JPH0574122A - 磁気デイスク装置 - Google Patents
磁気デイスク装置Info
- Publication number
- JPH0574122A JPH0574122A JP23263391A JP23263391A JPH0574122A JP H0574122 A JPH0574122 A JP H0574122A JP 23263391 A JP23263391 A JP 23263391A JP 23263391 A JP23263391 A JP 23263391A JP H0574122 A JPH0574122 A JP H0574122A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- head slider
- flexible printed
- base plate
- slit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】エアフィルタによるダストパージタイムを短縮
させる。 【構成】Ｒ／ＷＦＰＣ９にスリット１４を設けたことに
より、空気流がスリット１４を通過し流れが乱れること
が緩和されてエアフィルタ１３によるダストパージの時
間が短縮される。
させる。 【構成】Ｒ／ＷＦＰＣ９にスリット１４を設けたことに
より、空気流がスリット１４を通過し流れが乱れること
が緩和されてエアフィルタ１３によるダストパージの時
間が短縮される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク装置に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の磁気ディスク装置は、図２に示す
ように、データを記録するディスク１と、ディスク１を
回転させるスピンドル２と、データの読み書きを行うヘ
ッドスライダ３と、ヘッドスライダ３をディスク１に押
し付けるサスペンション４と、ヘッドスライダ３を位置
決めするアクチュエータ機構５と、ヘッドスライダ３を
支持するアーム６と、これらを取りかこむベースプレー
ト７と、ヘッドスライダ３から信号を中継するリード線
８と、リード線８からベースプレート７の外部に信号を
中継するリード・ライト・フレキシブルプリント板（以
下Ｒ／ＷＦＰＣという）９ａと、アクチュエータ機構５
のコイル１０に磁力を与える磁気回路１１と、コイル１
０に制御電流を供給するコイル・フレキシブルプリント
板（以下コイルＦＰＣという）１２とから構成されてい
る。
ように、データを記録するディスク１と、ディスク１を
回転させるスピンドル２と、データの読み書きを行うヘ
ッドスライダ３と、ヘッドスライダ３をディスク１に押
し付けるサスペンション４と、ヘッドスライダ３を位置
決めするアクチュエータ機構５と、ヘッドスライダ３を
支持するアーム６と、これらを取りかこむベースプレー
ト７と、ヘッドスライダ３から信号を中継するリード線
８と、リード線８からベースプレート７の外部に信号を
中継するリード・ライト・フレキシブルプリント板（以
下Ｒ／ＷＦＰＣという）９ａと、アクチュエータ機構５
のコイル１０に磁力を与える磁気回路１１と、コイル１
０に制御電流を供給するコイル・フレキシブルプリント
板（以下コイルＦＰＣという）１２とから構成されてい
る。
【０００３】ディスク１はスピンドル２によって回転す
る。その回転速度は３０００ｒｐｍ前後である。ヘッド
スライダ３は通常はディスク１上に停止しているが、ス
ピンドル２が回転し始めると空気流により浮上する。こ
の浮上の姿勢を制御するのがサスペンション４である。
ヘッドスライダ３はアーム６により支持されてアクチュ
エータ機構５に取り付けられている。ヘッドスライダ３
の位置決めはコイルＦＰＣ１２を介してコイル１０に制
御電流を通電することにより行う。位置決めされたヘッ
ドスライダ３が情報をディスク１上で読み出し／書き込
み動作を行う。この情報を中継するのがリード線８，Ｒ
／ＷＦＰＣ９ａである。ディスク１が回転する事により
空気流が発生する。ベースプレート７内に取り付けられ
たエアフィルタ１３を空気流が通過する事により磁気デ
ィスク装置内の空気を清浄化し、ヘッドクラッシュを防
止する。ベースプレート７とディスク１とが接近してい
る場合は空気流はディスク円周方向にスムーズに流れる
がベースプレート７とディスク１とが離れている場合は
空気流は乱れる。空気流が乱れる場合は一般にダストが
その空間に滞留し、ダストパージタイムがより長くな
る。
る。その回転速度は３０００ｒｐｍ前後である。ヘッド
スライダ３は通常はディスク１上に停止しているが、ス
ピンドル２が回転し始めると空気流により浮上する。こ
の浮上の姿勢を制御するのがサスペンション４である。
ヘッドスライダ３はアーム６により支持されてアクチュ
エータ機構５に取り付けられている。ヘッドスライダ３
の位置決めはコイルＦＰＣ１２を介してコイル１０に制
御電流を通電することにより行う。位置決めされたヘッ
ドスライダ３が情報をディスク１上で読み出し／書き込
み動作を行う。この情報を中継するのがリード線８，Ｒ
／ＷＦＰＣ９ａである。ディスク１が回転する事により
空気流が発生する。ベースプレート７内に取り付けられ
たエアフィルタ１３を空気流が通過する事により磁気デ
ィスク装置内の空気を清浄化し、ヘッドクラッシュを防
止する。ベースプレート７とディスク１とが接近してい
る場合は空気流はディスク円周方向にスムーズに流れる
がベースプレート７とディスク１とが離れている場合は
空気流は乱れる。空気流が乱れる場合は一般にダストが
その空間に滞留し、ダストパージタイムがより長くな
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この従来の磁気ディス
ク装置では、ベースプレート７とディスク１とが離れて
空間が有る場所にＲ／ＷＦＰＣ９ａとコイルＦＰＣ１２
とが位置している為、空気流がこれらＦＰＣに衝突して
流れが乱されることにより、エアフィルタ１３によるダ
ストパージの時間が長いという欠点があった。
ク装置では、ベースプレート７とディスク１とが離れて
空間が有る場所にＲ／ＷＦＰＣ９ａとコイルＦＰＣ１２
とが位置している為、空気流がこれらＦＰＣに衝突して
流れが乱されることにより、エアフィルタ１３によるダ
ストパージの時間が長いという欠点があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ディスク装
置は、データを記録し回転するディスクと、このディス
クに対するデータの読み出し書き込みを行うヘッドスラ
イダと、このヘッドスライダを前記ディスクに押し付け
るばねの役目を持つサスペンションと、前記ヘッドスラ
イダを高速に位置決めするアクチュエータ機構と、前記
ヘッドスライダを支持して前記アクチュエータ機構に取
付けるアームと、前記ディスクを回転させるスピンドル
と、装置全体を取りかこむベースプレートと、前記ヘッ
ドスライダからの信号を中継するリード線と、このリー
ド線から前記ベースプレートの外部へ信号を中継する第
１のフレキシブルプリント板と、前記アクチュエータ機
構を制御する電流を供給する第２のフレキシブルプリン
ト板と、前記ベースプレート内の空気流を清浄化するエ
アフィルタとを有する磁気ディスク装置において、前記
第１のフレキシブルプリント板の可動部分に少なくとも
１つのスリットを設けて構成している。
置は、データを記録し回転するディスクと、このディス
クに対するデータの読み出し書き込みを行うヘッドスラ
イダと、このヘッドスライダを前記ディスクに押し付け
るばねの役目を持つサスペンションと、前記ヘッドスラ
イダを高速に位置決めするアクチュエータ機構と、前記
ヘッドスライダを支持して前記アクチュエータ機構に取
付けるアームと、前記ディスクを回転させるスピンドル
と、装置全体を取りかこむベースプレートと、前記ヘッ
ドスライダからの信号を中継するリード線と、このリー
ド線から前記ベースプレートの外部へ信号を中継する第
１のフレキシブルプリント板と、前記アクチュエータ機
構を制御する電流を供給する第２のフレキシブルプリン
ト板と、前記ベースプレート内の空気流を清浄化するエ
アフィルタとを有する磁気ディスク装置において、前記
第１のフレキシブルプリント板の可動部分に少なくとも
１つのスリットを設けて構成している。
【０００６】前記第１及び第２のフレキシブルプリント
板を一体化してもよい。
板を一体化してもよい。
【０００７】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００８】図１（ａ），（ｂ）はそれぞれ本発明の一
実施例の正面図及び平面図である。ただし、いずれもベ
ースプレートの一部を切欠いて図示してある。
実施例の正面図及び平面図である。ただし、いずれもベ
ースプレートの一部を切欠いて図示してある。
【０００９】本実施例は、データを記録するディスク１
と、ディスク１を回転させるスピンドル２と、データの
読み出し書き込みを行うヘッドスライダ３と、ヘッドス
ライダ３をディスク１に押し付けるサスペンション４
と、ヘッドスライダ３を支持するアーム６と、アーム６
を支持して位置決めを行うアクチュエータ機構５と、こ
れらを囲むベースプレート７と、ヘッドスライダ３から
の信号を中継するリード線８と、リード線８からベース
プレート７の外部に信号を中継するＲ／ＷＦＰＣ９と、
アクチュエータ機構５に取り付けられるコイル１０に磁
力を与える磁気回路１１と、コイル１０に制御電流を供
給するコイルＦＰＣ１２と、空気流を清浄化するエアフ
ィルタ１３とから構成されている。
と、ディスク１を回転させるスピンドル２と、データの
読み出し書き込みを行うヘッドスライダ３と、ヘッドス
ライダ３をディスク１に押し付けるサスペンション４
と、ヘッドスライダ３を支持するアーム６と、アーム６
を支持して位置決めを行うアクチュエータ機構５と、こ
れらを囲むベースプレート７と、ヘッドスライダ３から
の信号を中継するリード線８と、リード線８からベース
プレート７の外部に信号を中継するＲ／ＷＦＰＣ９と、
アクチュエータ機構５に取り付けられるコイル１０に磁
力を与える磁気回路１１と、コイル１０に制御電流を供
給するコイルＦＰＣ１２と、空気流を清浄化するエアフ
ィルタ１３とから構成されている。
【００１０】エアフィルタ１３は、ディスク１の回転に
より発生する空気流がベースプレート７内を循環して通
過することにより、磁気ディスク装置の空気清浄を行っ
ている。またＲ／ＷＦＰＣ９にはスリット１４が設けら
れている。
より発生する空気流がベースプレート７内を循環して通
過することにより、磁気ディスク装置の空気清浄を行っ
ている。またＲ／ＷＦＰＣ９にはスリット１４が設けら
れている。
【００１１】スリット１４を設けたことにより、ディス
ク１から離れて引き回される空気流がスリット１４を通
過して流れが乱れることが緩和されるので、ダストパー
ジ時間が短縮される。
ク１から離れて引き回される空気流がスリット１４を通
過して流れが乱れることが緩和されるので、ダストパー
ジ時間が短縮される。
【００１２】また、Ｒ／ＷＦＰＣ９及びコイル１２を一
体化したＦＰＣにスリット１４を設けても同様の効果が
得られる。
体化したＦＰＣにスリット１４を設けても同様の効果が
得られる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明はＲ／ＷＦＰ
Ｃ、もしくは、Ｒ／ＷＦＰＣとコイルＦＰＣとを一体化
したＦＰＣにスリット構造を持たせたことにより、空気
流の乱れを緩和でき、素早くダスト補集を行うことがで
きるという効果を有する。
Ｃ、もしくは、Ｒ／ＷＦＰＣとコイルＦＰＣとを一体化
したＦＰＣにスリット構造を持たせたことにより、空気
流の乱れを緩和でき、素早くダスト補集を行うことがで
きるという効果を有する。
【図１】分図（ａ），（ｂ）はそれぞれ本発明の一実施
例の一部切欠正面図及び一部切欠平面図である。
例の一部切欠正面図及び一部切欠平面図である。
【図２】従来の磁気ディスク装置の一部切欠正面図であ
る。
る。
１ ディスク ２ スピンドル ３ ヘッドスライダ ４ サスペンション ５ アクチュエータ機構 ６ アーム ７ ベースプレート ８ リード線 ９ Ｒ／ＷＦＰＣ １０ コイル １１ 磁気回路 １２ コイルＦＰＣ １３ エアフィルタ １４ スリット
Claims (2)
- 【請求項１】 データを記録し回転するディスクと、こ
のディスクに対するデータの読み出し書き込みを行うヘ
ッドスライダと、このヘッドスライダを前記ディスクに
押し付けるばねの役目を持つサスペンションと、前記ヘ
ッドスライダを高速に位置決めするアクチュエータ機構
と、前記ヘッドスライダを支持して前記アクチュエータ
機構に取付けるアームと、前記ディスクを回転させるス
ピンドルと、装置全体を取りかこむベースプレートと、
前記ヘッドスライダからの信号を中継するリード線と、
このリード線から前記ベースプレートの外部へ信号を中
継する第１のフレキシブルプリント板と、前記アクチュ
エータ機構を制御する電流を供給する第２のフレキシブ
ルプリント板と、前記ベースプレート内の空気流を清浄
化するエアフィルタとを有する磁気ディスク装置におい
て、前記第１のフレキシブルプリント板の可動部分に少
なくとも１つのスリットを設けたことを特徴とする磁気
ディスク装置。 - 【請求項２】 前記第１及び第２のフレキシブルプリン
ト板を一体化したことを特徴とする請求項１記載の磁気
ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23263391A JPH0574122A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 磁気デイスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23263391A JPH0574122A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 磁気デイスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0574122A true JPH0574122A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=16942368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23263391A Pending JPH0574122A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 磁気デイスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0574122A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100438777B1 (ko) * | 2001-11-06 | 2004-07-05 | 삼성전자주식회사 | 공동이 형성된 가요성 인쇄회로를 구비하는 하드디스크드라이브 |
| US7859851B2 (en) | 2004-12-09 | 2010-12-28 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Flexible printed circuit and bracket structure for hard disk drive |
-
1991
- 1991-09-12 JP JP23263391A patent/JPH0574122A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100438777B1 (ko) * | 2001-11-06 | 2004-07-05 | 삼성전자주식회사 | 공동이 형성된 가요성 인쇄회로를 구비하는 하드디스크드라이브 |
| US6836390B2 (en) | 2001-11-06 | 2004-12-28 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Hard disk drive comprising a flexible printed circuit with a hole |
| US7859851B2 (en) | 2004-12-09 | 2010-12-28 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Flexible printed circuit and bracket structure for hard disk drive |
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