JPH0577113A - 放電加工機 - Google Patents
放電加工機Info
- Publication number
- JPH0577113A JPH0577113A JP10942291A JP10942291A JPH0577113A JP H0577113 A JPH0577113 A JP H0577113A JP 10942291 A JP10942291 A JP 10942291A JP 10942291 A JP10942291 A JP 10942291A JP H0577113 A JPH0577113 A JP H0577113A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- electric discharge
- machining
- axis
- discharge machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 テーパー状の加工等を通常の円柱状の電極に
よって円滑にかつ確実に行うと共に、加工精度及び加工
面粗度の向上を図る。 【構成】 支持部21の軸線に対して電極25を傾斜さ
せることによって、電極25をワーク11に対して斜め
に向けることにより、ワーク11にテーパー状の加工等
を行う。
よって円滑にかつ確実に行うと共に、加工精度及び加工
面粗度の向上を図る。 【構成】 支持部21の軸線に対して電極25を傾斜さ
せることによって、電極25をワーク11に対して斜め
に向けることにより、ワーク11にテーパー状の加工等
を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加工液中で工作物(ワ
ーク)と電極との間に放電現象を起こさせて工作物を加
工する放電加工機に関する。
ーク)と電極との間に放電現象を起こさせて工作物を加
工する放電加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の放電加工機としては、移
動テーブル(XYテーブル)上にワークが載置され、こ
れらの移動テーブル及びワークが加工槽内に満たされた
加工液内に浸漬され、かつ上記ワークの上方に、電極
が、ワークに対して接近、離間自在に設けられたものが
知られている。そして、上記電極を加工液中のワークに
接近させることにより、ワークと電極との間に放電現象
を起こさせてワークを加工するようになっている。
動テーブル(XYテーブル)上にワークが載置され、こ
れらの移動テーブル及びワークが加工槽内に満たされた
加工液内に浸漬され、かつ上記ワークの上方に、電極
が、ワークに対して接近、離間自在に設けられたものが
知られている。そして、上記電極を加工液中のワークに
接近させることにより、ワークと電極との間に放電現象
を起こさせてワークを加工するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記電極
は、通常、円柱状をしているため、図2に示すように、
テーパー状の凹所1を形成する場合には、ステップ(階
段状)加工2を行う必要があり、手間がかかる上に、加
工精度及び加工面粗度の点で問題があった。また、テー
パー面に合わせた電極を用いて放電加工することも行わ
れており、この場合には、上記問題は解消されるが、該
電極を製作するのに大変手間がかかるという別の問題が
生じる。
は、通常、円柱状をしているため、図2に示すように、
テーパー状の凹所1を形成する場合には、ステップ(階
段状)加工2を行う必要があり、手間がかかる上に、加
工精度及び加工面粗度の点で問題があった。また、テー
パー面に合わせた電極を用いて放電加工することも行わ
れており、この場合には、上記問題は解消されるが、該
電極を製作するのに大変手間がかかるという別の問題が
生じる。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、テーパー状の加工等を通
常の円柱状の電極によって円滑にかつ確実に行うことが
でき、かつ加工精度及び加工面粗度が良好な放電加工機
を提供することにある。
で、その目的とするところは、テーパー状の加工等を通
常の円柱状の電極によって円滑にかつ確実に行うことが
でき、かつ加工精度及び加工面粗度が良好な放電加工機
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、工作物を載置する載置台と電極とが接
近、離間自在に設けられ、かつ上記載置台と電極との少
なくとも一方が水平面内において移動自在に設けられる
と共に、加工液中で工作物と電極との間に放電現象を起
こさせて工作物を加工する放電加工機において、上記電
極が、この電極を支持する支持部の軸線に対して傾斜可
能に設けられたものである。
に、本発明は、工作物を載置する載置台と電極とが接
近、離間自在に設けられ、かつ上記載置台と電極との少
なくとも一方が水平面内において移動自在に設けられる
と共に、加工液中で工作物と電極との間に放電現象を起
こさせて工作物を加工する放電加工機において、上記電
極が、この電極を支持する支持部の軸線に対して傾斜可
能に設けられたものである。
【0006】
【作用】本発明の放電加工機にあっては、支持部の軸線
に対して電極を傾斜させることによって、電極を工作物
に対して斜めに向けることにより、工作物にテーパー状
の加工等を円滑に行う。
に対して電極を傾斜させることによって、電極を工作物
に対して斜めに向けることにより、工作物にテーパー状
の加工等を円滑に行う。
【0007】
【実施例】以下、図1に基づいて本発明の一実施例を説
明する。
明する。
【0008】図1において符号10は水平面内において
移動自在なXYテーブルであり、このXYテーブル10
上にはワーク11が載置されるようになっている。そし
て、上記XYテーブル10上のワーク11は、加工槽1
2内に収容されており、この加工槽12内には加工液1
3が満たされるようになっている。また、上記ワーク1
1の上方には、放電加工機のヘッド部14が配置されて
おり、このヘッド部14は、上下に移動可能な昇降軸1
5と、この昇降軸15に回動自在に設けられ、かつC軸
モータ16によって回転させられる回転軸17と、この
回転軸17に水平面内において移動自在に設けられ、か
つX軸モータ18及びY軸モータ19によって水平移動
させられる移動体20と、この移動体20の下面に設け
られた支持部21に、この支持部21の軸線に対して傾
斜可能に設けられ、かつA軸モータ22によって傾斜さ
せられる電極装着部23と、この電極装着部23に装着
されるシャンク24と、このシャンク24の下端に形成
された円柱状の電極25とから構成されている。
移動自在なXYテーブルであり、このXYテーブル10
上にはワーク11が載置されるようになっている。そし
て、上記XYテーブル10上のワーク11は、加工槽1
2内に収容されており、この加工槽12内には加工液1
3が満たされるようになっている。また、上記ワーク1
1の上方には、放電加工機のヘッド部14が配置されて
おり、このヘッド部14は、上下に移動可能な昇降軸1
5と、この昇降軸15に回動自在に設けられ、かつC軸
モータ16によって回転させられる回転軸17と、この
回転軸17に水平面内において移動自在に設けられ、か
つX軸モータ18及びY軸モータ19によって水平移動
させられる移動体20と、この移動体20の下面に設け
られた支持部21に、この支持部21の軸線に対して傾
斜可能に設けられ、かつA軸モータ22によって傾斜さ
せられる電極装着部23と、この電極装着部23に装着
されるシャンク24と、このシャンク24の下端に形成
された円柱状の電極25とから構成されている。
【0009】上記のように構成された放電加工機にあっ
ては、電極装着部23に装着されたシャンク24の下端
の電極25を、昇降軸15の下降に従って降下させると
共に、XYテーブル10を水平面内において移動させる
ことにより、上記電極25とXYテーブル10上のワー
ク11との間を所定距離に保ちつつ放電加工を行う。
ては、電極装着部23に装着されたシャンク24の下端
の電極25を、昇降軸15の下降に従って降下させると
共に、XYテーブル10を水平面内において移動させる
ことにより、上記電極25とXYテーブル10上のワー
ク11との間を所定距離に保ちつつ放電加工を行う。
【0010】この場合、C軸モータ16を起動して回転
軸17をその軸線回りに回転させると共に、X軸モータ
18及びY軸モータ19によって移動体20を水平移動
させ、かつA軸モータ22によって支持部21の軸線に
対して電極装着部23及びシャンク24の下端の電極2
5を所定角度傾斜させることにより、電極25の軸線を
回転軸17の軸線に対して偏心させかつ所定角度傾斜さ
せた状態で、電極25を回転軸17の軸線を中心にして
移動させることができるから、例えば、図2に示すよう
な凹所1の傾斜面を円滑に放電加工することができる。
軸17をその軸線回りに回転させると共に、X軸モータ
18及びY軸モータ19によって移動体20を水平移動
させ、かつA軸モータ22によって支持部21の軸線に
対して電極装着部23及びシャンク24の下端の電極2
5を所定角度傾斜させることにより、電極25の軸線を
回転軸17の軸線に対して偏心させかつ所定角度傾斜さ
せた状態で、電極25を回転軸17の軸線を中心にして
移動させることができるから、例えば、図2に示すよう
な凹所1の傾斜面を円滑に放電加工することができる。
【0011】また、各モータ16,18,19,22の
駆動操作によって、円柱状の電極25で逆テーパー状の
加工等従来加工しにくかった形状の放電加工も容易にか
つ精度良く行うことができる。
駆動操作によって、円柱状の電極25で逆テーパー状の
加工等従来加工しにくかった形状の放電加工も容易にか
つ精度良く行うことができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、工作物
を載置する載置台と電極とが接近、離間自在に設けら
れ、かつ上記載置台と電極との少なくとも一方が水平面
内において移動自在に設けられると共に、加工液中で工
作物と電極との間に放電現象を起こさせて工作物を加工
する放電加工機において、上記電極が、この電極を支持
する支持部の軸線に対して傾斜可能に設けられたもので
あるから、支持部の軸線に対して電極を傾斜させること
によって、電極を工作物に対して斜めに向けることによ
り、工作物にテーパー状の加工等を通常の円柱状の電極
によって円滑にかつ確実に行うことができ、かつ加工精
度及び加工面粗度の向上を図ることができる。
を載置する載置台と電極とが接近、離間自在に設けら
れ、かつ上記載置台と電極との少なくとも一方が水平面
内において移動自在に設けられると共に、加工液中で工
作物と電極との間に放電現象を起こさせて工作物を加工
する放電加工機において、上記電極が、この電極を支持
する支持部の軸線に対して傾斜可能に設けられたもので
あるから、支持部の軸線に対して電極を傾斜させること
によって、電極を工作物に対して斜めに向けることによ
り、工作物にテーパー状の加工等を通常の円柱状の電極
によって円滑にかつ確実に行うことができ、かつ加工精
度及び加工面粗度の向上を図ることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す概略構成図である。
【図2】凹所の加工方法を示す説明図である。
10 XYテーブル(載置台) 11 ワーク(工作物) 13 加工液 21 支持部 25 電極
Claims (1)
- 【請求項1】 工作物を載置する載置台と電極とが接
近、離間自在に設けられ、かつ上記載置台と電極との少
なくとも一方が水平面において移動自在に設けられると
共に、加工液中で工作物と電極との間に放電現象を起こ
させて工作物を加工する放電加工機において、上記電極
が、この電極を支持する支持部の軸線に対して傾斜可能
に設けられたことを特徴とする放電加工機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10942291A JPH0577113A (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | 放電加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10942291A JPH0577113A (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | 放電加工機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0577113A true JPH0577113A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=14509842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10942291A Pending JPH0577113A (ja) | 1991-05-14 | 1991-05-14 | 放電加工機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0577113A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6454930B1 (en) | 1998-10-27 | 2002-09-24 | Agie S.A. | Procedure and device for the three-dimensional processing of a work piece by means of electroerosive or electrochemical machining |
JP2013082066A (ja) * | 2003-10-15 | 2013-05-09 | General Electric Co <Ge> | 限られたスペースにおいて加工する装置及び方法 |
-
1991
- 1991-05-14 JP JP10942291A patent/JPH0577113A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6454930B1 (en) | 1998-10-27 | 2002-09-24 | Agie S.A. | Procedure and device for the three-dimensional processing of a work piece by means of electroerosive or electrochemical machining |
JP2013082066A (ja) * | 2003-10-15 | 2013-05-09 | General Electric Co <Ge> | 限られたスペースにおいて加工する装置及び方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990608 |