JPH057583B2 - - Google Patents

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JPH057583B2
JPH057583B2 JP58051568A JP5156883A JPH057583B2 JP H057583 B2 JPH057583 B2 JP H057583B2 JP 58051568 A JP58051568 A JP 58051568A JP 5156883 A JP5156883 A JP 5156883A JP H057583 B2 JPH057583 B2 JP H057583B2
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JP
Japan
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prime mover
torque
lock
torque converter
output shaft
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Sadao Takase
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH057583B2 publication Critical patent/JPH057583B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/14Control of torque converter lock-up clutches
    • F16H61/143Control of torque converter lock-up clutches using electric control means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はロツクアツプトルクコンバータのスリ
ツプ制御装置に関するものである。
トルクコンバータは流体を介してトルク伝達を
行なうため、トルク変動吸収機能を持つて滑らか
な動力伝達を行ない得るが、その反面入出力要素
間で相対回転(スリツプ)を生じている分動力伝
達効率が悪くなるのを避けられない。
そこで、原動機からの動力をトルクコンバータ
を経て出力軸に伝える通常の伝動経路の他に、適
宜結合される直結クラツチを介して上記動力を直
接出力軸に伝える伝動経路を合せ持つロツクアツ
プトルクコンバータが提案されている。しかし
て、直結クラツチの結合時トルクコンバータは入
出力要素間が機械的に結合されるため、トルク変
動吸収機能を失ない、この機能が不要な原動機の
高速運転時しか直結クラツチを結合することがで
きず、伝動効率の大幅な向上を望み得ない。
これがため、原動機の中低速運転時、トルクコ
ンバータのスリツプ(入出力要素の相対回転)を
トルク変動吸収のための必要最少限に制限するよ
う、直結クラツチを滑らせながら結合し、これに
よりトルクコンバータのトルク変動吸収機能を必
要なだけ確保しつつ動力伝達効率を高め得るよう
ロツクアツプトルクコンバータをスリツプ制御式
とする技術も提案されている。
この種スリツプ制御式ロツクアツプトルクコン
バータとして本願人は特願昭57−134900号によ
り、トルクコンバータ出力軸への伝達トルクが原
動機の運転状態毎に設定目標値となるよう直結ク
ラツチの結合力を制御する構成としたスリツプ制
御式ロツクアツプトルクコンバータを先に提案済
である。
ところでこの制御方式において、原動機の全運
転状態に亘り高い制御性能を維持するためには、
伝達トルクを目標値との差に応じた修正量で当該
目標値に制御しなければならず、さもなくば制御
の応答性が悪くなつたり、制御が進み過ぎてハン
チングを生じたりする。つまり、例えば原動機の
定常運転時は良好な制御性を得るため制御ゲイン
を小さくし、原動機の過渡運転時(運転状態急変
時)は制御の応答性を高める必要性から制御ゲイ
ンを大きくしなければならない。
本発明は、伝達トルクを目標値に持ち来たすべ
くトルクコンバータをスリツプ制御する際、上述
の要求が満足されるよう制御量を原動機の運転状
態変化によつてフイードフオワード補正し得るよ
うにしたロツクアツプトルクコンバータのスリツ
プ制御装置を提供しようとするものである。
この目的のため本発明装置は第1図に示す如
く、トルクコンバータ出力軸への伝達トルクを検
出する伝達トルク検出手段と、前記原動機のアク
セル操作量及び回転数をモニタする原動機運転モ
ニタ手段と、該手段からの信号により原動機のア
クセル操作量及び回転数に応じた目標出力軸トル
クを設定する目標トルク設定手段と、前記伝達ト
ルク及び目標出力軸トルクの差を求める誤差検出
手段と、前記原動機運転モニタ手段でモニタした
アクセル操作量の時系列変化から原動機の過渡運
転を検出する過渡運転検出手段と、原動機の定常
運転時前記差の積分値を演算し、原動機の過渡運
転時前記過渡運転検出手段からの信号を受けて前
記積分値を制御の応答性が高くなる方向へ所定量
スキツプさせる積分値演算手段と、該手段からの
出力に応じ前記直結クラツチを結合制御する直結
クラツチ制御手段とよりなることを特徴とする。
以下、図示の実施例により本発明を詳細に説明
する。
第2図は本発明装置によりスリツプ制御すべき
ロツクアツプトルクコンバータを示し、図中1は
トルクコンバータ、2は直結クラツチである。ト
ルクコンバータ1のポンプインペラ3はコンバー
タカバー4を介してドライブプレート5に結合
し、このドライブプレートを原動機の回転軸6に
結合する。又、トルクコンバータ1のタービンラ
ンナ7はタービンハブ8に鋲着し、このタービン
ハブをトルクコンバータ出力軸9にスプライン1
0により駆動結合する。更に、トルクコンバータ
1のステータ11はワンウエイクラツチ12を介
してスリーブ13上に取付ける。スリーブ13は
ギヤポンプ14のポンプカバー15に一体に形成
して固定とし、ポンプカバー15及びポンプハウ
ジング16間にギヤポンプ14を収納すると共
に、このポンプをポンプインペラ3に結着した中
空の駆動軸17により駆動する。
軸17及びスリーブ13間にトルクコンバータ
1内へ向う環状の作動油供給通路18を設定し、
この通路を経てギヤポンプ14からの作動油をト
ルクコンバータ1内に供給し得るようにする。出
力軸9及びスリーブ13間に3個のスペーサ19
〜21を介挿して2個の通路22,23を形成
し、通路22はトルクコンバータ1からの戻り油
を流出させるための作動油戻り路として、又通路
23は後述するロツクアツプ制御圧のためのロツ
クアツプ通路として夫々作用させる。
直結クラツチ2はロツクアツプクラツチピスト
ン24を具え、これをタービンハブ8上に摺動自
在に嵌合してコンバータカバー4内をコンバータ
室25及びロツクアツプ室26に区画する。ロツ
クアツプクラツチピストン24はこれに溶接した
環状部材27及びタービンランナ7に取付けたト
ーシヨナルダンパ28を介してタービンランナ7
に駆動結合する。
ロツクアツプ室26は出力軸9に設けた孔29
によりロツクアツプ通路23に通じさせ、この通
路をロツクアツプ制御弁30のポート30aに接
続する。ロツクアツプ制御弁30はその他にコン
バータ室25内の圧力が導びかれたポート30b
及びドレンポート30cを有し、室30d内の圧
力に応じスプール30eがばね30fに抗し図中
左行される時ポート30aをポート30cに、又
図中右行位置へ戻される時ポート30aをポート
30bに、更に中間位置でポート30aを両ポー
ト30b,30cに夫々通じさせるものとする。
室30dは固定オリフイス31を介して自動変
速機の前進走行圧通路32に接続すると共に、固
定オリフイス33を介してドレンポート34に接
続し、固定オリフイス33にロツクアツプソレノ
イド35を対設する。ロツクアツプソレノイド3
5はプランジヤ35aを常態で後退位置にして固
定オリフイス33をドレンポート34に通ずるよ
う開いており、付勢時プランジヤ35aを進出さ
せて固定オリフイス33をドレンポート34から
遮断するよう閉じるものとする。
上述のロツクアツプトルクコンバータは以下の
如くに作用する。
ロツクアツプソレノイド35の減勢でプランジ
ヤ35aが固定オリフイス33を開いている場
合、室30dがドレンポート34により無圧状態
にされ、スプール30eは右行位置にあつてポー
ト30aをポート30bに通じさせる。従つて、
ポート30bからのトルクコンバータ内圧がポー
ト30a、通路23、孔29を経てロツクアツプ
室26内に供給され、この室がコンバータ室25
と同圧になるから、ロツクアツプクラツチピスト
ン24はコンバータカバー4の端壁に押付けられ
ない。これがため、軸6からの動力はドライブプ
レート5、コンバータカバー4、トルクコンバー
タ1、タービンハブ8を通る伝動経路を経て出力
軸9に伝達され、ロツクアツプトルクコンバータ
は所謂コンバータ状態で動力伝達を行なう。
ロツクアツプソレノイド35の付勢でプランジ
ヤ35aが固定オリフイス33を閉じている場
合、室30dが通路32からの前進圧と同じ値に
される。この室30d内の圧力はスプール30e
をばね30fに抗して左行位置にさせ、ポート3
0aをドレンポート30cに通じさせる。これが
ため、ロツクアツプ室26内の圧力は孔29、通
路23、ポート30aを経てドレンポート30c
より排除され、ロツクアツプクラツチピストン2
4がコンバータ室25内の圧力によりコンバータ
カバー4の端壁に押付けられる結果、直結クラツ
チ2は結合状態となる。この時、軸6からの動力
はドライブプレート5、コンバータカバー4、ロ
ツクアツプクラツチピストン24、駆動部材2
7、トーシヨナルダンパ28、タービンランナ7
及びタービンハブ8を通る伝動経路を経て出力軸
9に伝達され、ロツクアツプトルクコンバータは
所謂ロツクアツプ状態での動力伝達を行なう。
そして、ロツクアツプソレノイド35が付勢、
減勢を繰返され、その付勢時間幅を後述のように
デユーテイ制御される場合、デユーテイが増大す
るにつれ、室30d内の圧力は増大し、スプール
30eはポート30aを両ポート30b,30c
に通じさせるも、ポート30bに対する連通度を
漸減し、ポート30cに対する連通度を漸増す
る。従つて、ロツクアツプ室26内の圧力はデユ
ーテイが増大するにつれ減少し、直結クラツチ2
の結合状態を結合力が漸増するよう制御すること
ができる。
本発明においては、ロツクアツプソレノイド3
5を第3図に示すマイクロコンピユータにより制
御して、直結クラツチ2の結合制御によりロツク
アツプトルクコンバータをスリツプ制御する。マ
イクロコンピユータは中央処理ユニツトCPU3
9と、読取専用メモリROM40と、ランダムア
クセスメモリRAM41と、入出力インタフエー
ス回路42とで構成し、入出力インタフエース回
路42はアナログ信号をデジタル信号に変換する
A/D変換器、パルス信号の周期を計測するタイ
マ、デジタル信号をパルス信号に変換するカウン
タ等により構成する。
マイクロコンピユータにはエンジン回転数セン
サ43からの信号NE、自動変速機のギヤ位置を
検出するギヤ位置センサ44からの信号TM、原
動機のアクセル操作に応じたスロツトル開度(ア
クセル操作量)を検出するスロツトルセンサ45
からの信号TH、及びトルクコンバータ出力軸9
への伝達トルクを検出するトルクセンサ46から
の信号TTが入出力インターフエース回路42を
経てデジタル信号に変換された後入力されてい
る。そしてCPU39は、これら入力信号に基づ
きROM40に格納された第4図の制御プログラ
ムを実行することにより、駆動回路47を介しロ
ツクアツプソレノイド35、従つて直結クラツチ
2を以下の如くに作動制御する。
即ち、CPU39は先ず第4図のブロツク50
において自動変速機のギヤ位置をセンサ44から
のギヤ位置信号TMから読込み、次のブロツク5
1で読込みギヤ位置とRAM41に一旦記憶させ
ておいた前回の読込みギヤ位置との比較から、両
者が違つているか否かにより自動変速機が変速す
るか否かを判別する。変速しない場合制御はブロ
ツク52へと進み、このブロツクで原動機の運転
変数、即ちセンサ43からのエンジン回転数NE
及びセンサ45からのスロツトル開度THを読込
む。次のブロツク53では先に読込んだエンジン
回転数NE及びスロツトル開度THから原動機の運
転状態毎に最適のトルクコンバータ出力軸9への
目標トルクRTを演算又はテーブルルツクアツプ
方式により求めて設定する。次のブロツク54で
はセンサ46により検出したトルクコンバータ出
力軸9への実際の伝達トルクTTを読込む。
制御は次でブロツク55に進み、ここでは前述
の如く読込んだエンジン回転数NE及びスロツト
ル開度THから、ROM40に記憶させてある第
5図に対応するテーブルを基に、原動機が現在ロ
ツクアツプトルクコンバータをその直結クラツチ
2が解放したコンバータ状態にすべき運転領域
(以下A/T域と略称する)にあるのか、直結ク
ラツチ2が結合したロツクアツプ状態にすべき運
転領域(以下L/u域と略称する)にあるか、或
いは直結クラツチ2を滑らせながら結合制御すべ
き運転領域(以下S/L域と略称する)にあるか
を判別する。
A/T域であれば制御はブロツク56に進み、
ここでロツクアツプソレノイドオフ指令を発し、
この指令をブロツク57において駆動回路47よ
りロツクアツプソレノイド35に供給する。この
時ロツクアツプソレノイド35は減勢され続け、
前述した如く直結クラツチ2を解放しておくこと
により、ロツクアツプトルクコンバータを要求通
りコンバータ状態で作動させることができる。な
お、ブロツク51の判別結果により自動変速機が
変速を行なうと判別した場合、当該ブロツクはブ
ロツク58を選択し、ここでRAM41に一旦記
憶させておいたギヤ位置を新しいギヤ位置に読換
えて次の作動に備えた後、制御を次のブロツク5
6に進め、以後上述したと同様にして直結クラツ
チ2を解放しておく。従つて、自動変速機が変速
を行なう場合、ロツクアツプトルクコンバータは
コンバータ状態にされ、当該変速時の変速シヨツ
クを吸収することができる。
又、ブロツク55の判別結果がL/u域である
場合、制御はブロツク59に進み、ここでロツク
アツプソレノイドオン指令を発し、この指令はブ
ロツク57において駆動回路47よりロツクアツ
プソレノイド35に供給される。この時ロツクア
ツプソレノイド35は付勢され続け、前述した如
く直結クラツチ2を完全に結合させておくことと
なり、ロツクアツプコンバータを要求通りロツク
アツプ状態で作動させることができる。
ところでブロツク55の判別結果がS/L域で
ある場合、制御はブロツク60に進み、本発明装
置は以下の如くにロツクアツプトルクコンバータ
をスリツプ制御する。即ち先ずブロツク60にお
いて、ブロツク52で読込むスロツトル開度TH
の単位時間当り変化量から、その有無により原動
機が過渡運転状態か否かを判別する。上記変化量
が零で原動機が定常運転しており、過渡運転状態
でなければ制御はブロツク61,62へと順次進
み、ブロツク61では過渡運転フラツグをOにリ
セツトし、ブロツク62では後述する如くに演算
する積分値iOLDをiOLD′とする。次のブロツク63
では、ブロツク53で設定したトルクコンバータ
の目標伝達トルクRTに対するブロツク54で読
込んだトルクコンバータの実測伝達トルクTT
誤差EをE=RT−TTにより演算し、次のブロツ
ク64で誤差E及び積分値iOLD′(但し今回は上述
の如く前回の積分値iOLDに等しい)並びに積分定
数Kiを基にiOLD′+Ki・Eを演算して今回の積分
値iNEWを求め、これをRAM41にiOLDとして一旦
記憶させておく。次で制御はブロツク65に進
み、ここで今回の積分値iNEWを基に、駆動回路4
7を経てロツクアツプソレノイド35に供給する
パルス信号のデユーテイ比を決定し、このパルス
信号をブロツク57において駆動回路47からロ
ツクアツプソレノイド35に供給する。かくて、
原動機の定常運転時、誤差Eの積分値iNEWに応じ
たデユーテイ比のパルス信号によりロツクアツプ
ソレノイド35は付勢、減勢を繰り返され、前述
した如く直結クラツチ2をすべらせながら適度に
結合することで、ロツクアツプトルクコンバータ
をその伝達トルクTTが目標値RTとなるようスリ
ツプ制御することができる。
一方、ブロツク60の判別結果から、原動機が
スロツトル開度THを変化されながらの過渡運転
を行つている場合、制御はブロツク66に進み、
ここで過渡運転フラツグが既に1にセツトされて
いるか否かを判別し、そうでなければブロツク6
7が選択され、ここでスロツトル開度THの変化
極性から原動機が加速中の過渡運転状態か減速中
の過渡運転状態かを判別する。加速中であれば制
御はブロツク68に、又、減速中であれば制御は
ブロツク69に夫々進み、ブロツク68では前回
の積分値iOLDから所定量αだけ減じた値を前回の
積分値iOLD′とし、ブロツク69では前回の積分値
iOLDに所定量βを減算した値を前回の積分値
iOLD′とする。その後制御をブロツク70に進め、
ここで過渡運転フラツグを1にセツトする。以後
制御は順次ブロツク63〜65,57を経て前述
したと同様に実行されるが、ブロツク64におけ
るiOLD′がブロツク68,69において所定量αま
たはβだけスキツプされているため、トルクコン
バータの目標伝達トルクが比較的大きく変化する
当該過渡運転状態において、トルクコンバータの
伝達トルク修正量を大きくしてスリツプ制御の応
答性を要求通り高めることができる。
なお、この過渡運転時の制御は当該運転状態の
発生時1回に限つて行なわれ、その後はブロツク
70で過渡運転フラツグが1にセツトされ、この
セツト済をブロツク66で判別してこのブロツク
からブロツク62へと制御が進むようになるた
め、制御量が大きくなり過ぎるのを防止すること
ができる。
かくして本発明装置は上述の如く原動機の定常
運転中積分値をスキツプさせず制御ゲインを小さ
く保つから、トルクコンバータのスリツプ制御を
ハンチングが生じないよう正確に行なうことがで
きると共に、原動機の過渡運転中積分値を制御の
応答性が高くなる方向へ所定量αだけスキツプさ
せて制御ゲインが大きくなるようにしたから、ト
ルクコンバータのスリツプ制御を応答良く行なつ
て、スリツプ量を速やかに目標値へ持ち来たすこ
とができ、原動機の運転状態の何如にかかわらず
トルクコンバータを常時正確にスリツプ制御する
ことが可能である。
なお、上述した例ではスキツプ量α,βを一定
としたが、これを第6図に示す如くスロツトル開
度THの単位時間当りにおける変化量に応じ変え
るようにすれば、この変化量によつてトルクコン
バータ伝達トルクの伝達トルクと目標値との差が
異なることから、一層きめ細かな制御が可能とな
り、上記本発明の作用効果が一層顕著に奏し得ら
れることは言うまでもない。また、α,βの相対
的な大小関係は、要求する特性により任意に設定
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置のシステム図、第2図は本
発明装置によりスリツプ制御すべきロツクアツプ
トルクコンバータを例示する縦断側面図、第3図
は本発明装置の一例を示すマイクロコンピユータ
のブロツク線図、第4図は同マイクロコンピユー
タの制御プログラムを示すフローチヤート、第5
図はロツクアツプトルクコンバータの作動態様説
明用線図、第6図は積分値スキツプ量の変化線図
である。 1……トルクコンバータ、2……直結クラツ
チ、4……コンバータカバー、6……原動機回転
軸、8……タービンハブ、9……出力軸、10…
…スプライン、13……固定スリーブ、24……
ロツクアツプクラツチピストン、25……コンバ
ータ室、26……ロツクアツプ室、28……トー
シヨナルダンパ、30……ロツクアツプ制御弁、
35……ロツクアツプソレノイド、39……中央
処理ユニツト、40……読取専用メモリ、41…
…ランダムアクセスメモリ、42……入出力イン
ターフエース回路、43……エンジン回転数セン
サ、44……ギヤ位置センサ、45……スロツト
ルセンサ、46……トルクセンサ、47……駆動
回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原動機からの動力をトルクコンバータを経て
    出力軸に伝える伝動経路と、適宜結合される直結
    クラツチを介し前記動力を前記出力軸に伝える伝
    動経路とを合せ持つロツクアツプトルクコンバー
    タにおいて、 前記出力軸への伝達トルクを検出する伝達トル
    ク検出手段と、 前記原動機のアクセル操作量及び回転数をモニ
    タする原動機運転モニタ手段と、 該手段からの信号により原動機のアクセル操作
    量及び回転数に応じた目標出力軸トルクを設定す
    る目標トルク設定手段と、 前記伝達トルク及び目標出力軸トルクの差を求
    める誤差検出手段と、 前記原動機運転モニタ手段でモニタしたアクセ
    ル操作量の時系列変化から前記原動機の過渡運転
    を検出する過渡運転検出手段と、 前記原動機の定常運転時前記差の積分値を演算
    し、原動機の過渡運転時前記過渡運転検出手段か
    らの信号を受けて前記積分値を制御の応答性が高
    くなる方向へ所定量スキツプさせる積分値演算手
    段と、 該手段からの出力に応じ前記直結クラツチを結
    合制御する直結クラツチ制御手段とよりなること
    を特徴とするロツクアツプトルクコンバータのス
    リツプ制御装置。 2 前記積分値演算手段は前記積分値のスキツプ
    量を、前記原動機運転モニタ手段がモニタした原
    動機アクセル操作量の単位時間当りにおける変化
    量に応じて決定するものである特許請求の範囲第
    1項記載のロツクアツプトルクコンバータのスリ
    ツプ制御装置。
JP5156883A 1983-03-29 1983-03-29 ロツクアツプトルクコンバ−タのスリツプ制御装置 Granted JPS59180156A (ja)

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JP5156883A JPS59180156A (ja) 1983-03-29 1983-03-29 ロツクアツプトルクコンバ−タのスリツプ制御装置

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JPS59180156A JPS59180156A (ja) 1984-10-13
JPH057583B2 true JPH057583B2 (ja) 1993-01-29

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JP5156883A Granted JPS59180156A (ja) 1983-03-29 1983-03-29 ロツクアツプトルクコンバ−タのスリツプ制御装置

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