JPH0576767A - 無水マレイン酸製造用触媒及びその製造法 - Google Patents
無水マレイン酸製造用触媒及びその製造法Info
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- JPH0576767A JPH0576767A JP3239711A JP23971191A JPH0576767A JP H0576767 A JPH0576767 A JP H0576767A JP 3239711 A JP3239711 A JP 3239711A JP 23971191 A JP23971191 A JP 23971191A JP H0576767 A JPH0576767 A JP H0576767A
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
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- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Furan Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 バナジウム、リン及びビスマスを含む複合酸
化物系触媒であって、特定のリン/バナジウム原子比
と、特定のビスマス/バナジウム原子比を有する無水マ
レイン酸製造用触媒及び五酸化バナジウムを、ベンジル
アルコール及びイソブチルアルコールの存在下に加熱還
流して還元させた後、リン酸及び三塩化ビスマスを添加
し、更に還流させて得られる沈澱物を、濾過、乾燥及び
焼成することを特徴とする前記無水マレイン酸製造用触
媒の製造法。 【効果】 本発明の無水マレイン酸製造用触媒は、炭素
数4の炭化水素、特にn−ブタン等の高転化率において
もマレイン酸への選択率が高く、無水マレイン酸を高収
率で得ることができる。また本発明の製造法では、特に
三塩化ビスマスを使用するので、特殊な装置を必要とせ
ず、容易に、且つ高収率にて目的の触媒を得ることがで
きる。
化物系触媒であって、特定のリン/バナジウム原子比
と、特定のビスマス/バナジウム原子比を有する無水マ
レイン酸製造用触媒及び五酸化バナジウムを、ベンジル
アルコール及びイソブチルアルコールの存在下に加熱還
流して還元させた後、リン酸及び三塩化ビスマスを添加
し、更に還流させて得られる沈澱物を、濾過、乾燥及び
焼成することを特徴とする前記無水マレイン酸製造用触
媒の製造法。 【効果】 本発明の無水マレイン酸製造用触媒は、炭素
数4の炭化水素、特にn−ブタン等の高転化率において
もマレイン酸への選択率が高く、無水マレイン酸を高収
率で得ることができる。また本発明の製造法では、特に
三塩化ビスマスを使用するので、特殊な装置を必要とせ
ず、容易に、且つ高収率にて目的の触媒を得ることがで
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無水マレイン酸製造用
触媒及びその製造法に関し、更に詳細には、n−ブタン
等への転化率及び無水マレイン酸の収率が極めて高い無
水マレイン酸製造用触媒及びその製造法に関する。
触媒及びその製造法に関し、更に詳細には、n−ブタン
等への転化率及び無水マレイン酸の収率が極めて高い無
水マレイン酸製造用触媒及びその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】バナジウム−リン混合酸化物触媒を用い
て、炭素数4の炭化水素を空気酸化させ、無水マレイン
酸を製造することは古くからよく知られている。
て、炭素数4の炭化水素を空気酸化させ、無水マレイン
酸を製造することは古くからよく知られている。
【0003】近年、該無水マレイン酸を製造するための
触媒としては、例えばバナジウム−リン系触媒に、鉄、
クロム又はアルミニウム等を加え、且つ結晶性を保持す
る方法(特公昭63−15016号公報)、特定の溶媒
を用いて5価のバナジウムを還元して触媒を調製する方
法(特公昭64−3531号公報、特公平2−96号公
報)等が提案されており、また前記混合酸化触媒中のリ
ン成分についても、通常のリン酸以外に、混合リン酸源
を用いる方法(特公昭2−97号公報)等が提案されて
いる。
触媒としては、例えばバナジウム−リン系触媒に、鉄、
クロム又はアルミニウム等を加え、且つ結晶性を保持す
る方法(特公昭63−15016号公報)、特定の溶媒
を用いて5価のバナジウムを還元して触媒を調製する方
法(特公昭64−3531号公報、特公平2−96号公
報)等が提案されており、また前記混合酸化触媒中のリ
ン成分についても、通常のリン酸以外に、混合リン酸源
を用いる方法(特公昭2−97号公報)等が提案されて
いる。
【0004】しかしながら、前記従来の触媒は、n−ブ
タンの転化率とマレイン酸への選択率の両立が未だ十分
でなく、従ってマレイン酸の収率が不十分であるという
欠点がある。
タンの転化率とマレイン酸への選択率の両立が未だ十分
でなく、従ってマレイン酸の収率が不十分であるという
欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、n−
ブタン等の高転化率においてもマレイン酸への選択率が
高く、無水マレイン酸を高収率で得ることができる無水
マレイン酸製造用触媒及びその製造法を提供することに
ある。
ブタン等の高転化率においてもマレイン酸への選択率が
高く、無水マレイン酸を高収率で得ることができる無水
マレイン酸製造用触媒及びその製造法を提供することに
ある。
【0006】本発明の別の目的は、特殊な装置を必要と
せず、容易に、且つ高収率にて調製することができる無
水マレイン酸製造用触媒の製造法を提供することにあ
る。
せず、容易に、且つ高収率にて調製することができる無
水マレイン酸製造用触媒の製造法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、バナジ
ウム、リン及びビスマスを含む複合酸化物系触媒であっ
て、リン/バナジウム原子比が、1.00〜1.10で
あり、且つビスマス/バナジウム原子比が、0.01〜
0.10であることを特徴とする無水マレイン酸製造用
触媒が提供される。
ウム、リン及びビスマスを含む複合酸化物系触媒であっ
て、リン/バナジウム原子比が、1.00〜1.10で
あり、且つビスマス/バナジウム原子比が、0.01〜
0.10であることを特徴とする無水マレイン酸製造用
触媒が提供される。
【0008】また本発明によれば、五酸化バナジウム
を、ベンジルアルコール及びイソブチルアルコールの存
在下に加熱還流して還元させた後、リン酸及び三塩化ビ
スマスを添加し、更に還流させて得られる沈澱物を、濾
過、乾燥及び焼成することを特徴とする前記無水マレイ
ン酸製造用触媒の製造法が提供される。
を、ベンジルアルコール及びイソブチルアルコールの存
在下に加熱還流して還元させた後、リン酸及び三塩化ビ
スマスを添加し、更に還流させて得られる沈澱物を、濾
過、乾燥及び焼成することを特徴とする前記無水マレイ
ン酸製造用触媒の製造法が提供される。
【0009】以下本発明を更に詳細に説明する。
【0010】本発明の無水マレイン酸製造用触媒は、バ
ナジウム−リン−ビスマス含有複合酸化物系触媒であっ
て、各成分の原子比は、リン/バナジウム原子比が、
1.00〜1.10の範囲であり、且つビスマス/バナ
ジウム原子比が、0.01〜0.10の範囲である。リ
ン/バナジウム原子比が1.00未満の場合には、生成
する無水マレイン酸の選択率が低下し、また1.10を
超える場合には、n−ブタンの高転化率における無水マ
レイン酸の選択率が著しく低下する。一方、ビスマス/
バナジウム原子比が0.01未満の場合には、ビスマス
の添加効果が得られず、目的とする無水マレイン酸の収
率が低下し、また0.10を超える場合には、ピロリン
酸ジバナジル[(VO)2P2O7]の結晶構造が損なわ
れ、触媒としての耐久性が低下する。
ナジウム−リン−ビスマス含有複合酸化物系触媒であっ
て、各成分の原子比は、リン/バナジウム原子比が、
1.00〜1.10の範囲であり、且つビスマス/バナ
ジウム原子比が、0.01〜0.10の範囲である。リ
ン/バナジウム原子比が1.00未満の場合には、生成
する無水マレイン酸の選択率が低下し、また1.10を
超える場合には、n−ブタンの高転化率における無水マ
レイン酸の選択率が著しく低下する。一方、ビスマス/
バナジウム原子比が0.01未満の場合には、ビスマス
の添加効果が得られず、目的とする無水マレイン酸の収
率が低下し、また0.10を超える場合には、ピロリン
酸ジバナジル[(VO)2P2O7]の結晶構造が損なわ
れ、触媒としての耐久性が低下する。
【0011】本発明の無水マレイン酸製造用触媒の形態
は、球状、円柱形、中空の円柱形又は星型等を用いるこ
とができ、その表面積は、2〜60m2/g(BET法
の比表面積測定機で測定)の範囲であるのが好ましい。
は、球状、円柱形、中空の円柱形又は星型等を用いるこ
とができ、その表面積は、2〜60m2/g(BET法
の比表面積測定機で測定)の範囲であるのが好ましい。
【0012】本発明の無水マレイン酸製造用触媒の製造
方法では、まず、五酸化バナジウム(V2O5)を、ベン
ジルアルコール及びイソブチルアルコールの混合溶液存
在下に加熱還流して還元する。前記ベンジルアルコール
及びイソブチルアルコールの混合割合は、重量比で1:
1〜3の範囲が好ましく、特に1:1.2〜2の範囲が
好ましい。また五酸化バナジウムと前記混合溶媒との仕
込み割合は、特に限定されるものではないが、五酸化バ
ナジウム100gに対して、500〜2000mlの範
囲であるのが好ましい。前記還流の際の温度及び時間
は、五酸化バナジウムを還元し得る条件であればよく、
好ましくは110〜130℃で、2〜10時間還流させ
るのが望ましい。次いでリン酸(H3PO4)及び三塩化
ビスマス(BiCl3)をそれぞれ添加し、更に還流を
行う。この際リン酸及び三塩化ビスマスの仕込み量は、
前記所定の原子比となるように仕込めば良い。また還流
条件は、還流温度110〜130℃、還流時間1〜5時
間であるのが好ましい。前記還流終了後、淡青色等の沈
澱物が得られる。次いで該沈澱物を、濾過、乾燥及び焼
成することにより所望の触媒を得ることができる。該濾
過、乾燥及び焼成は、公知の方法で行うことができ、例
えば濾過、洗浄した後、乾燥し、好ましくは打錠機等で
所望の形状に成型した後、マッフル炉等において、好ま
しくは300〜450℃、1〜5時間で焼成する方法等
により行うことができる。
方法では、まず、五酸化バナジウム(V2O5)を、ベン
ジルアルコール及びイソブチルアルコールの混合溶液存
在下に加熱還流して還元する。前記ベンジルアルコール
及びイソブチルアルコールの混合割合は、重量比で1:
1〜3の範囲が好ましく、特に1:1.2〜2の範囲が
好ましい。また五酸化バナジウムと前記混合溶媒との仕
込み割合は、特に限定されるものではないが、五酸化バ
ナジウム100gに対して、500〜2000mlの範
囲であるのが好ましい。前記還流の際の温度及び時間
は、五酸化バナジウムを還元し得る条件であればよく、
好ましくは110〜130℃で、2〜10時間還流させ
るのが望ましい。次いでリン酸(H3PO4)及び三塩化
ビスマス(BiCl3)をそれぞれ添加し、更に還流を
行う。この際リン酸及び三塩化ビスマスの仕込み量は、
前記所定の原子比となるように仕込めば良い。また還流
条件は、還流温度110〜130℃、還流時間1〜5時
間であるのが好ましい。前記還流終了後、淡青色等の沈
澱物が得られる。次いで該沈澱物を、濾過、乾燥及び焼
成することにより所望の触媒を得ることができる。該濾
過、乾燥及び焼成は、公知の方法で行うことができ、例
えば濾過、洗浄した後、乾燥し、好ましくは打錠機等で
所望の形状に成型した後、マッフル炉等において、好ま
しくは300〜450℃、1〜5時間で焼成する方法等
により行うことができる。
【0013】本発明の無水マレイン酸製造用触媒を使用
するには、公知の無水マレイン酸製造用触媒と同様に、
例えば本発明の触媒と、炭素数4の炭化水素、特にn−
ブタン等とを、空気の存在下、気相で接触させる方法等
により、無水マレイン酸を高収率で得ることができ、特
に固定チューブ式の反応器等を用いる際に有用である。
この際の接触温度は、好ましくは300〜480℃、特
に好ましくは380〜450℃の範囲である。
するには、公知の無水マレイン酸製造用触媒と同様に、
例えば本発明の触媒と、炭素数4の炭化水素、特にn−
ブタン等とを、空気の存在下、気相で接触させる方法等
により、無水マレイン酸を高収率で得ることができ、特
に固定チューブ式の反応器等を用いる際に有用である。
この際の接触温度は、好ましくは300〜480℃、特
に好ましくは380〜450℃の範囲である。
【0014】
【発明の効果】本発明の無水マレイン酸製造用触媒は、
炭素数4の炭化水素、特にn−ブタン等の高転化率にお
いてもマレイン酸への選択率が高く、無水マレイン酸を
高収率で得ることができる。また本発明の製造法では、
特に三塩化ビスマスを使用するので、特殊な装置を必要
とせず、容易に、且つ高収率にて目的の触媒を得ること
ができる。
炭素数4の炭化水素、特にn−ブタン等の高転化率にお
いてもマレイン酸への選択率が高く、無水マレイン酸を
高収率で得ることができる。また本発明の製造法では、
特に三塩化ビスマスを使用するので、特殊な装置を必要
とせず、容易に、且つ高収率にて目的の触媒を得ること
ができる。
【0015】
【実施例】以下本発明を実施例により更に詳細に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0016】
【実施例1】バナジウム−リン−ビスマス(原子比1.0/1.0/
0.05)複合酸化物触媒の調製及び無水マレイン酸の
合成 五酸化バナジル(0.50mol)90.95gを、ベ
ンジルアルコール600ml及びイソブチルアルコール
900mlの混合溶液中に添加混合した後、120℃に
昇温して混合溶液を還流させた。5時間還流させた後、
リン酸(1.0mol、純度85%)115.88g及
び三塩化ビスマス(0.05mol)15.77gを添
加し、同一温度で更に2時間還流を行った。次いで得ら
れた淡青色沈澱物を濾過して粉末状とし、空気中で15
0℃、24時間乾燥させた。次いでこの乾燥した粉末
を、打錠機で直径6mmの球状に成形し、マッフル炉に
入れ、空気中において、400℃、1時間焼成し、触媒
を調製した。
0.05)複合酸化物触媒の調製及び無水マレイン酸の
合成 五酸化バナジル(0.50mol)90.95gを、ベ
ンジルアルコール600ml及びイソブチルアルコール
900mlの混合溶液中に添加混合した後、120℃に
昇温して混合溶液を還流させた。5時間還流させた後、
リン酸(1.0mol、純度85%)115.88g及
び三塩化ビスマス(0.05mol)15.77gを添
加し、同一温度で更に2時間還流を行った。次いで得ら
れた淡青色沈澱物を濾過して粉末状とし、空気中で15
0℃、24時間乾燥させた。次いでこの乾燥した粉末
を、打錠機で直径6mmの球状に成形し、マッフル炉に
入れ、空気中において、400℃、1時間焼成し、触媒
を調製した。
【0017】次に得られた触媒を、外側にハンダ浴を備
えた、直径25.4mm、長さ1mの鉄管の3本の反応
管中央部に70mgづつ充填した後、各反応管の頭部か
ら、n−ブタンを1.5体積%含む空気を、空間速度2
400h~1で供給した。この際各反応管内の反応温度
は、ハンダ浴の外側に巻いたバンドヒーターでそれぞれ
380℃、400℃及び430℃に保持した。各反応管
において発生した反応生成ガスを氷水トラップにより3
分間補集し、0.1N水酸化ナトリウムにより中和滴定
して無水マレイン酸を定量した。また生成ガス中の未反
応n−ブタン、一酸化炭素、二酸化炭素は、ガスクロマ
トグラフィーにより定量した。得られた各反応温度にお
けるn−ブタンの転化率及び無水マレイン酸の収率(重
量%)を表1に示す。尚、n−ブタン転化率、無水マレ
イン酸選択率及び無水マレイン酸収率(重量%)は、下
記数式で表わされる数1、数2及び数3により求めた。
えた、直径25.4mm、長さ1mの鉄管の3本の反応
管中央部に70mgづつ充填した後、各反応管の頭部か
ら、n−ブタンを1.5体積%含む空気を、空間速度2
400h~1で供給した。この際各反応管内の反応温度
は、ハンダ浴の外側に巻いたバンドヒーターでそれぞれ
380℃、400℃及び430℃に保持した。各反応管
において発生した反応生成ガスを氷水トラップにより3
分間補集し、0.1N水酸化ナトリウムにより中和滴定
して無水マレイン酸を定量した。また生成ガス中の未反
応n−ブタン、一酸化炭素、二酸化炭素は、ガスクロマ
トグラフィーにより定量した。得られた各反応温度にお
けるn−ブタンの転化率及び無水マレイン酸の収率(重
量%)を表1に示す。尚、n−ブタン転化率、無水マレ
イン酸選択率及び無水マレイン酸収率(重量%)は、下
記数式で表わされる数1、数2及び数3により求めた。
【0018】
【数1】
【0019】
【数2】
【0020】
【数3】
【0021】
【実施例2及び3】バナジウム、リン及びビスマスの各
原子比並びにn−ブタン含有空気を接触させる際の反応
管内温度を表1に示すとおり変えた以外は実施例1と同
様に触媒を調製し、無水マレイン酸の合成を行った。そ
の結果を表1に示す。
原子比並びにn−ブタン含有空気を接触させる際の反応
管内温度を表1に示すとおり変えた以外は実施例1と同
様に触媒を調製し、無水マレイン酸の合成を行った。そ
の結果を表1に示す。
【0022】
【比較例1】三塩化ビスマスを用いず、n−ブタン含有
空気を接触させる際の反応管内温度を表1に示すとおり
変えた以外は実施例1と同様に触媒を調製し、無水マレ
イン酸の合成を行った。その結果を表1に示す。
空気を接触させる際の反応管内温度を表1に示すとおり
変えた以外は実施例1と同様に触媒を調製し、無水マレ
イン酸の合成を行った。その結果を表1に示す。
【0023】
【比較例2及び3】バナジウム、リン及びビスマスの各
原子比並びにn−ブタン含有空気を接触させる際の反応
管内温度を表1に示すとおり変えた以外は実施例1と同
様に触媒を調製し、無水マレイン酸の合成を行った。そ
の結果を表1に示す。
原子比並びにn−ブタン含有空気を接触させる際の反応
管内温度を表1に示すとおり変えた以外は実施例1と同
様に触媒を調製し、無水マレイン酸の合成を行った。そ
の結果を表1に示す。
【0024】
【表1】
Claims (2)
- 【請求項1】 バナジウム、リン及びビスマスを含む複
合酸化物系触媒であって、リン/バナジウム原子比が、
1.00〜1.10であり、且つビスマス/バナジウム
原子比が、0.01〜0.10であることを特徴とする
無水マレイン酸製造用触媒。 - 【請求項2】 五酸化バナジウムを、ベンジルアルコー
ル及びイソブチルアルコールの存在下に加熱還流して還
元させた後、リン酸及び三塩化ビスマスを添加し、更に
還流させて得られる沈澱物を、濾過、乾燥及び焼成する
ことを特徴とする請求項1記載の無水マレイン酸製造用
触媒の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3239711A JPH0576767A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 無水マレイン酸製造用触媒及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3239711A JPH0576767A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 無水マレイン酸製造用触媒及びその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0576767A true JPH0576767A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17048792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3239711A Pending JPH0576767A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 無水マレイン酸製造用触媒及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0576767A (ja) |
-
1991
- 1991-09-19 JP JP3239711A patent/JPH0576767A/ja active Pending
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