JPH0574520U - クローラ車椅子の駆動装置 - Google Patents

クローラ車椅子の駆動装置

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JPH0574520U
JPH0574520U JP2685192U JP2685192U JPH0574520U JP H0574520 U JPH0574520 U JP H0574520U JP 2685192 U JP2685192 U JP 2685192U JP 2685192 U JP2685192 U JP 2685192U JP H0574520 U JPH0574520 U JP H0574520U
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JP
Japan
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wheelchair
drive
fitted
track
idler
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Pending
Application number
JP2685192U
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English (en)
Inventor
要 山添
Original Assignee
要 山添
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車椅子による急な上り坂及び駅の階段等を自
力で安全に昇降が出来、戸外の不整地においても走行に
よる行動範囲を大きく広げ得る。 【構成】 トラックフレーム アッセンブリーを車椅子
両輪内側のハブ軸に嵌装し、減速ギアリングと駆動レバ
ー7との関連機構により大きいトルクが得られ、駆動レ
バー7を揺動して強力な前進駆動を行ない、シフトレバ
ー5を後方に倒すことによりトラックフレーム1の後部
をはね上げ通常の車椅子走行が簡単に操作でき得る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、一般に用いられている車椅子の単独操従では、坂道・階段等の昇降 は他者の助力なしでは不可能であるが、クローラ車椅子の駆動装置によって公衆 用の駅の階段・歩道橋・急な坂道の昇降を自力で楽に行なうことができまた、 バンドベルトによる大きい粘着力と低い接地圧を得ることによって、戸外におけ る不整地においても広範な自主活動が出来る、車椅子活用に関する装置である。
【0002】
【従来の技術】
従来、車椅子の操縦はハンドリムを手で廻して平地の自力走行が限度であって 、道路添の高い縁石や歩道橋の階段等の昇降の時は他の人手を借りるか、特別の 運搬器具を利用することがしられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、図1に示したように、車軸間距離を公共用階段の数段分にとりバン ドタイヤを装着して、階段等段差の昇降に安定した走行が出来、且つ図2に示す ようにバンドタイヤの後部をはね上げることによって、従来の車椅子の走行に復 元することが容易に出来る装置。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、昇走行は大きい駆動トルクになるので、自力に 見合うトルクを得るために、ハブにギアを固着しピニオンとの歯数比による減速 と、駆動レバーの長さ比による大きな増力機構とした。
【0005】 昇走行時中は安全上絶対後退が許されないので、同じワンウエイベアリングを 2個同軸上におき、1個は一方回転用に他は逆転防止作用をなす。
【0006】 急な坂道の下降時に自走すると危険なので、駆動軸にブレーキジスクを組み付 け、制動機構を設けて任意で安全な下降を得る装置とした。
【0007】 駆動ギアリングは走行形態によって、噛みあい・解除を行なうので、噛みあい 時ギヤの適正位置を得るため、ストッパーとプレートを突き当て規制する。
【0008】
【作用】
走行の場合、トラックフレームは片持支持であるので、後部に振止を設け横振 れを防ぐと共に小さい上下揺動を行なわしむる。
【0009】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。 図1〜図2において、一般車椅子の両側面車軸にアダプターによる駆動装置を組 み付け、ピン・ストッパーのように動かない部品は椅子本体にし固着し、可動部 品はトラックフレームに夫々機能的な関連をもつ配列で組み付ける。
【0010】 急な坂道・駅の階段等昇自走トルクを得るには、レバー入力を一定にして揺動 し適応の腕力で作動出来るようにギア比を設定する。公共階段の角度は25度位 でタイヤの粘着力は35度以下ならスリップが生じないので安定した走行が可能 である。
【0011】 平地自走の場合、シフトレバーを後方に倒すとアイドラー側がはね上がり、前 方の車直下が接地面となり、ハンドリムによる走行が可能となるが、バンドタイ ヤが溝車関連を通過する度に小さい走行抵抗が増す。
【0012】
【考案の効果】
本考案、上述のとおうり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0013】 請求項1の車椅子両側面にトラックフレーム(1)を装着し、車とアイドラー (2)の外周の溝にバンドタイヤ(3)を嵌込み、大きい粘着力と小さい接地圧 によって戸外の不整地、駅の階段等の昇降を安全に走行することができる。
【0014】 請求項2の機構において、シフトレバー(5)を後ろに倒すことによって、ト ラックフレーム(1)の後方がはね上がり、接地面が車真下のみとなり従来のハ ンドリム操作による車椅子走行に切り替えられ、走行抵抗は殆ど変わらないので 軽快な走行となる。
【0015】 請求項3の駆動方法においては、トラックフレーム(1)に組込まれている駆 動レバー(7)を手力で前後に揺動することによって、前進のみが可能で、後退 が出来ないように、ワンウエイベアリング(8)を2個軸方向に並べて逆転防止 機構とし、駆動軸(9)を経て減速ギアリングを介し、軽い手力で安全に急坂で も昇り、下りはブレーキ(14)によつて、任意な制動力による徐行が得られる 機構になっている。
【0016】 請求項4のギアリングにおいて、シフトレバー(5)の操作によって、プレー ト(15)とガイド(21)の関連が作用してギアの噛みあいを確実にしたり、 解除して車椅子のクローラ走行や従来のハンドリム走行がワンタッチで簡単に切 り替えられ、広範囲な車椅子走行の活動が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】駆動装置を車椅子に取り付けてなる要部正面図
である。
【図2】駆動機構を解除した正面図である。
【図3】駆動力伝導の要部斜視図である。
【符合の説明】
1、 トラックフレーム 2、 アイドラー 3、 バンドタイヤ 4、 トラックローラ 5、 シフトレバー 6、 リンク 7、 駆動レバー 8、 ワンウエイベアリング 9、 駆動軸 10、 ケース 11、 ブレーキジスク 12、 ハンドル 13、 カム 14、 ブレーキシュウ 15、 プレート 16、 ピニオン 17、 アイドルギア 18、 短軸 19、 ギア 20、 ストッパー 21、 ガイド 22、 振止 23、 ピン

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車椅子の両輪内側にハブ軸とトラックフ
    レーム(1)の一方を嵌装し、他方にアイドラー(2)
    を取り付け、車とアイドラー(2)の外周の溝にバンド
    タイヤ(3)を着装した、下方の長い接地面との走行安
    定を保つ為外周溝型のトラックローラ(4)2個を長手
    方向に取り付ける、クローラ車椅子の走行駆動装置。
  2. 【請求項2】 シフトレバー(5)はピン(23)を支
    点としリンク(6)を介してトラックフレーム(1)は
    ハブ軸をを中心として回転し、アイドラー(2)側をは
    ね上げて駆動機能を解き、車椅子と同じ走行操作をす
    る、車椅子の走行装置。
  3. 【請求項3】 走行駆動を行なう機構はトラックフレー
    ム(1)に装着される。駆動レバー(7)の上部を手動
    で前後に揺動すると、下部大端部内に嵌入するワンウエ
    イベアリング(8)は、駆動軸(9)を前進方向にのみ
    回転せしめる、ケース(10)内に挿入するワンウエイ
    ベアリング(8)は同型で逆転防止をする、ブレーキジ
    スク(11)は坂道等下降の時、自走を防ぐ為ハンドル
    (12)を廻し下方にあるカム(13)がブレーキシユ
    ウ(14)を介しブレーキジスク(11)を圧し駆動軸
    (9)の回転を制動する。駆動軸(9)は上述の構成部
    品を嵌装し、トラックフーム(1)及びプレート(1
    5)の軸承部に保持され、ピニオン(16)を組み付け
    る。アイドルギア(17)はプレート(15)に固着さ
    れた短軸(18)と嵌装し、ピニオン(16)とハブ軸
    に固着されたギア(19)とギアトレインとなり、それ
    らの噛合を規制するストッパー(20)によるギアリン
    グ機構をなす走行駆動装置。
  4. 【請求項4】 トラックフレーム(1)が請求項2記載
    のようにアイドラー(2)側をはね上げると、プレート
    (15)の上部側斜面と、接する車フレームに固着する
    ガイド(21)によつて、ギア(19)とアイドルギア
    (17)との噛合が解かれ、駆動作用が絶たれて通常の
    車椅子走行操作に戻る走行装置。
JP2685192U 1992-03-12 1992-03-12 クローラ車椅子の駆動装置 Pending JPH0574520U (ja)

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JP2685192U JPH0574520U (ja) 1992-03-12 1992-03-12 クローラ車椅子の駆動装置

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JP2685192U JPH0574520U (ja) 1992-03-12 1992-03-12 クローラ車椅子の駆動装置

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JPH0574520U true JPH0574520U (ja) 1993-10-12

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ID=12204782

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JP (1) JPH0574520U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006136696A (ja) * 2004-11-13 2006-06-01 Iwao Harada ハンドルの往復操作により駆動する自走式車いすの駆動部
JP2008510533A (ja) * 2004-08-27 2008-04-10 ステアバイク,エー.エス. 車椅子によって障害物を通り抜ける駆動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008510533A (ja) * 2004-08-27 2008-04-10 ステアバイク,エー.エス. 車椅子によって障害物を通り抜ける駆動装置
JP2006136696A (ja) * 2004-11-13 2006-06-01 Iwao Harada ハンドルの往復操作により駆動する自走式車いすの駆動部

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