JPH0576238B2 - - Google Patents
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- JPH0576238B2 JPH0576238B2 JP1159692A JP15969289A JPH0576238B2 JP H0576238 B2 JPH0576238 B2 JP H0576238B2 JP 1159692 A JP1159692 A JP 1159692A JP 15969289 A JP15969289 A JP 15969289A JP H0576238 B2 JPH0576238 B2 JP H0576238B2
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- JP
- Japan
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- outer casing
- auricle
- electroacoustic transducer
- concha cavity
- tragus
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- Expired - Lifetime
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- 241000746998 Tragus Species 0.000 claims description 21
- 210000000624 ear auricle Anatomy 0.000 description 12
- 210000000613 ear canal Anatomy 0.000 description 9
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 6
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 6
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 2
- 210000003128 head Anatomy 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
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- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Headphones And Earphones (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、耳介の耳甲介腔の凹部に収納されて
装着して使用される耳介装着型の電気音響変換器
に関する。
装着して使用される耳介装着型の電気音響変換器
に関する。
従来、耳介装着型の電気音響変換器として、第
6図及び第7図に示すように構成されたものが知
られている。
6図及び第7図に示すように構成されたものが知
られている。
第6図に示すものは、耳介装着型のイヤホンで
あつて、このイヤホンは、振動板を含む電気音響
変換素子を内蔵したイヤホン本体1の一端面に音
道2を形成した耳介挿入部3を突設し、この耳介
挿入部3を耳介の耳甲介腔に連続するさらに内方
の外耳道にまで挿入して耳介に装着するように構
成されてなるものである。
あつて、このイヤホンは、振動板を含む電気音響
変換素子を内蔵したイヤホン本体1の一端面に音
道2を形成した耳介挿入部3を突設し、この耳介
挿入部3を耳介の耳甲介腔に連続するさらに内方
の外耳道にまで挿入して耳介に装着するように構
成されてなるものである。
また、第7図に示すものは、ステレオ再生の聴
取を行い得るように、一対のイヤホン4,5を連
結杆6で連結したものである。この第7図に示す
ものも、各イヤホン4,5を構成するイヤホン本
体1,1一端面に音道2を形成した耳介挿入部3
を突設し、これら耳介挿入部3を外耳道にまで挿
入して耳介に装着するように構成されてなるもの
である。
取を行い得るように、一対のイヤホン4,5を連
結杆6で連結したものである。この第7図に示す
ものも、各イヤホン4,5を構成するイヤホン本
体1,1一端面に音道2を形成した耳介挿入部3
を突設し、これら耳介挿入部3を外耳道にまで挿
入して耳介に装着するように構成されてなるもの
である。
上述したような第6図及び第7図に示すもの
は、いずれも耳介挿入部3を外耳道まで挿入して
装着するものであるため、装着時の圧迫感を免れ
ない。また、外耳道に押し込む程度により上記外
耳道等に痛みや違和感を強く感ずる。さらに、再
生音質の劣化も避けられない。
は、いずれも耳介挿入部3を外耳道まで挿入して
装着するものであるため、装着時の圧迫感を免れ
ない。また、外耳道に押し込む程度により上記外
耳道等に痛みや違和感を強く感ずる。さらに、再
生音質の劣化も避けられない。
このようなイヤホンが有している問題点の解消
を図るため、第8図に示すようにスピーカ6の一
側面に圧着パツド7を設けるとともに耳掛け用の
弾性を有する湾曲した弦8を設けたものが提案さ
れている。この耳掛け式のイヤホンは、圧着パツ
ドを耳介の外側に圧着させ、弦8を上記耳介の外
周に引掛けて使用される。
を図るため、第8図に示すようにスピーカ6の一
側面に圧着パツド7を設けるとともに耳掛け用の
弾性を有する湾曲した弦8を設けたものが提案さ
れている。この耳掛け式のイヤホンは、圧着パツ
ドを耳介の外側に圧着させ、弦8を上記耳介の外
周に引掛けて使用される。
しかし、上記耳掛け式のものにあつては、前述
したような耳介挿入部を外耳道まで挿入して装着
するものが有している問題点の解消を図ることは
できるが、装着した状態が不安定であり、良好な
装着状態が得られないばかりか、耳介に対する装
着位置によつては再生音質の劣化を生じさせてし
まう。
したような耳介挿入部を外耳道まで挿入して装着
するものが有している問題点の解消を図ることは
できるが、装着した状態が不安定であり、良好な
装着状態が得られないばかりか、耳介に対する装
着位置によつては再生音質の劣化を生じさせてし
まう。
また、弾性を有するヘツドバンドの両端に一対
のスピーカを取付け、上記ヘツドバンドの弾性力
を利用して上記スピーカを耳介に圧着して使用す
るヘツドホンが広く用いられているが、このヘツ
ドホンにあつては、ヘツドバンドの弾性力による
頭部の圧迫感を生じ、装着時の不快感を避けるこ
とができない。
のスピーカを取付け、上記ヘツドバンドの弾性力
を利用して上記スピーカを耳介に圧着して使用す
るヘツドホンが広く用いられているが、このヘツ
ドホンにあつては、ヘツドバンドの弾性力による
頭部の圧迫感を生じ、装着時の不快感を避けるこ
とができない。
このような問題点の解消を図るため、電気音響
変換素子を内蔵した外筐を耳甲介腔の凹部に収納
し得る形状となし、耳甲介腔の凹部に収納したと
きに耳珠と対珠により支持されるように形成する
とともに、上記外筐の電気音響変換素子前方の放
音面側を均一な湾曲面となすことによつて、外耳
道に圧迫感を与えることなく、頭部への圧迫感を
与えることなく良好な装着感をもつて装着し得る
電気音響変換器を構成することができる。
変換素子を内蔵した外筐を耳甲介腔の凹部に収納
し得る形状となし、耳甲介腔の凹部に収納したと
きに耳珠と対珠により支持されるように形成する
とともに、上記外筐の電気音響変換素子前方の放
音面側を均一な湾曲面となすことによつて、外耳
道に圧迫感を与えることなく、頭部への圧迫感を
与えることなく良好な装着感をもつて装着し得る
電気音響変換器を構成することができる。
ところで、上述したように耳甲介腔の凹部に収
納されて装着し得るように構成された電気音響変
換器にあつては、装着時に機器本体を構成する外
筐の全体が耳甲介腔の凹部に収納されるものであ
るため、耳甲介腔の凹部に装着した時に、電気音
響変換素子から引き出される外部接続コードの引
き出し位置を固定する必要がある。すなわち、外
部接続コードが容易に撓まされ、その引き出し位
置が一定しないと、装着時に上記引き出しコード
が外筐と耳介との間にその一部が挟まれてしまう
等してしまい、一定の装着位置に容易に良好な装
着感をもつて装着し得なくなつてしまう。
納されて装着し得るように構成された電気音響変
換器にあつては、装着時に機器本体を構成する外
筐の全体が耳甲介腔の凹部に収納されるものであ
るため、耳甲介腔の凹部に装着した時に、電気音
響変換素子から引き出される外部接続コードの引
き出し位置を固定する必要がある。すなわち、外
部接続コードが容易に撓まされ、その引き出し位
置が一定しないと、装着時に上記引き出しコード
が外筐と耳介との間にその一部が挟まれてしまう
等してしまい、一定の装着位置に容易に良好な装
着感をもつて装着し得なくなつてしまう。
また、耳甲介腔の凹部に収納されて装着し得る
ように構成された電気音響変換器は、極めて小型
であるため、接続コードを外筐内で引き回すスペ
ースが十分でないため、より短い引き出し経路を
通つて外筐の外部に引き出す必要がある。
ように構成された電気音響変換器は、極めて小型
であるため、接続コードを外筐内で引き回すスペ
ースが十分でないため、より短い引き出し経路を
通つて外筐の外部に引き出す必要がある。
そこで、本発明は、外筐から引き出される外部
接続コードの引き出し位置を一定となし、容易に
一定の装着位置に良好な装着感をもつて装着可能
となすとともに、耳介の個人差に左右されること
なく確実に装着して容易な脱落を防止可能とな
し、さらに上記外部接続コードをより短い引き出
し経路を通つて外筐の外部に引き出すことを可能
となす耳介装着型の電気音響変換器を提供しよう
とするものである。
接続コードの引き出し位置を一定となし、容易に
一定の装着位置に良好な装着感をもつて装着可能
となすとともに、耳介の個人差に左右されること
なく確実に装着して容易な脱落を防止可能とな
し、さらに上記外部接続コードをより短い引き出
し経路を通つて外筐の外部に引き出すことを可能
となす耳介装着型の電気音響変換器を提供しよう
とするものである。
本発明に係る電気音響変換器は、上述したよう
な目的を達成するため、電気音響変換素子を内蔵
し、上記電気音響変換素子の放音面側を湾曲面と
なすとともに、耳介の耳珠と対珠との間にある耳
甲介腔の凹部に収納し得る形状に形成され、耳甲
介腔の凹部と上記電気音響変換素子の放音面とが
対向するように上記耳甲介腔の凹部に収納したと
きに背面側が耳珠と対珠により支持されるように
なされた外筐と、上記外筐を耳甲介腔の凹部に収
納したとき、耳介の珠間切痕より耳介の下方に向
かつて上記外筐から延設されてなり、上記電気音
響変換素子から導出される外部接続コードを上記
電気音響変換素子の放音面と略々平行に上記耳介
の下方に向かつて導出する導出部を有するコード
保持部とを備え、上記コード保持部を、上記導出
部が上記外筐より突出され、且つ上記外筐の背面
側に対して断面形状が略々L字状になるように上
記外筐に設けたものである。
な目的を達成するため、電気音響変換素子を内蔵
し、上記電気音響変換素子の放音面側を湾曲面と
なすとともに、耳介の耳珠と対珠との間にある耳
甲介腔の凹部に収納し得る形状に形成され、耳甲
介腔の凹部と上記電気音響変換素子の放音面とが
対向するように上記耳甲介腔の凹部に収納したと
きに背面側が耳珠と対珠により支持されるように
なされた外筐と、上記外筐を耳甲介腔の凹部に収
納したとき、耳介の珠間切痕より耳介の下方に向
かつて上記外筐から延設されてなり、上記電気音
響変換素子から導出される外部接続コードを上記
電気音響変換素子の放音面と略々平行に上記耳介
の下方に向かつて導出する導出部を有するコード
保持部とを備え、上記コード保持部を、上記導出
部が上記外筐より突出され、且つ上記外筐の背面
側に対して断面形状が略々L字状になるように上
記外筐に設けたものである。
本発明に係る電気音響変換器は、外筐16を耳
甲介腔b内に嵌合する如くなすことにより、第3
図及び第4図に示すように、耳珠cの先端Aと対
珠dの先端によつて支持される外筐16背面側の
傾斜部19の2点と耳垂hの外表面の少なくとも
1点Cに当接するコード保持部18の延設部18
bの内側面の1点の3点により耳介aの一部を挟
持する如く支持して耳甲介腔b内に収納装着され
る。このとき、外筐の背面側に対して断面形状が
略々L字状に形成されたコード保持部18は、耳
介の珠間切痕iから耳介の外方に突出し、耳垂h
の表面に沿つて下方に延在される。
甲介腔b内に嵌合する如くなすことにより、第3
図及び第4図に示すように、耳珠cの先端Aと対
珠dの先端によつて支持される外筐16背面側の
傾斜部19の2点と耳垂hの外表面の少なくとも
1点Cに当接するコード保持部18の延設部18
bの内側面の1点の3点により耳介aの一部を挟
持する如く支持して耳甲介腔b内に収納装着され
る。このとき、外筐の背面側に対して断面形状が
略々L字状に形成されたコード保持部18は、耳
介の珠間切痕iから耳介の外方に突出し、耳垂h
の表面に沿つて下方に延在される。
また、外筐16に内蔵された電気音響変換素子
15に対し音響信号の入出力を行う外部接続用コ
ード17は、断面形状を略々L字状に形成したコ
ード保持部18に挿通保持されて外筐16の外方
に引き出される。
15に対し音響信号の入出力を行う外部接続用コ
ード17は、断面形状を略々L字状に形成したコ
ード保持部18に挿通保持されて外筐16の外方
に引き出される。
以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
本発明に係る電気音響変換器は、第1図及び第
2図に示すように、振動板、磁気回路部等からな
る電気音響変換素子15を内蔵した外筐16と、
この外筐16に延設され上記電気音響変換素子1
5から導出される外部接続用コード17を上記外
筐16外方に導出するコード保持部18とを有し
ている。
2図に示すように、振動板、磁気回路部等からな
る電気音響変換素子15を内蔵した外筐16と、
この外筐16に延設され上記電気音響変換素子1
5から導出される外部接続用コード17を上記外
筐16外方に導出するコード保持部18とを有し
ている。
そして、上記外筐16は、耳介aの凹部である
耳甲介腔bの凹部に収納し得る大きさに形成さ
れ、上記耳甲介腔bの凹部に収納したときに外周
面の少なくとも2点が耳介aの一部である耳珠c
と対珠dにより支持され得る外形形状をもつて形
成されている。
耳甲介腔bの凹部に収納し得る大きさに形成さ
れ、上記耳甲介腔bの凹部に収納したときに外周
面の少なくとも2点が耳介aの一部である耳珠c
と対珠dにより支持され得る外形形状をもつて形
成されている。
ところで、外筐16が収納される人の耳介aの
耳甲介腔bの各部における大きさを、第5図を参
照して示すと、上記耳甲介腔bの凹部の径r1は略
10mm〜20mm程の範囲にあり、耳甲介腔b側へ相対
向するように突出する耳珠cの先端A点から対珠
dの先端B点までの距離11は4mm〜12mm程の範
囲にあり、耳珠cの先端付近における耳甲介腔b
の深さは7mm〜14mm程の範囲にある。また、耳甲
介腔bの底部から耳珠c及び対珠dに亘る部分は
彎曲した立上り面fとなつている。
耳甲介腔bの各部における大きさを、第5図を参
照して示すと、上記耳甲介腔bの凹部の径r1は略
10mm〜20mm程の範囲にあり、耳甲介腔b側へ相対
向するように突出する耳珠cの先端A点から対珠
dの先端B点までの距離11は4mm〜12mm程の範
囲にあり、耳珠cの先端付近における耳甲介腔b
の深さは7mm〜14mm程の範囲にある。また、耳甲
介腔bの底部から耳珠c及び対珠dに亘る部分は
彎曲した立上り面fとなつている。
そこで、上述のような大きさ及び形状を有する
耳甲介腔bの凹部に収納される外筐16は、第2
図に示すように、直径R1を略14mm〜18mmの範囲
となし、幅W1を略5.5mm〜7.5mmの範囲となして形
成される。そして、上記外筐16の前面側である
電気音響変換素子前方の放音面側には、円形であ
つて中央部分を膨出するように均一な湾曲面とな
したキヤツプ16aが配設されている。
耳甲介腔bの凹部に収納される外筐16は、第2
図に示すように、直径R1を略14mm〜18mmの範囲
となし、幅W1を略5.5mm〜7.5mmの範囲となして形
成される。そして、上記外筐16の前面側である
電気音響変換素子前方の放音面側には、円形であ
つて中央部分を膨出するように均一な湾曲面とな
したキヤツプ16aが配設されている。
さらに、上記外筐16の電気音響変換素子15
を構成する振動板の背面側である耳甲介腔bに収
納したとき耳介aの外方に臨む背面周部は、先細
り状の傾斜部19として形成される。この傾斜部
19の傾斜角Θは、耳甲介腔bの彎曲した立上り
面fに略対応する角度となされ、例えば背面側端
面20に対し略35度程度の傾斜角をもつて形成さ
れている。すなわち、上記外筐16は、第1図及
び第2図に示すように、全体をもつて略円錐台形
状に形成されてなる。
を構成する振動板の背面側である耳甲介腔bに収
納したとき耳介aの外方に臨む背面周部は、先細
り状の傾斜部19として形成される。この傾斜部
19の傾斜角Θは、耳甲介腔bの彎曲した立上り
面fに略対応する角度となされ、例えば背面側端
面20に対し略35度程度の傾斜角をもつて形成さ
れている。すなわち、上記外筐16は、第1図及
び第2図に示すように、全体をもつて略円錐台形
状に形成されてなる。
また、外筐16から延設されるコード保持部1
8は、電気音響変換素子15の後方背面側である
上記外筐16の背面側端面20から下方へ上記背
面側端面20と略々平行となるように延設されて
いる。すなわち、このコード保持部18は、第2
図に示すように、側面側から見た断面形状を略々
L字状をなすように形成されてなるものであつ
て、外筐16に対する連結部となるとともに電気
音響変換素子15から導出される外部接続コード
17を外筐16の背面側端面20と略々平行とな
るように延設させる導出部18aと、この導出部
18aから導出された外部接続コード17をさら
に下方へ垂下するように延設ガイドする略円筒状
に形成された延設部18bとから構成れてなる。
8は、電気音響変換素子15の後方背面側である
上記外筐16の背面側端面20から下方へ上記背
面側端面20と略々平行となるように延設されて
いる。すなわち、このコード保持部18は、第2
図に示すように、側面側から見た断面形状を略々
L字状をなすように形成されてなるものであつ
て、外筐16に対する連結部となるとともに電気
音響変換素子15から導出される外部接続コード
17を外筐16の背面側端面20と略々平行とな
るように延設させる導出部18aと、この導出部
18aから導出された外部接続コード17をさら
に下方へ垂下するように延設ガイドする略円筒状
に形成された延設部18bとから構成れてなる。
そして、上記コード保持部18は、外筐16を
耳甲介腔bの凹部に嵌合する如く収納したときに
珠間切痕iに位置されて耳介aの下方に延設さ
れ、上記外筐16を支持する支持点となる耳珠c
及び対珠dの各先端A及びB点より下方側位置に
おける耳介aの外表面における1点Cと必要に応
じ当接し得るように形成されてなる。すなわち、
すなわち、上記コード保持部18は、導出部18
aを外筐16の背面側端面20の後方側外方に一
旦突出させた後稍々斜め下方に傾斜されながら上
記外筐16の背面側端面20と略々平行となるよ
うに形成し、この導出部18aの先端側に垂下す
るように延設部18bを連設させることにより、
側面側から見た断面形状が略々L字状になるよう
になされて上記外筐16の背面側に設けられてい
る。なお、上記延設部18bは、その内側面18
cが外筐16の背面側端面20と略同一平面上に
位置すようにして上記外筐16から延設されてい
る。
耳甲介腔bの凹部に嵌合する如く収納したときに
珠間切痕iに位置されて耳介aの下方に延設さ
れ、上記外筐16を支持する支持点となる耳珠c
及び対珠dの各先端A及びB点より下方側位置に
おける耳介aの外表面における1点Cと必要に応
じ当接し得るように形成されてなる。すなわち、
すなわち、上記コード保持部18は、導出部18
aを外筐16の背面側端面20の後方側外方に一
旦突出させた後稍々斜め下方に傾斜されながら上
記外筐16の背面側端面20と略々平行となるよ
うに形成し、この導出部18aの先端側に垂下す
るように延設部18bを連設させることにより、
側面側から見た断面形状が略々L字状になるよう
になされて上記外筐16の背面側に設けられてい
る。なお、上記延設部18bは、その内側面18
cが外筐16の背面側端面20と略同一平面上に
位置すようにして上記外筐16から延設されてい
る。
そして、外筐16を耳甲介腔bの凹部に収納し
たとき、上記コード保持部18は、第3図及び第
4図に示すように、耳珠cと対珠d間の珠間切痕
iに位置されて耳介aの下方に延設され、延設部
18bの内側面18cが耳垂hの外表面の少なく
とも1点Cに必要に応じて当接する。
たとき、上記コード保持部18は、第3図及び第
4図に示すように、耳珠cと対珠d間の珠間切痕
iに位置されて耳介aの下方に延設され、延設部
18bの内側面18cが耳垂hの外表面の少なく
とも1点Cに必要に応じて当接する。
なお、上記外筐16の前面側は略均一な湾曲面
となされているので、外耳道に挿入されることな
く耳甲介腔bの凹部内においてのみ収納される。
となされているので、外耳道に挿入されることな
く耳甲介腔bの凹部内においてのみ収納される。
上述のように構成されてなる本発明に係る電気
音響変換器は、第3図及び第4図に示すように、
電気音響変換素子15の湾曲面となされた放音面
を耳甲介腔bの凹部に対向させて外筐16を上記
凹部に収納させると、耳珠cの先端Aと対珠dの
先端によつて支持される外筐16の傾斜部19の
2点と耳垂hの外表面の少なくとも1点Cに当接
する略々L字状に形成されたコード保持部18の
延設部18bの内側面18cの1点の3点により
耳介aの一部を挟持する如く支持して耳甲介腔b
内に収納装着される。特に、コード保持部18の
延設部18bの耳垂hに対する当接点は、外筐1
6を支持する支持点より下方位置にあるため、上
記外筐16が支持点である耳珠cの先端A及び対
珠dの先端Bの2点を中心にして耳甲介腔b内か
ら抜け落ちる方向である第4図中矢印X方向への
回動を阻止するように作用する。
音響変換器は、第3図及び第4図に示すように、
電気音響変換素子15の湾曲面となされた放音面
を耳甲介腔bの凹部に対向させて外筐16を上記
凹部に収納させると、耳珠cの先端Aと対珠dの
先端によつて支持される外筐16の傾斜部19の
2点と耳垂hの外表面の少なくとも1点Cに当接
する略々L字状に形成されたコード保持部18の
延設部18bの内側面18cの1点の3点により
耳介aの一部を挟持する如く支持して耳甲介腔b
内に収納装着される。特に、コード保持部18の
延設部18bの耳垂hに対する当接点は、外筐1
6を支持する支持点より下方位置にあるため、上
記外筐16が支持点である耳珠cの先端A及び対
珠dの先端Bの2点を中心にして耳甲介腔b内か
ら抜け落ちる方向である第4図中矢印X方向への
回動を阻止するように作用する。
このように3点支持可能な構造によつて耳甲介
腔bに収納装着される本発明に係る電気音響変換
器は、耳孔を圧迫するそとなく安定且つ確実に耳
介aの一部に装着保持することができる。
腔bに収納装着される本発明に係る電気音響変換
器は、耳孔を圧迫するそとなく安定且つ確実に耳
介aの一部に装着保持することができる。
なお、上述の実施例では、コード保持部18を
外筐16の下端側から延設しているが、耳介aの
外表面の少なくとも1点と当接可能な当接点が外
筐16を支持する2点より下方に位置し得るよう
に構成したものであれば、上記コード保持部18
の外筐16に対する取付け部は上記外筐16の下
端側に位置しなくともよい。また、外筐16は、
円形に形成されているが、耳甲介腔bの凹部に対
応させて楕円等の形状に適宜変更したものであつ
てもよい。
外筐16の下端側から延設しているが、耳介aの
外表面の少なくとも1点と当接可能な当接点が外
筐16を支持する2点より下方に位置し得るよう
に構成したものであれば、上記コード保持部18
の外筐16に対する取付け部は上記外筐16の下
端側に位置しなくともよい。また、外筐16は、
円形に形成されているが、耳甲介腔bの凹部に対
応させて楕円等の形状に適宜変更したものであつ
てもよい。
さらに、上述の実施例では、音響再生音の聴取
を目的とするイヤホンタイプの電気音響変換器を
挙げて説明したが、耳介装着型のマイクロホンに
ついても同様に適用できる。
を目的とするイヤホンタイプの電気音響変換器を
挙げて説明したが、耳介装着型のマイクロホンに
ついても同様に適用できる。
上述したように、本発明に係る電気音響変換器
は、耳介の耳甲介腔の凹部に収納され、耳珠及び
対珠によつて外筐の背面側を支持されて装着し得
るように形成された外筐の背面側に、上記外筐か
ら突出させ、且つ電気音響変換素子から導出され
る外部接続コードを耳介の下方に向かつて導出さ
せる導出部を有して、上記外筐の背面側に対して
断面形状が略々L字状になるようにコード保持部
を設けたものであるので、上記外筐を耳甲介腔の
凹部に収納させて耳介の耳珠及び対珠で支持させ
ながら、コード保持部を珠間切痕に位置させた一
定の位置に保持させ、上記コード保持部の内側面
を耳介の外正面の一部に当接させながら装着可能
となる。このような装着状態が得られることによ
り、外筐を耳甲介腔の凹部に装着したとき、この
耳甲介腔の凹部から抜け出る方向の力が加わつた
としても、コード保持部が耳介支持部として作用
し、容易な脱落が防止できるものであり、さらに
耳介の耳垂に圧迫感を与えることなく良好な装着
感をもつて装着可能となるものである。
は、耳介の耳甲介腔の凹部に収納され、耳珠及び
対珠によつて外筐の背面側を支持されて装着し得
るように形成された外筐の背面側に、上記外筐か
ら突出させ、且つ電気音響変換素子から導出され
る外部接続コードを耳介の下方に向かつて導出さ
せる導出部を有して、上記外筐の背面側に対して
断面形状が略々L字状になるようにコード保持部
を設けたものであるので、上記外筐を耳甲介腔の
凹部に収納させて耳介の耳珠及び対珠で支持させ
ながら、コード保持部を珠間切痕に位置させた一
定の位置に保持させ、上記コード保持部の内側面
を耳介の外正面の一部に当接させながら装着可能
となる。このような装着状態が得られることによ
り、外筐を耳甲介腔の凹部に装着したとき、この
耳甲介腔の凹部から抜け出る方向の力が加わつた
としても、コード保持部が耳介支持部として作用
し、容易な脱落が防止できるものであり、さらに
耳介の耳垂に圧迫感を与えることなく良好な装着
感をもつて装着可能となるものである。
さらに、上記コード保持部により耳介に対する
装着位置方向が規制されるので、個人差に起因す
る耳の大きさの相違により正しく装着されなくな
ることが防止され、いずれの人に対しても安定し
た状態で、良好な装着感をもつて装着可能となる
ものである。
装着位置方向が規制されるので、個人差に起因す
る耳の大きさの相違により正しく装着されなくな
ることが防止され、いずれの人に対しても安定し
た状態で、良好な装着感をもつて装着可能となる
ものである。
また、コード保持部を、外筐の上記電気音響変
換素子の後方の背面側に設けてなるので、外部接
続用コードを電気音響変換素子の背面から最短距
離をもつて外筐の外部に引き出すことができ、外
筐内での引き回しを行う必要がなくなるので、外
筐内で電気音響変換素子と外筐とで挟まれるなど
して断線を生ずる等の事故を確実に防止できる。
換素子の後方の背面側に設けてなるので、外部接
続用コードを電気音響変換素子の背面から最短距
離をもつて外筐の外部に引き出すことができ、外
筐内での引き回しを行う必要がなくなるので、外
筐内で電気音響変換素子と外筐とで挟まれるなど
して断線を生ずる等の事故を確実に防止できる。
さらに、外筐内での外部接続コードの引き回し
が必要でなくなるので、外筐内の空間を大きくで
き、ここに内蔵される電気音響変換素子を大型化
でき、ひいては振動板の大型化を達成でき、音響
特性の向上を達成できる。
が必要でなくなるので、外筐内の空間を大きくで
き、ここに内蔵される電気音響変換素子を大型化
でき、ひいては振動板の大型化を達成でき、音響
特性の向上を達成できる。
第1図は本発明に係る耳介装着型のイヤホンと
して構成された電気音響変換器の斜視図であり、
第2図はその側面図であり、第3図は耳介への装
着状態を示す背面図であり、第4図はその一部断
面側面図である。第5図は本発明の説明に供する
耳介の正面図である。第6図は従来例を示す斜視
図であり、第7図は他の従来例を示す斜視図であ
り、第8図はさらに他の従来例を示す斜視図であ
る。 15……電気音響変換素子、16……外筐、1
7……外部接続コード、18……コード保持部、
18a……コード保持部の導出部、18b……コ
ード保持部の延設部、a……耳介、b……耳甲介
腔、c……耳珠、d……対珠、h……耳垂、i…
…珠間切痕。
して構成された電気音響変換器の斜視図であり、
第2図はその側面図であり、第3図は耳介への装
着状態を示す背面図であり、第4図はその一部断
面側面図である。第5図は本発明の説明に供する
耳介の正面図である。第6図は従来例を示す斜視
図であり、第7図は他の従来例を示す斜視図であ
り、第8図はさらに他の従来例を示す斜視図であ
る。 15……電気音響変換素子、16……外筐、1
7……外部接続コード、18……コード保持部、
18a……コード保持部の導出部、18b……コ
ード保持部の延設部、a……耳介、b……耳甲介
腔、c……耳珠、d……対珠、h……耳垂、i…
…珠間切痕。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電気音響変換素子を内蔵し、上記電気音響変
換素子の放音面側を湾曲面となすとともに、耳介
の耳珠と対珠との間にある耳甲介腔の凹部に収納
し得る形状に形成され、耳甲介腔の凹部と上記電
気音響変換素子の放音面とが対向するように上記
耳甲介腔の凹部に収納したときに背面側が耳珠と
対珠により支持されるようになされた外筐と、 上記外筐を耳甲介腔の凹部に収納したとき、耳
介の珠間切痕より耳介の下方に向かつて上記外筐
から延設されてなり、上記電気音響変換素子から
導出される外部接続コードを上記電気音響変換素
子の放音面と略々平行に上記耳介の下方に向かつ
て導出する導出部を有するコード保持部とを備
え、 上記コード保持部は、上記導出部が上記外筐よ
り突出し、且つ上記外筐の背面側に対して断面形
状が略々L字状になるように上記外筐に設けられ
てなる電気音響変換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15969289A JPH0248899A (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | 電気音響変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15969289A JPH0248899A (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | 電気音響変換器 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15220680A Division JPS5776993A (en) | 1980-10-31 | 1980-10-31 | Electroacoustic transducer |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0248899A JPH0248899A (ja) | 1990-02-19 |
JPH0576238B2 true JPH0576238B2 (ja) | 1993-10-22 |
Family
ID=15699234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15969289A Granted JPH0248899A (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | 電気音響変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0248899A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2583838B2 (ja) * | 1990-11-07 | 1997-02-19 | 株式会社弦エンジニアリング | 外耳道で骨伝導音声をピックアップする装置及び通話装置 |
JP6683043B2 (ja) * | 2016-07-11 | 2020-04-15 | 株式会社Jvcケンウッド | イヤホン |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5414216B2 (ja) * | 1975-07-29 | 1979-06-05 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53164826U (ja) * | 1977-05-31 | 1978-12-23 | ||
JPS5414216U (ja) * | 1977-07-01 | 1979-01-30 |
-
1989
- 1989-06-23 JP JP15969289A patent/JPH0248899A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5414216B2 (ja) * | 1975-07-29 | 1979-06-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0248899A (ja) | 1990-02-19 |
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