JPH0576923U - 車両修理矯正装置 - Google Patents

車両修理矯正装置

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JPH0576923U
JPH0576923U JP2579992U JP2579992U JPH0576923U JP H0576923 U JPH0576923 U JP H0576923U JP 2579992 U JP2579992 U JP 2579992U JP 2579992 U JP2579992 U JP 2579992U JP H0576923 U JPH0576923 U JP H0576923U
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JP
Japan
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vehicle
clamp
support
support cylinder
towing
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Application number
JP2579992U
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English (en)
Inventor
シュ−、チング・シン
Original Assignee
シュ−、チング・シン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の支持が確実かつ簡単に行えるようにす
る。 【構成】 車両を載せる一対のトラック板25の外側
に、位置移動と設置角度変更が可能な車両を牽引するた
めの牽引塔30を設け、さらに前記トラック板25上に
は、車両の一部を挟持するクランプを有し、かつトラッ
ク板25に対して縦横および上下方向に移動可能な支持
シリンダを設け、車両の状態に合わせて最適な状態で牽
引、支持ができるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両の枠、車体の変形を修理、矯正するための車両修理矯正装置に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両の修理、矯正に際する車両の支持方法としては、一般的には、作業 者が手で棒状物を車両の下に置き、支持台の補助を行っている。
【0003】 また車両を牽引して支持する装置として、アメリカ特許第4794783号明 細書、および同第4151737号明細書の発明が知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術では、作業者によって支持台の補助を行うもので は、作業性が悪く、また車両を牽引する装置であっても、支持が迅速かつ自動的 に行われず、さらに車両のクランプも十分でないという問題がある。
【0005】 本考案の目的は、車両の支持が確実かつ簡単に行われる車両修理矯正装置を提 供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、車両を載せる1対のトラック板と、各トラック板上に垂直に設 けられ、かつ上下動可能な支持シリンダと、支持シリンダをトラック板に対して 横および縦方向に移動させる駆動手段と、支持シリンダの上端に設けられて車両 の一部を挟持するクランプと、各トラック板の外側に位置設定および角度設定が 可能に設けられて連結された車両を牽引する牽引塔とを備えた構成によって達成 される。
【0007】 また前記クランプに接近センサを設け、接近センサで車両の一部の接近あるい は接触を検知すると、前記支持シリンダの上昇を停止させると共にクランプの締 め付け動作を開始させる構成によっても達成される。
【0008】
【作用】
車両は、トラック板に対して上下動かつ横および縦方向に移動されて位置決め される支持シリンダのクランプと、トラック板に対して設置位置および角度が設 定される牽引塔によって、車両状態に合った最適な状態で車両の牽引、支持が行 える。
【0009】 またクランプの接近センサの車両検知によって、車両が支持可能状態になると 、自動的に支持シリンダの動作制御およびクランプの締め付け制御が行われるこ とになる。
【0010】 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0011】 図1は本考案の車両修理矯正装置の一実施例の斜視図であり、下側にある一対 の昇降機21,22によって支えられた工作台であるU字型枠10、および車両 を載せるトラック板25に近い枠の両側に取り付けられた垂直な牽引塔30から 構成される。各牽引塔30は半円板40に軸アーム39を介して連結され、両者 は平行して回転できるようになっている。半円板40はそれぞれ各トラック板2 5の周りに形成された凹状のガイドレール29に滑動できるように取り付けられ ている。
【0012】 上記の構成にすることにより、牽引塔30は後述するように、ガイドレール2 9に沿って選択的にフレキシブルコネクタを介して車両の任意の部分を必要とす る方向に牽引力を掛けることができる。
【0013】 図2から図4に示したように、車両1の枠またはボデーを修理する前に、まず 色々の方法で工作台10の上に載せることができる。
【0014】 第1の方法では、図2に示したように、車両1自体の動力によって斜板2を登 って昇降機21,22で既に上げられた工作台10の上に上がるのである。図3 はこの方法が完了し、車両1がトラック板25の上に乗った時の状態を示してい る。
【0015】 第2の方法では、図4に示したように、前輪のない車両1等はウィンチ12で 床から工作台10の上に引き上げる。ウィンチ12は工作台10の一端の柱11 に取り付けられ、この時、昇降機21だけを上げ、車両1はケーブル13で引っ 張られる。車両1の前輪部分はホィールトローリ50で支えられ、トラック板2 5上に引上げられる。小さな斜板3を取り付けることにより、ホィールトローリ 50によって支えられた車両1の前端は簡単に工作台10の後に乗り上げられる 。
【0016】 図5は前記ホィールトローリ50の拡大斜視図であり、横棒51の両端部に垂 直棒54が設けられ、各垂直棒の頂端には支持板52が設けられている。また横 棒51両端にはカスタ(脚車)53が取り付けている。
【0017】 図6は前記牽引塔30の拡大斜視図であり、牽引塔30はスリーブ31と、ス リーブ31に嵌入されたピストン32、およびスリーブ31に滑動可能に取り付 けられた中空十字型33から構成されている。中空十字型33の第1翼には第1 プーリ34が内蔵され、また第2プーリ35はピストン32の上端に取り付けら れている。前記中空十字型33のスリーブ31上における位置は遠距離から制御 系統によりモータで制御することができる。
【0018】 前記モータ36はギア361によってねじシャフト37を回転させ、中空十字 型33に取り付けられたナット371とねじシャフト37との噛合で、中空十字 型33が上下に移動することができる。
【0019】 操作する時は例えば、チェン38のような連結物をプーリ34,35の回りに 通し、チェン38の一端は中空十字型33の第2翼に取り外し可能に固定し、他 の一端は車両に固定する。スリーブ31に内蔵された水力シリンダ321の作用 によってピストン32が上方に押し上げられると、チェン38は張られて張力が 出るので、前記車両1を引っ張る力が生じることになる。
【0020】 図7は前記半円板40の断面図であり、各半円板40は、半円板40の偏平側 部に取り付けられた4個のフランジ車41,42をそれぞれのガイドレール29 に挿入して、ガイドレール29の上を滑動することができる。図の右側の2つの 車41は遠隔制御のモータ43によって駆動される。各ガイドレール29の一定 の場所には一連の貫通孔291が穿設され、半円板40を定位置に規制している 。
【0021】 操作する時は、制御系統はモータ43に作用して半円板40を動かし、半円板 40の偏平側の貫通孔401がガイドレール29上の希望の貫通孔291に来る ようにする。
【0022】 図8の半円板40の平面図に示したようなピン441を空気ホース44から2 個の前記貫通孔401と291に押し込み、半円板40を希望のガイドレール2 9上に固定させる。同様にして、半円板40の円周側にも一定の間隔で貫通孔4 02が穿設されており、牽引塔30を支える軸アーム39の角度を定位させるの に用いられる。軸アーム39は軸392を中心に回転させることができ、軸アー ム39の上に穿設された貫通孔391が半円板40上の希望の貫通孔402と一 致するまで回され、そこでピンを挿入して固定させることにより、希望の角度に 設定することができる。
【0023】 図9は支持シリンダの縦方向の移動機構の平面図、図10は支持シリンダの横 方向の移動機構の斜視図であり、前記各トラック板25の上には一対の支持シリ ンダ60が設けられ、車両の下部のフレームやパネルをしっかり固定することが できるようになっている。
【0024】 図10に示すように、各支持シリンダ60はねじシャフト62に噛み合わせた 支持ブロック61の上に設けられ、制御系統で操作されるモータ63の駆動によ って横方向の任意の位置に移動することができる。また、各支持シリンダ60の 縦の位置も、図9に示したように、モータ64とねじシャフト65によって移動 することができる。
【0025】 前記各支持シリンダ60は液圧昇降機21,22を内蔵したスリーブ67から 構成され、支持シリンダ60とシリンダ上端に設けられたクランプ70は、遠隔 操作によって垂直方向に伸長させることができる。 両方のスリーブ67共に縦に一連の貫通孔671を有し、ピンを差し込んで希 望の高さに固定することができる。 前記各クランプ70は、その可動部に接近センサ71が設けられ、車両の部分 が挟持可能な位置の範囲内まで接近したら、支持シリンダ60の上昇を停止する よう信号を発すると同時に、クランプ70は牽引塔30の牽引力に耐えられるよ う強固に車両の部分を挟持する。
【0026】 図11は本装置の各部の動作を行うモータや、液圧系統を制御する電気回路や 液圧回路図である。この回路自体は公知のものであるので、ここでは詳述しない 。
【0027】 上記の回路は、本考案の好ましい実施例として挙げたもので、本考案の実用新 案登録請求の範囲を限定するものではない。
【0028】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、適宜に位置あるいは角度設定できる支 持シリンダ、クランプ、牽引塔によって、車両状態に合わせて良好にかつ容易に 車両の牽引、支持ができ、またクランプの接近センサの車両検知によって、自動 的に確実な車両支持ができる車両修理矯正装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の車両修理装置の一実施例の斜視図であ
る。
【図2】斜板を利用して車両の前端を本実施例の装置の
後部に乗り上げた時の側面図である。
【図3】車両を本実施例の装置に載せて上に上げた時の
側面図である。
【図4】車両の前輪の代わりにトローリを取り付けて本
実施例の装置に引き上げた時の側面図である。
【図5】図4の車付きトローリの斜視図である。
【図6】牽引塔の斜視図である。
【図7】ガイドレール上に滑動自在に取り付けられた半
円板の断面図である。
【図8】半円板の平面図である。
【図9】一対の支持シリンダの縦方向の移動機構の平面
図である。
【図10】支持シリンダの横方向の移動機構の斜視図で
ある。
【図11】本実施例の装置の動作を制御する制御系統図
である。
【符号の説明】
25 トラック板 30 牽引塔 60 支持シリンダ 63,64 モータ(駆動手段) 70 クランプ 71 接近センサ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両を載せる1対のトラック板と、各ト
    ラック板上に垂直に設けられ、かつ上下動可能な支持シ
    リンダと、支持シリンダをトラック板に対して横および
    縦方向に移動させる駆動手段と、支持シリンダの上端に
    設けられて車両の一部を挟持するクランプと、各トラッ
    ク板の外側に位置設定および角度設定が可能に設けられ
    て連結された車両を牽引する牽引塔とを備えたことを特
    徴とする車両修理矯正装置。
  2. 【請求項2】 前記クランプに接近センサを設け、接近
    センサで車両の一部の接近あるいは接触を検知すると、
    前記支持シリンダの上昇を停止させると共にクランプの
    締め付け動作を開始させるように構成したことを特徴と
    する請求項1の車両修理矯正装置。
JP2579992U 1992-03-27 1992-03-27 車両修理矯正装置 Pending JPH0576923U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62198552A (ja) * 1986-02-24 1987-09-02 Toyo Yuatsu Kikai Kk 車体保持装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62198552A (ja) * 1986-02-24 1987-09-02 Toyo Yuatsu Kikai Kk 車体保持装置

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