JPH0574299A - 自己保持回路 - Google Patents
自己保持回路Info
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- JPH0574299A JPH0574299A JP23207691A JP23207691A JPH0574299A JP H0574299 A JPH0574299 A JP H0574299A JP 23207691 A JP23207691 A JP 23207691A JP 23207691 A JP23207691 A JP 23207691A JP H0574299 A JPH0574299 A JP H0574299A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自己保持回路において機械的衝撃や電気的ノ
イズ等によって引き起こされる誤動作を防止する。 【構成】 モータ等の負荷を起動する接点と連動してい
る操作コイルMR1の他にONディレー要素を持った操
作コイルMR2を設け、MR1に連動する接点C1とM
R2に連動する接点C2とを直列に接続した回路を介し
てMR1及びMR2の双方に励磁電流を供給する。これ
により、操作コイルMR2が所定時間以上励磁され続け
ない限り、動作保持状態となることはない。
イズ等によって引き起こされる誤動作を防止する。 【構成】 モータ等の負荷を起動する接点と連動してい
る操作コイルMR1の他にONディレー要素を持った操
作コイルMR2を設け、MR1に連動する接点C1とM
R2に連動する接点C2とを直列に接続した回路を介し
てMR1及びMR2の双方に励磁電流を供給する。これ
により、操作コイルMR2が所定時間以上励磁され続け
ない限り、動作保持状態となることはない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁接触器やリレー等
を用いて構成された自己保持回路に関するものであり、
特に、屋外又は機器上に設置し動力用電源のオン/オフ
を行なう電気回路における自己保持回路に関する。
を用いて構成された自己保持回路に関するものであり、
特に、屋外又は機器上に設置し動力用電源のオン/オフ
を行なう電気回路における自己保持回路に関する。
【0002】
【従来の技術】電磁接触器やリレー等を用いて構成され
た自己保持回路の従来例を図2に示す。この従来例で
は、押しボタンスイッチSW1等の起動用接点C3を閉
じることにより電磁接触器やリレー等の操作コイルMR
1が一時的に通電・励磁され、この操作コイルMR1に
連動する接点C1が閉じた状態となる。この接点C1
は、図2に示したように、起動用接点C3と並列に接続
されており、押しボタンスイッチSW1等の操作によっ
て操作コイルMR1が一度通電状態になると、その後起
動用接点C3が開いても操作コイルMR1は接点C1を
介して通電され続ける。このため、電磁接触器やリレー
等の操作コイルMR1は、押しボタンスイッチSW1か
ら手が離された後も、継続して励磁される(以下、この
状態を「動作保持状態」という)。
た自己保持回路の従来例を図2に示す。この従来例で
は、押しボタンスイッチSW1等の起動用接点C3を閉
じることにより電磁接触器やリレー等の操作コイルMR
1が一時的に通電・励磁され、この操作コイルMR1に
連動する接点C1が閉じた状態となる。この接点C1
は、図2に示したように、起動用接点C3と並列に接続
されており、押しボタンスイッチSW1等の操作によっ
て操作コイルMR1が一度通電状態になると、その後起
動用接点C3が開いても操作コイルMR1は接点C1を
介して通電され続ける。このため、電磁接触器やリレー
等の操作コイルMR1は、押しボタンスイッチSW1か
ら手が離された後も、継続して励磁される(以下、この
状態を「動作保持状態」という)。
【0003】なお、押しボタンスイッチSW2は停止ス
イッチであり、このスイッチを押すと停止用接点C4が
開いて操作コイルMR1が励磁されなくなり、接点C1
が開くため、上記の動作保持状態が解除される。
イッチであり、このスイッチを押すと停止用接点C4が
開いて操作コイルMR1が励磁されなくなり、接点C1
が開くため、上記の動作保持状態が解除される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の自己保
持回路では、機械的衝撃や電気的ノイズ等が一時的に加
わっただけでも、自己保持回路を形成する接点C1が閉
じてこの接点C1と連動する操作コイルMR1が継続し
て励磁され、動作保持状態になるという誤動作を引き起
こす。
持回路では、機械的衝撃や電気的ノイズ等が一時的に加
わっただけでも、自己保持回路を形成する接点C1が閉
じてこの接点C1と連動する操作コイルMR1が継続し
て励磁され、動作保持状態になるという誤動作を引き起
こす。
【0005】そこで、本発明は、機械的衝撃や電気的ノ
イズ等が生じても上記のような誤動作を引き起こさない
ようにした自己保持回路を提供することを目的とする。
イズ等が生じても上記のような誤動作を引き起こさない
ようにした自己保持回路を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の自己保持回路は、 a)第1制御部と第1開閉部とから成り、閉成信号が第
1制御部に供給されると直ちに第1開閉部が閉じた状態
となり、閉成信号が第1制御部に供給されなくなると直
ちに第1開閉部が開いた状態となる第1制御開閉手段
と、 b)第2制御部と第2開閉部とから成り、閉成信号が第
2制御部に供給されてから所定時間後に第2開閉部が閉
じた状態となり、閉成信号が第2制御部に供給されなく
なると直ちに第2開閉部が開いた状態となる第2制御開
閉手段と、 c)起動時に閉成信号を第1制御部及び第2制御部へ供
給するための起動スイッチとを備え、 d)直列に接続された第1開閉部及び第2開閉部が、前
記起動スイッチと並列に接続され、 e)閉成信号が、前記両開閉部と前記起動スイッチが並
列に接続された回路を介して第1制御部及び第2制御部
に供給されるように構成されていることを特徴とする。
め、本発明の自己保持回路は、 a)第1制御部と第1開閉部とから成り、閉成信号が第
1制御部に供給されると直ちに第1開閉部が閉じた状態
となり、閉成信号が第1制御部に供給されなくなると直
ちに第1開閉部が開いた状態となる第1制御開閉手段
と、 b)第2制御部と第2開閉部とから成り、閉成信号が第
2制御部に供給されてから所定時間後に第2開閉部が閉
じた状態となり、閉成信号が第2制御部に供給されなく
なると直ちに第2開閉部が開いた状態となる第2制御開
閉手段と、 c)起動時に閉成信号を第1制御部及び第2制御部へ供
給するための起動スイッチとを備え、 d)直列に接続された第1開閉部及び第2開閉部が、前
記起動スイッチと並列に接続され、 e)閉成信号が、前記両開閉部と前記起動スイッチが並
列に接続された回路を介して第1制御部及び第2制御部
に供給されるように構成されていることを特徴とする。
【0007】
【作用】起動スイッチをオンすると、第1及び第2双方
の制御部に閉成信号が供給され、まず、第1開閉部が直
ちに閉じた状態となる。次に、第2開閉部が、起動スイ
ッチがオンされてから所定時間経過後に閉じた状態とな
る。そして、その所定時間が経過して第2開閉部が閉じ
た状態となった後は、第1及び第2の開閉部を介して第
1及び第2双方の制御部に閉成信号が供給されるため、
起動スイッチがオフ状態(開いた状態)となっても第1
及び第2双方の開閉部が閉じた状態のままとなり、閉成
信号も継続して双方の制御部へ供給される。
の制御部に閉成信号が供給され、まず、第1開閉部が直
ちに閉じた状態となる。次に、第2開閉部が、起動スイ
ッチがオンされてから所定時間経過後に閉じた状態とな
る。そして、その所定時間が経過して第2開閉部が閉じ
た状態となった後は、第1及び第2の開閉部を介して第
1及び第2双方の制御部に閉成信号が供給されるため、
起動スイッチがオフ状態(開いた状態)となっても第1
及び第2双方の開閉部が閉じた状態のままとなり、閉成
信号も継続して双方の制御部へ供給される。
【0008】他方、前記所定時間経過前に起動スイッチ
がオフ状態(開いた状態)となると、第1及び第2いず
れの制御部にも閉成信号が供給されなくなるため、第1
及び第2双方の開閉部が開いた状態となる。したがっ
て、機械的衝撃や電気的ノイズ等によって第1及び第2
の制御部に閉成信号が供給されても、その供給期間が前
記所定時間以下であれば、第1及び第2の開閉部が閉じ
た状態のまま保持されることはない。
がオフ状態(開いた状態)となると、第1及び第2いず
れの制御部にも閉成信号が供給されなくなるため、第1
及び第2双方の開閉部が開いた状態となる。したがっ
て、機械的衝撃や電気的ノイズ等によって第1及び第2
の制御部に閉成信号が供給されても、その供給期間が前
記所定時間以下であれば、第1及び第2の開閉部が閉じ
た状態のまま保持されることはない。
【0009】
【実施例】以下、図1を参照しつつ、本発明の実施例に
ついて説明する。図1は、制御開閉手段として電磁接触
器又はリレーを用いて構成した本発明の自己保持回路を
示す図である。ここで電磁接触器又はリレーは、制御部
として機能する操作コイルと、開閉部として機能する接
点とからなり、制御部への閉成信号の供給は操作コイル
への通電に対応する。
ついて説明する。図1は、制御開閉手段として電磁接触
器又はリレーを用いて構成した本発明の自己保持回路を
示す図である。ここで電磁接触器又はリレーは、制御部
として機能する操作コイルと、開閉部として機能する接
点とからなり、制御部への閉成信号の供給は操作コイル
への通電に対応する。
【0010】図1において、電磁接触器又はリレーの操
作コイルMR1は常開接点C1と連動しており、操作コ
イルMR1が励磁されると直ちに接点C1が閉じ、操作
コイルMR1が励磁されなくなると(通電されなくなる
と)直ちに接点C1が開く。また、この電磁接触器又は
リレーは、接点C1以外にもモータ等の負荷を起動する
ための接点(図示せず)を持っており、この接点も操作
コイルMR1に連動している。これに対し、ONディレ
ーリレー(限時動作形のリレー)の操作コイルMR2は
常開接点C2と連動しており、操作コイルMR2が所定
時間以上励磁されると接点C2が閉じ、操作コイルMR
2が励磁されなくなると直ちに接点C2が開く。
作コイルMR1は常開接点C1と連動しており、操作コ
イルMR1が励磁されると直ちに接点C1が閉じ、操作
コイルMR1が励磁されなくなると(通電されなくなる
と)直ちに接点C1が開く。また、この電磁接触器又は
リレーは、接点C1以外にもモータ等の負荷を起動する
ための接点(図示せず)を持っており、この接点も操作
コイルMR1に連動している。これに対し、ONディレ
ーリレー(限時動作形のリレー)の操作コイルMR2は
常開接点C2と連動しており、操作コイルMR2が所定
時間以上励磁されると接点C2が閉じ、操作コイルMR
2が励磁されなくなると直ちに接点C2が開く。
【0011】本実施例の自己保持回路は、このような電
磁接触器又はリレーの他、この自己保持回路を起動する
ための起動スイッチSW1、及びこの自己保持回路を停
止させるための停止スイッチSW2を備え、図1に示す
ように構成されている。すなわち、並列に接続され一端
が接地(グランドラインNに接続)された操作コイルM
R1及びMR2が、直列に接続された接点C1及びC2
に更に起動スイッチSW1の常開接点C3が並列に接続
された回路と、停止スイッチSW2の常閉接点C4と、
を順に直列に介して電源ラインPに接続されている。図
2に示した回路と比較すればわかるように、本実施例が
従来例と異なっているのは、ONディレー要素を持った
操作コイルMR2を操作コイルMR1と並列に接続する
と共に、この操作コイルMR2と連動する接点C2を接
点C1と直列に接続している点である。
磁接触器又はリレーの他、この自己保持回路を起動する
ための起動スイッチSW1、及びこの自己保持回路を停
止させるための停止スイッチSW2を備え、図1に示す
ように構成されている。すなわち、並列に接続され一端
が接地(グランドラインNに接続)された操作コイルM
R1及びMR2が、直列に接続された接点C1及びC2
に更に起動スイッチSW1の常開接点C3が並列に接続
された回路と、停止スイッチSW2の常閉接点C4と、
を順に直列に介して電源ラインPに接続されている。図
2に示した回路と比較すればわかるように、本実施例が
従来例と異なっているのは、ONディレー要素を持った
操作コイルMR2を操作コイルMR1と並列に接続する
と共に、この操作コイルMR2と連動する接点C2を接
点C1と直列に接続している点である。
【0012】いま、上記の自己保持回路において起動ス
イッチSW1を押して接点C3を閉じると、操作コイル
MR1及びMR2が励磁されて、まず接点C1が閉じ、
それから所定時間後に接点C2が閉じる。接点C1及び
C2が閉じた後は、起動スイッチSW1から手を離して
接点C3を開いても接点C1及びC2を介して通電され
るため、操作コイルMR1及びMR2は継続して励磁さ
れる。この結果、操作コイルMR1と連動しモータ等の
負荷を起動する接点(図示せず)も閉じたままとなり、
モータ等の運転が継続する。
イッチSW1を押して接点C3を閉じると、操作コイル
MR1及びMR2が励磁されて、まず接点C1が閉じ、
それから所定時間後に接点C2が閉じる。接点C1及び
C2が閉じた後は、起動スイッチSW1から手を離して
接点C3を開いても接点C1及びC2を介して通電され
るため、操作コイルMR1及びMR2は継続して励磁さ
れる。この結果、操作コイルMR1と連動しモータ等の
負荷を起動する接点(図示せず)も閉じたままとなり、
モータ等の運転が継続する。
【0013】次に、停止スイッチSW2を押して接点C
4を開くと、操作コイルMR1及びMR2が励磁されな
くなって直ちに接点C1及びC2が開くと共に負荷を起
動する接点も開くため、モータ等の負荷の運転が直ちに
停止する。
4を開くと、操作コイルMR1及びMR2が励磁されな
くなって直ちに接点C1及びC2が開くと共に負荷を起
動する接点も開くため、モータ等の負荷の運転が直ちに
停止する。
【0014】上述のように本自己保持回路では、操作コ
イルMR2及び接点C2からなるリレーがONディレー
要素を持っているため、機械的衝撃や電気的ノイズ等に
よって通電状態となり操作コイルが励磁されても、操作
コイルMR2の励磁がこのディレー時間を超えて継続し
ない限り、動作保持状態とはならず、モータ等の負荷の
運転も継続しない。他方、モータ等の負荷を起動するた
めの接点と連動している作用コイルMR1はディレー要
素を持たないため、モータ等の負荷の運転は従来と同様
に行なうことができる。したがって、従来の自己保持回
路に比べ、動作特性を劣化させることなく、機械的衝撃
や電気的ノイズ等によって引き起こされる誤動作を防止
することができる。
イルMR2及び接点C2からなるリレーがONディレー
要素を持っているため、機械的衝撃や電気的ノイズ等に
よって通電状態となり操作コイルが励磁されても、操作
コイルMR2の励磁がこのディレー時間を超えて継続し
ない限り、動作保持状態とはならず、モータ等の負荷の
運転も継続しない。他方、モータ等の負荷を起動するた
めの接点と連動している作用コイルMR1はディレー要
素を持たないため、モータ等の負荷の運転は従来と同様
に行なうことができる。したがって、従来の自己保持回
路に比べ、動作特性を劣化させることなく、機械的衝撃
や電気的ノイズ等によって引き起こされる誤動作を防止
することができる。
【0015】なお、電磁接触器やリレー等の操作コイル
の一端は、通常、接地して使用するため、上記の自己保
持回路では操作コイルMR1とMR2とを並列に接続し
ているが、必ずしも並列にする必要はなく、直列に接続
されていてもよい。すなわち、原理的には、起動スイッ
チSW1が閉じるか、又は、接点C1及びC2の双方が
閉じたときに、操作コイルMR1及びMR2の双方が励
磁されるように構成されていればよい。
の一端は、通常、接地して使用するため、上記の自己保
持回路では操作コイルMR1とMR2とを並列に接続し
ているが、必ずしも並列にする必要はなく、直列に接続
されていてもよい。すなわち、原理的には、起動スイッ
チSW1が閉じるか、又は、接点C1及びC2の双方が
閉じたときに、操作コイルMR1及びMR2の双方が励
磁されるように構成されていればよい。
【0016】また、図1に示した実施例(上記の自己保
持回路)は有接点による自己保持回路であり、この自己
保持回路で用いられる電磁接触器やリレー等の制御開閉
手段は電気接点を開閉させる機構を持っているが、同様
の作用効果を奏する回路を無接点による自己保持回路と
して構成することもできる。すなわち、トランジスタや
IC論理素子等で制御開閉手段を構成することにより、
上記の自己保持回路と同様の作用効果を奏する回路を実
現することも可能である。
持回路)は有接点による自己保持回路であり、この自己
保持回路で用いられる電磁接触器やリレー等の制御開閉
手段は電気接点を開閉させる機構を持っているが、同様
の作用効果を奏する回路を無接点による自己保持回路と
して構成することもできる。すなわち、トランジスタや
IC論理素子等で制御開閉手段を構成することにより、
上記の自己保持回路と同様の作用効果を奏する回路を実
現することも可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、第
2開閉部が所定時間以上閉じた状態とならない限り自己
保持回路は動作状態を保持しないため、機械的衝撃や電
気的ノイズ等によって引き起こされる誤動作を防止する
ことができる。他方、第1制御部はディレー要素を持っ
ていないので、モータ等の負荷を起動する接点をこの第
1制御部に連動させるように構成すれば、従来の自己保
持回路に比べ動作特性が劣化することはない。例えば、
電動弁用アクチュエータ等ではモータの起動時間及び停
止動作の遅れが問題であり、起動スイッチ及び停止スイ
ッチの操作に対してモータの起動及び停止を直ちに行な
う必要があるが、本発明の自己保持回路は、この性能を
従来に比べ全く低下させることなく、上記の誤動作を防
止することができる。
2開閉部が所定時間以上閉じた状態とならない限り自己
保持回路は動作状態を保持しないため、機械的衝撃や電
気的ノイズ等によって引き起こされる誤動作を防止する
ことができる。他方、第1制御部はディレー要素を持っ
ていないので、モータ等の負荷を起動する接点をこの第
1制御部に連動させるように構成すれば、従来の自己保
持回路に比べ動作特性が劣化することはない。例えば、
電動弁用アクチュエータ等ではモータの起動時間及び停
止動作の遅れが問題であり、起動スイッチ及び停止スイ
ッチの操作に対してモータの起動及び停止を直ちに行な
う必要があるが、本発明の自己保持回路は、この性能を
従来に比べ全く低下させることなく、上記の誤動作を防
止することができる。
【図1】 本発明に係る自己保持回路の実施例を示す回
路図。
路図。
【図2】 自己保持回路の従来例を示す回路図。
MR1…操作コイル(第1制御部) MR2…ONディレー要素を持った操作コイル(第2制
御部) C1 …操作コイルMR1と連動する接点(第1開閉
部) C2 …操作コイルMR2と連動する接点(第2開閉
部) SW1…起動スイッチ SW2…停止スイッチ C3 …起動スイッチの接点 C4 …停止スイッチの接点
御部) C1 …操作コイルMR1と連動する接点(第1開閉
部) C2 …操作コイルMR2と連動する接点(第2開閉
部) SW1…起動スイッチ SW2…停止スイッチ C3 …起動スイッチの接点 C4 …停止スイッチの接点
Claims (1)
- 【請求項1】 a)第1制御部と第1開閉部とから成り、閉成信号が第
1制御部に供給されると直ちに第1開閉部が閉じた状態
となり、閉成信号が第1制御部に供給されなくなると直
ちに第1開閉部が開いた状態となる第1制御開閉手段
と、 b)第2制御部と第2開閉部とから成り、閉成信号が第
2制御部に供給されてから所定時間後に第2開閉部が閉
じた状態となり、閉成信号が第2制御部に供給されなく
なると直ちに第2開閉部が開いた状態となる第2制御開
閉手段と、 c)起動時に閉成信号を第1制御部及び第2制御部へ供
給するための起動スイッチとを備え、 d)直列に接続された第1開閉部及び第2開閉部が、前
記起動スイッチと並列に接続され、 e)閉成信号が、前記両開閉部と前記起動スイッチが並
列に接続された回路を介して第1制御部及び第2制御部
に供給されるように構成されていることを特徴とする自
己保持回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23207691A JPH0574299A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 自己保持回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23207691A JPH0574299A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 自己保持回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0574299A true JPH0574299A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=16933619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23207691A Pending JPH0574299A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 自己保持回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0574299A (ja) |
-
1991
- 1991-09-12 JP JP23207691A patent/JPH0574299A/ja active Pending
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