JPH057780Y2 - - Google Patents

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JPH057780Y2
JPH057780Y2 JP1986084854U JP8485486U JPH057780Y2 JP H057780 Y2 JPH057780 Y2 JP H057780Y2 JP 1986084854 U JP1986084854 U JP 1986084854U JP 8485486 U JP8485486 U JP 8485486U JP H057780 Y2 JPH057780 Y2 JP H057780Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、生産性のよいDCインタフエース
回路に関するものである。
〔従来の技術〕
第7図、第8図はそれぞれシンクタイプ、ソー
スタイプのDCインタフエース回路を示す図であ
る。これらの図において、1はフオトカプラ使用
による絶縁形のDCインタフエースユニツト、2
はフオトカプラ、3,4は抵抗器、5は前記DC
インタフエースユニツト1に入力電流Iを流す外
部直流電源、6は回路に入力電流を入れる外部ス
イツチである。
第9図、第10図はそれぞれ第7図および第8
図に示したDCインタフエース回路をプリント基
板に実装した状態を示す図である。これらの図に
おいて、第7図、第8図と同一符号は同一部分を
示し、7はプリント基板、8はフオトカプラ2を
実装する部品取付け用ランド、9は部品面のパタ
ーン配線、10は半田面のパターン配線、Tは入
力端子である。
次に動作について説明する。
第7図に示したシンクタイプのDCインタフエ
ース回路は、DCインタフエースユニツト1の入
力端子TとCOM端子COM間に外部直流電源5か
ら直流電圧を印加し、外部スイツチ6をオンさせ
ると、フオトカプラ2に抵抗器3によつて制限さ
れた入力電流Iが流れる。この入力電流Iは、入
力端子Tから見るとDCインタフエースユニツト
1から流れ出すことになる。抵抗器4はノイズ等
によつて誤入力しないように、入力端子T,
COM端子COM間のオン電圧を上げるために用い
ている。フオトカプラ2はDCインタフエースユ
ニツト1内で信号を伝達するとともに、外来ノイ
ズ、サージを遮断している。シンクタイプでは外
部直流電源5の0Vを接地しているときの入力端
子Tの地絡により、外部スイツチ6のオフでも入
力信号がオンとなる。
一方、ソースタイプのDC入力回路は第8図の
ように構成され、DCインタフエースユニツト1
の入力端子TとCOM端子COM間に外部直流電源
5から直流電圧を印加し、外部スイツチ6をオン
させると入力端子Tから見て入力電流IがDCイ
ンタフエースユニツト1に流れ込むことになる。
ソースタイプでは、シンクタイプのように入力端
子Tの地絡で入力信号がオンとなることはない。
このことは制御の安全性にも関係し、ソースタイ
プの方が安全性が高いともいえる。
従来は、これら2つの入力タイプ(シンク、ソ
ースタイプ)のDCインタフエース回路を用途に
応じて第9図、第10図のように別々のプリント
基板7に製造してきた。第9図、第10図におい
て、8は部品取付け用ランド、9は部品面のパタ
ーン配線、10は半田面のパターン配線であり、
第9図はシンクタイプ、第10図はソースタイプ
のDCインタフエース回路である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来のDCインタフエース回路は、
シンクタイプ、ソースタイプのDCインタフエー
ス回路を別々のプリント基板7上に製造するの
で、プリント基板7の作成、図面の管理、工作面
などにおいて時間やコストがかかる。また第11
図に示すように、双方向フオトカプラ2aを使用
して両タイプに対応できる構成にすると部品代が
高価格なことによつてコストが高くなるという問
題点があつた。
この考案は、かかる問題点を解決するためにな
されたもので、シンクタイプ、ソースタイプのど
ちらでも使え、省力化、低コスト化の可能なDC
インタフエース回路を得ることを目的する。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係るDCインタフエース回路は、プ
リント基板に前記フオトカプラの発光ダイオード
側とフオトトランジスタ側の部品取付け用ランド
またはパツドを各々2組備え、前記発光ダイオー
ド側またはフオトトランジスタ側のどちらか一方
側の1組の部品取付け用ランドまたはパツドをタ
スキ配線とし、他方側の1組の部品取付け用ラン
ドまたはパツドを並行配線としたものである。
〔作用〕
この考案においては、シンクタイプ用の部品取
付け用ランドまたはパツドにフオトカプラを実装
するとDCインタフエース回路がシンクタイプと
なり、ソースタイプ用の部品取付け用ランドまた
はパツドにフオトカプラを実装するとDCインタ
フエース回路がソースタイプとなる。
〔実施例〕
第1図はこの考案のDCインタフエース回路の
一実施例を示す図である。この図において、第1
0図と同一符号は同一部分を示し、11はシンク
タイプおよびソースタイプ共通のプリント基板、
12は新たに設けたフオトカプラ実装可能な第2
の部品取付け用ランドである。そして、この実施
例では、部品取付け用ランド8と第2の部品取付
け用ランド12との間は、発光ダイオード側をタ
スキ配線とし、フオトトランジスタ側を並行配線
しているが、これらの関係は逆にしてもよいこと
は自明である。
すなわち、この考案のDCインタフエース回路
は、第1図に示すようにフオトカプラ2を従来と
同様にプリント基板11に設けた部品取付け用ラ
ンド8に実装するとシンクタイプになり、また第
2図に示すように新たに設けたフオトカプラ実装
可能な第2の部品取付け用ランド12に実装する
ことによりソースタイプとなるため、同一プリン
ト基板11でシンク、ソースの両タイプのDCイ
ンタフエース回路を構成できる。
なお、上記実施例では、この考案を入力段の
DCインタフエース回路を利用する場合について
述べたが、第3図、第4図に示すようにトランジ
スタを用いた出力段のDCインタフエース回路に
おいても同様であり、フオトカプラ2の実装位置
をかえることにより、同一プリント基板11で2
つの出力タイプ(シンク、ソースタイプ)を構成
することができる。
第3図、第4図において、13はトランジス
タ、14は外部負荷、15は前記トランジスタ1
3のベース電流を制御するための抵抗器である。
またこれまでは、プリント基板11上の部品面
でフオトカプラ2の取付け位置をかえるものを示
したが、第5図、第6図に示すように、フオトカ
プラ2を部品面と半田面にそれぞれ取付け位置を
かえて取り付けるように構成してもよく、同様の
効果を奏する。
さらに、上記実施例では、フオトカプラ2を実
装するために部品取付け用ランドを用いた場合を
例として説明したが、パツドを用いて構成しても
よい。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明したとおり、プリント基板
に前記フオトカプラの発光ダイオード側とフオト
トランジスタ側の部品取付け用ランドまたはパツ
ドを各々2組備え、前記発光ダイオード側または
フオトトランジスタ側のどちらか一方側の1組の
部品取付け用ランドまたはパツドをタスキ配線と
し、他方側の1組の部品取付け用ランドまたはパ
ツドを並行配線としたので、フオトカプラの取付
け位置をかえるだけで1つのプリント基板でシン
ク、ソース両タイプのDCインタフエース回路を
構成することが可能なため、従来のように別々の
プリント基板を製造しなくて済み、ユニツト製
造、管理の省力化になり、それに伴うコストダウ
ンが得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はこの考案のDCインタフエー
ス回路の一実施例を説明するための図、第3図〜
第6図は同じく他の実施例を説明するための図、
第7図〜第11図は従来のDCインタフエース回
路を説明するための図である。 図において、2はフオトカプラ、3,4は抵抗
器、8は部品取付け用ランド、9は部品面のパタ
ーン配線、10は半田面のパターン配線、11は
プリント基板、12は第2の部品取付け用ランド
である。なお、各図中の同一符号は同一または相
当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気信号を伝達する発光ダイオードとフオトト
    ランジスタからなるフオトカプラをプリント基板
    に実装して構成されるDCインタフエース回路に
    おいて、前記プリント基板に前記フオトカプラの
    発光ダイオード側とフオトトランジスタ側の部品
    取付け用ランドまたはパツドを各々2組備え、前
    記発光ダイオード側またはフオトトランジスタ側
    のどちらか一方側の1組の部品取付け用ランドま
    たはパツドをタスキ配線とし、他方側の1組の部
    品取付け用ランドまたはパツドを並行配線とし
    て、前記プリント基板にフオトカプラをシンクタ
    イプおよびソースタイプのいずれにも取付け可能
    としたことを特徴とするDCインタフエース回路。
JP1986084854U 1986-06-04 1986-06-04 Expired - Lifetime JPH057780Y2 (ja)

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JPS62196429U JPS62196429U (ja) 1987-12-14
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