JPH057758A - 撹拌装置 - Google Patents

撹拌装置

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JPH057758A
JPH057758A JP16025791A JP16025791A JPH057758A JP H057758 A JPH057758 A JP H057758A JP 16025791 A JP16025791 A JP 16025791A JP 16025791 A JP16025791 A JP 16025791A JP H057758 A JPH057758 A JP H057758A
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JP
Japan
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filter
tank body
liquid
tank
discharge port
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JP16025791A
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English (en)
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JPH08184B2 (ja
Inventor
Kaoru Kameyama
薫 亀山
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Mitsubishi Kasei Engineering Co
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Engineering Co
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Publication date
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Publication of JPH057758A publication Critical patent/JPH057758A/ja
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  • Accessories For Mixers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 脱水ケーキなどを効率良く液中に分散させ
る。 【構成】 槽体10の上部に排出口18を設ける。フィ
ルタ20を、槽体10の内面と面一となるように設け
る。槽体10内に回転体32を挿設し、回転体32の外
縁がフィルタ20の近傍を通過するようにする。 【効果】 回転体32を回転させると、連続投入した固
体と液体とが急速に撹拌混合され、固体粒子が分散す
る。フィルタ20を設けたので、十分に分散した液が排
出される。フィルタ20の目詰りも、回転体32の回転
により除去される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液中へ固体微粒子を分
散させる場合に好適に用いられる撹拌装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば、水中に金属酸化物の分散をさせ
たり、水中に金属水酸化物の分散をさせる場合、あるい
は、溶剤中に、樹脂の分散をさせる場合などに撹拌装置
が用いられている。
【0003】撹拌装置としては種々の形式のものが知ら
れている。高分子材料の急速な溶解や釈解、液体や固体
粒子の分散、高粘性液の撹拌、混合等に好適に用いられ
る撹拌装置が特開平1−63026号に提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の撹拌装置は、い
ずれもバッチ式に撹拌処理を行なうものであるため、処
理時間が長くなるという問題があった。さらに、大量処
理する場合には、バッチ処理は運転操作が煩雑であると
共に、処理ロット間のバラツキなどの問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の撹拌装置は、材
料の投入口及び排出口を有した槽体内に撹拌用回転体を
設けてなる撹拌装置において、該排出口を槽体の上部に
設け、且つ、金網又は、スリットを有するスクリーンで
構成されたフィルタを該排出口に、該フィルタ面が槽体
内面とほぼ面一となるように設けたことを特徴とするも
のである。
【0006】
【作用】本発明の撹拌装置において、回転体を回転させ
て槽体内に投入口から材料(例えば固体と液体)とを連
続的に投入する。
【0007】投入された固体は急速に分散される。排出
口にフィルタを設けてあるため、十分に細かく分散され
た粒子を含む液が排出口から取り出される。
【0008】フィルタが槽体内面とほぼ面一に設けられ
ているため、回転体の回転によりフィルタ面に付着した
固形物が除去される。このため、フィルタの目詰りも防
止される。
【0009】
【実施例】第1図は実施例に係る撹拌装置の正面図、第
2図は槽体部分の縦断面図である。
【0010】下方に向ってすぼまるテーパ形の槽体10
と、該槽体10に蓋装された蓋体12とで容器14が構
成されている。容器14に材料の投入口16が設けら
れ、槽体10の上部の側面に排出口18が設けられてい
る。この排出口18に、金網又はスクリーンよりなるフ
ィルタ20が、槽体10の内面と面一となるように設け
られている。このフィルタ20は枠状のホルダ22に取
り付けられている。このホルダ22にはフランジ24が
設けられている。排出口18の縁部にフレーム26が固
設されており、フランジ24がこのフレーム26に重ね
合わされている。このフランジ24の上側にカバー28
が重ね合され、ボルト30止めされている。28aはカ
バー28に窓孔状に設けられた流出口である。
【0011】この槽体10内には回転体32が挿入され
ている。この回転体32は、回転軸34と、該回転軸に
固設された枠体36と、該枠体に張られた多数の金属細
線よりなるメッシュ38とを備えている。本実施例で
は、枠体36は槽体10と相似形状のものであり、下方
に向かってすぼまる形状とされている。また、枠体36
は中間支え40を備えている。
【0012】回転軸34の上端は前記蓋体12を貫通し
て上方に延在しており、その途中部分が軸受(図示略)
を介して蓋体12に枢支されている。回転軸34の上端
は可変速モータ42に連結されている。44はドレンプ
ラグである。
【0013】このように構成された撹拌用回転体及び撹
拌装置において、槽体10内に投入口16から例えば金
属酸化物の脱水ケーキと水とを、分散後の固形物濃度
が、流動範囲内になる割合で投入し、同時にモータ42
を回転させると、槽体10内において水中で金属酸化物
の脱水ケーキが強力に撹拌される。この回転体32の回
転開始に伴なって、メッシュ38が槽体10内の液体や
脱水ケーキを切るようにして回転する。これにより、脱
水ケーキはメッシュ38により強力な剪断力を受けて解
砕されると共に、急速に分散される。
【0014】本実施例で用いられているフィルタ20
は、分散液中に分散された固体の1次粒子の粒径以上の
目開きを有しており、分散液は、このフィルタ20を通
過し流出口28aから装置外に取り出される。
【0015】なお、回転体32を回転しない場合には、
1次粒子より相当大きな目開きの濾過/分級装置でも、
短時間のうちに閉塞する。ところが、回転体32を、適
当な回転速度で回転させると、回転体32の先端スピー
ドが速い為、充分な遠心力と、乱流効果が得られ、フィ
ルタ20が常時洗浄されることになる。
【0016】その結果、材料の連続供給及び連続抜出を
安定して継続することができる。また、これにより、装
置の小型化が可能となる。さらに、連続処理であるた
め、バッチ処理に比較して必要敷地面積が小さく出来る
と同時に設備費の低減及び省エネルギーに寄与できる。
【0017】本発明において、枠体36に張られるメッ
シュ28としては、断面が円形の金属線を用いた金網状
のスクリーン;断面が三角形をし一方向にスリットを有
するスクリーン;金属板で構成された格子状の分散用メ
ディアなどが好適である。これらの選定に当っては、分
散性能/撹拌所要動力/強度面より最適なものが選定さ
れる。
【0018】なお、槽体10の上部は、回転体32の回
転周速度が大きいため、フィルタ20面が槽体10内の
液により十分に洗浄され、その目詰りも防止される。
【0019】フィルタ20としては、槽体10内の分散
液中の1次粒子のサイズより大きい開孔を持った金網状
のスクリーンが好適である。また、フィルタ20として
は、断面が三角形をし、一方向に延在するスリットを有
するスクリーンも好適である。このフィルタ20の開孔
を小さくすると、濾過速度が低下し処理能力が小さくな
るが、分級精度は向上する。反対に開孔の大きいフィル
タ20を用いると、分級精度は低下するが、濾過速度が
大きくなり、処理能力も大きくなる。
【0020】従って、要求される分級精度により、フィ
ルタ20の開孔サイズの選定を行なう。
【0021】フィルタ20として、金網状のスクリーン
を用いる場合、取付方向に制限はない。ただし、断面が
三角形をし、一方向にスリットを延在させたスクリーン
の場合は、この延在方向を回転体の回転方向と平行方向
にし、且つフィルタ20の平滑面を槽体10の内面側と
するように取付けることにより、きわめて安定した分級
性能を保つことが可能となる。
【0022】上記実施例では排出口は4個設けられてい
るが、本発明において他の個数としても良い。槽体10
が多角形(n角形とする。)である場合、排出口の数は
n又はそれよりも少なくするのが好適である。
【0023】以下、図示の装置の具体的な使用例を説明
する。
【0024】図示の装置の諸元を次のように設定し、金
属酸化物の脱水ケーキを水中に分散した。
【0025】槽体10の平断面形状…正方形 運転時容積…500リットル フィルタ20…断面が三角形をし一方向にスリットを有
するスクリーン フィルタの材質…SUS304 フィルタの開孔度…80Mesh相当 上記装置を用い、投入口16から、スラリー濃度で約2
5wt%になる様に脱水ケーキと水を供給し連続運転を
行なった。その結果、連続運転が可能であった。
【0026】本実施例装置と同程度の分散能力を有する
従来装置と比較したところ、槽体の容積は約15%、動
力は約40%で足り、また、装置の設置面積も約30%
で足りた。
【0027】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかな通り、本発
明の撹拌装置によると、各種の微粒子を液中に速やかに
分散させることができる。また、本発明の撹拌装置は連
続処理が可能であり、バッチ式のものに比べ格段に処理
能力が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例装置の正面図である。
【図2】実施例装置の要部の縦断面図である。
【符号の説明】
10 槽体 16 投入口 18 排出口 20 フィルタ 32 回転体 38 メッシュ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 材料の投入口及び排出口を有した槽体内
    に撹拌用回転体を設けてなる撹拌装置において、該排出
    口を槽体の上部に設け、且つ、金網又は、スリットを有
    するスクリーンで構成されたフィルタを該排出口に、該
    フィルタ面が槽体内面とほぼ面一となるように設けたこ
    とを特徴とする撹拌装置。
JP3160257A 1991-07-01 1991-07-01 撹拌装置 Expired - Lifetime JPH08184B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3160257A JPH08184B2 (ja) 1991-07-01 1991-07-01 撹拌装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3160257A JPH08184B2 (ja) 1991-07-01 1991-07-01 撹拌装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH057758A true JPH057758A (ja) 1993-01-19
JPH08184B2 JPH08184B2 (ja) 1996-01-10

Family

ID=15711099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3160257A Expired - Lifetime JPH08184B2 (ja) 1991-07-01 1991-07-01 撹拌装置

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JP (1) JPH08184B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101224966B1 (ko) * 2012-10-31 2013-01-22 (주)대우건설 다량의 세립분 함유 토사 혼합을 위한 원통형 분쇄기 탑재형 교반장치
KR101445852B1 (ko) * 2013-05-30 2014-09-29 나산테크주식회사 플라스틱 원재료 배합기

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4935954A (ja) * 1972-08-07 1974-04-03
JPS5743051A (en) * 1980-08-27 1982-03-10 Toyota Motor Corp Manufacturing method for assembled cam shaft

Patent Citations (2)

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KR101445852B1 (ko) * 2013-05-30 2014-09-29 나산테크주식회사 플라스틱 원재료 배합기

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Publication number Publication date
JPH08184B2 (ja) 1996-01-10

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