JPH057538Y2 - - Google Patents

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JPH057538Y2
JPH057538Y2 JP10622486U JP10622486U JPH057538Y2 JP H057538 Y2 JPH057538 Y2 JP H057538Y2 JP 10622486 U JP10622486 U JP 10622486U JP 10622486 U JP10622486 U JP 10622486U JP H057538 Y2 JPH057538 Y2 JP H057538Y2
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JP
Japan
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workpiece
arm
surface roughness
guide roller
fixed frame
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JP10622486U
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JPS6312708U (ja
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Milling Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はワークの面粗度検出装置に関するもの
である。
(従来の技術) 工作機械、例えばフライス盤等でワーク表面を
加工する場合、ワークの加工面は、刃具の回転数
や送り速度等の変化によりその面粗度が大きく左
右される。従つてワークの表面に荒い凹凸が形成
されたままの面粗度が悪い状態でワークを組付け
た場合、例えばワークがシリンダブロツクの場合
では、オイルパン面にオイルパンを取付けるとオ
イルが漏洩したり、シリンダヘツドが組付けられ
るガスケツト面においては燃焼時の圧力が低下す
る等の問題があつた。このため作業者は常に面粗
度の良好なシリンダブロツクを得ようとして、加
工されたワークの表面を鉛筆の芯等を使用してな
ぞり、その時の手感で表面の凹凸を感じたり、あ
るいはなぞつた線の状態(面粗度が悪いと線が荒
い破断状となり、面粗度が良いと線がほぼ連続し
てつながつている状態にある)を見てワークの面
粗度を判断するものであつた。
(考案が解決しようとする問題点) 以上の如きワークの加工面の面粗度の判別手段
はその基準が明確に設定されていないため熟練技
術を要するものであり、必ずしも確実な検査方法
であると言えるものではなかつた。またこのよう
な手段での検査は作業時間や検査のやり方から言
つても全ワークの検査を行うことは難しく抜き取
りでロツト的に検査を行うものであつたことか
ら、刃具先端のチツピング等で突然加工面の面粗
度が悪くなつた場合には不良品が次工程へ搬送さ
れる等の不具合があつた。
本考案は以上の如き問題点を解決すべくなされ
たもので、その目的とする処は、作業者の手感に
たよることなく自動的に全数のワークの加工面の
面粗度を検出し、良品だけを確実に選別するワー
ク面粗度検出装置を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決するための手段は、工作機
械によつて加工されたワーク加工面の表面粗度を
該ワークの移動に従つて連続的に検出する装置に
おいて、ワークを連続的に搬送する搬送装置の上
方に固定された固定枠と、該固定枠によりその一
端が上下に回動自在に支持され、ワークの搬送方
向に伸びるアームと、該アームの他端に回動自在
に取付けられ、前記搬送装置により移動するワー
クの加工面上で、該ワークの移動に伴つて回動す
るガイドローラーと、前記アーム一側の前記ガイ
ドローラーの回転軸位置に上下方向に取付けら
れ、その下端がワークの加工面上方で前記ガイド
ローラー下面よりやや上方に配設される面粗度検
出用のセンサ装置と、前記固定枠に取付けられ、
前記アームの上下の傾斜角度を規制する規制部材
とからワーク面粗度検出装置を構成したことであ
る。
(作用) ワークの連続搬送装置にワーク加工面の面粗度
検出装置を取付けているため、ワークの移動に伴
い自動的、且つ連続的に面粗度の検知ができる。
又実施例では面粗度検出に光フアイバーを使用し
ているため検出が確実であるとともにその精度も
良好である。
(実施例) 次に本考案の好適一実施例を添付図を参照しつ
つ詳述する。
第1図は本実施例に係る装置の側面図であり、
ローラーコンベア1上を図中右から左へシリンダ
ブロツクであるワークwが搬送されている状態を
示しており、該ワークwの上面は工作機械による
加工面waとなつている。ローラーコンベア1の
上方には該ローラーコンベアに沿うように2本の
案内レール2,2が固設され、該案内レール2,
2上にはチヤンネル状の固定枠3が開口部を下に
して前記ローラーコンベア1を跨ぐ如くネジで固
定されており、ワークwがこの固定枠3の下部を
通過できるようになつている。
前記固定枠3の下面で第3図中やや左寄り部に
は間隔をおいて下向きに2枚のブラケツト11,
11が溶着され、該ブラケツト11,11間で、
そのやや下部にはローラーコンベア1の長手方向
に伸びるアーム4が配設され、第1図中該アーム
4の左側部のアーム左端4a近傍は前記ブラケツ
ト11,11間に固定された支点ピン10回りに
上下に回動自在に支持されている。前記アーム4
の上面と前記固定枠3の下面間にはやや間隙を有
しており、該間隙分だけアーム右端4bは下方へ
傾斜できるようになつているが、アーム4のこの
傾斜角度を規制すべく、前記固定枠3を上下に貫
通してその下端がアーム左端4a上辺に係合する
規制部材12が固定枠3に螺着されている。そし
てこのアーム4の下方を前記ローラーコンベア1
によりワークwが移動できるようになつている。
一方前記固定部材3の外方にあるアーム右端4
bの端面中央には上下に貫通する溝4cが形成さ
れ、該溝4c内にガイドローラー5が配設されて
おり、該ガイドローラー5は前記溝4c内に水平
に横架して固定されたピン13回りに回動自在に
支持されている。前記アーム右端4bの一側には
上方に伸びる取付プレート9がネジで固定され、
該取付プレート9の外側には、前記ガイドローラ
ー5のピン13の位置に上下方向に光フアイバー
部材6が取付けられている。該光フアイバー部材
6は光の照射部及び吸収部を有しており、その下
端即ち検出端6aは前記ガイドローラー5の最下
面より距離tだけ上方にあると共に、この光フア
イバー部材6の下部全体は前記取付プレート9に
ネジで固定された2つの保持部材7,7の溝部に
挟まれ固定されており、該保持部材7,7と光フ
アイバー部材6とでセンサ装置8をなしている。
従つて前記ガイドローラー5とセンサ装置8をワ
ーク加工面wa上に配設し、ガイドローラー5を
この加工面wa上に載置した場合センサ装置8の
検出端6aはワーク加工面waより常に距離tだ
け上方に位置することとなる。尚取付プレート9
の上部にはアンプ装置13が固定されて光フアイ
バー部材6に接続されると共に、その後方にはシ
ーケンサ14及びブザー15が接続されている。
次にセンサ装置8によるワーク加工面waの面
粗度の検出の仕方を第4図及び第5図で説明す
る。第4図はワーク加工面waのうち面粗度の大
きい荒い加工面waの検出の仕方を示したもので、
センサ装置8の光フアイバー部材6の検出端6a
からワーク加工面waへ照射された光は、この加
工面waの大きな凹凸によつて乱反射されるため
検出端6a部へはわずかしかもどつてこない。又
第5図の如く比較的滑らかなワーク加工面waの
場合はワーク加工面waで反射された光の多くが
検出端6a部へもどつてつくる。即ちワーク加工
面waと検出端6aの距離が一定で、光フアイバ
ー部材6から照射される光の量が一定なため、前
もつて面粗度と検出端6aへもどつて吸収される
反射光の量の関係を調べておけば、ワーク加工面
waの面粗度はセンサ装置8の検出端6aからの
光の照射にて検出することができる。そして前記
検出端6aで吸収検出した光の反射量をアンプ装
置13で増幅し、光の反射量が規定値以下の場
合、即ち面粗度が大きく表面が荒い場合はシーケ
ンサ14で検知してブザー15で警報を鳴らすこ
ととなる。
ここで装置の全体的な作用について説明する
と、ワークwが搬送される以前は、固定枠3に支
持されたアーム左端4a上面は規制部材12によ
り支持され第6図で示される如くアーム右端4b
が下方へ傾斜している。その後、第1図の如くロ
ーラーコンベア1上をその上面が加工されたワー
クwが搬送され、その上端面がアーム右端4bの
ガイドローラー5に当接すると、アーム4は支点
ピン10を中心に図中反時計方向にやや回転し、
ガイドローラー5がワーク加工面wa上に載置さ
れる。ガイドローラー5はワークwの移動ととも
にその摩擦力で回転するが、センサ装置8もガイ
ドローラー5と共にワーク加工面wa上にあるた
め、ガイドローラー5がワーク加工面wa上に載
置されると同時にワーク加工面waの面粗度を検
出することとなる。この面粗度の検出はガイドロ
ーラー5がワークw上にある間中連続して続けら
れるので、途中で1ヶ所でも面粗度の大きい荒い
所があるとシーケンサ14で検知されブザー15
により警報が鳴つて知らされる。1個のワークw
が第6図の如く検出端6a部等を通過するとアー
ム右端4bが再度下方へ傾斜し次のワークwを待
つこととなる。この場合アーム4下面がワークw
上部に接触しないように前記固定枠3に取付けら
れた規制部材12を調整しておく。
尚ワーク加工面waの高さに若干の高低があつ
ても、アーム4及びガイドローラー5下端内にワ
ークwが入りさえすればその検知作業には何ら支
障はない。
(考案の効果) 以上で明らかな如く本考案によれば、コンベア
等のワークの搬送装置の上方に面粗度検出用のセ
ンサ装置を取付けたため、搬送装置により移動す
る全数のワークに対して連続的にワーク加工面の
面粗度の検知が自動的にできると共に、センサ装
置も移動させる必要がないのでその構造も簡単で
ある。又固定枠の支点ピン回りにアームが回動で
きるため、ワークの加工面に若干の高低があつて
もその検知作業には特に支障をきたさない。更に
実施例に示すごとく面粗度の検出に光フアイバー
を使用し、該光フアイバーをワーク加工面上の一
定高さに常に位置させることができるため面粗度
検知が確実であり、その精度も高く維持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係るワーク面粗度検出装置
の部分断面側面図、第2図は第1図の部分平面
図、第3図は第1図の正面図、第4図及び第5図
は面粗度の違いによる反射光の散乱状況を示す
図、第6図はワークが移動した後の状態を示す図
である。 尚図面中、1はローラーコンベア、3は固定
枠、4はアーム、5はガイドローラ、8はセンサ
装置、wはワーク、waは検査面である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 工作機械によつて加工されたワーク加工面の表
    面粗度を該ワークの移動に従つて連続的に検出す
    る装置において、 ワークを連続的に搬送する搬送装置の上方に固
    定された固定枠と、 該固定枠によりその一端が上下に回動自在に支
    持され、ワークの搬送方向に伸びるアームと、 該アームの他端に回動自在に取付けられ、前記
    搬送装置により移動するワークの加工面上で、該
    ワークの移動に伴つて回動するガイドローラー
    と、 前記アーム一側の前記ガイドローラーの回転軸
    位置に上下方向に取付けられ、その下端がワーク
    の加工面上方で前記ガイドローラー下面よりやや
    上方に配設される面粗度検出用のセンサ装置と、 前記固定枠に取付けられ、前記アームの上下の
    傾斜角度を規制する規制部材と、 からなることを特徴とするワーク面粗度検出装
    置。
JP10622486U 1986-07-09 1986-07-09 Expired - Lifetime JPH057538Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10622486U JPH057538Y2 (ja) 1986-07-09 1986-07-09

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10622486U JPH057538Y2 (ja) 1986-07-09 1986-07-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6312708U JPS6312708U (ja) 1988-01-27
JPH057538Y2 true JPH057538Y2 (ja) 1993-02-25

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ID=30981382

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10622486U Expired - Lifetime JPH057538Y2 (ja) 1986-07-09 1986-07-09

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