JPH057680U - ウエーハ収納容器 - Google Patents

ウエーハ収納容器

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JPH057680U
JPH057680U JP1375491U JP1375491U JPH057680U JP H057680 U JPH057680 U JP H057680U JP 1375491 U JP1375491 U JP 1375491U JP 1375491 U JP1375491 U JP 1375491U JP H057680 U JPH057680 U JP H057680U
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JP
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lid
wafer
inner box
box
storage container
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Pending
Application number
JP1375491U
Other languages
English (en)
Inventor
修身 西改
Original Assignee
新亜産業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウエーハを1枚単位で弾性支持することが可
能であり、かつ確実に積み重ねることが可能なウエーハ
収納容器の提供。 【構成と効果】 ウエーハ収納容器を外箱と内箱とによ
り構成し、外箱は本体と蓋体とで構成し、蓋体の天面内
側に支持部材を着脱自在に設ける。支持部材にはウエー
ハ1枚ずつに当接するリブを設けこれを弾性プラスチッ
ク素材から成形する。本体に蓋体を嵌着させると、支持
部材が内箱に1枚単位で起立させてあるウエーハの各々
を弾性支持するから、その支持は確実でありウエーハの
持ち運びで損傷を生ずることがない。また、外箱底面及
び蓋体天面に設けた凹凸の嵌合により、収納容器を確実
に積み重ねることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は単結晶から得たウエーハを持ち運ぶために使用するウエーハ収納容 器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のウエーハ収納容器の一つに、これを外箱と該外箱に収納する内箱とによ って構成し、前記外箱を本体とこれに嵌着する蓋体とによって構成し、前記蓋体 の内側にはほぼその両側域にあって互いに平行な一対のリブを一体的に設け、内 箱において起立する複数枚のウエーハを本体に嵌着した前記蓋体のリブがウエー ハ外縁に当接するようにしてこのウエーハを保持する形式のものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述のリブ構造により、持ち運びの際に収納容器内でウエーハが踊り動くのを 抑え、ウエーハの損傷防止を図ることができる。しかしながら、収納容器は一般 に硬質のプラスチック製であり、しかもウエーハの外形は不揃いであることが多 い。従って複数枚のウエーハにリブが一様に当接しすべてのウエーハの踊り動き を一律に抑えることが実際には難しく、時としてウエーハに損傷を与えるという 問題がある。
【0004】 そこでこの考案は蓋体の天面内側にウエーハを1枚単位で弾性支持することが できる支持部材を着脱自在に設け、この部材を内箱と協働させることによって前 記問題を解決しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記問題を解決するために本考案が構成の要旨とするところは次のとおりであ る。
【0006】 本考案は外箱とこの外箱に収納する内箱とからなるウエーハ収納容器を前提と している。
【0007】 かかる前提の下に前記外箱を本体とこれに嵌着する蓋体とによって構成する。 この本体内側にはその底面及び/または側面に、収納した前記内箱に対する位置 決め手段が設けてある。前記蓋体の天面内側にはほぼその中央域に前記内箱と協 働し、該内箱に起立させたウエーハを1枚単位で弾性支持する支持部材が着脱自 在に設けてある。
【0008】 また、前記内箱には、ウエーハを1枚単位で起立させることができる仕切が設 けてある。
【0009】 さらにまた、本考案の好ましい実施例においては外箱の本体底面外側と蓋体天 面外側とには互いに嵌合可能な凹凸が設けてある。
【0010】
【作用と効果】
上述のように構成した本考案に係るウエーハ収納容器においては、外箱の定位 置に内箱がおさまり、かかる内箱にはウエーハが1枚単位で起立している。蓋体 に設けたウエーハを1枚単位で支持する支持部材は弾性を有するから内箱と協働 し、ウエーハの外形がたとえ不揃いであっても、それらを効果的に支持すること ができる。
【0011】 かかる支持部材は蓋体に対して着脱自在であるから、蓋体の素材とは別に適宜 の弾性を有する素材により得ることができる。
【0012】 また外箱本体の底面外側と、蓋体の天面外側とには互いに嵌合可能な凹凸を設 けてあるから、外箱を積み上げるとそれらが嵌合し、積み上げた外箱は簡単に滑 り落ちることがない。
【0013】
【実施例】
本考案の詳細を添付の図面に基づいて説明すると以下のとおりである。
【0014】 図1は本考案に係るウエーハ収納容器1について、その外箱2の一例を示す斜 視図である。外箱2は各稜線と隅部とに適宜の丸味を持たせた筺体であって、本 体3と、これにラッチ係合を伴って嵌着する蓋体4とからなる。本体側面にある 凹部5は、その対向側面にも設けてあり、蓋体4が嵌着している状態で持ち運び 用の把手部として機能する。蓋体4は透明材料からなる覗き窓6、天面の四隅に 凹部7などを有する。これらについては後述する。
【0015】 図2は図1のII−II線矢視図であって収納容器1の内部構造を示す。本体 3の底面四隅は外側に向かって隆起した凸部8を有する。凸部8は蓋体4の凹部 7に嵌合できるものであると同時に、本体3の内側においては凹部8Aを形成し ている。凹部8Aは後記内箱31の底面脚部36が嵌合する案内溝になっている 。本体3において対向する側壁の内面にはリブ10を設けてある。リブ10は内 箱31の側方に近接して位置するもので、内箱31を収納するときの案内及びそ の後における内箱31の横揺れを防止する。
【0016】 図2から明らかなように、蓋体4はその天面のほぼ中央域に覗き窓6を有し、 覗き窓6の周囲にはその内側において溝部9が設けてある。覗き窓6があること により収納容器1内のウエーハの存在を外部から確認できる。溝部9には破線で 示すように支持部材41を圧嵌して取り付ける。蓋体4の天面外側には鎖線で示 すようにもう1つの収納容器1’を積み重ねることができる。この積み重ねでは 本体3底面の凸部8を蓋体4の凹部7に嵌合させることにより、収納容器1’が 収納容器1に対して横滑りするのを防ぐことができるようにしてある。
【0017】 図3及び図4は内箱31の平面図と該平面図におけるIV−IV線矢視図とを 示す。図3で明らかなように内箱31の対向する側壁32の各々には複数の互い に平行をなすリブ33が設けてある。鎖線で示すウエーハ35は互いに隣接する リブ33により形成され、かつ側壁間において対向する間隙34に1枚ずつ挿入 し、これを起立させて保持することができる。内箱31は底面の隅部に脚部36 を有し、脚部36は本体3の底面内側に設けた凹部8Aを案内溝としてこれに嵌 着し、その位置を固定するものであることは前述のとおりである。内箱31の上 部にある突起37は蓋体4に設けた嵌合穴にゆるく嵌合し、蓋体4を本体3に嵌 着したとき、蓋体4による内箱31の揺れ動きを防止する。
【0018】 図5及び図6は支持部材41の平面図と、該平面図におけるVI−VI線矢視 図である。これらの図において支持部材41は各中心線C1及びC2に関して対 称にできている。支持部材41は枠部42とその外縁から延出し、互いに平行な 複数のリブ44を有する翼部43とからなる。枠部42は支持部材41の外形を 維持する骨格であると同時に、蓋体4の天面内側にある溝部9に着脱自在に圧嵌 できる部分である。翼部43において、複数のリブ44の各々が同一線上に配置 したリブ44Aと44a、及びこれらと中心線C2に関し対称の位置にあるリブ 44A’と44a’とで構成してある。各リブ44はこれと一体に形成してある 接続片44B、44b、44B’及び44b’によって横方向につながり、かつ リブ44間の平行度とピッチとを一定に維持している。かかるリブ44間のピッ チは内箱31の間隙34間のピッチと実質的に同じである。前記接続片44B乃 至44b’の各々にはリブ44と平行に折込線45を入れておき、翼部43を蛇 腹構造にしてある。ウエーハ35は鎖線でその位置を例示したように、1枚単位 で各リブ44に当接して保持される。
【0019】 上述のように構成した収納容器1は、外箱2に対して内箱31が定位置におい て嵌合し固定されるから内箱31の間隙34も常に定位置にある。この間隙34 の位置と支持部材41のリブ44との位置が平面的に見て一致するように、支持 部材41を蓋体4の天面に取り付けることは、所要の各寸法を正確に定めるだけ でよいから、容易である。また、内箱31、支持部材41等の寸法は所与のウエ ーハ35を内箱31に起立させたうえで、互いに協働してこれをその外縁におい て圧接保持できるようにしてある。また、リブ44を構成するリブ44A乃至4 4a’は図6に示すようにウエーハ35の外形に鎖線のごとく弾性変形しながら 倣うことができるように設けてある。そのためには支持部材41に適宜の弾性を 付与する策を講じておくことが必要である。それには素材として例えばポリエチ レン、ポリプロピレン、各種エラストマー等の弾性素材を選び、これを射出成形 等によって成形することが好適である。また設計形状としては図6に例示のごと く、リブ44をその自由端に向かって薄肉に形成したり接続片44B乃至44b ’を薄肉片に形成したりすることが有益である。本体3、蓋体4及び内箱31は 硬質のプラスチック素材を適宜選択し、射出成形その他慣用の成形手段を利用し 成形、加工すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るウエーハ収納容器の外箱の一例を
示す斜視図。
【図2】図1におけるII−II線矢視図。
【図3】内箱の一例を示す平面図。
【図4】図3におけるIV−IV線矢視図。
【図5】支持部材の一例を示す平面図。
【図6】図5におけるVI−VI線矢視図。
【符号の説明】
2 外箱 3 本体 4 蓋体 7,8A 凹部(位置決め手段) 8 凸部(位置決め手段) 10 リブ(位置決め手段) 31 内箱 35 ウエーハ 41 支持部材
【手続補正書】
【提出日】平成4年8月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外箱と該外箱に収納する内箱とからなるウ
    エーハ収納容器であって、 前記外箱を本体とこれに嵌着する蓋体とによって構成
    し、前記本体内側にはその底面及び/または側面に、収
    納した前記内箱に対する位置決め手段を設け、前記蓋体
    の天面内側にはほぼその中央域に前記内箱と協働し、起
    立させたウエーハを1枚単位で弾性支持する支持部材を
    着脱自在に設け、 前記内箱には、前記ウエーハを1枚単位で起立させるこ
    とができる仕切が設けてある、 ことを特徴とする前記ウエーハ収納容器。
  2. 【請求項2】前記外箱の本体底面外側と蓋体天面外側と
    には、互いに嵌合可能な凹凸を設け、かかる嵌合を介し
    て前記外箱の複数個を積み上げることができることを特
    徴とする請求項1記載のウエーハ収納容器。
JP1375491U 1991-02-19 1991-02-19 ウエーハ収納容器 Pending JPH057680U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005057649A1 (ja) * 2003-12-10 2005-06-23 Fuji Bakelite Co., Ltd. 半導体ウェーハキャリア容器
JP2017168765A (ja) * 2016-03-18 2017-09-21 株式会社Sumco 基板収納容器

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