JPH0576523A - X線絞り機構 - Google Patents
X線絞り機構Info
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- JPH0576523A JPH0576523A JP3242294A JP24229491A JPH0576523A JP H0576523 A JPH0576523 A JP H0576523A JP 3242294 A JP3242294 A JP 3242294A JP 24229491 A JP24229491 A JP 24229491A JP H0576523 A JPH0576523 A JP H0576523A
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- blades
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- rays
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 4
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000003079 width control Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 X線シャットアウト時のX線漏れを防止する
ことのできるX線絞り機構を提供することを目的とす
る。 【構成】 X線絞り機構を構成する2枚のブレードを、
一方のブレードの上端面と他方のブレードの下端面とが
同一平面となるように配設する。そして、X線シャット
アウト時には、両方のブレードを少し重複させる。 【効果】 X線漏れを確実に防止することができる。
ことのできるX線絞り機構を提供することを目的とす
る。 【構成】 X線絞り機構を構成する2枚のブレードを、
一方のブレードの上端面と他方のブレードの下端面とが
同一平面となるように配設する。そして、X線シャット
アウト時には、両方のブレードを少し重複させる。 【効果】 X線漏れを確実に防止することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線CTスキャナ等に
おけるX線の照射幅を制御するX線絞り機構に関する。
おけるX線の照射幅を制御するX線絞り機構に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、X線CT装置では被写体のスラ
イス厚を制御するためX線絞り機構(以下、スリットと
いう)が用いられている。図5は従来のスリットを示す
構成図であり、2枚のブレード1a,1bと、各ブレー
ドの両端を連結するリンク2a,2b、及び、リンク2
aの中心部位を所定の角度単位で回転させるパルスモー
タ3から構成されている。そして、パルスモータを回転
させるとブレード1aと1bとの間隔が変わるので、X
線の照射幅を調整することができ、これによってCT画
像のスライス厚を制御している。
イス厚を制御するためX線絞り機構(以下、スリットと
いう)が用いられている。図5は従来のスリットを示す
構成図であり、2枚のブレード1a,1bと、各ブレー
ドの両端を連結するリンク2a,2b、及び、リンク2
aの中心部位を所定の角度単位で回転させるパルスモー
タ3から構成されている。そして、パルスモータを回転
させるとブレード1aと1bとの間隔が変わるので、X
線の照射幅を調整することができ、これによってCT画
像のスライス厚を制御している。
【0003】図6は前記したスリットの断面図であり、
同図(a)は開口しているとき、同図(b)はX線をシ
ャットアウトしているときを示している。図示のよう
に、各ブレード1a,1bの側面は平面状に加工されて
おり、X線をシャットアウトする際には、この側面が突
き合わされてX線の通過を遮断している。
同図(a)は開口しているとき、同図(b)はX線をシ
ャットアウトしているときを示している。図示のよう
に、各ブレード1a,1bの側面は平面状に加工されて
おり、X線をシャットアウトする際には、この側面が突
き合わされてX線の通過を遮断している。
【0004】ところが、このような従来のスリットで
は、面接触によってX線をシャットアウトしているの
で、すき間があるとX線が漏れてしまうことがある。ま
た、製造時にすき間のないように精密加工した場合であ
っても、経過変化によって摩耗、損傷することがあるの
で、完全にX線をシャットアウトすることは不可能であ
った。
は、面接触によってX線をシャットアウトしているの
で、すき間があるとX線が漏れてしまうことがある。ま
た、製造時にすき間のないように精密加工した場合であ
っても、経過変化によって摩耗、損傷することがあるの
で、完全にX線をシャットアウトすることは不可能であ
った。
【0005】また、図7はスリットの動作を模式的に示
す説明図であり、同図(a)はブレード1a,1bとリ
ンク2a,2bとが直角となっている状態、同図(b)
は回転中心6にてリンク2aが45°回転したときの状
態を示している。
す説明図であり、同図(a)はブレード1a,1bとリ
ンク2a,2bとが直角となっている状態、同図(b)
は回転中心6にてリンク2aが45°回転したときの状
態を示している。
【0006】いま、同図(a)の状態をθ=0°とし、
同図(b)の状態をθ=45°として回転角θを決める
と、θ=0°のときがスリット全開状態(L=L0 )で
あり、θが90°に近づくに従ってスリット幅Lが小さ
くなることが理解できる。ここで、パルスモータ3の回
転角θとスリット幅Lとの関係は、回転角θが0°に近
い程、θの変化に対するLの変化量が小さく、θが90
°に近づくにつれて、θの変化に対するLの変化量が大
きくなる。これは、幾何学的に容易に証明されるので、
ここではその説明を省略する。
同図(b)の状態をθ=45°として回転角θを決める
と、θ=0°のときがスリット全開状態(L=L0 )で
あり、θが90°に近づくに従ってスリット幅Lが小さ
くなることが理解できる。ここで、パルスモータ3の回
転角θとスリット幅Lとの関係は、回転角θが0°に近
い程、θの変化に対するLの変化量が小さく、θが90
°に近づくにつれて、θの変化に対するLの変化量が大
きくなる。これは、幾何学的に容易に証明されるので、
ここではその説明を省略する。
【0007】つまり、簡単に言えば、回転角θが0°か
ら5°まで変化したときのスリット幅Lの変化が5[m
m]であるのに対し、θが45°から50°まで変化し
たときのLの変化が10[mm]となるということであ
る。
ら5°まで変化したときのスリット幅Lの変化が5[m
m]であるのに対し、θが45°から50°まで変化し
たときのLの変化が10[mm]となるということであ
る。
【0008】従って、本来精密な制御が要求されるL=
0近傍においては大まかな制御しかできず、あまり精度
が要求されないL=L0 近傍ではきめ細かい制御ができ
る。そこで、何とかL=0近傍において高精度に制御し
たいという要望が高まりつつある。
0近傍においては大まかな制御しかできず、あまり精度
が要求されないL=L0 近傍ではきめ細かい制御ができ
る。そこで、何とかL=0近傍において高精度に制御し
たいという要望が高まりつつある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来にお
けるスリットでは、2枚のブレードが面接触することで
X線をシャットアウトするので、X線が漏れることがあ
り、X線を照射させながらメンテナンスを行なう場合に
は、作業者が漏れたX線によって被曝してしまい健康を
害するという欠点等がある。
けるスリットでは、2枚のブレードが面接触することで
X線をシャットアウトするので、X線が漏れることがあ
り、X線を照射させながらメンテナンスを行なう場合に
は、作業者が漏れたX線によって被曝してしまい健康を
害するという欠点等がある。
【0010】また、従来のスリットでは、スリット幅が
狭くなるにつれて、スリット幅の制御ステップが大きく
なるので、高精度なスリット幅の制御ができないという
問題点があった。
狭くなるにつれて、スリット幅の制御ステップが大きく
なるので、高精度なスリット幅の制御ができないという
問題点があった。
【0011】この発明はこのような従来の課題を解決す
るためになされたもので、その第1の目的は、X線シャ
ットアウト時のX線漏れを確実に防止するX線絞り機構
を提供することである。また、第2の目的は、スリット
幅を高精度に制御することのできるX線絞り機構を提供
することである。
るためになされたもので、その第1の目的は、X線シャ
ットアウト時のX線漏れを確実に防止するX線絞り機構
を提供することである。また、第2の目的は、スリット
幅を高精度に制御することのできるX線絞り機構を提供
することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、相対峙する2枚のブレード間隔を適宜調
整してX線管から照射されたX線の照射幅を制御するX
線絞り機構において、前記一方のブレードの下端面と前
記他方のブレードの上端面が略同一平面となるように両
ブレードを配設し、X線シャットアウト時には前記2枚
のブレードを微小量重複させることが特徴である。
め、本発明は、相対峙する2枚のブレード間隔を適宜調
整してX線管から照射されたX線の照射幅を制御するX
線絞り機構において、前記一方のブレードの下端面と前
記他方のブレードの上端面が略同一平面となるように両
ブレードを配設し、X線シャットアウト時には前記2枚
のブレードを微小量重複させることが特徴である。
【0013】また、他の発明では、コの字形に形成さ
れ、凹部側が相対峙して配設される2枚のブレードと、
前記両ブレード両端の突部どうしを結合するリンクと、
該リンクの中心部位を回転させて両ブレード間の間隔を
調整するモータと、を有することを特徴とする。
れ、凹部側が相対峙して配設される2枚のブレードと、
前記両ブレード両端の突部どうしを結合するリンクと、
該リンクの中心部位を回転させて両ブレード間の間隔を
調整するモータと、を有することを特徴とする。
【0014】
【作用】上述の如く構成すれば、X線シャットアウト時
には2枚のブレードが重複されるように動作するので、
経年変化による損傷、摩耗等に関係なく、確実にX線を
シャットアウトすることができるようになる。また他の
発明では、モータの回転角θとスリット幅(ブレード間
の距離)Lとの関係が、 L=L0 −2Rsin θ L0 :θ=0のときのスリット幅 R:リンクの回転半径 で表わされるので、θが90°に近づくほどθの変化に
対するLの変化量が小さくなる。従って、スリット幅L
が零近傍できめ細かい制御ができるようになる。
には2枚のブレードが重複されるように動作するので、
経年変化による損傷、摩耗等に関係なく、確実にX線を
シャットアウトすることができるようになる。また他の
発明では、モータの回転角θとスリット幅(ブレード間
の距離)Lとの関係が、 L=L0 −2Rsin θ L0 :θ=0のときのスリット幅 R:リンクの回転半径 で表わされるので、θが90°に近づくほどθの変化に
対するLの変化量が小さくなる。従って、スリット幅L
が零近傍できめ細かい制御ができるようになる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明が適用されたスリットの第1実施例
を示す構成図である。
する。図1は本発明が適用されたスリットの第1実施例
を示す構成図である。
【0016】同図に示すスリットは、2枚のブレード7
a,7bと、各ブレード7a,7bの両端を連結するリ
ンク8a,8bと、ブレード7aの下端面とブレード7
bの上端面が同一平面となるようにブレード7bの位置
を調整するスペーサ9、及び、リンク8aの中心部位を
回転させて各ブレード間の距離を制御するパルスモータ
3から構成されている。
a,7bと、各ブレード7a,7bの両端を連結するリ
ンク8a,8bと、ブレード7aの下端面とブレード7
bの上端面が同一平面となるようにブレード7bの位置
を調整するスペーサ9、及び、リンク8aの中心部位を
回転させて各ブレード間の距離を制御するパルスモータ
3から構成されている。
【0017】また、ブレード7aのX線通過側側面は、
X線管側(上側)に向けてテーパ状に切欠かれており、
ブレード7bのX線通過側側面は、X線管とは反対側
(下側)に向けてテーパ状に切欠かれている。図2は上
記したスリットの断面図であり、同図(a)は開口時、
同図(b)はX線をシャットアウトしたときの状態を示
している。
X線管側(上側)に向けてテーパ状に切欠かれており、
ブレード7bのX線通過側側面は、X線管とは反対側
(下側)に向けてテーパ状に切欠かれている。図2は上
記したスリットの断面図であり、同図(a)は開口時、
同図(b)はX線をシャットアウトしたときの状態を示
している。
【0018】そして、同図(b)から明らかなように、
X線5をシャットアウトするときにはブレード7aと7
bとが重複するので、X線5の漏れを確実に防止するこ
とができる。また、同図(a)から明らかなように、X
線5を遮断する面が、ブレード7aの下端面、及びブレ
ード7bの上端面であり、これらの面は同一平面である
ので、スリットを通過するX線5が乱れることはない。
X線5をシャットアウトするときにはブレード7aと7
bとが重複するので、X線5の漏れを確実に防止するこ
とができる。また、同図(a)から明らかなように、X
線5を遮断する面が、ブレード7aの下端面、及びブレ
ード7bの上端面であり、これらの面は同一平面である
ので、スリットを通過するX線5が乱れることはない。
【0019】図3は本発明が適用されたスリットの第2
実施例を示す構成図である。図示のようにこのスリット
は、コの字形に形成された2枚のブレード10a,10
bを有し、これらのブレード10a,10bは凹部側が
相対峙して配置される。
実施例を示す構成図である。図示のようにこのスリット
は、コの字形に形成された2枚のブレード10a,10
bを有し、これらのブレード10a,10bは凹部側が
相対峙して配置される。
【0020】また、各ブレード10a,10b両端の突
出部は、リンク11a,11bにて連結されており、リ
ンク11aの中心部位は所定の角度単位で回転するパル
スモータ3によって回転し得るようになっている。ま
た、リンク11aの中心部位とリンク11bの中心部位
はリンク12を介して連結されており、パルスモータ3
の回転力がリンク11bの中心部位へ伝達されるように
なっている。
出部は、リンク11a,11bにて連結されており、リ
ンク11aの中心部位は所定の角度単位で回転するパル
スモータ3によって回転し得るようになっている。ま
た、リンク11aの中心部位とリンク11bの中心部位
はリンク12を介して連結されており、パルスモータ3
の回転力がリンク11bの中心部位へ伝達されるように
なっている。
【0021】このような構成において、パルスモータ3
を回転させたときのブレード間距離の変化を図4を参照
しながら説明する。いま、リンク11a,11bとブレ
ード10a,10bの長辺部とが平行なときの回転角θ
を0°とする。そして、リンク11aの中心部位Aを図
中矢印の方向(反時計回り)に回転させることでスリッ
ト幅Lが調整される。また、リンク11aの中心部位A
から、リンク11aとブレード11bとの接続点Bまで
の距離をRとし、θ=0のときのスリット幅をL0 とす
れば、回転角θのときのスリット幅Lは、次の(1)式
で示される。 L=L0 −2Rsin θ …(1)
を回転させたときのブレード間距離の変化を図4を参照
しながら説明する。いま、リンク11a,11bとブレ
ード10a,10bの長辺部とが平行なときの回転角θ
を0°とする。そして、リンク11aの中心部位Aを図
中矢印の方向(反時計回り)に回転させることでスリッ
ト幅Lが調整される。また、リンク11aの中心部位A
から、リンク11aとブレード11bとの接続点Bまで
の距離をRとし、θ=0のときのスリット幅をL0 とす
れば、回転角θのときのスリット幅Lは、次の(1)式
で示される。 L=L0 −2Rsin θ …(1)
【0022】(1)式から明らかなように、回転角θが
0°に近い程、θの変化に対するLの変化量が大きく、
θが90°に近づくにつれてθの変化に対するLの変化
量が小さくなる。
0°に近い程、θの変化に対するLの変化量が大きく、
θが90°に近づくにつれてθの変化に対するLの変化
量が小さくなる。
【0023】従って、従来例で示した場合とは反対に、
精密な制御が要求されるL=0近傍(θ=90°近傍)
においてきめの細かい制御ができるようになる。その結
果、高精度なスリット幅の制御が可能となる。
精密な制御が要求されるL=0近傍(θ=90°近傍)
においてきめの細かい制御ができるようになる。その結
果、高精度なスリット幅の制御が可能となる。
【0024】なお、図3に示したスリットでは構造上L
=0とすること、即ち、X線をシャットアウトすること
はできないが、前記第1実施例で示したように、各ブレ
ードの上下位置をずらして、一方のブレードの上端面と
他方のブレードの下端面とが同一平面上となるように配
置すれば、容易にスリット幅Lを零とすることができる
ようになる。
=0とすること、即ち、X線をシャットアウトすること
はできないが、前記第1実施例で示したように、各ブレ
ードの上下位置をずらして、一方のブレードの上端面と
他方のブレードの下端面とが同一平面上となるように配
置すれば、容易にスリット幅Lを零とすることができる
ようになる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、X線
絞り機構(スリット)を構成する2枚のブレードを上下
方向にずらし、一方のブレードの上端面と他方のブレー
ドの下端面とが同一平面上となるように配設している。
そして、X線シャットアウト時には、両ブレードを重複
させている。従って、X線が漏れることなく確実にX線
をシャットアウトすることができるようなる。その結
果、X線を照射させながらメンテナンスを行なう際等に
作業者が被曝するという欠点は解消される。また、スリ
ット幅が狭くなるほどスリット幅の制御ステップが小さ
くなるので、高精度なスリット幅制御が可能になるとい
う効果が得られる。
絞り機構(スリット)を構成する2枚のブレードを上下
方向にずらし、一方のブレードの上端面と他方のブレー
ドの下端面とが同一平面上となるように配設している。
そして、X線シャットアウト時には、両ブレードを重複
させている。従って、X線が漏れることなく確実にX線
をシャットアウトすることができるようなる。その結
果、X線を照射させながらメンテナンスを行なう際等に
作業者が被曝するという欠点は解消される。また、スリ
ット幅が狭くなるほどスリット幅の制御ステップが小さ
くなるので、高精度なスリット幅制御が可能になるとい
う効果が得られる。
【図1】本発明の第1実施例を示す構成図である。
【図2】第1実施例のスリットの断面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す構成図である。
【図4】第2実施例におけるモータの回転角とスリット
幅との関係を示す説明図である。
幅との関係を示す説明図である。
【図5】従来例を示す構成図である。
【図6】従来のスリットの断面図である。
【図7】従来のスリットにおけるモータの回転角とスリ
ット幅との関係を示す説明図である。
ット幅との関係を示す説明図である。
1 ブレード 2 リンク 3 パルスモータ 7 ブレード 8 リンク 9 スペーサ 10 ブレード 11 リンク 12 リンク
Claims (3)
- 【請求項1】 相対峙する2枚のブレード間隔を適宜調
整してX線管から照射されたX線の照射幅を制御するX
線絞り機構において、 前記一方のブレード(第1のブレード)の下端面と前記
他方のブレード(第2のブレード)の上端面が略同一平
面となるように両ブレードを配設し、X線シャットアウ
ト時には前記2枚のブレードを微小量重複させることを
特徴とするX線絞り機構。 - 【請求項2】 前記第1のブレードのX線通過側側面は
X線管側にテーパ加工され、前記第2のブレードのX線
通過側側面はX線管とは反対側にテーパ加工される請求
項1記載のX線絞り機構。 - 【請求項3】 コの字形に形成され、凹部側が相対峙し
て配設される2枚のブレードと、前記両ブレード両端の
突部どうしを結合するリンクと、該リンクの中心部位を
回転させて両ブレード間の間隔を調整するモータと、を
有することを特徴とするX線絞り機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3242294A JPH0576523A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | X線絞り機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3242294A JPH0576523A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | X線絞り機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0576523A true JPH0576523A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17087100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3242294A Pending JPH0576523A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | X線絞り機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0576523A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009000526A (ja) * | 2007-06-22 | 2009-01-08 | Siemens Ag | コリメータ装置、コリメータ装置の制御方法および制御装置ならびにx線コンピュータ断層撮影装置 |
CN103533893A (zh) * | 2011-05-31 | 2014-01-22 | 株式会社日立医疗器械 | X射线光阑机构以及x射线ct装置 |
DE102020004935A1 (de) | 2020-08-13 | 2022-02-17 | Singulus Technologies Aktiengesellschaft | Spaltblende |
-
1991
- 1991-09-24 JP JP3242294A patent/JPH0576523A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009000526A (ja) * | 2007-06-22 | 2009-01-08 | Siemens Ag | コリメータ装置、コリメータ装置の制御方法および制御装置ならびにx線コンピュータ断層撮影装置 |
CN103533893A (zh) * | 2011-05-31 | 2014-01-22 | 株式会社日立医疗器械 | X射线光阑机构以及x射线ct装置 |
JPWO2012165450A1 (ja) * | 2011-05-31 | 2015-02-23 | 株式会社日立メディコ | X線絞り機構及びx線ct装置 |
DE102020004935A1 (de) | 2020-08-13 | 2022-02-17 | Singulus Technologies Aktiengesellschaft | Spaltblende |
DE102020004935B4 (de) | 2020-08-13 | 2022-08-25 | Singulus Technologies Aktiengesellschaft | Spaltblende |
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