JPH0576054A - コンバージエンス測定装置 - Google Patents

コンバージエンス測定装置

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JPH0576054A
JPH0576054A JP3262739A JP26273991A JPH0576054A JP H0576054 A JPH0576054 A JP H0576054A JP 3262739 A JP3262739 A JP 3262739A JP 26273991 A JP26273991 A JP 26273991A JP H0576054 A JPH0576054 A JP H0576054A
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cathode ray
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    • H01J9/42Measurement or testing during manufacture
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/16Picture reproducers using cathode ray tubes
    • H04N9/28Arrangements for convergence or focusing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N17/00Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details
    • H04N17/04Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details for receivers

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラー陰極線管のコンバージェンス測定を精
度良く行う。 【構成】 カラー陰極線管2に映し出されるドットパタ
ーンを撮像カメラ3によって撮り込み、イメージメモリ
18に記憶する。陰極線管2に映されるドットパターンの
ビームスポットを所定ピッチずつ水平又は垂直方向に移
動する信号移動量制御装置6を設ける。ドットパターン
を例えばレッドRのフォスファ間の間隔を1ピッチと
し、1/3ピッチずつずらした3枚のドットパターンを
撮り込んでイメージメモリ18に記憶し、画像合成手段20
によって各ドットパターンデータを移動した分だけ元に
戻して重ね合わせて合成し、輝度の欠落部分のない合成
ドットパターンデータをレッドRとグリーンGとブルー
Bごとに得る。この各色の合成ドットパターンデータの
輝度分布の重心のずれからコンバージェンス量を求め表
示部15に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー陰極線管の画面
上の色ずれ量を測定するコンバージェンス測定装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】カラーテレビジョン受像機やカラーディ
スプレイ装置のカラー陰極線管の画面上の色ずれ量を自
動的に測定するコンバージェンス測定装置が知られてい
る。
【0003】この種のコンバージェンス測定装置は、カ
ラー陰極線管の画面上にドットパターンやクロスハッチ
パターンを映し出し、そのドットパターン等の像を撮像
カメラによって撮り込み、その画像をアナログデータか
らデジタルデータに変換してメモリに記憶させ、画像処
理によってレッドRのパターンデータの輝度分布の面積
重心と、グリーンGのパターンデータの輝度分布の面積
重心と、ブルーBのパターンデータの輝度分布の面積重
心とをそれぞれ求め、それらの各色の重心の相対ずれ量
を求めてコンバージェンスを測定するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カラー
陰極線管の画面上に例えばドットパターンを映し出す
と、ドットパターンの映す位置によってパターンの輝度
分布の重心がずれてしまうという問題がある。例えば、
陰極線管の画面上にレッドRのドットパターンを映す
と、図4に示すように、このドットパターンはカラー陰
極線管の画面上のレッドRのフォスファの部分が光り、
グリーンGとブルーBのフォスファの部分は光らないた
めに、ドットパターンの輝度分布が不連続となり、図4
の(a),(c)に示すようにドットパターンの中心が
レッドRのフォスファの左右対称の中心位置となるとき
には本来の輝度分布の重心Aとドットパターンの輝度分
布の重心Bとが一致し、特に問題は生じないのである
が、図4の(b)と(d)に示すように、ドットパター
ンの映す位置が少しずれると、例えば0.8 mmのピッチス
トライプ管の場合には本来の輝度分布の重心Aに対して
ドットパターンの輝度分布の重心Bが同図の(b)の場
合にはマイナス方向に0.075 mmずれ、同図の(d)の場
合にはプラス方向に0.075 mmずれるという如く、ドット
パターンの輝度分布の重心がカラー陰極線管上に映す位
置によって最大±0.075 mmずれてしまう。グリーンGと
ブルーBのドットパターンの場合にも同様な問題が生
じ、ドットパターンの正確な輝度分布の重心位置を求め
ることが困難となり、コンバージェンスとしては最大±
0.15mmずれることになり、コンバージェンス測定を正確
に行うことができないという問題が生じる。
【0005】このような問題を解消するためにはコンバ
ージェンス測定用の特殊な管、例えばシャドウマスクの
ないベタ管や白黒管を用いればよいが、そうすると装置
が専用化し、特定の機種しか測れず汎用性がなくなると
いう問題が生じる。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、白黒管やベタ管等の
特殊な管を用いることなくカラー陰極線管のコンバージ
ェンス測定を正確に行うことができるコンバージェンス
測定装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明のコンバージェンス測定装置は、カラー陰極線管の
画面に映されるドットパターンのビームスポットを所定
量ずつ水平又は垂直の所定方向に移動するビーム移動手
段と、このビーム移動手段によって移動される各移動位
置でのビームパターンを撮影する撮像カメラと、この撮
像カメラによって映された各移動位置での前記ドットパ
ターンの画像を記憶するメモリと、このメモリに記憶さ
れている各ドットパターンデータの画像を移動した量だ
け元に戻して合成する画像合成手段と、この画像合成手
段によって合成されたレッドRとグリーンGとブルーB
の各合成ドットパターンデータの輝度分布の重心のずれ
からコンバージェンス量を演算するコンバージェンス演
算部とを有することを特徴として構成されている。
【0008】
【作用】上記構成の本発明において、カラー陰極線管の
画面上に例えばレッドRのビームのドットパターンを映
し出す。このドットパターンはレッドRのフォスファの
部分でのみ光る輝度分布が不連続のパターンとなる。こ
のパターンを撮像カメラによって撮像し、そのドットパ
ターンの画像をメモリに記憶する。
【0009】次に、カラー陰極線管の画面のレッドRの
フォスファ間の間隔を1ピッチとするとき、ビーム移動
手段により前記ドットパターンを例えば1/3ピッチだ
け水平方向に移動させその状態におけるドットパターン
を撮像カメラによって撮像し、その画像をメモリに記憶
させる。この1/3ピッチだけ移動したドットパターン
は1/3ピッチだけレッドRのフォスファの位置が相対
的にずれるので、光る部分が1/3ピッチだけ水平方向
にずれる。
【0010】同様に、ビーム移動手段によりドットパタ
ーンをさらに1/3ピッチ(最初のパターンに対して2
/3ピッチ)だけ水平方向にずらしてそのドットパター
ンの撮像画面をメモリに撮り込む。
【0011】次に、画像合成手段はメモリに記憶されて
いる各移動位置のドットパターンデータを移動した量だ
け元の方向に戻し、重ね合わせて合成し、補間等の処理
を施すことにより、輝度分布の不連続部分を互いに補い
合ってドットパターン全体が光るパターンデータとな
り、この合成パターンデータにより、輝度分布の重心位
置GR を求める。
【0012】同様にして、グリーンGのドットパターン
の合成パターンデータからその輝度分布の重心GG を求
め、ブルーBのドットパターンの合成パターンデータに
よってその輝度分布の重心GB をそれぞれ求める。そし
て、コンバージェンス演算部により、例えばグリーンG
のドットパターンデータの発光中心を基準として、レッ
ドRとグリーンGのミスコンバージェンス量が重心GR
とGG のずれ量によって求められ、グリーンGとブルー
Bのミスコンバージェンス量が重心GG とGB のずれ量
によって求められる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1には本発明に係るコンバージェンス測定装置
の一実施例のブロック構成が示されている。同図におい
て、信号発生器1は映像信号遅延回路を内蔵し、信号移
動量制御装置6から加えられる電圧値に応じて遅延量を
変化させ、その遅延量に応じた上下又は左右の位置にド
ットパターンを作り出し、これをカラー陰極線管2に加
える。カラー陰極線管2はドライブ回路にドライブされ
てレッドRとグリーンGとブルーBの指定されたドット
パターンを画面に映し出す。
【0014】信号移動量制御装置6はコントローラ13か
らの指令を受けて前記信号発生器1にドットパターンの
発生位置(映像信号の遅延量)を制御する制御電圧を加
える。前記カラー陰極線管2には撮像カメラ3が対向配
置されており、陰極線管の画面上に映し出されたドット
パターンを撮像してその画像をテレビモニタ4と画像処
理装置5へ送る。テレビモニタ4は撮像カメラ3によっ
て撮像された画像をモニタ画面に表示し、リアルタイム
でカラー陰極線管2の画面上のパターンを映し出す。
【0015】前記コントローラ13は信号発生器1や信号
移動量制御装置6の動作タイミング等の制御を行うとと
もに、画像処理装置5に対しバスライン14を介して信号
の交信を行い、さらに、表示部15の動作制御を行う。
【0016】画像処理装置5はA/D変換器16と、コン
バージェンス演算部としての演算ユニット17と、イメー
ジメモリ18と、画像合成手段20とを有して構成されてい
る。
【0017】A/D変換器16は撮像カメラ3から加えら
れるドットパターン画像の輝度アナログデータをデジタ
ルのデータに変換し、その画像データをイメージメモリ
18に撮り込む。イメージメモリ18は撮像カメラ3によっ
て撮像される各ドットパターンの画像データを記憶する
ものである。画像合成手段20は前記イメージメモリ18に
記憶されている各ドットパターンの画像データの合成を
行う。演算ユニット17は前記画像構成手段20によって合
成されたレッドRとグリーンGとブルーBの各合成ドッ
トパターンデータの輝度分布の重心位置のずれ量を算出
してコンバージェンス量を求める。そして、この算出結
果は表示部15に表示される。
【0018】次に、本実施例におけるコンバージェンス
測定の一動作例について説明する。例えば、まず、図3
の(a)に示すように、レッドRのビームのドットパタ
ーンがカラー陰極線管2の画面上に映し出される。この
画面に映されたドットパターンはレッドRのフォスファ
の部分が光り、グリーンGとブルーBのフォスファの部
分は光らないので、グリーンGとブルーBのフォスファ
の輝度部分が欠落したドットパターンとなる。このドッ
トパターンはA/D変換器16でデジタルデータに変換さ
れて同図(a′)の態様のパターンデータとしてイメー
ジメモリ18の所定の位置に記憶される。
【0019】次に、信号移動量制御回路6からドットパ
ターンを移動させる遅延制御の電圧を信号発生器1に加
えて、ドットパターンのビームスポットを1/3ピッチ
だけ水平右方向に移動させる。この実施例では、レッド
Rのフォスファとフォスファの間隔を1ピッチとし、図
2の(a)に示すようにレッドRのフォスファによる輝
度の初期撮り込みデータを記憶しておき、次にドットパ
ターンを移動して初期撮り込みデータと同じレベルの輝
度データ(同図(b))が得られたときにビームスポッ
トが1ピッチ移動したものと判断し、その1ピッチの移
動に要した信号移動量制御装置6の電圧(映像信号の遅
延量)を求めておき、その1/3の電圧を信号発生器1
に加えることにより、ビームスポットは水平右方向に1
/3ピッチだけ移動し、図3の(b)に示すドットパタ
ーンのビームスポットが得られる。
【0020】この図3の(b)に示すドットパターン
は、前記図3の(a)に示すパターンに対し、1/3ピ
ッチだけずれたパターンの部分がレッドRのフォスファ
の位置となって光り、残りのグリーンGとブルーBのフ
ォスファの部分は輝度が欠落したパターンとなる。この
図3の(b)に示すドットパターンも同様にA/D変換
器16でデジタルデータに変換されて同図(b′)のパタ
ーンデータとしてイメージメモリ18の所定の位置に記憶
される。
【0021】次に、信号移動量制御装置6から信号発生
器1に2/3ピッチ移動分の電圧が加えられ、図3の
(a)の状態から2/3ピッチだけ水平右方向に移動し
た図3の(c)に示すドットパターンが得られる。この
図3の(c)に示すパターンは図3の(b)に示すパタ
ーンよりもさらに1/3ピッチだけ水平右方向に移動し
たパターンとなるので、図3の(b)に示すパターンに
対して1/3ピッチだけ、つまり、図3の(a)に示す
パターンに対して2/3ピッチだけずれた部分がレッド
Rのフォスファの位置となって光り、残りの部分は光ら
ない輝度の欠落したパターンとなる。そしてこのパター
ンは同様にデジタルデータに変換され同図(c′)に示
すパターンデータとしてイメージメモリ18に記憶され
る。なお、同図の(a′),(b′),(c′)に示す
破線のサークルはドットパターンの輪郭を想像して描い
たものである。
【0022】次に、画像合成手段20はイメージメモリ18
に記憶されている図3の(a′),(b′),(c′)
のドットパターンデータの合成を行う。この合成に際
し、図3の(b′)に示すドットパターンデータを1/
3ピッチだけ元に戻して図3の(a′)に示すドットパ
ターンデータに重ね合わせ、さらに、図3の(c′)に
示すドットパターンをその移動した量だけ、つまり、2
/3ピッチだけ逆方向に移動して図3の(a′)に示す
パターンに重ね合わせる。この結果、図3の(d)に示
すような合成ドットパターンデータが得られる。この合
成されたドットパターンデータは図3の(a),
(b),(c)の輝度の欠落部分が互いに補われてほぼ
ドットパターンの全領域が光った状態のパターンデータ
(ほとんど輝度の不連続部分がないドットパターンデー
タ)となる。そしてこの図3の(d)に示す合成ドット
パターンデータはイメージメモリ18に記憶される。
【0023】同様にして、カラー陰極線管2の画面上に
グリーンGのドットパターンが映し出され、そのドット
パターンの輝度データがイメージメモリ18に記憶される
とともに、そのドットパターンを同様に1/3ピッチず
つずらしたドットパターンを撮り込んでその合成ドット
パターンデータを求めてこれをイメージメモリ18に記憶
し、さらに、ブルーBのビームのドットパターンも同様
に撮り込んでその合成ドットパターンデータをイメージ
メモリ18に記憶する。
【0024】次に、演算ユニット17はイメージメモリ18
に記憶されているレッドRとグリーンGとブルーBの各
合成ドットパターンデータの輝度分布の重心位置を算出
し、例えばグリーンGの重心GG を基準として、レッド
Rの重心位置GR とグリーンGの重心位置GG とのずれ
量の演算によりグリーンGに対するレッドRのコンバー
ジェンス量を求め、グリーンGの合成ドットパターンデ
ータの重心位置GG とブルーBの合成ドットパターンデ
ータの輝度分布の重心位置GB とのずれ量の演算により
グリーンGに対するブルーBのコンバージェンス量を算
出し、さらに必要に応じ、輝度分布の3次元ヒストグラ
ムや輝度等高線図を求め、それらの結果をイメージメモ
リ18に記憶するとともに表示部15に表示する。
【0025】前記説明では、ビームを水平方向に移動す
る例で説明したが、ドットパターンのビームスポットを
上下方向に移動することができ、同様に、ビームスポッ
トを所定のピッチずつ上下の一方向に移動して輝度の欠
落部分のない合成ドットパターンデータを求め、これに
基づいてコンバージェンス測定を行うことができる。
【0026】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記
実施例では、ドットパターンのビームスポットを移動す
る際、信号移動量制御装置6から信号発生器1に映像遅
延信号(映像遅延制御電圧)を加えるようにしたが、こ
のビームスポットを移動する手法は必ずしもこれに限ら
ず、例えば、被測定対象のカラー陰極線管をヘルム・ホ
ルツ・チャンバ内に収容し、このチャンバ内に流す電流
を自動検出し、ビームスポットの移動量に応じた電流を
流すように制御したり、さらには、カラー陰極線管の偏
向回路に遅延回路を付加し、偏向回路に流す電流を遅延
制御して所定のピッチ分だけずらしたドットパターンを
得るようにしてもよく、その他様々な手段を採用するこ
とができる。
【0027】また、上記実施例ではドットパターンを1
/3ピッチずつずらしてドットパターンを撮り込むよう
にしたが、これを、より細かく、例えば1/6ピッチず
つ移動して各移動位置でのドットパターンを撮り込むよ
うにしてもよい。一般に、レッドRとグリーンGとブル
ーBの各フォスファ間には非蛍光の部分があり、厳密に
言えば、1/3ピッチずつ移動した3枚のドットパター
ンを合成した場合にもほんの僅かのビームが光らない輝
度の欠落部分が生じる。この場合、合成パターンのデー
タに補正を施して完全なスポット形状を得るようにする
こともできるが、ビームスポットを1/6ピッチという
如くより細かく移動することにより、非蛍光の輝度の欠
落部分のない完全なビームスポットを合成することがで
き、これにより、コンバージェンス測定の精度をよりい
っそう高めることが可能となる。また、最初に撮り込ん
だ像に対して、ドットパターンを右方向に1/3、左方
向に1/3移動した像3枚の合成でも可能である。
【0028】さらに、上記実施例ではレッドRのドット
パターンとグリーンGのドットパターンとブルーBのド
ットパターンとを個別に撮り込んでいるが、このレッド
RとグリーンGとブルーBのドットパターンを一度に撮
り込み、この撮り込みデータを画像処理により色分解し
た後、各色について所定ピッチだけずらしたパターンデ
ータを得た後、それらの各ドットパターンデータから各
色ごとの合成ドットパターンデータを求めてコンバージ
ェンス量を算出するようにしてもよい。
【0029】さらに、本実施例の応用として、ドット管
のビーム形状を同様にして得ることもできる。
【0030】
【発明の効果】本発明はドットパターンを所定量ずつ移
動して各移動位置のパターンを撮り込んでメモリに記憶
させ、各移動位置でのドットパターンデータを移動量だ
け元に戻して各パターンデータを合成するようにしたも
のであるから、カラー陰極線管においても輝度が不連続
となる欠落部分のないほぼ完全なドットパターンデータ
をレッドRとグリーンGとブルーBごとに合成すること
ができ、その合成パターンデータによりコンバージェン
ス量を算出することができるので、白黒管やコンバージ
ェンス測定専用の特殊な管を用いることなくカラー陰極
線管のコンバージェンスを高精度、かつ、正確に行うこ
とが可能となる。
【0031】また、コンバージェンスを測定するための
白黒管や特殊な管を別途用意する必要もないので装置構
成も極めて簡易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンバージェンス測定装置の一実
施例を示すブロック構成図である。
【図2】同実施例におけるビームスポットの1ピッチ移
動に要する制御電圧の検出例を示す説明図である。
【図3】同実施例におけるビームスポットの移動パター
ンおよびその撮り込み記憶パターンデータと、それらの
合成パターンデータとの関係を示す画像処理の説明図で
ある。
【図4】カラー陰極線管上に例えばレッドRのドットパ
ターンを映したときに、そのドットパターンの映す位置
によって輝度分布の重心がずれる現象を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
2 カラー陰極線管 3 撮像カメラ 6 信号移動量制御装置 17 演算ユニット 18 イメージメモリ 20 画像合成手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー陰極線管の画面に映されるドット
    パターンのビームスポットを所定量ずつ水平又は垂直の
    所定方向に移動するビーム移動手段と、このビーム移動
    手段によって移動される各移動位置でのビームパターン
    を撮影する撮像カメラと、この撮像カメラによって映さ
    れた各移動位置での前記ドットパターンの画像を記憶す
    るメモリと、このメモリに記憶されている各ドットパタ
    ーンデータの画像を移動した量だけ元に戻して合成する
    画像合成手段と、この画像合成手段によって合成された
    レッドRとグリーンGとブルーBの各合成ドットパター
    ンデータの輝度分布の重心のずれからコンバージェンス
    量を演算するコンバージェンス演算部とを有するコンバ
    ージェンス測定装置。
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