JPH0577733U - 日射センサー - Google Patents

日射センサー

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Publication number
JPH0577733U
JPH0577733U JP2458392U JP2458392U JPH0577733U JP H0577733 U JPH0577733 U JP H0577733U JP 2458392 U JP2458392 U JP 2458392U JP 2458392 U JP2458392 U JP 2458392U JP H0577733 U JPH0577733 U JP H0577733U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
terminal portion
light receiving
receiving element
solar radiation
Prior art date
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Pending
Application number
JP2458392U
Other languages
English (en)
Inventor
征夫 大豆生田
成一 平井
達也 斉藤
Original Assignee
スタンレー電気株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by スタンレー電気株式会社 filed Critical スタンレー電気株式会社
Priority to JP2458392U priority Critical patent/JPH0577733U/ja
Publication of JPH0577733U publication Critical patent/JPH0577733U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受光素子を容易且つ確実に端子部にハンダ付
けし得ると共に、構造が簡単で且つ組立の作業性を良好
とした日射センサーを提供する。 【構成】 ケース11に対して一体に形成した少なくと
も一つの端子部12と、ケースの上面付近にて上方に向
かって受光範囲を有するように配設せしめ且つリード端
子13aを各端子部に接続した受光素子13とを含ば、
各端子部12の一端をケース内に挿入し且つ車体側ハー
ネス回路部に接続し、その他端12aをケースの上部付
近まで延出させ、受光素子13を各端子部12の他端1
2aに載置し、その各リード端子13aを、該他端12
aに対してケース上方からハンダ付け等により接続する
ことにより日射センサー10を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のオートエアコンの自動制御などを行なう際に日射量を検出 するための日射センサーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような日射センサーは、例えば図3に示すように構成されている。 即ち、日射センサー1は、ケース2に対して、その側方に開口した内部空間2a 内にて、インサート成形等により一体的に取り付けられたL字形の端子部3と、 このケース2内の上部に固定された例えばフォトダイオード等の光電変換を行な うべき受光素子4とを含んでいる。 上記端子部3は、その一端がケース2内に挿入されて、図示しない他の回路部 に接続されていると共に、その他端3aがケース2の内部空間2aで上方に向か って延びている。また、前記受光素子4のリード端子4aは、ケース2内のガイ ド部2bを通って、ケース2の内部空間2a内に導入され、抵抗5と共にこの端 子部3の他端3aにハンダ付け等により接続されており、その後、ケース2の内 部空間2aの側面の開口部が、内部保護のため、蓋2cにより閉鎖されるように なっている。 尚、上記端子部3の一端は、前述したケース2内の他の回路部を介して、図示 しない自動車本体側のハーネスが接続されるコネクタ部に接続されている。
【0003】 このように構成された日射センサー1は、例えば自動車のダッシュボード等の 外光が入射し得る箇所に取り付けられて、受光素子4へ周囲の外光が入射するこ とにより、この受光素子4から周囲の照度に対応した検出信号を、コネクタ部か ら例えば自動車のオートエアコンのための制御装置に送出し、該制御装置は、日 射センサー1からの出力信号に基づいて、オートエアコンの動作を制御するよう になっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このように構成された日射センサー1においては、受光素子4 のリード端子4aの端子部3へのハンダ付けが、ケース2の内部空間2aの側面 の開口部から行なわれ、その後この開口部を蓋2cにて閉鎖する必要がある。こ のため、部品点数が多くなると共に、構造が複雑で、且つ組立の作業性が悪いと いう問題があった。
【0005】 また、受光素子4のリード端子4aは、ガイド部2bに沿って、ケース2の側 面の領域まで引き回されていると共に、その先端が、抵抗と共に、端子部3の他 端3aにハンダ付けされるので、該受光素子4及び抵抗5の接続及び保持が不安 定なものとなり、ハンダ付けが確実に行なわれ得なくなったり、このハンダ付け 部分が、使用中に外れてしまうことがあった。
【0006】 本考案は、以上の点に鑑み、受光素子が容易且つ確実に端子部にハンダ付けさ れ得ると共に、構造が簡単で且つ組立の作業性が良好である、日射センサーを提 供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案による日射センサーは、ケースに対してイン サート成形等により一体に形成されている少なくとも一つの端子部と、該ケース の上面付近にて上方に向かって受光範囲を有するように配設され且つそのリード 端子が各端子部に接続される受光素子とを含んでおり、各端子部の一端がケース 内に挿入され且つ車体側ハーネス回路部に接続されており、その他端がケースの 上部付近まで延びており、前記受光素子が各端子部の他端に載置され、その各リ ード端子が、該他端に対してケース上方からハンダ付け等により接続されるよう にしたことを特徴としている。
【0008】
【作用】
上記構成によれば、端子部の他端がケースの上部付近まで延びており、この端 子部の他端に受光素子が載置されているので、この受光素子のリード端子をケー ス内部で引き回す必要がなく、カプラー用オス端子部の他端にハンダ付け等によ り接続することができる。また、リード端子の接続作業は、ケース上方から行な うことができるので、該受光素子は、端子部の他端に対して容易に且つ確実に保 持されると同時に、センサー本体の位置出しが容易になる。また、組立及び接続 作業のために、ケース側面に開口部を備えておく必要がなく、従って部品点数が 少なくて済み、構造が簡単で、組立が容易に行え作業性が向上し、低コストにて 生産が可能となる。 さらに、好ましくは、ケースの上部を紫外線カット樹脂から成るアッパーカバ ーで覆えば、日射センサーとしての性能を向上させることができる。
【0009】
【実施例】
以下、図面に示した実施例に基づいて、本考案を詳細に説明する。 図1は本考案による日射センサーの一実施例を示しており、この日射センサー 10は、ケース11に対して、その内部空間11a内にて、インサート成形等に より一体的に取り付けられた端子部12と、上記ケース11内の上部に配設され た例えばフォトダイオード等の光電変換を行なうべき受光素子13とを含んでい る。15は、ケースの上部を覆うアッパーカバーであって、これは紫外線カット 樹脂を用いて成形して成るものである。
【0010】 上記端子部12は、その一端がケース11内に水平に挿入されて、図示しない 他の回路部に接続されていると共に、その他端12aが、ケース11の内部空間 11aから上方に向かって延び、さらにケース11の上部にて再び水平方向に延 びている。
【0011】 端子部12のケース11の上部に位置する他端12aには、前記受光素子13 が載置され、そのリード端子13aが、直接に該他端12aに対してハンダ付け 等により接続されている。尚、この端子部12の他端12aには、図2に示すよ うに、受光素子13と並んで抵抗14も載置され、且つハンダ付け等により接続 されている。 尚、上記端子部12の一端は、図3に示した従来の日射センサー1の場合と同 様に、前述したケース11内の他の回路部に接続され、さらにこの回路部を介し て、図示しない自動車本体側のハーネスが接続されるべきコネクタ部に接続され ている。
【0012】 本考案による日射センサー10は以上のように構成されており、組立の場合に は、前以て端子部12がインサート成形等により一体的に備えられたケース11 に対して、このケース11内の上部にて、水平方向に延びている端子部12の他 端12aの上に、上方から受光素子13及び抵抗14を載置し、これらのリード 端子を該端子部12の他端12aに対してハンダ付け等により接続する。これに より組立作業が完了する。この載置及び接続のための作業は、すべてケース11 の上方から、このケース11の上面に開口した部分を介して行なわれ得る。従っ て、ケース11の側面に、組立作業用の開口部を設ける必要はなく、且つ開口部 を閉鎖するための蓋も必要ない。
【0013】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、端子部の他端がケースの上部付近まで延 びており、該端子部の他端に受光素子が載置されているので、受光素子のリード 端子をケース内部で引き回す必要がなく、直接に該端子部の他端にハンダ付け等 により接続することができる。また、リード端子の接続作業はケース上方から行 うことができるので、該受光素子は端子部の他端に対して容易に且つ確実に保持 され接続されることから、組立及び接続作業のために、ケース側面に開口部を備 えておく必要がなく、従って部品点数が少なくて済み、構造が簡単で、組立を容 易に行い得ることになり、作業性が向上せしめられる。また、端子をインサート 成形でケースに対して一体的に取り付けているので、ケースに対する端子の位置 決めが容易に行えるという利点もある。 かくして、本考案によれば、受光素子が容易且つ確実に端子部にハンダ付けさ れると共に、構造が簡単で且つ組立の作業性が良好である、極めて優れた日射セ ンサーが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による日射センサーの一実施例を示す一
部破断側面図である。
【図2】図1の日射センサーの一部破断平面図である。
【図3】従来の日射センサーの一例を示す一部破断側面
図である。
【符号の説明】
10 日射センサー 11 ケース 11a 内部空間 12 端子部 12a 他端 13 受光素子 13a リード端子 14 抵抗 15 アッパーカバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースに対してインサート成形等により
    一体に形成されている少なくとも一つの端子部と、該ケ
    ースの上面付近にて上方に向かって受光範囲を有するよ
    うに配設され且つそのリード端子が各端子部に接続され
    る受光素子とを含んでいる日射センサーにおいて、 各端子部は、一端がケース内に挿入され且つ車体側ハー
    ネス回路部に接続されており、その他端がケースの上部
    付近まで延びており、前記受光素子が各端子部の他端に
    載置され、その各リード端子が該他端に対してケース上
    方からハンダ付け等により接続されることを特徴とす
    る、日射センサー。
JP2458392U 1992-03-25 1992-03-25 日射センサー Pending JPH0577733U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2458392U JPH0577733U (ja) 1992-03-25 1992-03-25 日射センサー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2458392U JPH0577733U (ja) 1992-03-25 1992-03-25 日射センサー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0577733U true JPH0577733U (ja) 1993-10-22

Family

ID=12142187

Family Applications (1)

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JP2458392U Pending JPH0577733U (ja) 1992-03-25 1992-03-25 日射センサー

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JP (1) JPH0577733U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3109083B2 (ja) * 1990-06-13 2000-11-13 日本電気株式会社 シリコン酸化膜のエッチング液およびシリコン酸化膜のエッチング方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3109083B2 (ja) * 1990-06-13 2000-11-13 日本電気株式会社 シリコン酸化膜のエッチング液およびシリコン酸化膜のエッチング方法

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