JPH0577290A - 射出成形機の型開き方法 - Google Patents

射出成形機の型開き方法

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JPH0577290A
JPH0577290A JP3880391A JP3880391A JPH0577290A JP H0577290 A JPH0577290 A JP H0577290A JP 3880391 A JP3880391 A JP 3880391A JP 3880391 A JP3880391 A JP 3880391A JP H0577290 A JPH0577290 A JP H0577290A
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hydraulic cylinder
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Kazuhiro Ikeda
和弘 池田
Koichi Kageyama
晃一 景山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 型締力に対応する、背圧時間、または背圧終
了位置、または背圧流量、または背圧圧力で型開きし、
ショックの度合、金型構造、成形品形状、サイクルアッ
プ等に対して最適な型開き動作を可能にする。 【構成】 可動盤を動かす油圧シリンダの油圧回路に絞
り弁やカウンターバランスバルブ、電磁比例流量弁4
0、電磁比例圧力弁41等の背圧手段を設ける。この背
圧手段をシーケンサ23で直接的若しくは間接的に制御
する。このシーケンサ23は型締力に対応する背圧時
間、または背圧終了位置、または背圧流量、または背圧
圧力を演算し、その演算結果に基づいて背圧手段を制御
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンドプレートに取り
付けられた油圧シリンダでトグル機構を介して可動盤を
移動させる射出成形機における型開き方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一端を固定盤に、他端をエンドプレート
にそれぞれ固定されたタイバーに、可動盤を摺動自在に
取り付け、エンドプレートに取り付けられた油圧シリン
ダでトグル機構を介して可動盤を移動させて可動盤と固
定盤との間で金型の型締めを行う射出成形機が知られて
いる。
【0003】この射出成形機においては、タイバーの伸
びによる反撥力で型締力を発生させている。このため型
締力がかかった型締め状態から型締力を解放して型開き
を行う際に、それまで伸びていたタイバーが瞬時に元に
戻り大きなショックを生じる。そこで、従来において
は、油圧シリンダの油圧回路に背圧手段を設け、金型の
型開き初期に背圧手段で油圧シリンダの動きに、時間、
位置等の固定したタイミングで背圧をかけて上記のショ
ックを防止するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ように固定したタイミングであると、型締力(タイバー
の伸び量)が変わってショックの度合が変化した場合、
そのショックを効果的に解消することができないという
問題点がある。
【0005】本発明は、型締力が変わっても的確にショ
ックを防止することができる射出成形機の型開き方法を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の手段は、一端を固定盤に、他端をエンドプ
レートにそれぞれ固定されたタイバーに、可動盤が摺動
自在に取り付けられ、エンドプレートに取り付けられた
油圧シリンダによりトグル機構を介して可動盤を移動さ
せて可動盤と固定盤との間で金型の型締めを行う構成と
され、金型の型開き初期に、油圧シリンダの油圧回路に
設けられた背圧手段で油圧シリンダの動きに背圧をかけ
て型開きを行う射出成形機の型開き方法において、上記
背圧手段の背圧解除制御を、シーケンサにより型締力に
対応する背圧時間を算出してその背圧時間で行う構成と
した。
【0007】また、第2の手段は、一端を固定盤に、他
端をエンドプレートにそれぞれ固定されたタイバーに、
可動盤が摺動自在に取り付けられ、エンドプレートに取
り付けられた油圧シリンダによりトグル機構を介して可
動盤を移動させて可動盤と固定盤との間で金型の型締め
を行う構成とされ、金型の型開き初期に、油圧シリンダ
の油圧回路に設けられた背圧手段で油圧シリンダの動き
に背圧をかけて型開きを行う射出成形機の型開き方法に
おいて、上記背圧手段の背圧解除制御を、シーケンサに
より型締力に対応する背圧終了位置を算出してその背圧
終了位置で行う構成とした。
【0008】更に、第3の手段は、一端を固定盤に、他
端をエンドプレートにそれぞれ固定されたタイバーに、
可動盤が摺動自在に取り付けられ、エンドプレートに取
り付けられた油圧シリンダによりトグル機構を介して可
動盤を移動させて可動盤と固定盤との間で金型の型締め
を行う構成とされ、金型の型開き初期に、油圧シリンダ
の油圧回路に設けられた背圧手段で油圧シリンダの動き
に背圧をかけて型開きを行う射出成形機の型開き方法に
おいて、上記背圧手段の背圧解除制御を、シーケンサに
より型締力に対応する背圧流量を算出してその背圧流量
で行う構成とした。
【0009】更にまた、第4の手段は、一端を固定盤
に、他端をエンドプレートにそれぞれ固定されたタイバ
ーに、可動盤が摺動自在に取り付けられ、エンドプレー
トに取り付けられた油圧シリンダによりトグル機構を介
して可動盤を移動させて可動盤と固定盤との間で金型の
型締めを行う構成とされ、金型の型開き初期に、油圧シ
リンダの油圧回路に設けられた背圧手段で油圧シリンダ
の動きに背圧をかけて型開きを行う射出成形機の型開き
方法において、上記背圧手段の背圧解除制御を、シーケ
ンサにより型締力に対応する背圧圧力を算出してその背
圧圧力で行う構成とした。
【0010】
【作用】シーケンサは、型締力に対応する背圧時間、ま
たは背圧終了位置、または背圧流量、または背圧圧力を
算出してその算出結果に基づいて背圧手段の背圧解除を
制御する。このため、型締力が変わっても型開き時のシ
ョックが的確に防止されるようになる。
【0011】
【実施例】図1ないし図4は本発明を実施する射出成形
機の型締め装置を示すもので、図中符号1はエンドプレ
ートである。このエンドプレート1の図1において右側
にはトグル機構2を介して可動盤3が取り付けられ、ま
た可動盤3の右には固定盤4が配設されている。
【0012】可動盤3と固定盤4は金型5,6をそれぞ
れ着脱自在に備え、可動盤3はエンドプレート1と固定
盤4の間に架設された4本のタイバー7に周知のように
摺動自在に支持されている。
【0013】トグル機構2は、一端をピン8でエンドプ
レート1に枢着された一対の第1トグルリンク9,9
と、一端を第1トグルリンク9の他端にピン10で枢着
されるとともに他端を可動盤3にピン11で枢着された
一対の第2トグルリンク12,12と、第1トグルリン
ク9に一端をピン13で枢着された一対の補助リンク1
4,14と、該一対の補助リンク14,14の他端にピ
ン15,15で枢着されて一対の補助リンク14,14
を相互に連結したクロスヘッド16とから成り、エンド
プレート1に取り付けられた油圧シリンダ17によって
ピストンロッド17aを介してクロスヘッド16を動か
すことにより、図1のように型締め状態にしたり、型開
き状態にしたりすることができるようになっている。
【0014】なお、トグル機構2は、油圧シリンダ17
によってトグル機構2を型締め状態にすると、油圧シリ
ンダ17でクロスヘッド16を図1で左に動かしてトグ
ル機構2を緩めない限り、油圧シリンダ17の油圧力が
低下してもそのままの型締め完了状態が維持される自立
型のものであるが、これも周知である。
【0015】タイバー7のエンドプレート1側の端部に
はねじ7aが刻設されており、該ねじ7aはエンドプレ
ート1に設けられたアジャストナットギャ18に螺入さ
れている。アジャストナットギャ18にはリングギャ1
9が噛み合わされている。リングギャ19は油圧モータ
等(図示せず)によって回転駆動されるドライブギャ2
0に噛み合わされている。ドライブギャ20でリングギ
ャ19を介して各アジャストナットギャ18を回転させ
ると、エンドプレート1が図3で右または左に移動して
型締力を大きくしたり(右移動)、小さくしたりする。
リングギャ19の回転量はインクリメンタルエンコーダ
21によって検出される。エンコーダ21はリングギャ
19の回転量を型締力パルスとして出力する。エンコー
ダ21の型締力パルス数は型締力に比例する。型締力パ
ルス数はキーボード等の入力手段22からシーケンサ2
3に入力され、表示画面24に表示される。
【0016】油圧シリンダ17のヘッド側とロッド側に
はパイプ31,32がそれぞれ個々に接続されている。
各パイプ31,32は、それぞれパイプ31a,31
b、32a,32bに分岐されるとともに、各パイプ3
1a,31bは電磁弁DV1,DV2のAポートに、ま
た他の各パイプ32a,32bは電磁弁DV1,DV2
のBポートにそれぞれ接続されている。
【0017】上記各電磁弁DV1,DV2のPポートは
パイプ33a,33b,33を介して油圧ポンプPに接
続され、またTポートはパイプ34a,34b,34を
介して油タンク36に接続されている。パイプ31bに
は絞り弁35が設けられている。各電磁弁DV1,DV
2はシーケンサ23によって制御される。
【0018】次に上記のように構成された射出成形機の
型締め装置における型開きの背圧時間制御について説明
する。
【0019】図1は型締め状態を示すもので、型開きは
シーケンサ23によって電磁弁DV2のソレノイドbに
通電し(図5参照)、電磁弁DV2を切り換えることに
よって開始される。すなわち、電磁弁DV2が切り換え
られると、油圧ポンプPから送り出された作動油は、パ
イプ33、パイプ33b、電磁弁DV2、パイプ32
b、パイプ32の順に流れて油圧シリンダ17のピスト
ンロッド17aを図1で左に縮小移動させるとともに、
油圧シリンダ17内のヘッド側の作動油は、パイプ3
1、パイプ31b(絞り弁35)、電磁弁DV2、パイプ
34b,パイプ34の順に流れて油タンク36に入る。
【0020】上記において、パイプ31bを流れて油タ
ンク36に入る作動油に絞り弁35で抵抗がかかり、そ
の結果油圧シリンダ17のピストンロッド17aの移動
に背圧がかかる。この背圧によって型開き初期における
ショックが防止される。
【0021】シーケンサ23は、型締め前においてエン
コーダ21から出力された型締力パルス数から次の数式
1を演算して背圧時間T(sec)を算出し(図6参
照)、電磁弁DV2のソレノイドbに通電して型開きを
開始してから上記で算出されたT時間後に、電磁弁DV
1のソレノイドbに通電して電磁弁DV1を切り換える
とともに、電磁弁DV2のソレノイドbに対する通電を
停止する。
【0022】
【数1】T=a・CPLS+b ここで CPLS:型締力パルス数 a,b:定数
【0023】上記の切換え作動により、油圧ポンプPの
作動油は、パイプ33a、電磁弁DV1、パイプ32
a,パイプ32を経て油圧シリンダ17のロッド側に入
り、型開きを継続させる。また、油圧シリンダ17のヘ
ッド側の作動油は、パイプ31,パイプ31a,電磁弁
DV1,パイプ34a,パイプ34を流れ、絞り弁35
を回避して油タンク36に戻る。このため、油圧シリン
ダ17に背圧がかかることはない。所定時間経過後、電
磁弁DV1のソレノイドbの通電が停止され、電磁弁D
V1が中立位置に切り換えられ型開きが終了する。
【0024】上記の絞り弁35は背圧手段を構成するが
これに代えて、図7のようにカウンターバランスバルブ
37を背圧手段として用いることができる。
【0025】図1において符号25はエンドプレート1
に設けられたアブソリュートエンコーダである。このエ
ンコーダ25はピニオン25aを備え、該ピニオン25
aをクロスヘッド16に取り付けられたラック26に噛
み合わせている。クロスヘッド16が移動するとピニオ
ン25aが回転する。エンコーダ25はピニオン25a
の回転からクロスヘッド16の移動量を検出し、その検
出信号をシーケンサ23に出力する。
【0026】クロスヘッド16の移動量を検出するエン
コーダ25が設けられた射出成形機の型締め装置におい
ては、シーケンサ23は次の数式2を演算して、型締完
了位置を原点とする切換えクロスヘッド位置SXFR(m
m)を算出する(図9参照)。
【0027】
【数2】SXFR=a1・CPLS+b1 ここで a1,b1:定数
【0028】そして、シーケンサ23は、電磁弁DV2
をON(電磁弁DV2のソレノイドbに通電)にして型
開きを開始してからクロスヘッド16が切換えクロスヘ
ッド位置SXFR に移動した時に電磁弁DV1をON(電
磁弁DV1のソレノイドbに通電)にし、電磁弁DV2
をOFF(電磁弁DV2のソレノイドbの通電を停止)
にする(図8参照)。クロスヘッド16が更に移動して
所定位置に達すると、電磁弁DV1がOFFとなって型
開きが終了する。
【0029】図10は他の油圧回路を示す。なお、図1
0において図1の部材と同一な部材には同一の符号を付
けてその説明は省略する。この図で符号40は電磁比例
流量弁(電磁比例流量制御弁ー背圧手段)である。電磁
比例流量弁40は油圧シリンダ17のヘッド側と電磁弁
DV1のAポートとを連絡しているパイプ31に設けら
れており、シーケンサ23によって制御される。
【0030】図10の射出成形機の型締め装置において
は、シーケンサ23は次の数式3を演算して背圧時電流
BPを算出する(図12参照)。
【0031】
【数3】IBP=a2・CPLS+b2 ここで a2,b2:定数
【0032】シーケンサ23はソレノイドbに通電して
電磁弁DV1をONしてから、Ex時間経過後、或いは
クロスヘッド16が型締完了位置を原点としてEx位置
に達したところで電流値を大きくして電磁比例流量弁4
0の開度を大きくする(図11参照)。
【0033】図10の電磁比例流量弁40に代えて電磁
比例圧力弁(電磁比例圧力制御弁)41(図13)を背
圧手段として用いることもできる。この場合、シーケン
サ23は次の数式4を演算して背圧時電流IBP(mA)
を算出する(図15参照)。
【0034】
【数4】IBP=a4・CPLS+b4 ここで a4,b4:定数
【0035】シーケンサ23はソレノイドbに通電して
から、Ex 時間経過後、或いはクロスヘッド16がEx
位置に達したところで電流値を小さくして電磁比例圧力
弁41の作動圧力を低下させる(図14参照)。
【0036】図1の締り弁35に代えて電磁比例流量弁
40を用い、図11ないし図12のように背圧を制御す
ることもできる。
【0037】また、図1の締り弁35に代えて電磁比例
圧力制御弁41を用い、図14ないし図15のように背
圧を制御することもできる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、一端を固定盤に、他端をエンドプレートにそれぞれ
固定されたタイバーに、可動盤が摺動自在に取り付けら
れ、エンドプレートに取り付けられた油圧シリンダによ
りトグル機構を介して可動盤を移動させて可動盤と固定
盤との間で金型の型締めを行う構成とされ、金型の型開
き初期に、油圧シリンダの油圧回路に設けられた背圧手
段で油圧シリンダの動きに背圧をかけて型開きを行う射
出成形機の型開き方法において、シーケンサが型締力に
対応する背圧時間、または背圧終了位置、または背圧流
量、または背圧圧力を演算し、その結果に基づいて背圧
手段の背圧解除を制御する構成されているので、型締力
が変わっても型開き時のショックを的確に防止すること
ができ、したがって、ショックの度合、金型構造、成形
品形状、サイクルアップ等に対して最適な初期型開き動
作が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る型開き方法を適用する射出成形機
の型締め装置の一部破断の正面図である。
【図2】アジャストナットギャとリングギャ、エンコー
ダ等の関係を示す正面図である。
【図3】図2の(III−III)部分の断面図である。
【図4】シーケンサとエンコーダ等の関係を示すブロッ
ク図である。
【図5】シーケンサによる二つの電磁弁の切換え制御図
である。
【図6】背圧時間と型締力の関係を示す特性図である。
【図7】カウンターバランスバルブを使用した場合の要
部の回路図である。
【図8】背圧終了位置制御における二つの電磁弁の切換
え制御図である。
【図9】切換えクロスヘッド位置と型締力の関係を示す
特性図である。
【図10】他の射出成形機の型締装置の一部破断の正面
図である。
【図11】電磁比例流量弁の切換え制御図である。
【図12】背圧時電流と型締力の関係を示す特性図であ
る。
【図13】電磁比例圧力弁を使用した場合の要部の回路
図である。
【図14】電磁比例圧力弁の切換え制御図である。
【図15】背圧時電流と型締力の関係を示す特性図であ
る。
【符号の説明】
1 エンドプレート 2 トグル機構 3 可動盤 4 固定盤 5,6 金型 7 タイバー 17 油圧シリンダ 31,31a,31b パイプ 32,32a,32b パイプ 33,33a,33b パイプ 34,34a,34b パイプ 35 絞り弁(背圧手段) 37 カウンターバランスバルブ(背圧手段) 40 電磁比例流量弁(背圧手段) 41 電磁比例圧力弁(背圧手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端を固定盤に、他端をエンドプレート
    にそれぞれ固定されたタイバーに、可動盤が摺動自在に
    取り付けられ、エンドプレートに取り付けられた油圧シ
    リンダによりトグル機構を介して可動盤を移動させて可
    動盤と固定盤との間で金型の型締めを行う構成とされ、
    金型の型開き初期に、油圧シリンダの油圧回路に設けら
    れた背圧手段で油圧シリンダの動きに背圧をかけて型開
    きを行う射出成形機の型開き方法において、上記背圧手
    段の背圧解除制御を、シーケンサにより型締力に対応す
    る背圧時間を算出してその背圧時間で行うことを特徴と
    する射出成形機の型開き方法。
  2. 【請求項2】 一端を固定盤に、他端をエンドプレート
    にそれぞれ固定されたタイバーに、可動盤が摺動自在に
    取り付けられ、エンドプレートに取り付けられた油圧シ
    リンダによりトグル機構を介して可動盤を移動させて可
    動盤と固定盤との間で金型の型締めを行う構成とされ、
    金型の型開き初期に、油圧シリンダの油圧回路に設けら
    れた背圧手段で油圧シリンダの動きに背圧をかけて型開
    きを行う射出成形機の型開き方法において、上記背圧手
    段の背圧解除制御を、シーケンサにより型締力に対応す
    る背圧終了位置を算出してその背圧終了位置で行うこと
    を特徴とする射出成形機の型開き方法。
  3. 【請求項3】 一端を固定盤に、他端をエンドプレート
    にそれぞれ固定されたタイバーに、可動盤が摺動自在に
    取り付けられ、エンドプレートに取り付けられた油圧シ
    リンダによりトグル機構を介して可動盤を移動させて可
    動盤と固定盤との間で金型の型締めを行う構成とされ、
    金型の型開き初期に、油圧シリンダの油圧回路に設けら
    れた背圧手段で油圧シリンダの動きに背圧をかけて型開
    きを行う射出成形機の型開き方法において、上記背圧手
    段の背圧解除制御を、シーケンサにより型締力に対応す
    る背圧流量を算出してその背圧流量で行うことを特徴と
    する射出成形機の型開き方法。
  4. 【請求項4】 一端を固定盤に、他端をエンドプレート
    にそれぞれ固定されたタイバーに、可動盤が摺動自在に
    取り付けられ、エンドプレートに取り付けられた油圧シ
    リンダによりトグル機構を介して可動盤を移動させて可
    動盤と固定盤との間で金型の型締めを行う構成とされ、
    金型の型開き初期に、油圧シリンダの油圧回路に設けら
    れた背圧手段で油圧シリンダの動きに背圧をかけて型開
    きを行う射出成形機の型開き方法において、上記背圧手
    段の背圧解除制御を、シーケンサにより型締力に対応す
    る背圧圧力を算出してその背圧圧力で行うことを特徴と
    する射出成形機の型開き方法。
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