JPH0574224U - 刈払機 - Google Patents

刈払機

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JPH0574224U
JPH0574224U JP1222392U JP1222392U JPH0574224U JP H0574224 U JPH0574224 U JP H0574224U JP 1222392 U JP1222392 U JP 1222392U JP 1222392 U JP1222392 U JP 1222392U JP H0574224 U JPH0574224 U JP H0574224U
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JP
Japan
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brush cutter
gear case
entanglement prevention
prevention cup
cutting blade
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JP1222392U
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JP2553239Y2 (ja
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一男 原田
政幸 西出
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Kyoritsu Co Ltd
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Kyoritsu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ギヤケースから発する騒音を抑制して作業者
の疲労を軽減する刈払機を提供する。 【構成】 本考案の刈払機は、ギヤケース1に取付けら
れた絡み付防止カップ19の内側空間27を密封する密
封部材を前記絡み付防止カップと刈刃との間に介装した
ことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は刈払機に関し、特に刈払機の絡み付防止手段の構造に係る。
【0002】
【従来の技術】
刈払機は操作桿の先端部にギヤケースを取付け、該ギヤケースの出力軸に円板 状の刈刃を固定し、該刈刃を回転駆動して草刈作業を行うようになっており、作 業中ギヤケースと刈刃との間の部分に草が絡み付くのを防止するために截頭円錐 状の絡み付防止カップをギヤケースに取付けている。従来の刈払機では、この絡 み付防止カップはその内側に空間を形成しており、この空間内で共鳴が生じてか なり大きな騒音を発生し、作業者を疲労させ、作業能率を低下させる不都合があ った。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記した従来の刈払機の不都合を排除するためになされたものであり 、簡単な構成で共鳴騒音を低減できる刈払機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る刈払機は、ギケースに取付けられた絡み付防止カップの内側空間 を密封する密封部材を前記絡み付防止カップと刈刃との間に介装した構成を特徴 とする。
【0005】
【作用】
密封部材は絡み付防止カップの内側空間内で生じる共鳴を防止し、それによる 騒音を抑制することができる。
【0006】
【実施例】
次に、本考案を図面の実施例に基いて説明する。 まず図1に示した本考案に係る刈払機を説明すると、この刈払機は操作桿(図 示せず)の先端部に取付けられるギヤケース1を有する。該ギヤケース1は斜め 上方へ突出して前記操作桿の先端部に取付けられる取り付けケース部分2内に入 力回転軸3を軸受4及び5によって回転自在に支持しており、前記入力回転軸3 はその先端部に駆動ベベルギヤ6を一体に形成している。前記入力回転軸3は操 作桿の後端部に設けられたエンジン等の原動機(図示せず)から操作桿内を延在 する駆動軸(図示せず)を介して回転駆動されるようになっている。更に、前記 ギヤケース1は垂直方向に延びる主ケース部分7を一体に形成しており、該主ケ ース部分7内には垂直方向に延在する出力回転軸8が軸受9、10及び11によ って回転自在に且つ垂直方向に移動不能に取付けられている。前記出力回転軸8 はその上方部分に従動ベベルギヤ12を一体に嵌合しており、該従動ベベルギヤ 12は前記駆動ベベルギヤ6と噛合い状態に配置され、前記入力回転軸3の回転 によって前記出力回転軸8を回転駆動するようになっている。該出力回転軸8は その下端中心に軸線方向ねじ穴13を形成しており、このねじ穴13に締め付け ボルト14がねじ込まれる。円板状の刈刃15はその中心を上下一対の刈刃押え 部材16及び17の間に挟持され、これ等刈刃押え部材16、17を貫通して前 記出力回転軸8のねじ穴13内にねじ込まれる前記締め付けボルト14によって 前記刈刃15は前記出力回転軸8に固定されている。更に、前記締め付けボルト 14は、前記刈刃15が地面に接触するのを防止する下側保護カバー18を前記 下側押え部材17の下側に固定している。
【0007】 前記ギヤケース1の主ケース部分7は、草がギヤケース1内に入ってその回転 部材に絡み付くのを防止するために、刈刃15に近接したその外周部分に、合成 樹脂材等で一体成形した截頭円錐状の絡み付防止カップ19を設けている。該絡 み付防止カップ19はその上方小径端20に前記ギヤケース1の主ケース部分7 が貫通する穴21を形成しており、該上方小径端20は前記ギヤケース1の主ケ ース部分7の外周部分に形成された環状段部22と、前記主ケース部分7の外周 部分に形成された環状溝23中に装着された固定リング24との間に軸線方向移 動不能に挟着されると同時に、前記上方小径端20から上方へ突出する突出部分 25が前記ギヤケース1の取り付けケース部分2の下側に形成された穴26内に 係合することによって回転不能に保持されている。更に、前記絡み付防止カップ 19はその内側空間27のほぼ全体を満たす密封部材28を有し、該密封部材2 8は前記絡み付防止カップ19の内面に付着固定されている。更に、前記密封部 材28は前記絡み付防止カップ19の下方大径端29と前記刈刃15との間の隙 間30をも満たして閉鎖している。前記密封部材28は、例えば油粘土又はゴム 等の弾性材料からなり、前記絡み付防止カップ19の共鳴を防止して騒音を抑制 する作用をする。
【0008】 次に、図2に示した本考案に係る刈払機の別の実施例を説明すると、図2にお いて図1と同じ参照符号で示した部分は図1の対応する部分と同様に構成されて いる。従って図2の実施例の部分のうち図1の実施例の部分と相違する部分につ いてだけ以下に説明する。即ち、図2の実施例では絡み付防止カップ19の下方 大径端29に付着固定された弾性材料からなるリップシール状の密封部材31を 設けており、該密封部材31は、前記絡み付防止カップ19の下方大径端29付 近の内側空間27の部分と、前記絡み付防止カップ19の下方大径端29と刈刃 15との間の隙間30を閉鎖するように配置され、絡み付防止カップ19の共鳴 を防止して騒音を抑制するように構成されている。
【0009】 図3は、従来の刈払機のギヤケース、即ち前記した密封部材28及び31を設 けていないギヤケース部から発する騒音と、図1及び図2に示した本考案実施例 のギヤケース部から発する騒音の実測結果を示す線図である。図3において、横 軸は刈刃を取付けた出力回転軸の回転数(RPM)を示し、縦軸はギヤケースの 頭部から15mm離れた位置で測定した騒音値(dB(A))であり、線Aは従 来の刈払機のギヤケースから発した騒音の測定値を示し、線Bは図1の本考案第 一実施例のギヤケースから発した騒音の測定値を示し、線Cは図2の本考案第二 実施例のギヤケースから発した騒音の測定値を示す。図3から、本考案は刈払機 のギヤケースから発生する騒音を抑制する効果が大きいことが理解されよう。
【0010】
【考案の効果】
以上説明した本考案の構成により、本考案は絡み付防止カップに密封部材を設 けることによってギヤケースから発する騒音を抑制して作業者の疲労を軽減し、 作業能率を向上させることができるのみならず、構造が簡単であり、製作が容易 であり、かつ従来の刈払機に簡単に適用することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る刈払機の一実施例を示すギヤケー
スの縦断面図。
【図2】本考案に係る刈払機の別の実施例を示すギヤケ
ースの縦断面図。
【図3】従来の刈払機のギヤケースから発した騒音と本
考案実施例のギヤケースから発した騒音との実測結果を
示す線図。
【符号の説明】
1 ギヤケース 19 絡み付防止カップ 27 絡み付防止カップの内側空間 28、31 密封部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ギヤケース(1)に取付けられた絡み付
    防止カップ(19)の内側空間(27)を密封する密封
    部材(28、31)を前記絡み付防止カップと刈刃(1
    5)との間に介装したことを特徴とする刈払機。
JP1992012223U 1992-03-12 1992-03-12 刈払機 Expired - Fee Related JP2553239Y2 (ja)

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JPH0574224U true JPH0574224U (ja) 1993-10-12
JP2553239Y2 JP2553239Y2 (ja) 1997-11-05

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4910401A (ja) * 1972-05-13 1974-01-29

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4910401A (ja) * 1972-05-13 1974-01-29

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