JPH0575659A - 妨害波判定回路 - Google Patents

妨害波判定回路

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JPH0575659A
JPH0575659A JP23196091A JP23196091A JPH0575659A JP H0575659 A JPH0575659 A JP H0575659A JP 23196091 A JP23196091 A JP 23196091A JP 23196091 A JP23196091 A JP 23196091A JP H0575659 A JPH0575659 A JP H0575659A
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Toru Matsuki
徹 松木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デ−タ中の誤りを予測不可能な音声等の位相
変調信号中に妨害波が含まれるか否かを判定する妨害波
判定回路を提供するものである。 【構成】 位相変調信号を受け、該位相変調信号中の位
相変化分を抽出する微分回路1と、前記位相変化分の絶
対値を第1のしきい値と比較し、該絶対値が第1のしき
い値未満であるか否かを判定する第1の判定値を送出
し、前記位相変化分の絶対値が第1のしきい値以上であ
るとき前記位相変調信号には妨害波が含まれると判定す
る判定回路2と、前記位相変調信号を受けて前記位相変
調信号の振幅値を検出する振幅値検出回路3と、振幅値
検出回路3から出力される検出出力が所定の第2のしき
い値未満であるか否かを判定する第2の判定値を送出
し、前記検出出力が第2のしきい値以上であるとき前記
位相変調信号には前記妨害波のみが含まれると判定する
判定回路4と、前記第1、第2の判定値を受け、前記第
1、第2の判定値が共にしきい値以上であるとき前記位
相変調信号には前記妨害波のみが含まれると判定する判
定回路5とで構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位相変調された位相変
調信号を受け、該位相変調信号中に妨害波が含まれるか
否かを判定する妨害波判定回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の妨害波判定回路は、図2に示すよ
うに位相変調されたπ/4シフトQPSK変調信号(以
下、位相変調信号と呼ぶ)を受け、該位相変調信号を復
調するための直行復調回路6と、直行復調回路6から出
力される出力デ−タ中の誤りを誤り率判定可能なデ−タ
列を用いて判定するデ−タ判定回路7と、その誤りの割
合を測定する誤り率測定回路8と、その誤り率が特定の
第1のしきい値以上であるか否かを判定する第1の判定
値を送出し、前記誤り率が第1のしきい値以上であると
き前記位相変調信号には妨害波が含まれると判定する判
定回路9とで構成されている。
【0003】さらに、判定回路9から出力される判定は
受信電界のレベルの低下によっても妨害波有りと判定さ
れる。
【0004】従って判定回路9から出力される判定が前
記受信電界の低下によるものであるか否かを判定するた
めに、前記位相変調信号の振幅値検出回路3と、振幅値
検出回路3から出力される検出出力が特定の第2のしき
い値以上であるか否かを判定する第2の判定値を送出
し、前記検出出力が第2のしきい値以上であるとき前記
受信電界のレベルは低下していないと判定する判定回路
4と、前記第1、第2の判定値を受け、前記第1、第2
の判定値が共にしきい値以上であるとき前記位相変調信
号には前記受信電界の低下によらない妨害波のみが含ま
れると判定する判定回路5とで構成され、判定回路5か
ら出力される判定値により妨害波の判定を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の妨害波判定回路
は、位相変調信号が復調器によって復調された後、前記
復調器から出力されたデ−タ中の誤り率によって行って
いるため、デ−タ中の誤りを予測可能なデ−タ系列を有
している位相変調信号の復調については、前記誤り率測
定が可能なので妨害波の検出は容易にできる。
【0006】しかし、デ−タ中の誤りを予測不可能な音
声等の位相変調信号の復調については、前記誤り率の測
定が不可能であるため、妨害波の検出ができないという
問題点があった。
【0007】又、音声等の伝送の場合、音声等の信号列
の特定の位置に、前記誤り率判定可能なデ−タ列を含ま
せることにより前記誤り率を測定することができる。
【0008】しかし、多くのデ−タ列を含ませることは
音声等の伝送効率の大幅な低下につながる。また、デ−
タ列を少なくすることにより前記誤り率の判定に多大な
時間を有することになるという問題点があった。
【0009】本発明の課題は、以上の問題点を解決すべ
く妨害波判定回路を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、位相変
調された位相変調信号を受け、該位相変調信号中に妨害
波が含まれるか否かを判定する妨害波判定回路におい
て、前記位相変調信号を受け、該位相変調信号中の位相
変化分を抽出する位相変化分抽出手段と、前記位相変化
分の絶対値を第1のしきい値と比較し、該絶対値が第1
のしきい値未満であるか否かを判定する第1の判定値を
送出し、前記位相変化分の絶対値が第1のしきい値以上
であるとき前記位相変調信号には妨害波が含まれると判
定する第1の判定手段とを有する妨害波判定回路が得ら
れる。又、位相変調された位相変調信号を受け、該位相
変調信号中に妨害波が含まれるか否かを判定する妨害波
判定回路において、前記位相変調信号を受け、該位相変
調信号中の位相変化分を抽出する位相変化分抽出手段
と、前記位相変化分の絶対値を第1のしきい値と比較
し、該絶対値が第1のしきい値未満であるか否かを判定
する第1の判定値を送出し、前記位相変化分の絶対値が
第1のしきい値以上であるとき前記位相変調信号には妨
害波が含まれると判定する第1の判定手段と、前記位相
変調信号を受けて前記位相変調信号の振幅値を検出する
振幅値検出手段と、前記振幅値検出手段から出力される
検出出力が所定の第2のしきい値未満であるか否かを判
定する第2の判定値を送出し、前記検出出力が第2のし
きい値以上であるとき前記位相変調信号には前記妨害波
のみが含まれると判定する第2の判定手段と、前記第
1、第2の判定値を受け、前記第1、第2の判定値が共
にしきい値以上であるとき前記位相変調信号には前記妨
害波のみが含まれると判定する第3の判定手段とを有す
る妨害波判定回路が得られる。
【0011】
【実施例】以下、図1,図3,図4を参照して本願発明
の実施例を説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例を示すブロック
図である。
【0013】図1において、微分回路1は位相変調信号
を受け、該位相変調信号中の位相変化分を抽出する回路
であり、前記位相変化分の絶対値が特定のしきい値以上
であるか否かを判定する判定回路2を設け前記絶対値が
特定のしきい値以上であるとき、妨害波有りと判定す
る。
【0014】しかし、上記判定は受信電解の低下によっ
ても頻繁に発生するため、上記判定は受信電解の低下に
よって発生する妨害波ではない妨害波を特定することが
できない。
【0015】従って、受信電解の低下によって発生する
妨害波ではない妨害波を特定するため、位相変調信号の
入力信号の電界値を検出する振幅地検出回路3と、その
振幅地が特定のしきい地以上であるか否かを判定する判
定回路4を設けている。
【0016】判定回路2と判定回路4の判定値を入力す
る入力端子を有し、判定回路2と判定回路4の判定値が
ともに特定のしきい値以上であるか否かを判定し、判定
回路2と判定回路4の判定値がともに特定のしきい値以
上であったとき、妨害波有りと判定する判定回路5が設
けられている。
【0017】次に、微分回路1としてディスクリミネ−
タ−を用いた場合の具体的な位相の軌跡と、微分回路1
の入出力信号に関し、図3、図4を参照して説明する。
【0018】t0 〜t5 は時刻を示し、それぞれシ
ンボルタイミング時刻である。図3において妨害波を含
まないときの信号の動きは点線で示す。又、t4からt
5の間に妨害波により前記位相変調信号の位相がIQ平
面上での原点をまわってしまった状態を実線により示
す。
【0019】従って前記妨害波が入力されると、図4
(a)に示すように、IQ平面上で前記位相変調信号の
位相が急激に原点をまわることが頻繁に発生する。
【0020】このとき、微分回路1から出力される信号
は、図4(b)に示すように、予め設定した特定のしき
い値を大きく越えるように変化する。この変化は、前記
位相変調信号に妨害波が含まれているという状態を示し
ている。
【0021】即ち、微分回路1から出力される信号が予
め設定した特定のしきい値を越えるか否かを判定するこ
とにより、妨害波の検出を行っている。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、位相変調信号を入力と
し、その位相変調信号の位相変化量の瞬時値を出力する
微分回路と、前記位相変調信号の位相変化量の瞬時値の
絶対値が特定のしきい値以上か否かを判定する判定回路
とを有することにより、音声等の誤り検出不可能な信号
が伝送されたときでも妨害波の検出することができる。
【0023】又、妨害波は受信電界のレベルの低下によ
っても発生するので、位相変調信号の入力信号の電界値
を検出する振幅地検出回路と、その振幅地が特定のしき
い地以上であるか否かを判定する判定回路を設けること
によって、受信電解の低下によって発生する妨害波では
ない妨害波を特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来の一実施例を示すブロック図である。
【図3】妨害波が含まれたときの位相変調信号の位相の
変化を示す図である。
【図4】微分回路の出力信号の動作を示す図である。
【符号の説明】
1 微分回路 2,4,5,7,9 判定回路 3 振幅値検出回路 6 直交復調回路 8 誤り率測定回路
【手続補正書】
【提出日】平成3年9月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】 従って、受信電解の低下によって発生す
る妨害波ではない妨害波を特定するため、前記位相変調
信号の電界値を振幅値として出力する振幅地検出回路3
と、その振幅値が特定のしきい値以上であるか否かを判
定する判定回路4を設けている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】 又、妨害波は受信電界のレベルの低下に
よっても発生するので、位相変調信号の入力信号の電界
値を検出する振幅値検出回路と、その振幅値が特定のし
きい値以上であるか否かを判定する判定回路を設けるこ
とによって、受信電解の低下によって発生する妨害波で
はない妨害波を特定することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位相変調された位相変調信号を受け、該
    位相変調信号中に妨害波が含まれるか否かを判定する妨
    害波判定回路において、前記位相変調信号を受け、該位
    相変調信号中の位相変化分を抽出する位相変化分抽出手
    段と、前記位相変化分の絶対値を第1のしきい値と比較
    し、該絶対値が第1のしきい値未満であるか否かを判定
    する第1の判定値を送出し、前記位相変化分の絶対値が
    第1のしきい値以上であるとき前記位相変調信号には妨
    害波が含まれると判定する第1の判定手段とを有する妨
    害波判定回路。
  2. 【請求項2】 位相変調された位相変調信号を受け、該
    位相変調信号中に妨害波が含まれるか否かを判定する妨
    害波判定回路において、前記位相変調信号を受け、該位
    相変調信号中の位相変化分を抽出する位相変化分抽出手
    段と、前記位相変化分の絶対値を第1のしきい値と比較
    し、該絶対値が第1のしきい値未満であるか否かを判定
    する第1の判定値を送出し、前記位相変化分の絶対値が
    第1のしきい値以上であるとき前記位相変調信号には妨
    害波が含まれると判定する第1の判定手段と、前記位相
    変調信号を受けて前記位相変調信号の振幅値を検出する
    振幅値検出手段と、前記振幅値検出手段から出力される
    検出出力が所定の第2のしきい値未満であるか否かを判
    定する第2の判定値を送出し、前記検出出力が第2のし
    きい値以上であるとき前記位相変調信号には前記妨害波
    のみが含まれると判定する第2の判定手段と、前記第
    1、第2の判定値を受け、前記第1、第2の判定値が共
    にしきい値以上であるとき前記位相変調信号には前記妨
    害波のみが含まれると判定する第3の判定手段とを有す
    る妨害波判定回路。
JP23196091A 1991-09-11 1991-09-11 妨害波判定回路 Expired - Lifetime JP2930085B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016116136A (ja) * 2014-12-16 2016-06-23 株式会社東芝 受信装置、通信システム、および干渉検出方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016116136A (ja) * 2014-12-16 2016-06-23 株式会社東芝 受信装置、通信システム、および干渉検出方法

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Effective date: 19990421