの一方 が鉄心の軸方向の捩れ強度を増大させる。
【0008】
以下本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
【0009】 図1に示すように、本実施例は電動機の固定子鉄心に適用した場合であり、そ のかしめ部11a,11b,11c,11d,11e,11f,11g,11h は、従来技術と同様に、硅素鋼板12の表面に周方向に亘り等間隔に複数箇所( 本実施例では8箇所)に設けてあり、しかも図3(a),(b)に示すような形 態でかしめられているが、かしめ部11a〜11dとかしめ部11e〜11hの 位相が90°異なるように形成してある。すなわち、かしめ部11a〜11dは 、図2に示す従来のかしめ部1a〜1hと全く同様の構成であるが、かしめ部1 1e〜11hは、それぞれの最も突出した部分で形成する中心線l2 が硅素鋼板 12の中心Oを通る中心線l0 と直交するように形成してある。
【0010】 上述の如き2種類のかしめ部11a〜11d、11e〜11hは周方向に亘り 交互に設けてある。
【0011】 上記実施例においては、かしめ部11e〜11hが固定子鉄心の軸方向に捩れ に抗してこのときの捩れ力を支える。
【0012】 なお、上記実施例は電動機の固定子鉄心に適用した場合であるが、回転電機の 鉄心、すなわち回転鉄心及び固定子鉄心であれば同様に適用して同様の作用、効 果を得ることができる。
【0013】
以上実施例とともに具体的に説明したように、本考案によれば鉄心の軸方向の 捩れ強度を増大させることができる。特に、フレームレスタイプの電動機におい ては、鉄心強度が直接製品の強度に影響するので、特にこの種の電動機に適用し た場合に顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る硅素鋼板を示す正面図で
ある。
ある。
【図2】従来技術に係る硅素鋼板を示す正面図である。
【図3】かしめ部を抽出して示す正面図と縦断面図であ
る。
る。
11a,11b,11c,11d,11e,11f,1
1g,11h かしめ部 12 硅素鋼板
1g,11h かしめ部 12 硅素鋼板
Claims (1)
- 【請求項1】 軸方向に関し隣接する鋼板の凸部を凹部
に順次嵌入してかしめることにより鋼板を軸方向に積層
して形成する回転電機の鉄心において、 凸部及び凹部の方向が互いに90°異なる二種類のかし
め部を前記鋼板の表面に周方向に亘り複数箇所に交互に
設け、これらのかしめ部を介して鋼板を積層したことを
特徴とする回転電機の鉄心。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1565892U JPH0578155U (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | 回転電機の鉄心 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1565892U JPH0578155U (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | 回転電機の鉄心 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0578155U true JPH0578155U (ja) | 1993-10-22 |
Family
ID=11894838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1565892U Pending JPH0578155U (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | 回転電機の鉄心 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0578155U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006223019A (ja) * | 2005-02-08 | 2006-08-24 | Mitsui High Tec Inc | 積層鉄心およびその製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0226255A (ja) * | 1988-07-15 | 1990-01-29 | Hitachi Ltd | 積層コア |
-
1992
- 1992-03-25 JP JP1565892U patent/JPH0578155U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0226255A (ja) * | 1988-07-15 | 1990-01-29 | Hitachi Ltd | 積層コア |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006223019A (ja) * | 2005-02-08 | 2006-08-24 | Mitsui High Tec Inc | 積層鉄心およびその製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980526 |