JPH0577777B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、連続的な一方向運動をする袋状製品
製造用丸編機を用いてニツテツド・ポケツトを形
成するための装置に関するものである。「ニツテ
ツド・ポケツト」とは、丸編機で編んで得られる
袋状製品の袋状部又はポケツト部であり、例えば
くつ下のつま先やかかとが例示される。

イタリア特許出願第9434A／82号においては、
連続回転運動をする丸編機を用いて袋状製品中の
ニツテツド・ポケツトを形成する方法が開示され
ている。該方法は、変速運動をもつてニードル・
シリンダのまわりを回転し、各回転の都度、第１
ループ（編目）形成位置で停止して針の前方を通
過する針の弧中の針を送り、次に第２ループ形成
位置まで該針を越えて移動し、そしてそこからニ
ードル・シリンダの速度を越える一定の速度で進
み、そして最後に一回転後に最初の位置に停止す
る、導糸針によつて供給される、連続な、部分的
ループ列用の糸を供給することから成る。

イタリア特許出願第9309A／83号においては、
上記イタリア特許出願第9434A／82号の方法に基
づいて、第２の部分的なループ列を形成するよう
に設計された導糸針から糸を供給するための装置
も既知である。該装置は、張力なしで、第２の部
分的なループ列を形成するのに必要な適当な量の
糸を蓄積することを可能にする。

本発明の主な目的は、極めて簡単であると共に
能率の高い、前記イタリア特許出願第9434A／82
号の方法を実施するための別の異なつた装置を提
案することであり、従つて信頼性高くしかも万能
的でそして低価格である丸編機を得ることであ
る。

この目的は、本発明に基づいて、ニードル・シ
リンダ１と同軸で回転する連続運動型でありかつ
少なくとも１つの導糸針９８が１回転当り停止と
移動の２回の送り動作によつてニツテツド・ポケ
ツトを形成するように編針３に送る丸編機におけ
るニツテツド・ポケツトを形成する装置におい
て； (イ) 前記ニードル・シリンダに同軸でかつそれの
外側にあり、２つの作用輪郭面２１１，２１２
を有するカム２０１を備えていて、前記編針３
に係合することによつて保持レベルから解除レ
ベルまで前記編針の２つの別個の移動を行う垂
下部２００と、 (ロ) 該垂下部を回転させる機構と； (ハ) 前記カム２０１の下に装着された対向カム２
０２と、 (ニ) 前記カム２０１の回転方向について該カムの
前方に装着されていて前記編針を前記保持レベ
ルから前記解除レベルまで上昇させるボルト２
０３ を含み、 前記カム２０１は可変および間欠運動で前記ニ
ードル・シリンダと同時に回転し、これにより該
カムは、各回転ごとに、該カムの停止中に前記一
方の作用輪郭面が前記編針の第１下降を生じさせ
て部分的にループ列を形成する第１位置(A)で停止
し、次いで前記垂下部が第２位置(B)までは加速
し、その位置(B)から前記ニードル・シリンダの速
度よりも高い一定速度で第３位置(C)まで移動し
て、前記編針を超え、前記ボルトによつて前記編
針を前記保持レベルから前記解除レベルまで上昇
させ、前記カムの他方の作用輪郭面によつて移動
中に前記編針の第２の下降を行わせて第２の部分
的なループ列を形成し、その後前記垂下部が減速
して前記第１位置(A)まで完全回転した後に停止す
ることを特徴とした、ニツテツド・ポケツト形成
装置により達成される。

本発明によつて得られる利点は主として下記の
点にある。形状も大きさも位置も様々なニツテ
ツド・ポケツトを、連続糸と丸編機の一方向運動
を用いて製造し得ること。このようにして得ら
れる袋状製品の中には、ポケツト式のつま先やか
かとを有するソツクスおよびくつ下；まちを縫付
けたスリツプ、およびまちを縫付けたパンテイス
トツキング用の半まち付きくつ下が含まれるこ
と。様々な性質、大きさおよび色を持つ紡ぎ糸
を有するポケツトが得られること。管状製品の
形成のために４個までの供給糸を有し、またニツ
テツド・ポケツトの形成能率のために２個の追加
の供給糸あるいは２回の追加の供給糸を多重に行
う単一式あるいは二重式ニードル・シリンダ付き
丸編機を利用できること。模様のある布地を用
いてポケツトを得るために編針を選択できるこ
と。交番運動式丸編機を用いて今日得られる速
度よりもはるかに高い速度の下でも、大きな信頼
性と安全性とをもつて操作できること。該交番
運動機械の場合よりもはるかに高い生産が得られ
ること。優れた品質の製品が得られること。
構造が比較的簡単であるから、十分競争に耐える
極めて低廉な価格の丸編機を装備できること。

基本的構造に還元しそして添付図面を参照して
記載すると、本発明に基づく袋状製品製造用丸編
機の連続運動によりニツテツド・ポケツトを形成
するための装置は、下記を特徴とする： 区別される２通りの編針下降を作動させるため
に、下記を有する：(イ)二つの作用輪郭面２１１，
２１２（第１〜３図）のあるカム２０１、(ロ)該カ
ム２０１の下方の対向カム２０２、および(ハ)該カ
ム２０１の前方のボルト２０３を有し、且つニー
ドル・シリンダ１の外側に位置しかつこれと同軸
である垂下部２００（第５図）。該ボルト２０３
は、編針３を保持レベルから解除レベルに持ち上
げる機能を有する。垂下部の上方のシンカー・ハ
ウジング５３に連結された該垂下部は、第１ルー
プ形成帯内の第４図の位置(A)で止まるように、変
速且つ断続的にシリンダ１と同じ一つの方向に回
転し、カム２０１の輪郭面２１１が次の編針の部
分的円弧（例えば135°）だけ編針３を下降させ
て、最初の部分的なループ列を形成する。次に垂
下部は第４図の位置(B)に至るまで加速されて、こ
の位置でニードル・シリンダ１の速度よりも大き
な（例えば２倍）動作速度に達する。この位置か
ら該垂下部は一定速度で第４図の位置(C)に至るま
で進んで、該部分的円弧だけ編針を越えそしてカ
ム２０１の輪郭面２１２と協力してボルト２０３
を上昇させ、そして次に該編針を下降させ、こう
して第２の部分的なループ列を形成する。最後
に、該垂下部は位置(C)から減速されて第４図の位
置(A)に達し、ここで停止する。

更に該垂下部は、既知の手段によつて、ニード
ル・シリンダに関し半径方向に動かされて、シリ
ンダからの距離を変化させることができ、こうし
て製造しようとするニツテツド・ポケツト（例え
ばくつ下の足と下端のかかと又は閉鎖されたつま
先）の種類に依存して、別個の部分的円弧内の編
針に係合することができる。

前記の装置に装備される袋状製品製造用丸編機
は下記(a)含む： (a) シリンダ１の頭部に半径方向に配置され、そ
して扁平体９２の下方にある導糸針９８。該導
糸針は、扁平体９２の垂直軸の内部を通る中空
軸９７によつて回転され、駆動される。軸９７
の空洞部は、ニツテツド・ポケツト形成用の糸
を通過させ、また導糸針を助けるために設けら
れた小さな開口部１００から吸引される空気を
通すのに利用される。

シリンダ１の回転に合致する導糸針９８の回
転は、各回転毎に第１回目の供給操作中に垂下
部２００のカム２０１の手前にある第４図の位
置（A′）で止まり、次に第４図の位置（B′）
に至るまで著しく加速され、そしてそこから一
定速度で第４図の位置(C)に至るまで進んで第２
回目の供給のための糸を供給し、最後に位置(C)
から減速されて最初の位置（A′）で止まるよ
うに、断続的な変速運動で行われる。

導糸針９８は、既に知られている通り、その
口が丸編機の作動中は編針の頂部から外向きに
突出し、また丸編機の停止中は開口部１００の
すぐ近傍に位置するように、シリンダ１に対し
て半径方向に移動可能である。

導糸針９８は、複数個の糸を用いて供給操作
を可能にするように、上下に重なつた、あるい
は横に並んで配置された１つあるいはいくつか
の類似の導糸針と組合わせ得ることは自明であ
る。

袋状製品製造用丸編機は、同じく下記(b)を含
む。

(b) 二重のかかと１３０を有する複数個のひげ状
編針３。該編針は、ニツテツド・ポケツトの形
成のために設けられた編針の部分的な円弧に沿
つて配置されている。該編針の上部かかと１３
０は、ニードル・シリンダ１の各回転毎に、第
１回目の下降工程においてはカム２０１の輪郭
面の一つ２１１によつて拘束され、また保持か
ら解放へ引続く上昇工程においてはボルト２０
３によつて拘束され、そして第２回目の下降工
程においてはカム２０１の他方の輪郭面２１２
によつて拘束される。別の部分的な円弧に属す
る、換言すれば同じ製品の異なつたニツテツ
ド・ポケツトを形成するために設計された編針
３は、シリンダ１からの対応する距離にあらか
じめ置かれた垂下部２００によつて選ばれるよ
うに、異なつた長さの上部かかと１３０を持
つ。

さらに袋状製品製造用丸編機は、下記(c)をも
含む。

(c) 歯車列。該歯車列は、シリンダ１の回転と一
緒になつて、垂下部２０１を一方向に変速且つ
間欠的に回転させそして導糸針９８を同時に回
転させる。該歯車列は、軸が一致する下記
（C₁）〜（C₃）を有する遊星歯車装置から成
る：（C₁）軸２２０上の主歯車２２１〜２２５
と；（C₂）軸２２３上の衛星歯車２２２〜２２
４と；（C₃）原動軸２３１のキー締結されたカ
ム２２８の縁と、ばね２４６により強制されて
接触するローラ２２７とを有する遊星歯車連結
リンク２２６。軸２３１にキー止めされた歯車
２３０を介してシリンダ連結リンク２２９によ
り導かれた運動は、クラツチ２３２および歯車
２３３，２３４，２３４′を介して該遊星歯車
装置の主歯車２２１に伝えられ、そして、該遊
星歯車装置の主歯車２２５によつて、歯車２３
５，２３５′，２３６，２３６′を介して伝動軸
２３７に、またこれから歯車２３８を介し垂下
部２００に、逐次伝達される。これに加えて該
運動は、軸２３７から、該軸２３７上の主歯車
２３９〜２４１や軸２４３上の衛星歯車２４０
〜２４２や遊星歯車連結リンク２４５や歯車２
４１′や歯付きベルト２４６と一致する軸を有
する遊星歯車装置を介して、導糸針９８の軸９
７に伝達される。

第１遊星歯車装置の遊星歯車連結リンク２２
６は、中央位置に関して、２通りの向きに運動
できる。歯車系の伝達比は歯車の歯数によつて
定まり（１に等しい）、遊星歯車連結リンクが
一方向又は反対方向に動くと正または負であ
る。そこで、カム２２８上におけるローラ２２
７の位置によつて制御される遊星歯車連結リン
ク２２６のある瞬間の位置は、垂下部２００お
よび導糸針９８の同じ瞬間の速度を決定する。
同様に、第２の遊星歯車装置の遊星歯車連結リ
ンク２４５は、軸２３７に固定されたカムとロ
ーラとの接触によつて定まる２つの可能な動作
位置を持ち、簡単のために図示されてはいない
が、該垂下部に対する（背後にあるいは前方に
ある）導糸針の同じ時間での位置を決定する。

遊星歯車連結リンク２２６の前後交番運動に
代えて、らせん状のあるいは不規則なアルキメ
デスのらせん形状の輪郭を有し且つ遊星歯車連
結リンク２２６のいくつかのローラ２２７を１
つずつ係止する縁を持つカム２２８を使用する
ことにより、一方向の変速・不連続運動を行う
用意がなされている。

ニツテツド・ポケツトの大きさおよび追加の
二重の供給の回数を増大する目的から、垂下部
２００を運動させながら、部分的なループ列を
編んでいる段階で、ニードル・シリンダを一定
ではない速度で減速あるいは停止を行つて回転
させる用意がなされている。

【図面の簡単な説明】

第１図は、作動していない状態の本発明に基づ
く垂下部の平面図である。第２図は、停止して最
初の部分的なループ列を形成している間の作動期
にある第１図の垂下部を示す。第３図は、作動状
態で第２の部分的なループ列を形成している間の
作動期にある第１図の垂下部を示す。第４図は、
対応する速度を得るためにカムを中心に有する、
垂下部および導糸針の１回転中の種々の速度の区
間を示す。第５図は、本発明に基づく装置を備え
た丸編機の垂直軸方向断面図である。第６図は、
本発明に基づく垂下部に組合わされた導糸針の同
相装置の細部の平面図である。第７図は、本発明
に基づく垂下部および導糸針の回転を制御するた
めの装置の平面図である。第８図は、第７図の装
置部分の断面図である。第９図は、第７図の装置
の残りの部分の断面図である。 １……ニードル・シリンダ、３……編針、９８
……導糸針、２００……垂下部、２０１……カ
ム、２０２……対向カム、２０３……ボルト、２
１１，２１２……作用輪郭面、２２１……主歯
車、２２２……衛星歯車、２２３……軸、２２４
……衛星歯車、２２５……主歯車、２２６……遊
星歯車連結リンク、２２７……ローラ、２２８…
…カム、２２９……シリンダ連結リンク、２３０
……歯車、２３１……軸、２３２……クラツチ、
２３３，２３４，２３４′……歯車、２３５，２
３５′，２３６，２３６′……歯車、２３７……伝
動軸、２３８……歯車、２３９……主歯車、２４
０……衛星歯車、２４１……主歯車、２４２……
衛星歯車、２４３……軸、２４５……遊星歯車連
結リンク、２４６……歯付きベルト。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ ニードル・シリンダ１と同軸で回転する連続
   運動型であり且つ少なくとも１つの導糸針９８が
   １回転当たりそれぞれ停止中および作動中に各１
   回で計２回の送り動作によつてニツテツド・ポケ
   ツトを形成するように編針３を送る丸編機におけ
   るニツテツド・ポケツトを形成する装置におい
   て； (イ) 前記ニードル・シリンダ１に同軸でかつそれ
   の外側にあり、２つの作用輪郭面２１１，２１
   ２を有するカム２０１を備えていて、前記編針
   ３に係合することによつて保持レベルから解除
   レベルまで前記編針の２つの別個の移動を行う
   垂下部２００と； (ロ) 該垂下部を回転させる機構と； (ハ) 前記カムの下に装着された対向カム２０２
   と； (ニ) 前記カム２０１の回転方向について該カムの
   前方に装着されていて、前記編針を前記保持レ
   ベルから前記解除レベルまで上昇させるボルト
   ２０３と； を含み、 前記カム２０１は可変および間欠運動で前記ニ
   ードル・シリンダと同時に回転し、これにより該
   カムは、各回転ごとに、該カムの停止中に一方の
   前記作用輪郭面が前記編針の第１下降を生じさせ
   て部分的なループ列を形成する第１位置(A)で停止
   し、 次いで前記垂下部が第２位置(B)までは加速し、
   その位置(B)から前記ニードル・シリンダの速度よ
   りも高い一定速度で第３位置(C)まで移動して、前
   記編針を超え、前記ボルトによつて前記編針を前
   記保持レベルから前記解除レベルまで上昇させ、
   前記カムの他方の作用輪郭面によつて移動中に前
   記編針の第２の下降を行わせて第２の部分的なル
   ープ列を形成し、その後前記垂下部が減速して前
   記第１位置(A)まで完全回転した後に停止するこ
   と、 を特徴とした、前記のニツテツド・ポケツトを形
   成する装置。 ２ 前記カム２０１の作用輪郭面２１１，２１２
   がＶ字状に構成されることを特徴とした、特許請
   求の範囲第１項記載の装置。 ３ 前記垂下部２００が前記ニードル・シリンダ
   １に対し半径方向に変位自在であつて、これによ
   り前記編針３に係合して前記の部分的なループを
   形成し、該ループが該シリンダのいくつかの部分
   的な円弧にそつて配置されていることを特徴とし
   た、特許請求の範囲第１項記載の装置。 ４ (a) 少なくとも１つの導糸針９８と； (b) 前記ニードル・シリンダ１の１つまたはそれ
   以上の部分的な円弧にそつて配置された部分的
   なループ列を形成させるためのダブル・ヒール
   を有する数本の編針３と； (c) 前記垂下部２００および前記導糸針９８を回
   転させる機構と； (d) 前記導糸針９８の位置を、それぞれの回転中
   の前記垂下部２００の位置と同相にするための
   機構と； を含み、 前記導糸針９８は前記ニードル・シリンダの頂
   部において該シリンダと同時に回転しかつ前記垂
   下部に同期し、該導糸針が各回転ごとに前記位置
   (A)に定置された前記垂下部の後の位置（A′）に
   おいて停止し、次に位置（B′）に至るまで加速
   されて位置(B)に置かれた前記垂下部を越え、引続
   き位置(C)に至るまで該垂下部と同じ速度で回転
   し、そして最後に減速して最初の位置（A′）で
   停止すること を特徴とした、特許請求の範囲第１項記載の装
   置。 ５ 前記ダブル・ヒール編針３が、前記ニード
   ル・シリンダ１の対応する部分的円弧に依存して
   種々の高さを持つ上部ヒールを備えたことを特徴
   とした、特許請求の範囲第４項記載の装置。 ６ 異なつた何本もの糸を供給するために、互い
   に上下に重なつてまたは側方に並んで置かれた１
   つまたはいくつかの類似した別の導糸針を第１の
   前記導糸針９８に組合わせることを特徴とした、
   特許請求の範囲第４項記載の装置。 ７ 前記垂下部および導糸針９８を回転させるた
   めの機構が、 対をなす軸２２０，２２３を有する遊星歯車装
   置２４５と、 往復回転運動をする支持体２２６によつて連結
   された主歯車２２１〜２２５および遊星歯車２２
   ２〜２２４と； 前記支持体中のローラ２２７、 から成り、 カム２２８と該ローラとの接触によつて任意の
   時刻における前記歯車装置の位置が決定される、
   特許請求の範囲第４項記載の装置。 ８ 前記カム２２８の輪郭が前記垂下部２００の
   速度線図を参照して予め決定されることを特徴と
   した、特許請求の範囲第７項記載の装置。 ９ 前記支持体２２６は一方向、可変、不連続回
   転運動で移動し、任意の時刻における該支持体の
   位置が、不規則なアルキメデスのらせんの形をし
   たカム２２８の輪郭と１個または数個の前記ロー
   ラ２２７との接触によつて決定されることを特徴
   とした、特許請求の範囲第７項記載の装置。 １０ 前記導糸針９８を前記垂下部２００に対し
   て同相にするための機構が、前記対をなす軸２２
   ０，２２３を有する遊星歯車装置からなり、主歯
   車２３９〜２４１と遊星歯車２４０〜２４２とが
   支持体２２６によつて連結され、該支持体は前記
   垂下部の前後で前記導糸針の位置に対応する２つ
   の作動位置を有し、任意の時刻における該支持体
   の位置が該支持体中のローラ２２７と前記軸２２
   ０，２２３の一方に固定されたカム２２８との接
   触によつて決定されることを特徴とした、特許請
   求の範囲第４項記載の装置。 １１ 前記カム２２８は、前記垂下部２００の速
   度線図を参照して予め決定される輪郭を有するこ
   とを特徴とした、特許請求の範囲第１０項記載の
   装置。 １２ 前記ニードル・シリンダ１が、一方向・変
   速運動で回転するように配置され、運動中の前記
   垂下部２００による部分的なループ列の形成中に
   減速および／又は停止することを特徴とした、特
   許請求の範囲第４項記載の装置。