JPH057745Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH057745Y2
JPH057745Y2 JP1306889U JP1306889U JPH057745Y2 JP H057745 Y2 JPH057745 Y2 JP H057745Y2 JP 1306889 U JP1306889 U JP 1306889U JP 1306889 U JP1306889 U JP 1306889U JP H057745 Y2 JPH057745 Y2 JP H057745Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plug
blade
protective cover
power
case body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1306889U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02104589U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1306889U priority Critical patent/JPH057745Y2/ja
Publication of JPH02104589U publication Critical patent/JPH02104589U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH057745Y2 publication Critical patent/JPH057745Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、空調制御システムに用いて好適な差
込接続器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、空調制御システムにおいては、フア
ンコイルユニツト(FCU)内にコントローラを
据え付け、FCU内のフアンモータや電動弁等の
発・停制御を行つている。すなわち、フアンモー
タや電動弁への電源供給回路に、そのオン・オフ
状態が上記コントローラによつて制御されるリレ
ー接点を接続することによつて、その運転状態の
制御を行つている。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかしながら従来の空調制御システムにおいて
は、例えばフアンモータへの電源供給回路にリレ
ー接点を接続する場合、フアンモータより一体的
に導出されている電源プラグを切り離す等して、
リレー接点をその電源供給回路に接続し、その切
り離した電源プラグを再度接続しなおして商用電
源コンセントに差し込むものとしている。また、
リレー接点を接続してなる電動弁への電源供給回
路に電源プラグを接続し、この電源プラグを商用
電源コンセントに差し込むものとしている。この
ため、現場における電気工事が非常に煩わしいも
のとなり、配線接続工数の増大により、大幅なコ
ストアツプが避けられないものであつた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案はこのような課題を解決するために、電
源コンセントへの差込部をなす第1および第2の
差込刃と、外部機器からの電源プラグの差込口を
なす刃受け部と、この刃受け部および差込刃を保
持するケース本体と、このケース本体に露出して
設けられ前記第1および第2の差込刃との接続部
をなす接続端子部と、この接続端子部への接続リ
ード線に対しての引込通路を有し前記接続端子部
を覆う保護カバーとで差込接続器を構成し、その
短絡状態において第1および第2の差込刃の間に
刃受け部を直列接続せしめる接続部をケース本体
の外側に導出するようにしたものである。
〔作用〕
したがつてこの考案によれば、ケース本体の外
側に導出された接続部を短絡状態とすることによ
り、第1および第2の差込刃の間に刃受け部が直
列接続される。また、第1および第2の差込刃を
電源コンセントに差し込めば接続端子部が電源供
給状態となり、この接続端子部への触手が保護カ
バーで防止されるものとなる。
〔実施例〕
以下、本考案に係る差込接続器を詳細に説明す
る。
第1図はこの差込接続器の一実施例を示す側面
図であり、第2図は第1図における−線断面
図である。同図において、1−1,1−2は、電
源コンセント(第2図に示す10)への差込部を
なす差込刃、2は外部機器(本実施例において
は、フアンモータ)からの電源プラグ(第2図に
示す11)の差込口をなす刃受け部であり、刃受
け部2はリード線3−1を接続した受け刃2−1
と、中継リード線4を介して差込刃1−2に接続
した受け刃2−2とにより構成されている。そし
て、この受け刃2−1,2−2および差込刃1−
1,1−2を、軟質ポリ塩化ビニルより一体成形
されてなるケース本体5により保持している。差
込刃1−1および1−2は、第3図に第2図にお
ける−線断面図を示すように、その上端部を
略「L」字状に屈曲して形成した端子板部1−1
aおよび1−2aを有しており、この端子板部1
−1aおよび1−2aに螺子孔部1−1b,1−
1cおよび1−2bが形成されている。そして、
この螺子孔部1−1b,1−1cおよび1−2b
を第4図に示すようにケース本体5の外部へ露出
させ、第5図に示す如く端子螺子を螺着して、接
続端子部6−1,6−2および6−3を構築して
いる。また、差込刃1−1の端子板部1−1aに
リード線3−2を接続し、このリード3−2と受
け刃2−1の下端部に接続したリード線3−1と
をケース本体5の外方へ導出するものとなし、こ
のリード線3−1および3−2の導出端に丸形圧
着端子7−1および7−2を取り付けている。
第6図はケース本体5においてその外部へ露出
する接続端子部6−1,6−2および6−3を覆
う保護カバーを示す図であり、同図a,bおよび
cはその正面図、側面図および底面図である。保
護カバー8は難燃性ABS樹脂より成形されてな
り、その前面部8−aに接続端子部6−1,6−
2および6−3への接続リード線(後述)に対し
て引込通路をなす長孔8−1,8−2および8−
3が形成されている。この長孔8−1,8−2お
よび8−3の開口面積は、接続端子部6−1,6
−2および6−3への接続リード線の引込本数
(後述)に応じて、長孔8−1と長孔8−2とを
等しく、そして長孔8−1,8−2よりも長孔8
−3を広くとつている。そして、保護カバー8の
両側面8−b,8−cに丸孔8−4,8−5を形
成し、この丸孔8−4,8−5をケース本体5の
両側面に設けたインサートブツシユ5−1,5−
2(第7図)に合致させ、螺子9−1,9−2を
螺着して(第1図)、保護カバー8のケース本体
5への取着を行うものとしている。この際、保護
カバー8の底面部8−dの先端面がケース本体5
の前面部下端面に対接し、ケース本体5の前面部
と保護カバー8の前面部裏面側との間に空間距離
Lを形成したうえ、保護カバー8の前面部8−
a、両側面8−b,8−c、底面部8−dおよび
上面部8−eにて、接続端子部6−1,6−2お
よび6−3が外部空間に対して覆い囲まれるもの
となる。
第8図はこの差込接続器の内部回路構成図であ
り、第1図〜第7図に示した各部に対応する部番
を付与することによりその説明は省略する。
次に、このように構成された差込接続器を用い
た空調制御システムにおける電気工事方法につい
て説明する。すなわち、第5図において、ケース
本体5より導出されたリード線3−1とリード線
3−2との間に、フアン発・停用リレー接点Ry1
を接続する。また、電動弁12と電動弁発・停用
リレー接点Ry2との直列接続回路を接続端子部6
−1と6−3との間に接続し、電動弁13と電動
弁発・停用リレー接点Ry3との直列接続回路を接
続端子部6−2と6−3との間に接続する。この
際、保護カバー8がケース本体5に取着されてい
れば、保護カバー8をケース本体5より取り外し
たうえ、この保護カバー8の長孔8−1,8−2
および8−3に接続端子部6−1,6−2および
6−3への接続リード線を通して、その通した接
続リード線と接続端子部6−1,6−2および6
−3との接続を行う。ここで、接続端子部6−
1,6−2への接続リード線の引込数は1本、接
続端子部6−3への接続リード線の引込数は2本
となる。そして、保護カバー8をケース本体5に
螺子9−1,9−2を用いて機械的に固定し、フ
アンモータからの電源プラグ11を刃受け部2へ
差し込み、差込刃1−1および1−2を電源コンセ
ント10へ差し込む。
このような接続状況とすることにより、フアン
発・停用リレー接点Ry1が閉成されれば、リード
線3−1とリード線3−2との間が短絡状態とな
り、差込刃1−1と差込刃1−2との間に刃受け
部2が直列接続されるようになつて、コンセント
10からの電源が刃受け部2に差し込まれた電源
プラグ11を介してフアンモータへ供給されるよ
うになる。また、電動弁発・停用リレー接点Ry2
が閉成されれば、接続端子部6−1および6−3
を介して、電動弁12が差込刃1−1と差込刃1
−2との間に直列接続されるようになり、コンセ
ント10からの電源がダイレクトに電動弁12へ
供給されるようになる。電動弁発・停用リレー接
点Ry3が閉成された場合には、接続端子部6−2
および6−3を介して、コンセント10からの電
源がダイレクトに電動弁13へ供給されるものと
なる。つまり、フアン発・停用リレー接点Ry1
電動弁発・停用リレー接点Ry2,Ry3のオン・オ
フ状態を制御するこによつて、フアンモータや電
動弁12,13の運転状態が制御されるようにな
る。
このように、本実施例による差込接続器を用い
れば、フアンモータからの電源プラグ11を切り
離さずにそのまま刃受け部2に差し込んで、フア
ン発・停用リレー接点Ry1をその電源供給回路に
接続することができる。また、電源プラグをわざ
わざ接続することなく、電動弁発・停用リレー接
点Ry2およびRy3と電動弁12および13との電
源供給回路へ電源の供給を行うことができる。こ
のため、現場における電気工事の簡易化が図ら
れ、そん作業工数および作業時間が短縮され、大
幅なコストダウンを促進することができるものと
なる。
さらに、本実施例の差込接続器によれば、差込
刃1−1および1−2を電源コンセント10に差
し込んだ場合、接続端子部6−1,6−2および
6−3が電源供給状態となるが、これに接続され
る各接続リード線(第1図に一点鎖線で示す1
4)の圧着端子15を含む接続端子部6−1,6
−2および6−3が、すなわちケース本体5にお
いて露出する充電部が、保護カバー8によつて覆
い囲まれるので、この充電部への触手が防止され
るものとなり、危険が生じる虞れがなく、充分な
安全保護が図られるものとなる。
但し、保護カバー8に形成した長孔8−1,8
−2および8−3は、この長孔8−1,8−2お
よび8−3からの充電部への触手ができないもの
として、その開口面積が定められていることが言
うまでもなく、ケース本体5の前面部と保護カバ
ー8の前面部裏面側との間に形成された空間距離
Lにて、充電部の保護容積を拡大して確保するも
のとしている。
なお、上述した差込接続器において、その接続
端子部6−1〜6−3は、コンセント10を介す
る供給電源の直接の取り出し口となつており、こ
の接続端子部6−1〜6−3を利用すれば、電動
弁12,13の他にも種々の機器へ電源プラグを
介することなくダイレクトに電源の供給を行うこ
とができ、その利用範囲は空調制御システムへの
使用に限定される、極めて広いものとなる。ま
た、接続端子部6−1〜6−3への機器の接続を
行わない場合には、保護カバー8をケース本体5
に取着しておくことにより、接続端子部6−1〜
6−3への触手を防止したうえ、刃受け部2を利
用する外部機器への電源の供給用差込接続器とし
て使用することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案による差込接続器に
よると、電源コンセントへの差込部をなす第1お
よび第2の差込刃と、外部機器からの電源プラグ
の差込口をなす刃受け部と、この刃受け部および
差込刃を保持するケース本体と、このケース本体
に露出して設けられ第1および第2の差込刃との
接続部をなす接続端子部と、この接続端子部への
接続リード線に対しての引込通路を有し前記接続
端子部を覆う保護カバーとで差込接続器を構成
し、その短絡状態において第1および第2の差込
刃の間に刃受け部を直列接続せしめる接続部をケ
ース本体の外側に導出するようにしたので、フア
ンモータ等の外部機器からの電源プラグを切り離
さずにそのまま刃受け部に差し込んで、リレー接
点をその電源供給回路に接続することができるよ
うになり、また電源プラグを介することなく電動
弁などの機器をその接続端子部へ接続して電源の
供給を行うことができるようになり、現場におけ
る電気工事の簡易化が図られ、その作業工数およ
び作業時間が短縮され、大幅なコストダウンが促
進されるものとなる。
また、接続端子部への触手が保護カバーによつ
て防止されるので、危険が生じる虞れがなく、充
分な安全保護が図られるものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る差込接続器の一実施例を
示す側面図、第2図は第1図における−線断
面図、第3図は第2図における−線断面図、
第4図はこの差込接続器の保護カバーを取り外し
た状態での平面図、第5図はこの差込接続器のケ
ース本体に露出する接続端子部を示す正面図、第
6図はこの差込接続器に用いる保護カバーを示す
図、第7図はこの保護カバーを取着するためにケ
ース本体に設けられたインサートブツシユを示す
側面図、第8図はこの差込接続器の内部回路構成
図である。 1−1,1−2……差込刃、2……刃受け部、
2−1,2−2……受け刃、3−1,3−2……
リード線、5……ケース本体、6−1,6−2,
6−3……接続端子部、8……保護カバー、8−
1,8−2,8−3……長孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源コンセントへの差込部をなす第1および第
    2の差込刃と、外部機器からの電源プラグの差込
    口をなす刃受け部と、この刃受け部および前記差
    込刃を保持するケース本体と、このケース本体の
    外側に導出されその短絡状態において前記第1お
    よび第2の差込刃の間に前記刃受け部を直列接続
    せしめる接続部と、前記ケース本体に露出して設
    けられ前記第1および第2の差込刃との接続部を
    なす接続端子部と、この接続端子部への接続リー
    ド線に対しての引込通路を有し前記接続端子部を
    覆う保護カバーとを備えてなる差込接続器。
JP1306889U 1989-02-08 1989-02-08 Expired - Lifetime JPH057745Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1306889U JPH057745Y2 (ja) 1989-02-08 1989-02-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1306889U JPH057745Y2 (ja) 1989-02-08 1989-02-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02104589U JPH02104589U (ja) 1990-08-20
JPH057745Y2 true JPH057745Y2 (ja) 1993-02-26

Family

ID=31223068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1306889U Expired - Lifetime JPH057745Y2 (ja) 1989-02-08 1989-02-08

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH057745Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02104589U (ja) 1990-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20120313431A1 (en) Battery with integrated power inverter
WO2005091364A1 (en) Integrated electronic module structure for vehicles
JPH057745Y2 (ja)
JP2000166161A (ja) モータ一体化電子制御装置
JP6809855B2 (ja) 電気接続箱
JP2001287604A (ja) 自動車の配線構造
JPH11299115A (ja) 車両用バッテリボックス
JPH0234780Y2 (ja)
US6301126B1 (en) Electrical equipment housing safety interlock system
JP3228623B2 (ja) 空気調和機の制御器
JP3112338B2 (ja) 配線装置
CN108415291B (zh) 电控箱
JP4794236B2 (ja) 始動リレー装置
JP4186325B2 (ja) 油焚き温水ボイラ
JPS6145355Y2 (ja)
JPS6242453Y2 (ja)
CN219875389U (zh) 一种内置保护器绕线架组合结构
CN221237935U (zh) 一种电控盒及空调器
JP2894584B2 (ja) リレーブロック
CN208926084U (zh) 料理机
JPH05304712A (ja) 配線装置
JPH03118253A (ja) 電気接続装置
JPH0452605Y2 (ja)
JP2000161221A (ja) コンプレッサ用接続器
WO2015024293A1 (zh) 一种电机引线护套结构及其应用的电机