JPH0577817A - シユリンク包装機の自動サイズ替え装置 - Google Patents

シユリンク包装機の自動サイズ替え装置

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JPH0577817A
JPH0577817A JP26054191A JP26054191A JPH0577817A JP H0577817 A JPH0577817 A JP H0577817A JP 26054191 A JP26054191 A JP 26054191A JP 26054191 A JP26054191 A JP 26054191A JP H0577817 A JPH0577817 A JP H0577817A
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JP
Japan
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roller
product
seal
rollers
adjusting mechanism
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JP26054191A
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Inventor
Hirohisa Omiya
弘久 大宮
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多種サイズの製品を連続的に投入してシュリ
ンク包装することにより工程の短縮化を図るとともに機
械稼動率の向上を図る。 【構成】 多種サイズの製品の寸法を検出する検出手段
と、その検出信号によりシール巾及びローラ間隔を自動
調整するシール巾調整機構部及びローラ巾調整機構部を
設け、製品のシュリンク包装を行う。 【効果】 工程の短縮化,省力化と機械稼動率の向上が
出来るとともに省スペース化が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多種サイズの製品をシ
ュリンク包装するために前記多種サイズの寸法に合わせ
て装置の各構成部を自動調整するシュリンク包装機の自
動サイズ替え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8に従来一般に使用されているシュリ
ンク包装機の一例として、カレンダーの複数部をまとめ
てシュリンク包装するシュリンク包装機1aの概要構造
を示す。このシュリンク包装機1aはフィーダ部23a
と、前後シール部24aと、左右シール部25aと、ヒ
ータトンネル部26aと、サイド仕上げローラ部27a
と、前記各部を支持する基台29aと、製品32を移送
するコンベア28a,28b,28c(以下コンベア2
8という)等から構成される。送りローラ43に押圧さ
れながらコンベア28により移送されてきた複数部のカ
レンダー(以下製品32という)はフィーダ部23aの
上方のシュリンクフィルム30及び下方のシュリンクフ
ィルム31により被包される。シュリンクフィルム3
0,31により被包されたカレンダー(以下被包製品3
4という)は前後シール部24aで後方をシール及び熱
切断され、左右シール部25aに送られ、左右をシール
及び切断される。シールされた被包製品34はヒータト
ンネル部26aで加熱され、ヒータトンネル部26aか
ら送り出された時点で急速収縮し、いわゆるシュリンク
包装された状態となる。そして、ヒータトンネル部26
aから送り出されると同時に被包製品34の両サイドか
らはみ出した部分がサイド仕上げローラ部27aにより
平坦に仕上げられる。以上によりシュリンク包装が完了
し、被包製品34はパレット51上に積まれて機外に送
出される。
【0003】製品32は、カレンダー金具を取り付け前
の半製品49に金具付装置50で金具付けした後、数十
部まとめた状態でシュリンク包装機1a内に投入されて
シュリンク包装される。しかし、製品32は一サイズに
限らす、種々なサイズのものがある。そのため、金具付
装置50で金具付けされた製品32は一時パレット51
上にパレット積みしなければならない。すなわち、多種
サイズの製品32を1台のシュリンク包装機1a内に投
入するには、先ず、製品32を各サイズ別にパレット5
1上に積み分けて待機させ、それぞれのサイズに対応し
てシュリンク包装機1aの各構成部の寸法を手動等によ
り調整してから機内に投入することが必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のシュリンク包装
機では、製品サイズが異なる場合には、前記したように
金具付完了後の製品32をパレット積みして待機させ、
手動等によりシュリンク包装機1aの左右シール部25
a,サイド仕上げローラ部27a等の寸法調整をする段
取作業が必要である。そのため、専属の段取員が必要で
ある。また、段取の間はシュリンク包装機1aを停止し
なければならず、機械稼動率を低下させるという問題が
ある。更に、多種サイズの製品32を搭載したパレット
51がシュリンク包装機1aの周辺に待機するため、フ
ロア面積を専有し、作業の円滑性を阻害するという問題
点もある。
【0005】本発明は、以上の問題点を解決するもの
で、多種サイズの製品を順次連続的に機内に投入するこ
とが出来、工程の短縮化と機械稼動率の向上が図れると
ともに、省力化と、フロア面積の専有率の低減が出来る
シュリンク包装機の自動サイズ替え装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、製品をシュリンクフィルムで被包する
フィーダ部と、被包製品の前後及び左右をそれぞれシー
ルする前後シール部及び左右シール部と、前記被包製品
を加熱するヒータトンネル部と、加熱された前記被包製
品の両サイドにローラを圧接係合して該両サイドを平坦
に仕上げるサイド仕上げローラ部と、多種サイズの前記
製品を順次移送するコンベア等から構成されるシュリン
ク包装機の自動サイズ替え装置において、機内に投入さ
れる前記製品のサイズを検出する検出手段と、その検出
信号により前記左右シール部のシール巾を自動調整する
シール巾調整機構部と、前記検出信号により前記ローラ
の間隔を自動調整するローラ巾調整機構部とを設けてな
るシュリンク包装機の自動サイズ替え装置を構成するも
のである。
【0007】
【作用】製品が投入されると、検出手段が製品のサイズ
を検出する。その検出信号はシール巾調整機構部とロー
ラ巾調整機構部に伝達される。それにより前記各調整機
構部のシール巾及びローラ間隔が製品に見合う寸法に自
動調整される。シュリンク包装機の生産能力は半製品へ
金具付けする金具付装置の生産能力の数倍の能力を有す
るため、シュリンク包装機のコンベアと前記金具付装置
とを直接連結し、製品のパレット積みを行うことなく、
各種サイズの製品を機内に連続的に順次投入し、シュリ
ンク包装することが出来る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。図1は本実施例のシュリンク包装機1の主要部の
概要構造を示す側面図である。シュリンク包装機1は、
前記した図8のシュリンク包装機1aと同じように、フ
ィーダ部23と、前後シール部24と、左右シール部2
5と、ヒータトンネル部26と、サイド仕上げローラ部
27と、コンベア28等から構成される。フィーダ部2
3は、上方のシュリンクフィルム30と、下方のシュリ
ンクフィルム31と、投入された製品32をコンベア2
8側に押圧して製品32をコンベア28に沿って円滑に
送るための送りローラ機構部33と、送りローラ機構部
33側に設けられた検出手段2とから構成される。前後
シール部24は上方及び下方のシュリンクフィルム3
0,31により被包された被包製品34の後方をシール
しながら熱切断するシール機構部35と、センサ36と
からなり、シール機構部35は被包製品34の長さに同
期してセンサ36の検出信号を基に上下動し得るように
形成される。左右シール部25は、被包製品34の左右
にはみ出したシュリンクフィルムを挾み込んでシールす
るシール機構部37と、シール機構部37に係合しそれ
等を左右方向に移動させるシール巾調整機構部3とから
構成される。ヒータトンネル部26は、被包製品34を
適温(約200℃)に加熱するように形成される。ヒー
タトンネル部26で被包製品34を加熱した後、自然空
冷することによりシュリンクフィルム30,31が被包
製品34に密接してシュリンク包装が完全に行われる。
サイド仕上げローラ部27は、被包製品34の両サイド
に圧接係合する一対のローラ21,21と、ローラ2
1,21間の間隔寸法を調整するローラ巾調整機構部4
等とから構成される。なお、シュリンク包装機1から送
出された被包製品34はパレット38等に積まれ、所定
場所に送られる。
【0009】図2は、検出手段2を設けた送りローラ機
構部33の詳細構造を示すものである。機械の固定側に
支持されるロッド39には一対のアーム部40,40が
回動可能に片持ち支持される。アーム部40の先端側に
はローラ支持具42がピン結合され、ローラ支持具42
の下端部には製品32に当接係合する送りローラ43が
枢支され、ローラ支持具42の上端側は調整ロッド41
により機械の固定側に支持される。また、アーム部40
に連結する一対のリンク44,44間にはセンサ支持板
45が連結され、センサ支持板45には製品32の巾寸
法を検出するためのセンサ5が固定される。本実施例で
は、図示のように6個のセンサ5が使用され、7種類の
各サイズの製品32の検出を行うようになっている。勿
論、センサ5の数は6個に限定されない。センサ5には
図略の検出装置が連結し、後に説明するシール巾調整機
構部3及びローラ巾調整機構部4側に検出信号を送る。
【0010】図1及び図3に示すように、左右シール部
25のシール機構部37は、被包製品34の左右にはみ
出したシュリンクフィルム30,31を上下より挾み込
んで加熱するとともに熱切断し得る一対の上下ローラシ
ール部46,46と、可変ガイド47等から構成され
る。上下ローラシール部46,46には図略の加熱ロー
ラと熱切断用のローラが設けられている。また、可変ガ
イド47はシリンダ48により巾方向に出入し、コンベ
ア28からはみ出した被包製品34の下部を支承する。
シール巾調整機構部3は上下ローラシール部46,46
側に固定されるナット状部材6と、それに螺合するねじ
ロッド7と、シール巾用モータ8と、シール巾用モータ
8とねじロッド7間に架設されるプーリ10等からなる
回転機構部9等から構成される。なお、ねじロッド7の
一端側には手動ハンドル11が連結される。ねじロッド
7には左ねじ12及び右ねじ13がそれぞれ螺刻され、
ナット状部材6,6に螺合する。シール巾用モータ8
は、例えば、パルスモータからなり、検出手段2からの
検出信号により回転駆動される。シール巾用モータ8の
回転により、ねじロッド7が回動し、それに螺合するナ
ット状部材6,6を介して一対の上下ローラシール部4
6,46が互いに近接又は離隔する方向に移動し、シー
ル巾の自動調整が行われる。なお、手動ハンドル11は
シール巾の初期調整時に使用される。
【0011】図4及び図5に示すように、サイド仕上げ
ローラ部27のローラ巾調整機構部4は、ローラ巾用モ
ータ14と、右ねじ15及び左ねじ16を螺刻するねじ
ロッド17と、それに螺合するナット状部材18,18
と、ローラ巾用モータ14とねじロッド17とを連結す
る歯車19等とから構成される。ローラ巾用モータ14
は、例えば、パルスモータからなり、前記検出手段2の
検出信号により回転駆動される。被包製品34の両サイ
ドにはみ出したシール部20に圧接係合する一対のロー
ラ21,21は、アーム22を介してナット状部材18
に回動可能に支持される。ローラ巾用モータ14を駆動
することにより、ねじロッド17が回転し、ナット状部
材18を介して一対のローラ21,21が互いに近接又
は離隔する方向に移動し、ローラ21,21間の間隔の
自動調整が行われる。
【0012】次に、本実施例の作用を図1乃至図6及び
図7のフローチャートにより説明する。先ず、各サイズ
の半製品49の金具付け(ステップ100)する金具付
装置50がコンベア28に沿って配置され、金具付け完
了した製品32がコンベア28上に順次投入される(ス
テップ101)。シュリンク包装機1内に投入された製
品32は先ず、フィーダ部23で被包されて被包製品3
4となり、検出手段2のセンサ5によりサイズ巾の検出
が行われる(ステップ102)。検出信号は図略の検出
装置を介し、左右シール部25及びサイド仕上げローラ
部27のシール巾用モータ8及びローラ巾用モータ14
に伝達される(ステップ103)。左右シール部25の
シール巾用モータ8が作動することにより、前記したよ
うにねじロッド7が回動し、それに螺合するナット状部
材6,6を介して上下ローラシール部46,46が製品
32のサイズに対応する位置に自動送りされて位置決め
される(ステップ104)。また、サイド仕上げローラ
部27のローラ巾用モータ14の作動によりローラ2
1,21が製品32のサイズに対応する位置に自動送り
されて位置決めされる(ステップ105)。被包製品3
4は後部をシールされるとともに熱切断され、左右シー
ル部25により左右のシールが行われる。次に、ヒータ
トンネル部26で適温に加熱され、完全にシュリンク包
装された被包製品34は、サイド仕上げローラ部27の
ローラ21,21により両サイドを圧接される。その状
態で、被包製品34はまだ加温状態にあるため、両サイ
ドにはみ出しているシール部20はローラ21に押圧さ
れ平坦に仕上げられる。以上によりシュリンク包装が完
了する(ステップ106)。サイドを仕上げられた被包
製品34はコンベア28からそれぞれのサイズ毎にパレ
ット38上に搭載されて搬出される(ステップ10
7)。以上により、各種サイズの製品32が円滑に、か
つ迅速に順次シュリンク包装される。
【0013】本実施例において、前後シール部24の作
用について説明していないが、センサ36の検出信号に
よりシール機構部35が下降するように構成されるた
め、被包製品34の長手方向の寸法が相異してもシール
が確実に行われる。また、左右シール部25及びサイド
仕上げローラ部27の各調整機構部の構造は、前記の実
施例に限定するものでなく、検出手段2の検出信号に対
応して巾寸法及び間隔を自動調整し得るものであればよ
い。また、検出手段2をフィーダ部23に設置したが、
設置場所はそれに限定しない。なお、シュリンク包装す
る物はカレンダーに限定されない。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、次のような顕著な効果
を奏する。 (1)投入される各種サイズの製品に対応して装置の各
構成部の寸法調整が自動的に行われ、手動等による調整
段取作業が不必要となり省力化が図れる。 (2)各種サイズの製品を連続的にシュリンク包装機内
に順次投入することが出来る。それにより、製品を事前
にパレット積みする必要がなくなり工程の短縮が図れ
る。 (3)例えば半製品に金具付けするようなシュリンク包
装前の工程の一部又は全部をシュリンク包装とインライ
ン化することが可能となり、作業効率の向上が図れる。 (4)シュリンク包装機の周辺にパレット積みされた製
品を待機させる必要がなくなり、スペースの専有率が低
減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構造の概要を説明する
側面図である。
【図2】同実施例の検出手段の取り付け状態を説明する
ための斜視図である。
【図3】左右シール部のシール巾調整機構部の一実施例
を示す正面図である。
【図4】サイド仕上げローラ部のローラ巾調整機構部の
一実施例を説明するための上面図である。
【図5】図4のA矢視の正面図である。
【図6】同実施例の作用を説明するための工程図であ
る。
【図7】同実施例の作用を説明するためのフローチャー
トである。
【図8】従来のシュリンク包装機の全体構造を示す側面
図である。
【符号の説明】
1 シュリンク包装機 2 検出手段 3 シール巾調整機構部 4 ローラ巾調整機構部 5 センサ 6 ナット状部材 7 ねじロッド 8 シール巾用モータ 9 回転機構部 10 プーリ 11 手動ハンドル 12 左ねじ 13 右ねじ 14 ローラ巾用モータ 15 右ねじ 16 左ねじ 17 ねじロッド 18 ナット状部材 19 歯車 20 シール部 21 ローラ 22 アーム 23 フィーダ部 24 前後シール部 25 左右シール部 26 ヒータトンネル部 27 サイド仕上げローラ部 28 コンベア 29 基台 30 上方のシュリンクフィルム 31 下方のシュリンクフィルム 32 製品 33 送りローラ機構部 34 被包製品 35 シール機構部 36 センサ 37 シール機構部 38 パレット 39 ロッド 40 アーム部 41 調整ロッド 42 ローラ支持具 43 送りローラ 44 リンク 45 センサ支持板 46 上下ローラシール部 47 可変ガイド 48 シリンダ 49 半製品 50 金具付装置 51 パレット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品をシュリンクフィルムで被包するフ
    ィーダ部と、被包された製品(以下、被包製品という)
    の前後及び左右をそれぞれシールする前後シール部及び
    左右シール部と、前記被包製品を加熱するヒータトンネ
    ル部と、加熱された前記被包製品の両サイドにローラを
    圧接係合して該両サイドを平坦に仕上げるサイド仕上げ
    ローラ部と、多種サイズの前記製品を順次移送するコン
    ベア等から構成されるシュリンク包装機の自動サイズ替
    え装置において、機内に投入される前記製品のサイズを
    検出する検出手段と、その検出信号により前記左右シー
    ル部のシール巾を自動調整するシール巾調整機構部と、
    前記検出信号により前記ローラの間隔を自動調整するロ
    ーラ巾調整機構部とを設けることを特徴とするシュリン
    ク包装機の自動サイズ替え装置。
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