JPH0575479A - データ流における誤りの識別、補正修整回路装置 - Google Patents

データ流における誤りの識別、補正修整回路装置

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JPH0575479A
JPH0575479A JP4036134A JP3613492A JPH0575479A JP H0575479 A JPH0575479 A JP H0575479A JP 4036134 A JP4036134 A JP 4036134A JP 3613492 A JP3613492 A JP 3613492A JP H0575479 A JPH0575479 A JP H0575479A
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stack memory
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block
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JP4036134A
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Roland Mester
メスター ローラント
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BEE T S BUROODOKIYASUTO TELEVISION SYST GmbH
Philips GmbH
Original Assignee
BEE T S BUROODOKIYASUTO TELEVISION SYST GmbH
BTS Broadcast Television Systems GmbH
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Publication date
Application filed by BEE T S BUROODOKIYASUTO TELEVISION SYST GmbH, BTS Broadcast Television Systems GmbH filed Critical BEE T S BUROODOKIYASUTO TELEVISION SYST GmbH
Publication of JPH0575479A publication Critical patent/JPH0575479A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/03Error detection or forward error correction by redundancy in data representation, i.e. code words containing more digits than the source words
    • H03M13/05Error detection or forward error correction by redundancy in data representation, i.e. code words containing more digits than the source words using block codes, i.e. a predetermined number of check bits joined to a predetermined number of information bits
    • H03M13/13Linear codes
    • H03M13/15Cyclic codes, i.e. cyclic shifts of codewords produce other codewords, e.g. codes defined by a generator polynomial, Bose-Chaudhuri-Hocquenghem [BCH] codes
    • H03M13/151Cyclic codes, i.e. cyclic shifts of codewords produce other codewords, e.g. codes defined by a generator polynomial, Bose-Chaudhuri-Hocquenghem [BCH] codes using error location or error correction polynomials
    • H03M13/1545Determination of error locations, e.g. Chien search or other methods or arrangements for the determination of the roots of the error locator polynomial

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  • Detection And Correction Of Errors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高いデータレート例えば40MBit/sよ
り大のデータを有する連続データ流のデータを実時間で
補正修整する冒頭に述べた形式の回路装置を提供するこ
とが本発明の目的である。 【構成】 受信されたRS−データブロックにおける誤
りの識別及び補正修整回路装置が提案される。チエン探
索法(Chien Search)による零位置探索の
ための装置の出力側には見出された(検出された)誤り
位置及び誤り値に対するスタックメモリが設けられてお
り、該スタックメモリは順方向(アップ)−位置カウン
タにより制御されるものである。補正修整後中には別の
スタックメモリが設けられており、当該の別のスタック
メモリは逆方向位置カウンタにより制御されて、当該の
チエン探索法により求められた誤り位置及び誤り値の順
序が反転される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は請求項1の上位概念によ
るリードソロモン(RS)コード化されたデータブロッ
クにおける誤りの識別及び補正(修整)のための回路装
置を基礎とする。
【0002】
【従来の技術】RSコードは長さnのシスデマテイック
なブロックコードであり、ここにおいてkの情報シンボ
ルには(n−k)=pのコード語が付加される。コード
化過程によっては情報シンボルは変化されない。上記R
Sコードは最小のハミング距離d=p+1を有し、上記
ハミング距離はデコーデイングの際誤り検出又は修整
(補正)のため自由に選択可能に用いられ得る。
【0003】デコーデイングの際データ語とチェック語
とは区別されない。1つのRSコードはnのシンボルか
ら成り、その際、1つのシンボルには夫々1以上のビッ
ト数(≧1)が使用可能である。通常8ビットの1シン
ボル幅を基礎とする。各々のシンボル誤りごとに1つの
誤り位置Xi及び1つの誤り値Yiを計算するために修整
(補正)の際2tの検査(チェック)語が必要とされ
る。誤りのあるシンボルに消失があるものとマーキング
されると、誤り位置Xiが検知される。この場合、誤り
値Yiの計算のためたんに1つの唯1つの検査語しか必
要でない。RS−コードには関係式2t+e≦p=n−
k=d−1,が成立つ、但し、iは消失の数である。R
Sコードの詳細は下記雑誌から明らかである。‘IBM
−Jouenal RES DEVELOP’:“On
−the−fly−decoder for mult
iple byte errors”,第259〜26
9頁,議事録‘IEEE 1990Custom In
tegrated Circuits Confere
nce’:“A 40 MHz Encoder/De
coder Chip generated by a
Reed−Solomon Code Compil
er”,第13.5.1〜13.5.4頁,CH286
0−5/90/0000−0065,からは既にRS−
コード化されたデータのデコード用回路装置が公知であ
る。ここでは先ず、伝送区間の受信されたデータ語から
シンドロームが計算される。後置接続の第2段にて、計
算されたシンドロームからユークリッド法に従い誤り位
置−及び誤り値−多項式が計算され、これら多項式はひ
きつづいて第3段にてチェン(Chien searc
h)検索操作を受ける。そのようにして求められた誤り
位置及び誤り値により、第4段にてEXOR結合によ
り、加わるデータの本来の補正修整が行なわれる。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的ないし課題とするところは
高いデータレート、例えば40MBit/sより大のデ
ータレートを有する連続データ流れのデータを実時間で
補正修整する冒頭に述べた形式の回路装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【発明の構成】上記課題は請求項1の特徴部分にて特定
された構成要件により解決される。
【0006】本発明の請求項1の特徴事項による回路装
置の利点とするところは複数のスタックメモリの特別な
作動及び特定したような配置構成によって、任意な数の
誤りに対するリアルタイム性の補正(修整)演算操作を
実施できるという利点が得られる。その場合特に有利で
あるのは、当該補正(修整)操作が“自己(自動)制
御”の形で行なわれ得ることである。
【0007】引用請求項に特定した手段によって、請求
項1にて規定した回路装置の有利な発展形態及び回路装
置が可能である。
【0008】本発明の1実施例が示してあり、以下詳述
する。
【0009】
【実施例】定義によれば、RSコードの場合、m−Bi
tを有する各シンボルはガロア体GF(2m)の元(e
lement)である。有限体−算術の基底(ベース)
としての2mシンボルのシーケンスは体生成多項式p
(x)により規定される。当該シンボル幅によっては2
m−1のRS−コードの最大限ブロック長が制限され
る。それというのは当該体の元が、ブロック中の一義的
な位置(ポジション)数として必要とされるからであ
る。このブロッ中では零は加算に関して1つの中性(n
eutial)の元であり、α0=1は乗算の中性の元
である。従って体は既約の体生成多項式を介して規定さ
れる。桁数mの1つの原始元αが規定される場合、すべ
ての後続の元がαのべき乗(指数)として表わされ得
る。αはp(x)の根であるので、また、更に零と異な
る根が唯m個存在するに過ぎないので、すべてのほかの
元に対してp(x)=0が成立つ。従ってガロア体は2
m−1の元の有限系列(シーケンス)として規定され得
る。その場合、2進的コンポーネント表示によってはビ
ットごとのEXOR結合を介しての簡単な加算が可能に
され、べき乗(指数)表示によってはべき乗(指数)モ
ジユロq=2m−1の加算を介しての簡単な乗算が可能
にされる。このことは回路変換操作においては2進加算
器に相応し、その際その加算器のキャリイ出力側はキャ
リイ入力側に接続される。
【0010】p(x)により生ぜしめられた体における
距離dのRSコードはコード生成多項式G(x)により
規定される。
【0011】
【数2】
【0012】本事例ではb=0がセッティングされてい
る。但し、bはGF(2m)中任意の定数であってもよ
い。正規なコードベクトルC(X)はP桁(位置)だけ
シフトされた情報ベクトル
【0013】
【数3】
【0014】を、G(x)により除算すること及び、そ
の際生じているパリテイベクトルP(x)を、当該情報
ベクトルi(x)の空き(自由)状態になった位置
(桁)に添附することにより生ぜしめられる。生成され
るコードベクトルC(x)はG(x)のすべての根によ
り、剰余なしで除算可能である。
【0015】冒頭に述べたように、伝送されたRSコー
ド化されたコードブロックC(x)はkの情報桁位置か
ら成り、それら桁位置にはpの検査(チェック)語がつ
づいている。そのようなコード構成により、C(x)が
G(x)により剰余なしで除算され得る(割り切れる)
(誤りe(x)又は消失u(x)が生じない限り)こと
が達成される。コード生成多項式G(x)の根における
受信ベクトルr(x)の展開によって、次のような値が
生ぜしめられる、即ち、受信された誤りに依存するが伝
送される情報i(x)には依存しない値が生ぜしめられ
る。これらの値はシンドロームと称せられる。mのシン
ドロームSj(j=o……d−2)は下記式により計算
される。
【0016】
【数4】
【0017】受信されたベクトル(X)は多次式表示に
より次のように表わされ得る。
【0018】
【数5】
【0019】その場合、xは夫々の受信されたシンボル
iに対する多項式中の1つの位置(ポジション)を表
わす。最初の受信された(データー)シンボルはrn-1
であり、最後の(パリテイ)シンボルはroである。当
該多項式の記憶のため、ただ、係数riをフアイルしさ
えすればよい。
【0020】誤りのない受信ベクトルr(x)の展開生
成によりコード生成多項式の零(桁)位置にて値零が与
えられるので、シンドロームの値は(桁)位置Xkにお
ける位置重み付けされた誤りYkの和と見做さるべきで
ある。その際シンドロームはコード生成多項式のすべて
の因子(X+αi)によるデータ流r(x)の除算の剰
余を表わしており、但し、
【0021】
【数6】
【0022】消失の際当該生起の位置Xkが固定的に保
持される場合、pのシンドローム及びpの誤り位置Xk
により、e=pまでの消失が計算され得る(2t+e≦
pである間)、但しtはマーキングされない誤りの数で
ある。
【0023】上記シンドロームは前述の式に従ってpの
非直線性の式の組(セット)を形成する。それによりp
(個)の解が求められ得る。式系の解は誤り位置多項式
の係数であり、上記係数は誤り位置にて値零をとる。
【0024】前述のユークリッド法によるRSコード化
データブロックのデコーデイングは雑誌‘IEEE P
roceedings’:“Simplified p
rocedure for correcting b
oth errors and erasures o
f RS code using Euclid al
gorithm”,vol.135,Pt.E,No.
6,Nov.1988,by Truong East
man Reed HSU,に記載されている。ユーク
リッド法は下記ステップに分けられる。
【0025】1.シンドロームSj及び消失位置L
(x)の多項式の計算、並びにe=deg{L
(x)}.のセッテイング 2.所謂フオーニイ(Forney)−シンドロームの
計算
【0026】
【数7】
【0027】3.e=d−1=p に対して、 T(x)=L(x)及びR(x)=t(x) がセッテイングされる。そうでない場合はT(x)及び
R(x)はユークリッド法の適用により求められる。上
記ユークリット法は下記の再帰式から成る。
【0028】 TS(x) =(QS-1(x))TS-1(x)+TS-2(x) RS(x) =(QS-1(x))TS-1(x)+TS-2(x) QS-1(x)=RS-2(x)/RS-1(x), 但し、初期値は次の通りである。
【0029】
【数8】
【0030】上記式中TS(x)は誤り位置多項式、R
S(x)は誤り値多項式、QS-1(x)は中間値多項式
である。
【0031】その後、RS(x)及びTS(x)は最も
低い(小さい)係数TS(O)=δで正規化され得、そ
の際 R(x)=RS(x)/δ 及び T(x)=T
S(x)/δであり、猶、R(x)及びT(x)はユー
クリッド法の結果である。
【0032】T(x)の根は誤り及び消失の位置の逆数
(ダウンカウントされた値)Xk -1である。個々の誤り
位置Xk -1は本実施例ではチエン探索手法による零位置
探索により見出される。それと同時に、上記過程では下
記関係式を用いて誤り値Ykが求められる。
【0033】
【数9】
【0034】は位置XkにおけるTの1次導関数であ
る。有限体において多項式の導関数が形成され、その際
偶数nに対するn重(回)の加算により零が生じ、奇数
のnに対しは当該元それ自体が生じる。従ってそのよう
な手段によっては所期の誤り位置及び相応の誤り値が求
めらてる。
【0035】図1はRSデコーダのブロック接続略図で
ある。1はデータバスを示し、このデータバスを介して
はRSコード化されたデータブロックの8ビット幅デー
タ語Dinが一方では遅延装置2に供給され、他方では機
能ブロック3(これは実質的にシンドロームの形成に用
いられる)に供給される。データバス1に並列的に遅延
装置2及び機能ブロック3に誤りEFin線路4を介して
供給される。
【0036】機能ブロック3では、16のシンドローム
生成多項式(Syndromgenerntor)によ
りシンドロームが計算される。それらシンドローム生成
多項式によっては除算
【0037】
【数10】
【0038】の剰余が、形成される。上記シンドローム
生成多項式はそのつどブロックの始めめにて次のように
して初期化される、即ち帰還結合がアンドゲートを介し
て切離されるようにするのである。生じているタイミン
グにおいて、最後のブロックのシンドロームが機能ブロ
ック5へ伝送され、この機能ブロックでは消失が前述の
ユークリッドに従って求められる。更に、機能ブロック
3にて消失位置L(x)が検出される。そのために1つ
の多項式はブロック中のすべての位置を通してカウント
する。消失の生起の際当該位置は空いているレジスタ中
に記憶される。これらのレジスタもブロックの始めに値
零でセットされる。補正(修整)制限特性により定めら
れたものより多くの消失が生起すると、L(x)が零に
セットされる。この場合において、制限された誤り補正
修整が残行され得る。消失ベクトルL(x)は機能ブロ
ック5にてブロック長に亘って反転される。
【0039】機能ブロックは16と17バイト(1バイ
ト=8ビット)の幅の複数レジスタバンクを有する。上
記機能ブロックの機能性はそれ自体公知であるので、そ
れに関連して、それ以上詳述する必要はない。
【0040】機能ブロック5の出力側からは冒頭に述べ
た誤り位置多項式TS(x)並びに誤り値多項式RS
(x)が取出可能であり、その際その多項式は多項式の
除算及び加算により求められたものである。
【0041】後続の機能ブロック6,7(これは、図
2,図3に関連してより詳細に示してある)では多項式
S(x)及びRS(x)の零位置が求められ、得られ
た誤り値Yk及び誤り位置Xkにより誤りのあるデータ語
の補正修整が実施されるのであり、それら誤りのあるデ
ータ語は遅延装置2に出力側からの誤り信号と共に機能
ブロック7に供給される。4つの機能ブロック3〜7及
び遅延装置2の制御は制御装置8を介して行なわれる。
機能ブロック7の出力側からはデータバス9上にて、8
ビット幅データ語Doutを有するデータ流が取出可能
であり、それらデータ語のうち誤りのあるデータ語がデ
コーダ装置の補正修整能力の枠内で補正修整される。デ
コーダ装置の補正修整能力を越えるデータブロックは誤
り信号EFootによって表わされ、この誤り信号はデ
ータバス9を介して送出されるデータと共に、並列的に
線路10上で伝送される。 図1に示す機能ブロック6
は図2により詳細に示してある。同じ素子には同じ参照
番号を付してある。機能ブロック5から送出される多項
式は本実施例ではサイクリックデコーダ11の33のユ
ニットに供給される。上記サイクリックデコーダ11の
1つのユニットのブロック接続図が一点鎖線で枠で囲ん
だところに詳細に示してある。これによればブロックの
始めに多項式の加わっている多項式がマルチプレクサ1
2を介してレジスタ13中にロードされる。しかる後、
連続的に、各元RiないしTiが、サイクリックに、ブロ
ック14にて得られるシンボルα-iと乗算される。その
ようにして零位置T(x)が見出されると、即ちすべて
のTiの和がO(Ti=o)になると、誤り値は下記の通
り計算され得る。
【0042】 Yk=R(xk)/T′(xk) (b=0.の場合に対
して) 導関数T′(x)によってはガロア体において計算規則
に相応してTの偶数の係数の多項式が得られる。その種
サイクリックデコーダは冒頭に述べた雑誌IBM−Jo
urnal RES DEVELOP,Vol.30,
NO.3,May1986,第259〜269頁から公
知である。
【0043】個々のサイクリックデコーダから送出され
る信号は加算数段15,16,17にてまとめられる。
加算段15〜17の出力側における各種和、Val,E
ven Sum,odd Sumは1つの平面のすべて
のビットに亘ってのEXORゲート処理結果である。本
例では例えば、和ValのビットOはRO…R15のビ
ットOの16重(図)のEX−ORを介して形成され
る。除算R/T′は逆数との乗算として実施される。こ
の計算過程は段16,17にて行なわれる。Even
Sum及びOdd Sumの和は加算段20においてま
とめられる。零走査検出は段21において行なわれる。
段21の出力側における信号“見出された”(“fou
nd”)がハイ−レベルを有する場合、上記の見出され
た誤り値Ykと共に位置カウンタ(これはマルチプレク
サ22、レジスタ23、段24から成る)の値は誤り位
置Xiの値に対するスタックメモリ25のスタック上に
ファイルされる。本実施例ではスタックメモリが、16
のレジスタから成るものと仮定してある。スタックメモ
リ25のスタック上でのファイルはレジスタ0において
行なわれ、一方、レジスタ0〜14のそれまでの値は夫
々1ポジションずつずらされてレジスタ1〜15へシフ
トされる。その際レジスタ15の内容は失なわれる。ス
タックは所謂LIFO(Last In/First
Out)の機能を充足する、それというのはチエン探索
法(アルゴリズム)逆の順序で逆方向の誤り位置を計算
するからである。スタックメモリ25に並列にスタック
メモリ26が作動され、このスタックメモリは誤り値Y
iを記憶する。
【0044】機能ブロック7のブロック接続図を図3に
示す。その中で、27は誤り位置Xkの値に対するスタ
ックメモリを表わし、28は誤り値Ykに対するスタッ
クメモリを表わす。誤り位置Xk及び誤りYkの値はデー
タブロックの終りにて、並列的に、スタックメモリ2
5,26中に存在する値により引継がれる。従って図2
の装置構成が再び初期化され、もって、ひきつがれて新
たなチエン探索(Chien search)のため用
いられ得る。
【0045】図3の装置構成では逆方向位置カウンタに
より値Xk及びYkの順序が反転される。上記の逆方向位
置カウンタはマルチプレクサ29と、レジスタ30と、
段31とから成る。当該装置構成は次のようになされて
いる、即ちブロック始めにてレジスタ30がマルチプレ
クサ29を介してブロック長の終値ブロードされるよう
に装置構成されている。レジスタ30の出力値はそれ以
外の(その他の)時間中段31を介してシンボルα−1
の値で帰還され、それと乗算される。誤り位置Xkは次
のような際見出されたのである、即ち、逆方向位置カウ
ンタから送出されるデータがスタックメモリ27におけ
るレジスタ0の内容と一致する際見出されたのである。
当該比較は比較段32にて行なわれ、この比較段は相応
の出力信号“見出された”(“found”)を送出す
る。この信号“見出された”(“found”)はアン
ドゲート33に対するゲートパルス信号を成し、上記ア
ンドゲート33はスタックメモリ28の他方の入力側に
接続されている。アンドゲート33の出力側に現われる
誤り値YkはEXOR段34において、遅延装置2にて
遅延されたデータDinとロジック結合され、もって、補
正修整が行なわされる。同様に遅延装置2により遅延さ
れた誤り信号EFinはRSデコーダの別制御装置8に依
存して段35を介して出力線路10へ達する。信号“見
出された”(“found”)中にロジックハイレベル
の生起の際同時にスタックメモリ27,28中の最も上
の値が除去される。つまり、スタックメモリ27,28
中に設けられているレジスタ1〜15はレジスタ位置
(ポジション)0〜14(の内容)に倣わされ(コピー
され)、レジスタ15はロジック零をひき寄せる。すべ
ての誤りが補正修整されると、スタック上にロジック1
が生じる。この場合逆方向位置カウンタとのひきつづい
てこの一致がもはや生じ得ない。
【0046】その場合本発明の回路装置は既述の利点の
ほかに、任意の誤り数の処理のためのシーケンス制御は
必要とされない(スタックメモリ27のスタック上で値
についての自己(自動)制御が行なわれるからである)
という利点を有する。ブロック始めには逆方向位置カウ
ンタは夫々のブロック長値でロードされ、その後サイク
リックにダウンカウントしさえすればよい。この過程は
α-1との乗算に相応する。本発明の装置において消失も
補正修整される場合、データのほかに誤り信号も第9ビ
ットとして遅延されるべきである。その種消失は例えば
ドロップアウトによっても生じ得る。そうでない場合
は、信号Dinを8ビット幅で加わっているデータを遅延
すればよい。制御装置8は遅延された誤り信号EFin
次のように修整変更する、即ち、EX−OR段34の出
力側にて取出可能な各データビットの適正のステ−タ2
が同時に線路10上にても取出可能であるように修整変
更する。本パイプシイロー処理によっては8ビットのシ
ンボル幅の際0〜20MHzの連続的動作速度が可能に
なる。本実施例では1つのリードソロモンコード語は1
〜16のコード語で補強支援される。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、複数のスタックメモリ
の特別な作動及び特定したような配置構成によって任意
な数の誤りに対するリアルタイムの補正(修整)演算操
作を実施できるという効果が奏される。その場合特に有
利であるのは、当該補正修整操作が“自己(自動)制
御”の形で行なわれ得ることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】公知RSコーダの詳細ブロック接続図である。
【図2】図1の装置構成中に設けられているチエン探索
(Chien Search)段を本発明により改良構
成した装置構成の詳細ブロック接続図である。
【図3】図1の装置構成中に設けられている補正修整段
の詳細ブロック接続図である。
【符号の説明】
1 データバス 2 遅延装置 3 機能ブロック 4 線路 5,6,7 機能ブロック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 RS符号化されたデータブロックのデー
    タ語における誤りの識別、補正修整回路であって、下記
    の装置を有する即ち−Rsコード化されたデータブロッ
    クのデータ流におけるシンドロームを形成する装置を有
    し−形成されたシンドロームにおける消失を求める装置
    を有し−ユークリッド法(アルゴリズム)を適用する装
    置を有し上記ユークリッド法では下記関係式が成立ち、
    即ち TS(x) =(QS-1(x))TS-1(x)+TS-2(x), RS(x) =(QS-1(x))RS-1(x)+TS-2(x)及び QS-1(x)=RS-2(x)/RS-1(x) 但しTS(x)は誤り位置多項式;RS(x)は誤り値多
    項式;QS-1(x)は中間値多項式であり、RS(x)及
    びRS(x)の正規化は最も低い係数RS(O)=δで行
    なわれ得、それにより RS(x)=RS(x)/δ,T(x)=TS(x)/δ の関係が成立ち、 −誤り(桁)位置Xk及び誤り値Ykを求める装置を有
    し、該装置は下記の関係式に従ってチェン探索法(Ch
    ien search)による零位置探索により誤り桁
    位置Xk及び誤り値Ykを求めるものであり、 【数1】 但しT′(Xk)は位置Xkにおける1次導関数であり−
    求められた誤り位置Xk及び誤り値Ykを用いて加わって
    いるRSコード化されたデータブロック内での信号遅延
    伝播時間の適合されたデータブロックの補正修整のため
    の装置を有する回路装置において−1つのデータブロッ
    ク中に存在するデータ語のカウントアップのためと、チ
    ェン探索(Chien search)手法による零位
    置の検出の際、1つの目標値(x)の送出のためのアッ
    プカウンタ(22,23,24)を有し、−第1のスタ
    ックメモリ(25)を有し該第1スタックメモリ中には
    上記アップカウンタ(33,23,24)から送出され
    るカウント値(x)が書込可能であり、また、該カウン
    ト値は各データブロックの終りにて、第2スタックメモ
    リ(27)内への書込のため読出可能であり、上記第2
    スタックメモリ(27)は制御信号によって制御可能で
    あり、−第3のスタックメモリ(26)を有し該第3ス
    タックメモリ中には上記第1スタックメモリ(25)中
    へのカウント値(x)のそのつどの書込と同時に上記誤
    り値(Yk)は書込可能であり、また該誤り値はデータ
    ブロックの終わりにて第4スタックメモリ(28)内へ
    のそのつどの書込のため読出可能であり、上記第4スタ
    ックメモリ(28)は制御信号によって制御可能であ
    り、−1つのブロック長の値から開始してダウンカウン
    トのためのダウントカウンタ(29,30,31)を有
    し、−そのつど最も上位の桁位置にて上記第2のスタッ
    クメモリ(27)中に生じているカウント値を、上記ダ
    ウンカウンタ(29,30,31)から送出されたカウ
    ント値と比較する装置であって、上記両カウンタ値が相
    等しい場合制御信号を導出する比較装置を有し、−EX
    OR−段(34)を有し、該EXOR段の一方の入力側
    には当該制御信号に依存してそのつど最上位の桁位置に
    第4スタックメモリ(28)中に生じている誤り値(X
    k)が供給され、それの他方の入力側には信号走作遅延
    時間の適合したデータ語が加わり、それの出力側には誤
    りの(修整)補正されたデータ語が取出可能であること
    を特徴とするデータ流における誤りの識別、補正修整回
    路装置。
  2. 【請求項2】 上記アップカウンタ(22,23,2
    4)は第1のマルチプレクサ段(22)と、後置接続の
    第1レジスタ(23)とを有し、ここにおいてブロック
    の始めにて上記マルチプレクサ段(22)の入力側に値
    α0=1が供給され、それ以外の時間ではマルチプレク
    サ段(22)の他方の入力側に、レジスタ(23)から
    送出された出力値の、値α1と乗算された値が加わるよ
    うに構成されている請求項1記載の回路装置。
  3. 【請求項3】 上記ダウンカウンタ(29,30,3
    1)は第2マルチプレクサ段(29)と、後続接続の第
    2のレジスタ(30)とを有し、ここにおいて、ブロッ
    ク始めにて第2マルチプレクサ段(29)の一方の入力
    側には1つのブロック長の値が供給され、それ以外の時
    間中は第2マルチプレクサ段(29)の他方の入力側に
    は第2レジスタ(30)から送出された出力値の値が加
    わるように構成されている請求項1記載の回路装置。
JP4036134A 1991-02-25 1992-02-24 データ流における誤りの識別、補正修整回路装置 Pending JPH0575479A (ja)

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