JPH0576925U - 作業車のアウトリガ駆動装置 - Google Patents

作業車のアウトリガ駆動装置

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JPH0576925U
JPH0576925U JP016052U JP1605292U JPH0576925U JP H0576925 U JPH0576925 U JP H0576925U JP 016052 U JP016052 U JP 016052U JP 1605292 U JP1605292 U JP 1605292U JP H0576925 U JPH0576925 U JP H0576925U
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JP
Japan
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oil
outrigger
valve
drive
supplied
Prior art date
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Pending
Application number
JP016052U
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English (en)
Inventor
良二 森泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】アウトリガ駆動装置の部品点数を減少させてそ
れらの取付スペースを減少させ、コストを低減させる。 【構成】第2オイルポンプ32からオイルをフロープライ
オリティーバルブ33及び4方電磁弁31を介して第3及び
第4油圧シリンダ29,30に供給し、後・前輪25と後・後
輪26とを操舵駆動する。また、第2オイルポンプ32から
フロープライオリティーバルブ33に供給された余剰オイ
ルを4方電磁弁42を介してアウトリガ駆動油圧回路に供
給する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、クレーン車等の作業車のアウトリガ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
作業車のアウトリガ駆動装置の従来例として、図3に示すようなものがある。 まず、車両の操舵装置を説明すると(実開昭61−51208号公報参照)、第 1軸用アイドラアーム1と第2軸用アイドラアーム2との一端部が車両本体に略 垂直面内を揺動自由に取付けられ、各アイドラアーム1,2の他端部には第1軸 用ドラッグリンク3と第2軸用ドラッグリンク4との一端部が揺動自由に取付け られている。また、第1軸アイドラアーム1の中間部にはミドルリンク5の一端 部が揺動自由に取付けられ、ミドルリンク5の他端部は第2軸用アイドラアーム 2の中間部に揺動自由に取付けられている。
【0003】 前記第1及び第2軸用ドラッグリンク3,4の各他端部はナックルのステアリ ングアーム6,7に夫々連結され、また左右のナックルはタイロッド8,9によ り夫々連結され、各ナックルには復動型の第1及び第2油圧シリンダ10,11のピ ストンロッドが揺動自由に取付けられている。 そして、ステアリングホイール12の操作力を、リンク13を介して第1軸用アイ ドラアーム1に伝達した後、アイドラアーム1から第1軸側ではドラッグリンク 3に伝達してステアリングアーム6を揺動させ第2軸側ではミドルリンク5を介 してドラッグリンク4に伝達してステアリングアーム7を揺動させ前前輪14と前 後輪15とを操舵する。
【0004】 また、ステアリングホイール12の操舵方向に応じて4方切換弁16のオイルは流 れ方向が切換えられエンジン駆動される第1オイルポンプ17からオイルが流量制 御弁18,4方切換弁16を介して第1及び第2油圧シリンダ10,11に供給され第1 及び第2油圧シリンダ10,11により操舵力がアシストされる。 また、後1軸と後2軸とのナックルのステアリングアーム19,20の一方にはド ラッグリンク21,22の一端が揺動自由に取付けられ、各ドラッグリンク21,22の 他端はスライドバー23の各端部に揺動自由に取付けられている。前記スライドバ ー23は車両本体に車両前後方向に移動自由に取付けられ、スライドバー23は非操 舵時にロックバルブ24により中立位置にロックされ後前輪25,後後輪26を車両前 方に向けた状態で保持する。
【0005】 また、左右のナックルはタイロッド27,28により夫々連結され、各ナックルに は復動型の第3及び第4油圧シリンダ29,30のピストンロッドが揺動自由に取付 けられている。第3及び第4油圧シリンダ29,30の油圧室にはオイル流れ切換用 4方電磁弁31からオイルが供給され、4方電磁弁31には第2オイルポンプ32から フロープライオリティーバルブ33,オイル供給通路34を介してオイルが供給され る。4方電磁弁31は手動の切換スイッチ(図示せず)によりオイル流れが切換え られて第3及び第4油圧シリンダ29,30にオイルが供給され後前輪25と後後輪26 とが操舵される。ここで、4方電磁弁31からオイルはオイル戻し通路35を介して オイルタンク36に戻される。 また、前記フロープライオリティーバルブ33はオ イル流量を制御する流量制御弁33Aと定圧弁33Bとから構成され、余剰オイルを オイル戻し通路35に排出するようになっている。
【0006】 また、車両本体下部には車両本体を上動させるアウトリガ装置(図示せず)が 設けられ、このアウトリガ装置のアウトリガ駆動油圧回路にはギヤポンプ等から なる第3オイルポンプ37からオイルが圧送供給される。第3オイルポンプ37はエ ンジン若しくは変速機に取付けられた出力取出装置から取出された動力により駆 動される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、アウトリガ駆動油圧回路にオイルを圧送供給する専用のオイルポン プを使用すると、そのポンプを駆動する出力取出装置も必要となり、部品点数が 多くなると共に取付スペースが大きくなりコスト高にもなるという不具合がある 。
【0008】 本考案は、このような実状に鑑みてなされたものでアウトリガ駆動装置の部品 点数を減少させてそれらの取付スペースを減少させることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案は、後輪を操舵駆動する駆動装置に弁装置を介してオイル供 給装置から供給するものにおいて、前記弁装置から排出される余剰オイルをアウ トリガ装置のアウトリガ駆動油圧回路に供給する油圧供給装置を備えるようにし た。
【0010】
【作用】
そして、オイル供給装置からオイルを弁装置を介して駆動装置に供給して後輪 を操舵すると共に、前記弁装置の余剰オイルをアウトリガ駆動油圧回路に供給し てアウトリガを作動できるようにした。
【0011】
【実施例】
以下に、本考案の一実施例を図1及び図2に基づいて説明する。尚、従来例と 同一要素には図3と同一符号を付して説明を省略する。 図1において、後2軸操舵用の4方電磁弁31にオイルを供給する弁装置として のフロープライオリティーバルブ33の余剰オイルを排出するオイル排出通路41は オイル戻し通路35に連通接続され、オイル排出通路41にはアウトリガ駆動用の4 方電磁弁42の一方のポートが連通接続されている。また、4方電磁弁42の他方の ポートはアウトリガ装置のアウトリガ駆動油圧回路(図示せず)とオイル戻し通 路35とをオイル通路43を介して連通接続させている。
【0012】 前記4方電磁弁42のソレノイドはアウトリガ作動用の手動操作スイッチ(図示 せず)に接続されている。そして、手動操作スイッチがオンされるとフロープラ イオリティーバルブ33から排出される余剰オイルが4方電磁弁42を介してアウト リガ装置のアウトリガ駆動油圧回路に供給されアウトリガが作動されるようにな っており、一方手動操作スイッチがオフされると前記油圧回路は前記4方電磁弁 42及びオイル通路43を介してオイル戻し通路35に連通されアウトリガの作動が停 止されるようになっている。
【0013】 また、前記フロープライオリティーバルブ33のオイル排出口とオイル戻し通路 35とがオイル通路44により連通され、オイル戻し通路44には4方電磁弁42に供給 されるオイル圧力を略一定に保持する定圧弁45が介装されている。ここでは、4 方電磁弁42と定圧弁45とが油圧供給装置を構成する。 かかる構成によれば、後前輪25及び後後輪26を操舵駆動する駆動装置としての 第3及び第4油圧シリンダ29,30にオイルを供給するオイル供給装置としての第 2オイルポンプ32からオイルをフロープライオリティバルブ33のオイル排出通路 41を介してアウトリガ駆動油圧回路に供給できるので、アウトリガ専用のオイル ポンプ及びそのポンプを駆動する出力取出装置を設けることなくアウトリガを作 動できる。このため、部品点数を減少できると共にそれらの取付スペースが不要 となり取付スペースの余裕の少ないクレーン車においてレイアウト上有利になり コストを低減できる。ここで、4方電磁弁42,定圧45の取付位置はレイアウト上 制約されないので、設置しやすい位置に取付ければよい。
【0014】 また、フロープライオリティバルブ33から排出される余剰のオイルを用いてア ウトリガを作動させるようにしたので、後2軸の操舵駆動を優先的に行いつつア ウトリガを駆動できる。ここで、第2オイルポンプ32のオイル吐出流量は図2の 実線示の如く機関回転速度に略比例して増大し、機関回転速度が所定値以上のと きにアウトリガを有効に作動できる吐出量を確保できるため、アウトリガを作動 させるときには、機関回転速度を所定量高めるようにアイドルアップ機構を設け る。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように、後輪を操舵駆動する駆動装置にオイルを供給 する弁装置の余剰オイルをアウトリガ駆動油圧回路に供給するようにしたので、 アウトリガ駆動用のオイルポンプ等を設けることなく操舵駆動を優先的に行いつ つアウトリガを作動できるため、部品点数を減少できると共にそれらの駆動装置 の取付けスペースを減少できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す構成図
【図2】同上の作用を説明するための図
【図3】アウトリガ駆動装置の従来例を示す構成図
【符号の説明】
25 後前輪 26 後後輪 29 第3油圧シリンダ 30 第4油圧シリンダ 32 第2オイルポンプ 42 4方電磁弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】後輪をオイル圧力により操舵駆動する駆動
    装置と、オイルの一部を余剰オイルとして排出しオイル
    流量及び圧力を調整する弁装置と、該弁装置を介して前
    記駆動装置にオイルを圧送供給するオイル供給装置と、
    を備えると共に、車両本体をオイル圧力により上動させ
    るアウトリガ装置を備える作業車において、 前記弁装置から排出される余剰オイルを前記アウトリガ
    装置のアウトリガ駆動油圧回路に供給する油圧供給装置
    を備えたことを特徴とする作業車のアウトリガ駆動装
    置。
JP016052U 1992-03-26 1992-03-26 作業車のアウトリガ駆動装置 Pending JPH0576925U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP016052U JPH0576925U (ja) 1992-03-26 1992-03-26 作業車のアウトリガ駆動装置

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JP016052U JPH0576925U (ja) 1992-03-26 1992-03-26 作業車のアウトリガ駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0576925U true JPH0576925U (ja) 1993-10-19

Family

ID=11905814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP016052U Pending JPH0576925U (ja) 1992-03-26 1992-03-26 作業車のアウトリガ駆動装置

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JP (1) JPH0576925U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS626870A (ja) * 1985-07-03 1987-01-13 Kayaba Ind Co Ltd 前輪2軸車両
JPH0216366B2 (ja) * 1982-01-22 1990-04-17 Kobe Steel Ltd
JPH0217478B2 (ja) * 1982-12-24 1990-04-20 Hikoma Seisakusho Kk

Patent Citations (3)

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