JPH0575413B2 - - Google Patents

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JPH0575413B2
JPH0575413B2 JP61153820A JP15382086A JPH0575413B2 JP H0575413 B2 JPH0575413 B2 JP H0575413B2 JP 61153820 A JP61153820 A JP 61153820A JP 15382086 A JP15382086 A JP 15382086A JP H0575413 B2 JPH0575413 B2 JP H0575413B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
subject
cradle
ray
scout
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61153820A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS639426A (ja
Inventor
Kenjiro Fujita
Hiromichi Akimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GE Healthcare Japan Corp
Original Assignee
Yokogawa Medical Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Medical Systems Ltd filed Critical Yokogawa Medical Systems Ltd
Priority to JP61153820A priority Critical patent/JPS639426A/ja
Publication of JPS639426A publication Critical patent/JPS639426A/ja
Publication of JPH0575413B2 publication Critical patent/JPH0575413B2/ja
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  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はクレードル(患者移動用寝台)上の被
検体のスカウトスキヤンによりスカウトビユーイ
メージを得るX線CTスキヤナ(X線断層撮影装
置)におけるスカウトビユーイメージ表示方法に
関する。
(従来の技術) X線による患部の断層撮影を行う場合、断層撮
影を実施すべき場所又は患部の状態を正確に把握
するために、クレードルを移動しながらクレード
ル上の被検体の全体像を得る所謂スカウトスキヤ
ンを行つてスカウトビユーイメージを得ている。
(発明が解決しようとする問題点) この場合例えば仰臥している被検体のスカウト
ビユーイメージを得る場合、クレードル上あるい
はヘツドホルダ上の被検体をそのままスカウトス
キヤンするために、得られた画像にはクレードル
あるいはヘツドホルダの形状や材質固有の像が被
検体の像と重畳して現われる。そのためクレード
ルの木目あるいはヘツドホルダの端部の形状等が
現われて、被検体の状況を観察する妨げとなつて
いた。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、被検体以外のクレードルあるい
はヘツドホルダ等の像を消去してクレードルある
いはヘツドホルダ等の像に妨げられずに被検体の
状況を細部まで観察し得るX線CTスキヤナにお
けるスカウトビユーイメージ表示方法を実現する
ことにある。
(問題点を解決するための手段) X線の照射とクレードルの長手方向の移動によ
りクレードル上の被検体のスカウトスキヤンを行
い、スカウトビユーイメージを得るX線CTスキ
ヤナにおけるスカウトビユーイメージ表示方法お
いて、X線の照射とクレードルの長手方向の移動
によるスカウトスキヤンをクレードル上に被検体
を載置しない状態にて行う第1のステツプと、X
線の照射とクレードルの長手方向の移動によるス
カウトスキヤンをクレードル上に被検体を載置し
た状態にて行う第2のステツプと、該第2のステ
ツプで得た画像データと前記第1のステツプで得
た画像データとの差の画像を求め、被検体のスカ
ウトビユーイメージとして画像表示することを特
徴とするものである。
(作用) クレードル上の被検体を移動しながらX線CT
スキヤナにより得たスカウトビユーの画像データ
と、別途に得た被検体の無い状態の同様な画像デ
ータとから、コンピユータにより両画像データの
差の画像を構成して被検体以外の像を消去する。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を具体的
に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。
図において、1は架台2の中心に位置している
被検体で、スカウトスキヤン実施の場合には、架
台・寝台制御器3によつてクレードル(図示せ
ず)をその長手方向(図の紙面に直交する方向)
に移動させてスカウトビユーイメージを得てい
る。4はX線制御器4a、高圧発生器4b及びX
線管4cで構成されたX線発生装置で、X線を被
検体1に曝射する。X線はコリメータ5を通り被
検体1を曝射し、その透過X線はX線検出器6に
入る。
7はX線検出器6で検出されたデータを収集す
るデータ収集回路で、該データ収集回路7で収集
されたデータはコンピユータ8に送られる。コン
ピユータ8では送られてきたデータを処理し、デ
ータの各種の補正、画像再構成を行い、画像メモ
リ9にフアイルする。10は被検体1の無い状態
のスカウトビユーイメージを格納する画像メモリ
である。11はコンピユータ8からの情報若しく
は操作器12による外部からの割込操作により、
架台・寝台制御器3とX線制御器4aを制御する
システム制御器で、13は画像メモリ9,10か
らの画像データをコンピユータ8の計算処理後、
画像にして表示する画像表示装置である。該画像
表示装置13としては、例えばCRTが用いられ
る。
次にこのように構成された装置の動作を説明す
る。スカウトスキヤンのプログラムによりコンピ
ユータ8は架台・寝台制御器3を制御して先ず被
検体1の無い状態でクレードル(図示せず)をそ
の長手方向に動かす。X線管4cを出射したX線
はクレードル、ヘツドホルダ等を曝射し、透過X
線による映像信号はX線検出器6で検出され、デ
ータ収集回路7を経て、コンピユータ8で処理さ
れ、画像メモリ10に格納される。被検体1の無
い状態の画像データを画像メモリ10に格納する
理由は次の通りである。
第2図において、1はクレードル20上の被検
体である。強度I0のX線を被検体1に曝射する
と、被検体1を透過した段階で強度はI1になる。
更にクレードル20を透過するとX線の強度はI
に減少する。第3図はX線が透過して得られる映
像を示す図で、縦軸はX線の減衰量を、横軸は位
置を示している。図中、P1は被検体1の映像、
P2はクレードル20の映像、Pは被検体1とク
レードル20の両者を含めた映像である。この図
において、P,P1,P2の間には次の関係がある。
P=−In(I/I0) =−In{(I1/I0)×(I/I1)} =−In(I1/I0)−In(I/I1) =P1+P2 ∴P1=P−P2 …… 式から明らかなようにクレードル20上の被
検体1の映像Pからクレードル20のみの映像
P2を引くと被検体1のみの映像P1が得られる。
このように被検体1のみの映像を得るために被検
体1の無い状態の画像データを画像メモリ10に
格納しておくものである。
第1図に戻つて、次に被検体1をクレードル2
0上に置いた状態で既述のようにX線を曝射し、
X線検出器6で検出した映像データをデータ収集
回路7を経てコンピユータ8で処理した後画像メ
モリ9に格納する。次いで画像メモリ9のデータ
と画像メモリ10のデータとの差をコンピユータ
8によつて演算して求め、画像表示装置13に表
示する。このようにすればクレードルやヘツドホ
ルダ等の映像を含まない被検体1のみの鮮明な画
像を得ることができる。
尚、本発明において、被検体を除く部分のみを
スキヤンするのは、クレードル等が同じ物である
限り必ずしも被検体が変わる度に行う必要はな
く、例えば週に1度とか、月に1度など適当な間
隔を置いて行えばよい。又、クレードルの送り方
向の絶対位置を知り得ない装置においては、クレ
ードル上に吸収係数の高い目標を取付けて、被検
体スキヤン時のデータと比較することにより自動
補正するようにすればよい。フアンビームを用い
るCTスキヤナではテーブルの高さにより拡大率
が変化するが、この場合はスキヤン時のテーブル
の高さを決めておけばよい。更に側方スカウトス
キヤンにおいては、被検体の自重により下方に若
干たわむことがあるが、クレードル下面をスキヤ
ンデータから検出して位置ずれ補正をすればよ
い。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように本発明によれば、ク
レードルの木目や欠陥、ヘツドホルダのエツジあ
るいはその間に存在する高吸収体等が被検体の像
に重畳することが無いので被検体の状況を細部ま
で観察することができる。従つて、通常のX線写
真による診断と同様な画像診断を行うことができ
る。又、断層撮影をする場合の位置決めの目的の
場合にも位置決めがやり易くなり、特に軟部組織
のイメージにより位置決めするときには効果が大
きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るX線CTの一実施例を示
す構成図、第2図はX線の透過物による強度の変
化を示す図、第3図はX線透過によつて得られる
映像を示す図である。 1……被検体、2……架台、3……架台・寝台
制御器、4……X線発生器、4a……X線制御
器、4b……高圧発生器、4c……X線管、5…
…コリメータ、6……X線検出器、7……データ
収集回路、8……コンピユータ、9,10……画
像メモリ、11……システム制御部、12……操
作器、13……画像表示装置、20……クレード
ル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 X線の照射とクレードルの長手方向の移動に
    よりクレードル上の被検体のスカウトスキヤンを
    行い、スカウトビユーイメージを得るX線CTス
    キヤナにおけるスカウトビユーイメージ表示方法
    おいて、 X線の照射とクレードルの長手方向の移動によ
    るスカウトスキヤンをクレードル上に被検体を載
    置しない状態にて行う第1のステツプと、X線の
    照射とクレードルの長手方向の移動によるスカウ
    トスキヤンをクレードル上に被検体を載置した状
    態にて行う第2のステツプと、該第2のステツプ
    で得た画像データと前記第1のステツプで得た画
    像データとの差の画像を求め、被検体のスカウト
    ビユーイメージとして画像表示することを特徴と
    するX線CTスキヤナにおけるスカウトビユーイ
    メージ表示方法。
JP61153820A 1986-06-30 1986-06-30 画像表示装置 Granted JPS639426A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61153820A JPS639426A (ja) 1986-06-30 1986-06-30 画像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61153820A JPS639426A (ja) 1986-06-30 1986-06-30 画像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS639426A JPS639426A (ja) 1988-01-16
JPH0575413B2 true JPH0575413B2 (ja) 1993-10-20

Family

ID=15570805

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JP61153820A Granted JPS639426A (ja) 1986-06-30 1986-06-30 画像表示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60214248A (ja) * 1984-04-11 1985-10-26 Toshiba Corp 原子炉中のctキヤリブレ−シヨン法

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JPS639426A (ja) 1988-01-16

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