JPH057664U - 二重包装食品 - Google Patents

二重包装食品

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JPH057664U
JPH057664U JP2295091U JP2295091U JPH057664U JP H057664 U JPH057664 U JP H057664U JP 2295091 U JP2295091 U JP 2295091U JP 2295091 U JP2295091 U JP 2295091U JP H057664 U JPH057664 U JP H057664U
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JP
Japan
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effect
inner bag
aqueous solution
food
bag
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Application number
JP2295091U
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English (en)
Inventor
鐸治 小野
Original Assignee
株式会社慶華園
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紫外線、酸化、褪色といった化学変化に対す
る遮断効果や緩衝効果が強く、長期保存に適し、しかも
内容物を美麗に見せ食欲をそそることのできるように包
装した食品を提供することを目的とする。 【構成】 耐水性の合成樹脂製内袋で密封した食品を、
植物と前記内袋の外周を覆うに足りる量の殺菌または制
菌効果および化学変化防止効果を有する水溶液と共に水
不透過性の透明な外袋に収容してなるものとする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、食品を二重に包装したものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、食品を二重に包装したものとしては、実公昭57−7650公報に記載 されたもののように軟質な合成樹脂製容器に密封した容器詰め食品を、上記容器 の外周を覆うにたる量の殺菌または制菌効果を有する水溶液と共に水不透過性の 軟質な包装容器に収容してなるものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記の従来のものは内容物を破損しないことおよび殺菌または制菌効果はある が、紫外線遮蔽効果や酸化防止効果はあまり発揮していなかった。この紫外線遮 蔽効果や酸化防止効果を上げるため外側の容器にこの機能を持たせることもでき るが、そうすると外袋が不透明となり内容物を見たときあまりはっきりとは見え ず、特に植物を入れる等した際の効果を損なうこととなる。
【0004】 本発明は上記欠点を解消して、緩衝効果や紫外線や酸化といった化学変化に対 する遮断効果が強く長期保存に適し、しかも内容物を美麗に見せ食欲をそそるこ とのできるように包装した食品を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案は、耐水性の合成樹脂製内袋で密封した食品 を、植物と前記内袋の外周を覆うに足りる量の殺菌または制菌効果および化学変 化防止効果を有する水溶液と共に水不透過性の透明な外袋に収容してなるものと した。
【0006】
【作用】 内袋と外袋の間に封入した水溶液が緩衝材として働く上に、内容物の酸化防止 や紫外線を散乱する。外袋が透明なために中に入っている植物が内部の食品と相 俟って装飾性を向上し商品価値を高めるものである。
【0007】
【実施例】
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
【0008】 図1は本考案の実施例になる食品包装袋の正面図であり、1は食品2を密封し た軟質な合成樹脂製内袋であり、3は外袋、4は殺菌または制菌効果および化学 変化防止効果を有する水溶液、5は笹の葉や紅葉の葉のような植物である。
【0009】 上記実施例は、外袋3内部に前記内袋1、植物5を封入し、さらに水溶液4を 充填してなる(図1,図2参照)。外袋3は、中に水溶液4を入れる都合上水不 透過性のもので、かつ緩衝材としての水溶液4の性質を充分生かすために軟質で 透明な合成樹脂製とする。内袋1は外周を水溶液4が覆うので、食品2に水溶液 4がしみこまないよう外袋4と同様に水不透過性のものであるとよい。食品2と しては本品の特徴から衝撃に弱く、変質しやすいゼリー等の菓子や魚介類、果物 等が適している。
【0010】 水溶液4は、一般の消費者が外袋を開けて利用するという本品の使用上の特徴 から、食塩、酢酸、アルコールなどの人体に対して有害でなく、かつ殺菌作用の ある物質を溶解させ、かつ不活性ガスである窒素ガスなどを過剰に溶解させたも のであり、さらに紫外線遮断効果を上げるために微量に公知の紫外線吸収剤若し くは必要があれば適当な色素を混入してもよい。植物5は水溶液中に入れて食品 がおいしく見えるものが良く、特に笹の葉は滅菌作用が有るのでここでは生の笹 の葉を入れる。植物と内袋を外袋に別々に封入することにより、内袋中の食品は 加熱殺菌して封入することができ、外袋の植物は加熱しないので加熱による色落 ちがない上に水溶液中に浸されるので枯れないという利点がある。
【0011】 また、植物5の代わりにまたはこれと一緒に、絵、写真、イラスト、パンフレ ット、しおり等を封入すると、色鮮やかとなり販売を一層促進することができる 。
【0012】 さらに、外袋3内に食品を封入した内袋1を複数個いれると、小容器のセット 販売の携帯として箱詰めしたもののような箱にプリントして販売効果を上げる必 要なく、簡略化が図れることになる。
【0013】
【考案の効果】
本考案は、殺菌または制菌効果および化学変化防止効果を有する水溶液で内袋 に封入した食品を覆い、さらに水溶液中に植物をいれるので、破損などの物理的 な変化および酸化、褪色などの化学的な変化から食品および植物の腐敗を防止し 長期に亘って新鮮に保存することができる上に、内部食品と植物とがマッチして 店頭に陳列した際に美麗に飾られ、食欲をそそり、商品価値を高め販売促進に効 果のある商品となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例になる食品包装袋の正面図であ
る。
【図2】本考案実施例になる食品包装袋の平面図であ
る。
【符号の説明】
1 内袋 2 食品 3 外袋 4 水溶液 5 植物

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 耐水性の合成樹脂製内袋で密封した食品
    を、植物と前記内袋の外周を覆うに足りる量の殺菌また
    は制菌効果および化学変化防止効果を有する水溶液と共
    に水不透過性の透明な外袋に収容してなる二重包装食
    品。
JP2295091U 1991-02-05 1991-02-05 二重包装食品 Pending JPH057664U (ja)

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JP2295091U JPH057664U (ja) 1991-02-05 1991-02-05 二重包装食品

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JPH057664U true JPH057664U (ja) 1993-02-02

Family

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS479491U (ja) * 1971-02-25 1972-10-04

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS504977B1 (ja) * 1970-07-06 1975-02-26
JPS563870B2 (ja) * 1974-06-24 1981-01-27

Patent Citations (2)

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19951024