JPH0576155A - 車両用電装品の冷却装置 - Google Patents
車両用電装品の冷却装置Info
- Publication number
- JPH0576155A JPH0576155A JP23296691A JP23296691A JPH0576155A JP H0576155 A JPH0576155 A JP H0576155A JP 23296691 A JP23296691 A JP 23296691A JP 23296691 A JP23296691 A JP 23296691A JP H0576155 A JPH0576155 A JP H0576155A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- pipe
- heat pipe
- engine
- alternator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】車両用電装品の冷却をあまり重量増加させない
で行うこと。 【構成】ほぼ密閉した発電機あるいは電動機において、
外部(ブラケット)に密着したフィンにヒートパイプを
取付け、他方をエンジンの吸入管部にあるいはエアクリ
ーナの入出管に密着した放熱バンドに取り付けた構造。 【効果】これにより、重量をあまり増やさず冷却するこ
とができた。
で行うこと。 【構成】ほぼ密閉した発電機あるいは電動機において、
外部(ブラケット)に密着したフィンにヒートパイプを
取付け、他方をエンジンの吸入管部にあるいはエアクリ
ーナの入出管に密着した放熱バンドに取り付けた構造。 【効果】これにより、重量をあまり増やさず冷却するこ
とができた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関により駆動さ
れる交流発電機あるいは、スタータの冷却に関し、特に
軽量化に適した冷却装置に関する。
れる交流発電機あるいは、スタータの冷却に関し、特に
軽量化に適した冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置として、ヒートパイプを用い
た冷却に関して実開公55−133074号に見られるようにな
っていた。
た冷却に関して実開公55−133074号に見られるようにな
っていた。
【0003】上記例は、電装品本体を有効に冷却しえる
ようになっていなかった。
ようになっていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、エン
ジン側からの熱が電装品側へ伝わるのを防止するものに
重点を置いたため電装品から発生する熱を外部に放出す
る考慮にかけていた。
ジン側からの熱が電装品側へ伝わるのを防止するものに
重点を置いたため電装品から発生する熱を外部に放出す
る考慮にかけていた。
【0005】本発明は電装品から発生する熱を早くヒー
トパイプに伝え一方の端はできるだけ冷えた空気により
熱を逃がすことを目的としている。
トパイプに伝え一方の端はできるだけ冷えた空気により
熱を逃がすことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達するためロ
ータ(回転体)にファンを付け内部の温度が外部を構成
しているもの、例えばブラケットに早く伝え、ブラケッ
トに接したフィンに熱を伝える。フィンにヒートパイプ
を取付け、一方の端を放熱バンドに取付け、放熱バンド
は吸気管(インテークマニホールド)に密着させて取付
ける。
ータ(回転体)にファンを付け内部の温度が外部を構成
しているもの、例えばブラケットに早く伝え、ブラケッ
トに接したフィンに熱を伝える。フィンにヒートパイプ
を取付け、一方の端を放熱バンドに取付け、放熱バンド
は吸気管(インテークマニホールド)に密着させて取付
ける。
【0007】
【作用】ファンによりブラケットに早く熱が伝わり、フ
ィンも早く熱せられる。それでヒートパイプの熱入力が
大きくなる。冷えた吸気管(インテークマニホールド)
に放熱バンドを介して熱を放熱するためヒートパイプの
熱出力が大きくなる。
ィンも早く熱せられる。それでヒートパイプの熱入力が
大きくなる。冷えた吸気管(インテークマニホールド)
に放熱バンドを介して熱を放熱するためヒートパイプの
熱出力が大きくなる。
【0008】これにより電装品から生じる各損失(銅
損,鉄損,機械損)による発熱は早くそして有効に放熱
される。
損,鉄損,機械損)による発熱は早くそして有効に放熱
される。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1により説明す
る。
る。
【0010】エンジン1のクランクシャフトプーリから
ベルトを介して、オルタネータ3のプーリ2を回転させ
る。オルタネータ3が発電すると、損失は、発熱となり
温度が上がる。この熱を放熱フィン4につたえ、ヒート
パイプ(A)5から吸気管6に伝える。あるいはエアク
リーナ7の吸い込み口8にヒートパイプ(A)5の放熱
部を設定することで、また同じ効果を得る。
ベルトを介して、オルタネータ3のプーリ2を回転させ
る。オルタネータ3が発電すると、損失は、発熱となり
温度が上がる。この熱を放熱フィン4につたえ、ヒート
パイプ(A)5から吸気管6に伝える。あるいはエアク
リーナ7の吸い込み口8にヒートパイプ(A)5の放熱
部を設定することで、また同じ効果を得る。
【0011】スタータ9の発熱部10からヒートパイプ
(B)11を介して吸気管6あるいは吸い込み口8へ放
熱する。
(B)11を介して吸気管6あるいは吸い込み口8へ放
熱する。
【0012】ヒートパイプを用いたオルタネータ3の構
造を図2に示す。
造を図2に示す。
【0013】Pブラケット12とSRブラケット13
で、ほぼ密閉状態となる。プーリ2と直結されたロータ
14にファン(A)15ファン(B)16があり、ステ
ータコア17やブラシホルダとか整流器18から、発生
する熱を撹拌しSRブラケット13などに伝える。そし
て放熱フィン4に伝わりヒートパイプ(A)5に伝え
る。シリコングリス19を塗布することにより熱をより
伝えやすくするとか、ヒートパイプ(A)5が、動きや
すくするものである。
で、ほぼ密閉状態となる。プーリ2と直結されたロータ
14にファン(A)15ファン(B)16があり、ステ
ータコア17やブラシホルダとか整流器18から、発生
する熱を撹拌しSRブラケット13などに伝える。そし
て放熱フィン4に伝わりヒートパイプ(A)5に伝え
る。シリコングリス19を塗布することにより熱をより
伝えやすくするとか、ヒートパイプ(A)5が、動きや
すくするものである。
【0014】SRブラケット13と放熱フィン4を一体
とした構造も同じ効果を得る。
とした構造も同じ効果を得る。
【0015】図3は図2のA方向から見た放熱フィン4
などを示す。
などを示す。
【0016】フィン20は外部に、放熱しやすくすると
ともにヒートパイプ(A)5へ、熱が伝わりやすくす
る。長穴21はヒートパイプ(A)5の取付により、あ
るいは、ベルトのたるみを調整するとき、ヒートパイプ
(A)5を変形させる必要が無くなる。
ともにヒートパイプ(A)5へ、熱が伝わりやすくす
る。長穴21はヒートパイプ(A)5の取付により、あ
るいは、ベルトのたるみを調整するとき、ヒートパイプ
(A)5を変形させる必要が無くなる。
【0017】図4は本発明からなる、ヒートパイプ2個
用いたものを示す。
用いたものを示す。
【0018】ヒートパイプの放熱部を上記吸気管6ある
いは吸い込み口8の他に冷却水の取いれ口にしても、同
じ効果がある。またエンジンの振動が生じても、ヒート
パイプ間の位置は変わらず、ヒートパイプに力が加わる
ことは無い。
いは吸い込み口8の他に冷却水の取いれ口にしても、同
じ効果がある。またエンジンの振動が生じても、ヒート
パイプ間の位置は変わらず、ヒートパイプに力が加わる
ことは無い。
【0019】ラジエータなど車体側に、放熱部を設ける
ときは、ゴムなど弾力性を持たせる構造が必要である。
ときは、ゴムなど弾力性を持たせる構造が必要である。
【0020】もちろん電装品は半密閉でも、冷却され
る。
る。
【0021】図5にヒートパイプの放熱部を示す。
【0022】スロットルボデイ23は、スロットルバル
ブ24を有し、空気を吸入する。突起25は空気に触れ
る面積を多くし、熱を逃がす。ヒートパイプ5は放熱バ
ンド26に挿入され、ネジ(A)27でスロットルボデ
イ23に密着させる。
ブ24を有し、空気を吸入する。突起25は空気に触れ
る面積を多くし、熱を逃がす。ヒートパイプ5は放熱バ
ンド26に挿入され、ネジ(A)27でスロットルボデ
イ23に密着させる。
【0023】ゴム蛇腹28の一方は、エアクリーナ7に
固定される。
固定される。
【0024】
【発明の効果】ヒートパイプで熱を放熱するため、軽量
化が可能となった。
化が可能となった。
【図1】本発明からなる電装品冷却の全体構成図であ
る。
る。
【図2】本発明からなるオルタネータの冷却構造図であ
る。
る。
【図3】図2のA方向から見た図である。
【図4】本発明からなるヒートパイプ2個用いたものを
示す図である。
示す図である。
【図5】本発明からなるヒートパイプの放熱部を示す図
である。
である。
1…エンジン、2…プーリ、3…オルタネータ、4…放
熱フィン、5…ヒートパイプ(A)、6…吸気管、7…エ
アクリーナ、8…吸い込み口、9…スタータ、10…発
熱部、11…ヒートパイプ(B)、12…Pブラケッ
ト、13…SRブラケット、14…ロータ、15…ファ
ン(A)、16…ファン(B)、17…ステータコア、
18…整流器、19…シリコングリス、20…フィン、
21…長穴、22…ネジ、23…スロットルボデイ、2
4…スロットルバルブ、25…突起、26…放熱バン
ド、27…ネジ(A)、28…ゴム蛇腹。
熱フィン、5…ヒートパイプ(A)、6…吸気管、7…エ
アクリーナ、8…吸い込み口、9…スタータ、10…発
熱部、11…ヒートパイプ(B)、12…Pブラケッ
ト、13…SRブラケット、14…ロータ、15…ファ
ン(A)、16…ファン(B)、17…ステータコア、
18…整流器、19…シリコングリス、20…フィン、
21…長穴、22…ネジ、23…スロットルボデイ、2
4…スロットルバルブ、25…突起、26…放熱バン
ド、27…ネジ(A)、28…ゴム蛇腹。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本田 義明 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 宇佐美 利和 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 石原 賢二 茨城県勝田市大字高場字鹿島谷津2477番地 3 日立オートモテイブエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 小谷 和雄 茨城県勝田市大字高場字鹿島谷津2477番地 3 日立オートモテイブエンジニアリング 株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】ほぼ密閉した発電機あるいは電動機におい
て、外部を構成している(ブラケット)に密着したフィ
ンにヒートパイプを取付け他方をエンジンの吸入管部に
あるいはエアクリーナの入出管に密着した放熱バンドに
取付けた構造を特徴とする車両用電装品の冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23296691A JPH0576155A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 車両用電装品の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23296691A JPH0576155A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 車両用電装品の冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0576155A true JPH0576155A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=16947671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23296691A Pending JPH0576155A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 車両用電装品の冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0576155A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997034447A1 (fr) | 1996-03-12 | 1997-09-18 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Element electroluminescent organique et affichage electroluminescent organique |
KR19990059244A (ko) * | 1997-12-30 | 1999-07-26 | 정몽규 | 차량의 발전기 냉각장치 |
EP1693483A2 (en) | 2002-08-02 | 2006-08-23 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Sputtering target, sintered article, conductive film fabricated by utilizing the same, organic el device, and substrate for use therein |
JP2006528879A (ja) * | 2003-05-26 | 2006-12-21 | ヴァレオ エキプマン エレクトリク モトゥール | 自動車用のオルタネータなどの回転電気機械 |
-
1991
- 1991-09-12 JP JP23296691A patent/JPH0576155A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997034447A1 (fr) | 1996-03-12 | 1997-09-18 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Element electroluminescent organique et affichage electroluminescent organique |
KR19990059244A (ko) * | 1997-12-30 | 1999-07-26 | 정몽규 | 차량의 발전기 냉각장치 |
EP1693483A2 (en) | 2002-08-02 | 2006-08-23 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Sputtering target, sintered article, conductive film fabricated by utilizing the same, organic el device, and substrate for use therein |
JP2006528879A (ja) * | 2003-05-26 | 2006-12-21 | ヴァレオ エキプマン エレクトリク モトゥール | 自動車用のオルタネータなどの回転電気機械 |
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