JPH0574166U - モータ - Google Patents

モータ

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JPH0574166U
JPH0574166U JP1008092U JP1008092U JPH0574166U JP H0574166 U JPH0574166 U JP H0574166U JP 1008092 U JP1008092 U JP 1008092U JP 1008092 U JP1008092 U JP 1008092U JP H0574166 U JPH0574166 U JP H0574166U
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JP
Japan
Prior art keywords
shaft
rolling bearing
motor
bearing
cylindrical portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP1008092U
Other languages
English (en)
Inventor
康雄 佐伯
三千治 山本
Original Assignee
松下電器産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP1008092U priority Critical patent/JPH0574166U/ja
Publication of JPH0574166U publication Critical patent/JPH0574166U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャフトの振れや傾きを抑えるために、シャ
フトところがり軸受のクリアランスを小さくすることが
要求されるOA機器や情報機器等に用いられるモータに
おいて、シャフトにころがり軸受がスムーズに入る軸受
機構を備えたモータを提供することを目的とする。 【構成】 ころがり軸受6を挿入する側のシャフト11
先端部に、シャフト径より小さいガイド用円筒部11A
を設けることにより、ころがり軸受6をシャフト11に
挿入する際、最初にシャフト先端部のシャフト径より小
さい円筒部11Aから挿入され、この円筒部11Aがガ
イドとなり、ころがり軸受6をスムーズに挿入すること
ができるので、作業効率の向上に大なる効果がある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はころがり軸受を用いたモータの軸受機構に係り、モータの高精度回転 が要求されるOA機器,情報機器等に利用される。
【0002】
【従来の技術】
近年、特にブラシレスモータが高信頼性であることから、OA,情報機器への 利用が増加している。例えば、レーザビームプリンタのポリゴンミラースキャナ 用モータや光ディスク,ハードディスクのスピンドルモータ等があげられる。こ れらのモータは、いずれも高度な回転精度とシャフト軸の振れや傾き等の機械的 な精度が要求される。
【0003】 特に、ポリゴンミラースキャナ用モータは高速回転であり、シャフトの傾きや 回転精度がポリゴンミラーの位置精度に影響を与え、レーザビームプリンタの印 字精度に直接影響を与えるため、シャフトの振れや傾きを抑え高信頼性を有する 軸受機構が非常に重要となっている。
【0004】 以下に従来のポリゴンミラースキャナ用モータについて説明する。図3(a) は従来のポリゴンミラースキャナ用モータの要部断面図であり、図3(b)は軸 受部の詳細断面図である。図3において、一対のころがり軸受6のロータ側外輪 は、ハウジング1に接着等によって固着されており、前記ころがり軸受6の内輪 にシャフト5が挿入され、予圧バネ10によってころがり軸受6に予圧が加えら れる。
【0005】 このとき、平ワッシャ9を介してC型止め輪8によって予圧が一定値になるよ うに予圧バネ10の圧縮量を決定し固定する構造になっている。
【0006】 なお、図3において2はシャフト5に取付けられたロータボス、3はロータボ ス2に取付けられるポリゴンミラー、4はロータボス2に取付けられるロータマ グネット、7はロータマグネット4に対向して設けたステータコイルである。
【0007】 以上の構成で、ポリゴンミラースキャナ用モータに要求されるシャフトの振れ や傾きを満足するためには、シャフト5ところがり軸受6のクリアランスを0. 0005mmから0.0015mm以内に管理する必要がある。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記の従来の構成では、シャフトにころがり軸受を挿入する際に 、シャフト先端がころがり軸受にスムーズに入らず、作業性が悪いという課題が あった。
【0009】 本考案は上記従来の問題点を解決するもので、シャフトにころがり軸受がスム ーズに入る軸受機構を備えたモータを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案のモータは、ころがり軸受を挿入する側のシ ャフト先端部に、シャフト径より小さいガイド用円筒部を設けた軸受機構を有し ている。
【0011】
【作用】
この構成によって、ころがり軸受をシャフトに挿入する際、最初にシャフト先 端部に設けたシャフト径より小さい円筒部に挿入され、この円筒部がガイドとな りころがり軸受をスムーズに挿入することができる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の第1の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0013】 図1(a)は本考案の第1の実施例におけるポリゴンミラースキャナ用モータ の要部断面図であり、図1(b)は軸受部の詳細断面図である。図中、従来例と 同一部品については同一番号を付している。
【0014】 図1においてころがり軸受6の外輪は、ハウジング1に接着剤によって固着さ れており、前記ころがり軸受6の内輪にシャフト11が挿入され、この内輪に当 接する予圧バネ10を配し、この予圧バネ10によってころがり軸受6に予圧が 加えられる。
【0015】 そこで前記シャフト11の先端部には、シャフト径より小さいガイド用円筒部 11Aが設けてある。
【0016】 以上の構成によって、ころがり軸受6をシャフト11に挿入する際、最初にシ ャフト先端部のシャフト径より小さい円筒部11Aから挿入され、この円筒部1 1Aがガイドとなり、ころがり軸受6をスムーズに挿入することができる。
【0017】 又、本実施例ではシャフト径φ5mmで、シャフト11ところがり軸受6のクリ アランスを0.0005mmから0.0015mmとし、シャフト先端部のガイド用 円筒部11Aところがり軸受6のクリアランスは、0.03mmから0.09mmが 好ましい。
【0018】 以下、本考案の第2の実施例について図面を参照しながら説明する。 図2は本考案の第2の実施例におけるモータの軸受部の詳細断面図である。図 2においてころがり軸受6の内輪にシャフト12が挿入され、一定予圧が加わる ように予圧バネ10が、平ワッシャ9を介してC型止め輪8によって固定されて いる。
【0019】 そこで前記シャフト12の先端部には、シャフト径より小さいガイド用円筒部 12Aが設けられ、このガイド用円筒部12AにはC型止め輪8を固定する溝1 2Bが設けられている。
【0020】 以上の構成によって、第1の実施例と同様な効果を得るとともに、C型止め輪 を固定する溝12Bをガイド用円筒部12Aに設けることによって、溝12Bに ころがり軸受6がひっかかることなく、スムーズな挿入が可能となる。
【0021】
【考案の効果】
以上のように本考案は、ころがり軸受を挿入する側のシャフト先端部にシャフ ト径より小さいガイド用円筒部を設けることにより、ころがり軸受をシャフトに 挿入する際、最初にシャフト先端部のシャフト径より小さい円筒部から挿入され 、この円筒部がガイドとなりころがり軸受をスムーズに挿入することができるの で、作業効率の向上に大なる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本考案の第1の実施例におけるモータ
の断面図 (b)は第1の実施例におけるモータの軸受部の詳細断
面図
【図2】本考案の第2の実施例におけるモータの軸受部
の詳細断面図
【図3】(a)は従来のモータの断面図 (b)は従来のモータの軸受部の詳細断面図
【符号の説明】
5,11,12 シャフト 6 ころがり軸受 8 C型止め輪 9 平ワッシャ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャフトと、前記シャフトを回転自在に保
    持するころがり軸受とを備え、前記ころがり軸受を挿入
    する側のシャフト先端部に、シャフト径より小さい円筒
    部を設けたモータ。
JP1008092U 1992-03-02 1992-03-02 モータ Pending JPH0574166U (ja)

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JP1008092U JPH0574166U (ja) 1992-03-02 1992-03-02 モータ

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JPH0574166U true JPH0574166U (ja) 1993-10-08

Family

ID=11740375

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