JPH0576942U - 手押し式運搬台車 - Google Patents

手押し式運搬台車

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JPH0576942U
JPH0576942U JP2419792U JP2419792U JPH0576942U JP H0576942 U JPH0576942 U JP H0576942U JP 2419792 U JP2419792 U JP 2419792U JP 2419792 U JP2419792 U JP 2419792U JP H0576942 U JPH0576942 U JP H0576942U
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JP
Japan
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handle
support
hole
carriage
carrier
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JP2419792U
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JPH077244Y2 (ja
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清美 井上
孝義 土田
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Okamura Corp
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Okamura Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 商品を運搬台車に積載したままで陳列すると
きに、ハンドルの支持具が邪魔になないようにする。 【構成】 ハンドル(6)を挿し込み支持する支持(4)、
(4')は、ハンドル(6)を抜き外した後に、運搬台車(1)
の後面(2)に開口する取付穴(3)、(3')内に完全に没入
される。そのため、支持具(4)、(4')は運搬台車後面か
ら突出することなく、商品を運搬台車に積載したままで
陳列するとき、ハンドルの支持具が邪魔にならない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スーパーマーケット等の店舗で使用して好適な手押し式運搬台車に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来公知の手押し式運搬台車としては、運搬台車の後部に、逆U字形のハンド ルを起立させて一体的に固設したものや、ハンドルを折畳み機構を介して起倒自 在に取付けたもの、さらには運搬台車の後部面に縦穴を穿設して、ハンドルの下 端部を挿し込み支持するようにしたものなどがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、近年スーパーマーケット等の店舗では、倉庫より運搬台車に積載し て売り場内に運び込んだ商品を、陳列棚に移し変える作業を省力化して、商品を 運搬台車に積載したままで陳列することがある。この場合、前記従来技術のうち ハンドルが固設されているものや、折畳み構造のものでは、陳列するときにハン ドルが邪魔になる。ハンドルを運搬台車の縦穴に挿し込むものは、ハンドルが運 搬台車の積載位置にあるため、商品の積載面積を狭めることになる。
【0004】 また、積載面積を狭めないために、実開昭61−1469号公報に記載されて いるように、ハンドルを挿し込み支持する支持部材を運搬台車の一側面に固着す るものもあるが、支持部材が運搬台車の側面より突出するので、客の足がぶつか り危険であるとともに、運搬台車を並べて置くときに邪魔になる。 さらに、いずれの場合も、抜き外したハンドルを運搬台車の下側に保管したり 、倉庫に持ち帰るなどしていたためにハンドルを紛失することが多々あった。
【0005】 本考案は、上記のような問題点に着目してなされたもので、商品を運搬台車に 積載したままで陳列するときに、ハンドルの支持具が邪魔にならないようにする とともに、抜き外したハンドルを各運搬台車ごとに確実に保管できるようにする ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の手押し式運搬台車は、運搬台車の後面に 開口する取付穴より出没自在とした支持具の縦穴に、ハンドルの下端部を挿し込 み支持してなることを特徴としている。 また、支持具の一端部が取付穴内に縦軸をもって枢着され、この縦軸回りに回 動することにより、縦穴を設けた支持具の他端部を取付穴から出没自在にするこ ともできる。
【0007】 さらに、支持具の縦穴より抜き外したハンドルを、運搬台車の一側面に開口す る収納穴より運搬台車内の収納部に収納することもできる。
【0008】
【作用】
ハンドルを挿し込み支持する支持具は、ハンドルを抜き外した後に、運搬台車 の後面に開口する取付穴内に完全に没入されるので、商品を運搬台車に積載した ままで陳列するときに、支持具が邪魔になることがない。
【0009】 支持具の一端部が取付穴内に縦軸をもって枢着されている場合、支持具を、こ の縦軸回りに回動して、取付穴から簡単に出没させることができる(請求項2)。 支持具の縦穴より抜き外したハンドルを、運搬台車の一側面に開口する収納穴 より運搬台車内の収納部に収納でき、外したハンドルを各運搬台車ごとに確実に 保管できる(請求項3)。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1には手押し式運搬台車の全体図が示されており、運搬台車(1)の後面(2) に開口する取付穴(3)、(3')から支持具(4)、(4')が突出していて、この支持具 (4)、(4')の縦穴(5)、(5')にハンドル(6)の両脚部の下端が挿し込み支持され ている。この取付穴(3)、(3')は支持具(4)、(4')を完全に収容できるような大 きさである。
【0011】 支持具(4)、(4')は、図2に示すように、U字形断面の受け金具(7)と、この 受け金具(7)の壁部に両端部で固着された管片(8)とからなり、管片(8)の一端 部は、受け金具(7)の壁部を貫通している。これによって管片(8)は、ハンドル の下端部を支持するための縦穴(5)、(5')を構成している。
【0012】 管片(8)とは反対側の受け金具(7)の端部には、枢支ピン(9)を挿通させるた めの枢支孔(10)が穿孔されている。枢支ピン(9)の両端部付近には割りピン(11) を挿通させる小孔(12)が設けられていて、これによって図3に縦断面をもって示 されたポケット状の取付穴(3)の内壁(13)に、受け金具(7)の枢支孔(10)に挿通 された枢支ピン(9)が抜け落ちないように取り付けられる。この場合内、壁(13) にも枢支ピン(9)を挿通させるための孔が設けられている。
【0013】 こうして受け金具(7)、即ち支持具(4)、(4')は、縦軸としての枢支ピン(9) の回りに回動自在に支承される。
【0014】 図4には、左右の取付穴(3)、(3')に枢支ピン(9)、(9')によって回動自在に 枢着された支持具(4)、(4')のハンドル挿し込みのための突出位置が実線で示さ れ、取付穴(3)、(3')への没入位置が点線で示されている。
【0015】 さらに図1に示すように、運搬台車(1)の後面(2)には、抜き外したハンドル を収納保管するための収納穴(14)が設けられている。この収納穴(14)の下縁(14' )には凹部(14")が設けられていて、この凹部(14")内に人間の指ないし適当な工 具を挿入し、既に収納したハンドル(6)を容易に引き出せるようになっている。
【0016】 図5に示すように運搬台車(1)内には、収納穴(14)と整合する位置に、L字形 材(15)、(16)からなるハンドル受容部(17)が配設されている。このハンドル受容 部(17)は、運搬台車(1)内に当業者において任意の方法で固定されている。勿論 収納穴(14)及びハンドル受容部(17)はハンドルの収納に適した大きさである。
【0017】 次に、この運搬台車(1)の使用態様を説明する。 例えば商品を運搬台車(1)に積載したまま陳列棚として使用する際には、まず ハンドル(6)を支持具(4)、(4')から抜き外す。そして抜き外したハンドル(6) を、その両脚部の下端側を先にして収納穴(14)内に挿入する。挿入されたハンド ル(6)はハンドル受容部(17)にて受容され、保管される。また、ハンドル(6)を 抜き外した後の支持具(5)、(5')は、枢支ピン(9)、(9')を中心に回動せしめら れて、取付穴(3)、(3')内に没入せしめられる。
【0018】 商品を移動させるために再び運搬台車(1)を使用する際には、収納穴(14)の凹 部(14")内に人間の指又は適当な工具を挿入することにより、ハンドル(6)を保 持して、収納穴(14)より引き出す。次いで支持具(4)、(4')を旋回させて、取付 穴(3)、(3')から突出させ、この突出した支持具(4)、(4')の縦穴(5)、(5')に ハンドル(6)の両脚部の下端を挿し込む。
【0019】
【考案の効果】
本考案にあっては、次に記載する効果が得られる。 (a) ハンドルを挿し込み支持する支持具は、取付穴に対して出没自在である ので、商品を運搬台車に積載したままで陳列するときに、ハンドルを抜き外して 支持具を取付穴内に没入させれば、もはや支持具が邪魔になるようなことはない 。それゆえ支持具の突出に起因する危険性は完全に解消され、しかも運搬台車の 配列は不要な隙間を生ずることなく容易に行われる(請求項1、2)。
【0020】 (b) 抜き外したハンドルは、運搬台車の収納穴内にその都度収納保管するこ とができるので、紛失することもない(請求項3)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の手押し式運搬台車の実施例の斜視図で
ある。
【図2】支持具の分解図である。
【図3】支持具を運搬台車の取付穴に枢着したところの
部分断面図である。
【図4】図1のA−A断面図である。
【図5】図1の要部破断図である。
【符号の説明】
(1)運搬台車 (2)後面 (3)、(3')取付穴 (4)、(4')
支持具 (5)、(5')縦穴 (6)ハンド
ル (7)受け金具 (8)管片 (9)、(9')枢支ピン (10)枢支孔 (11)割りピン (12)小孔 (13)内壁 (14)収納穴 (14')下縁 (14")凹部 (15)、(16)L字形材 (17)ハンド
ル受容部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運搬台車の後面に開口する取付穴より出
    没自在とした支持具の縦穴に、ハンドルの下端部を挿し
    込み支持してなることを特徴とする手押し式運搬台車。
  2. 【請求項2】 支持具の一端部が、取付穴内に縦軸をも
    って枢着され、縦穴を設けた支持具の他端部が取付穴か
    ら出没自在になっている請求項1に記載の手押し式運搬
    台車。
  3. 【請求項3】 支持具の縦穴より抜き外したハンドル
    が、運搬台車の一側面に開口する収納穴より運搬台車内
    の収納部に収納される請求項1又は2に記載の手押し式
    運搬台車。
JP1992024197U 1992-03-24 1992-03-24 手押し式運搬台車 Expired - Lifetime JPH077244Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992024197U JPH077244Y2 (ja) 1992-03-24 1992-03-24 手押し式運搬台車

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Publications (2)

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JPH0576942U true JPH0576942U (ja) 1993-10-19
JPH077244Y2 JPH077244Y2 (ja) 1995-02-22

Family

ID=12131604

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JP1992024197U Expired - Lifetime JPH077244Y2 (ja) 1992-03-24 1992-03-24 手押し式運搬台車

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5851093U (ja) * 1981-10-05 1983-04-06 三菱電機株式会社 回転式電動圧縮機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5851093U (ja) * 1981-10-05 1983-04-06 三菱電機株式会社 回転式電動圧縮機

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JPH077244Y2 (ja) 1995-02-22

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