JP2943752B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
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Description
に関し、特に、装置稼動状態では磁気ヘッドが磁気ディ
スク面から浮上する空気浮上式の磁気ディスク装置に関
する。
ドルモータと、スピンドルモータのモータハブに軸方向
に所定間隔をあけて固定された複数枚の磁気ディスク
と、自由端に支持した磁気ヘッドを磁気ディスクの所望
のトラックに移動させる磁気ヘッドサスペションとを備
えたものが知られている。該磁気ディスク装置では、装
置稼動状態でスピンドルモータを回転させ、磁気ヘッド
を磁気ディスクの略半径方向に移動させつつデータの書
込み又は読出しを行う。
等に、装置本体に衝撃や振動が加わると、磁気ヘッドが
磁気ディスクを打撃して記録面に傷を付ける等の不具合
を招くことがある。この不具合を防止するため、装置非
稼動状態では、磁気ディスクの中心部付近の緩衝エリア
に磁気ヘッドを移動させ、緩衝エリア面に磁気ヘッドを
接触させておく接触型の磁気ディスク装置がある。装置
非稼動状態では、別途配設された緩衝部材によって、磁
気ヘッドを磁気ディスク面から離間させた状態に保持し
ておき、衝撃や振動が加わった場合でも、磁気ヘッドが
磁気ディスク面を打撃しない非接触型の磁気ディスク装
置もある。
開平4-188476号公報に記載されている。図11は、該公
報に記載の磁気ディスク装置の要部を示す斜視図であ
る。同図に示すように、磁気ディスク装置は、装置本体
に、スピンドルモータ(図示せず)によって回転させら
れる磁気ディスク31と、ボイスコイルモータ(図示せ
ず)によって回動を受け磁気ディスク面と平行方向に揺
動(回動)するスイングアーム34と、自由端に磁気ヘ
ッド32が固定され且つ基端がスイングアーム34に固
定されたサスペンション33とを備える。また、装置本
体における磁気ディスク31の外周縁部近傍には、アー
ム36の基端が固定された回転軸37が配設されてい
る。アーム36には、その自由端に、サスペンション3
3に対して回転軸37を中心として円弧状に延びる緩衝
材35が固定されると共に、磁気ディスク31の回転に
よって発生する空気流を受ける羽根部38が自由端から
基端に亘って形成されている。
から装置非稼動状態に切り替わる際に、矢印D方向に回
転する回転軸37によりアーム36が同方向に回動させ
られ、緩衝材35が、サスペンション33と磁気ディス
ク31との間の隙間に進入してサスペンション33を下
方から支え、磁気ヘッド32を、磁気ディスク面から離
間させた状態で保持する。一方、緩衝材35は、装置稼
動状態では、アーム36が磁気ディスク31の回転によ
って発生する空気流を羽根部38に受けることにより、
磁気ディスク31の外周縁部より外側に退避する。
気ディスク装置では、磁気ヘッドによって磁気ディスク
の記録面が傷付けられる不具合は回避できるものの、衝
撃や振動が強く作用した際には、磁気ヘッドが緩衝エリ
ア面に強く打ち付けられてヘッドクラッシュを引き起こ
し、記録データが失われる等の不具合を生じる場合があ
る。
ィスク装置では、装置非稼動時に、緩衝材35が磁気ヘ
ッド32を磁気ディスク31から離間させた状態で保持
する。このため、装置本体に衝撃や振動が加わった場合
に、磁気ヘッド32が磁気ディスク面を打撃する不具合
は回避できるものの、装置の小型化の要請に応えること
は難しい。すなわち、近年の磁気ディスク装置では、情
報記録の高密度化、磁気ヘッドの小型化、或いは、複数
枚の磁気ディスク相互間の隙間を狭くして装置本体を小
型化する等の要請に伴って、サスペンションと磁気ディ
スクとの間の隙間が極端に狭くなる傾向にある。従っ
て、磁気ディスク装置が、上記公報に記載されたような
構造であると、サスペンション33と磁気ディスク31
との間の隙間に緩衝材35を挿入することが極めて困難
になる。また、磁気ディスク面が装置非稼動時に磁気ヘ
ッドによって打撃される不具合を防止する目的で別途設
けられた部品が多いため、緩衝材35及びアーム36等
の収容スペースの確保が困難になる。
装置本体に衝撃や振動が加わった場合に磁気ヘッドが磁
気ディスク面を打撃する不具合を確実に防止できる磁気
ディスク装置を提供することを目的とする。本発明は、
更に、特別に部品点数を増加させない簡便な手法によ
り、近年の装置小型化の要請に十分に応えることが可能
な構成の磁気ディスク装置を提供することを目的とす
る。
に、本発明の磁気ディスク装置は、空気浮上式の磁気デ
ィスク装置において、装置の停止に先立って磁気ヘッド
を磁気ディスクの中心に向けて移動させる移動制御手段
と、磁気ディスクを支持するモータハブに支持され、前
記移動制御手段に従って移動した磁気ヘッドの磁気ディ
スク面からの離反動作を規制する位置規制部とを備える
ことを特徴とする。
立って磁気ディスクの回転が弱まると、磁気ディスクの
回転により発生していた空気流が弱まるため、浮上して
いた磁気ヘッドが磁気ディスク面に当接する。このと
き、磁気ヘッドが、移動制御手段に従って磁気ディスク
の中心に向かって移動するので、位置規制部は、磁気ヘ
ッドの磁気ディスク面からの離反動作を規制できる状態
になる。この状態では、装置本体に衝撃や振動が加わっ
たとしても、磁気ヘッドが磁気ディスク面を打撃する不
具合は生じない。
平行方向に揺動可能なアームに支持され、該アームに
は、磁気ディスクの中心に向かって突出し前記位置規制
部によって規制される突起が形成されていることが好ま
しい。
アームに対して、磁気ヘッドを磁気ディスク面に向かっ
て付勢する分力を与える傾斜面から成ることも好ましい
態様である。この場合、磁気ディスクが複数枚配設さ
れ、傾斜面が、モータハブに形成された磁気ディスク支
持部、モータハブに中心孔が嵌合された磁気ディスク間
に挿入されたスペーサリング、及び、モータハブに最後
に嵌合された磁気ディスクを抑えるクランプリングの各
外周面に夫々形成されることが望ましい。
動制御手段に従った移動力を受けてモータハブに向かっ
て移動した前記突起の背面に係合する係合部材から成る
ことも好ましい態様である。この場合、磁気ディスクが
複数枚配設され、係合部材は、モータハブに形成された
磁気ディスク支持部、モータハブに中心孔が嵌合された
磁気ディスク間に挿入されたスペーサリング、及び、モ
ータハブに最後に嵌合された磁気ディスクを抑えるクラ
ンプリングの各外周面に夫々形成されることが望まし
い。
の背面に係合する」とは、係合部材が、装置本体に衝撃
や振動が加わらない場合でも突起の背面に実際に接触す
ることと共に、係合部材が、突起の背面に対して僅かな
隙間をあけた状態で接触可能に対向することをも意味す
る。
気ディスクを回転させる形式の磁気ディスク装置であれ
ば通常備えている磁気ディスク支持部、スペーサリング
及びクランプリングに、傾斜面、或いは、係合部材を形
成することができる。このため、僅かな磁気ディスク装
置内部の空間を使用するような部材や機構を特別に必要
とせず、部品点数を増加させることもないので、近年の
装置小型化の要請に十分に応えることができる。
に説明する。図1は、本発明の一実施形態例の磁気ディ
スク装置を、外枠を取り外した状態で示す平面図、図2
は、図1の磁気ディスク装置の要部を示す拡大平面図、
図3は、サスペンションの自由端近傍を示す平面図、図
4は、図2のIV-IV線に沿う断面図、図5は、スピンド
ルモータのモータハブを示す正面図である。
装置10は、ベース部材11と、ベース部材11に支持
されたスピンドルモータ(図示せず)と、スピンドルモ
ータのモータハブ12に同軸状に固定された2枚の磁気
ディスク13と、装置稼動状態で磁気ディスク13にデ
ータの書込み又は読出しを行う4個の磁気ヘッド14と
を備える。また、磁気ディスク装置10は、ピボット軸
16を中心として図1で時計方向及び反時計方向に揺動
(回動)するスイングアーム17を備える。
に上下方向に4個並べて配設され、各スイングアーム1
7の自由端には、先端に磁気ヘッド14が夫々固定され
たサスペンション25が固定されている。スイングアー
ム17とサスペンション25とは、磁気ヘッド14を支
持し磁気ディスク面と平行方向に揺動するアーム26を
構成する。各磁気ディスク13は、データの記録面と同
心状の緩衝エリア面を、モータハブ12の周囲に備え
る。緩衝エリア面は、装置非稼動時に、磁気ヘッド14
を接触させて保持する面である。本磁気ディスク装置1
0では、磁気ヘッド14が、装置非稼動時には緩衝エリ
ア面に接触し、装置稼動時には磁気ディスク13の回転
によって発生する空気流によって、緩衝エリア面を含む
磁気ディスク面からアーム26と共に浮上する。
ピボット軸16を中心として揺動させるボイスコイルモ
ータ23と、移動制御手段23とが配設されている。移
動制御手段23は、マイクロコンピュータ等から成り、
ボイスコイルモータ23の作動を制御し、装置の停止に
先立って磁気ヘッド14を磁気ディスク13の中心に向
けて移動させる。
ム17の他端に固定されたコイル18と、スイングアー
ム17のコイル固定部とコイル18とを上下から挟む一
対のヨーク19と、一対のヨーク19に夫々固定され、
コイル18に対向する一対の永久磁石20とから成る。
ボイスコイルモータ23が作動すると、スイングアーム
17が回動し、モータハブ12を中心とする同径位置で
上下に並ぶ4個の磁気ヘッド14が、対応する磁気ディ
スク13の記録面に対向した状態で磁気ディスク13の
略半径方向に移動しつつ、磁気ディスク13の所望のト
ラックに位置する。
ンション25は夫々、自由端における磁気ヘッド14の
近傍に、磁気ディスク13の中心のモータハブ12に向
かって突出する突起22を1個ずつ備える。
2は、各磁気ディスク13の中心孔13aを嵌合する円
柱状の軸部12aと、軸部12aと同心状で軸部12a
より大径に形成され、軸部12aに先に嵌合された第1
の磁気ディスク13を支持する磁気ディスク支持部12
bとを備える。軸部12aには、図4に示すように、第
1の磁気ディスク13が嵌合された後にスペーサリング
21が嵌合され、第1の磁気ディスク13に続いて第2
の磁気ディスク13が嵌合された後に、第2の磁気ディ
スク13を抑えるクランプリング24が嵌合される。
平面図、図7は、図6のVII-VII線に沿う断面図、図8
は、クランプリング24の全体を示す平面図、図9は、
図8のIX-IX線に沿う断面図である。
サリング21は、モータハブ12の軸部12aに嵌合さ
れる中心孔21aと、外周縁部21bと、外周縁部21
bから、軸部12a側の斜め上方及び斜め下方に向かっ
て弓なりに湾曲し、外周面全体に亘って形成された曲面
21c、21dとを備える。図4、図8及び図9に示す
ように、クランプリング24は、スペーサリング21と
同径に形成され、軸部12aに嵌合される中心孔24a
と、外周縁部24bと、外周縁部24bから、軸部12
a側の斜め下方に向かって弓なりに湾曲し、周面全体に
亘って形成された曲面24cとを備える。また、図4に
示すように、磁気ディスク支持部12bには、外周縁部
12dから、軸部12a側の斜め上方に向かって弓なり
に湾曲する曲面12cが周面全体に亘って形成されてい
る。
びクランプリング24が、2枚の磁気ディスク13と共
に軸部12aに対して順次に嵌合される。これにより、
2枚の磁気ディスク13が、スペーサリング21によっ
て相互に所定の間隔をあけられた状態でモータハブ12
に固定され、4個のサスペンション25が夫々の磁気ヘ
ッド14を、対応する磁気ディスク13の表面及び裏面
に対向させた状態でセットされる。この状態では、第
1、第2の磁気ディスク13の上方及び下方に、同じ径
方向位置から斜め上方及び斜め下方に延在する曲面(傾
斜面)24c、21c、21d、12cが上下方向に順
次に位置することになる。
夫々、モータハブ12に向かって移動する各磁気ヘッド
14近傍の突起22を接触可能に位置しつつ、接触した
突起22に、磁気ヘッド14をその対応する磁気ディス
ク面に向かって付勢する分力を与える。このように、曲
面24c、21c、21d、12cは、磁気ディスク1
3を支持するモータハブ12に支持され、移動制御手段
15に従って移動した磁気ヘッド14の磁気ディスク面
からの離反動作を規制する位置規制部を構成する。
動スイッチがオフ(開放)すると、稼動状態の装置の停
止に先立って、各磁気ヘッド14が、移動制御手段15
に従ってモータハブ12に向かって移動し、各突起22
を、曲面24c、21c、21d、12cに夫々接触さ
せる。この際に、各突起22は、緩衝エリア(磁気ディ
スク面)に向かう分力を受け、各磁気ヘッド14をその
対応する緩衝エリア面に接触させた状態で保持される。
このため、磁気ディスク装置10では、装置非稼動状態
で運搬される際に衝撃や振動が加わって、磁気ヘッド1
4に、磁気ディスク13から離反する方向の力が作用し
ても、磁気ヘッド14が緩衝エリアから離反することは
ない。これにより、磁気ヘッド14が磁気ディスク面を
打撃する不具合が回避されるので、磁気ヘッド14や磁
気ディスク13の損傷が確実に防止され、磁気ディスク
装置10の信頼性が向上する。
ンドルモータで磁気ディスク13を回転させる形式の磁
気ディスク装置であれば通常備えている磁気ディスク支
持部12b、スペーサリング21及びクランプリング2
4に位置規制部が形成される。従って、僅かな磁気ディ
スク装置内部の空間を使用するような部材や機構を特別
に必要とせず、部品点数を増加させることがないので、
近年の装置小型化の要請に十分に応えることができる。
スク装置10が稼働を開始すると、図1の状態からアー
ム26が時計方向に僅かに回転する。これにより、各磁
気ヘッド14近傍の突起22が、各曲面24c、21
c、21d、12cから夫々離反し、各外周縁部24
b、21b、12dと、対応する緩衝エリアとの間の空
間から徐々に離脱する。この間に、スピンドルモータに
よって磁気ディスク13が回転を開始するが、該回転の
直後では、各磁気ヘッド14は緩衝エリアからまだ浮上
しない。このため、各外周縁部24b、21b、12d
と、対応する緩衝エリアとの間の空間から完全に離脱し
ない突起22が、曲面24c、21c、21d、12c
に再度接触することはなく、磁気ヘッド14の浮上は妨
げられない。
た後に、磁気ディスク13が所定の回転数に達すると、
磁気ヘッド14は、発生する空気流により、緩衝エリア
を含む磁気ディスク面から浮上する。この後、磁気ディ
スク13が定常回転数に達した時点で、磁気ディスク1
3に対するデータの書込み又は読出しが実行される。
ドルモータが回転を停止すると共に、ボイスコイルモー
タ23がアーム26を図1の反時計方向に回動させる。
これにより、磁気ディスク13の回転数が徐々に低下し
て、空気流が弱まる。このため、各磁気ヘッド14は、
対応する緩衝エリア面に夫々接触しつつ、各突起22を
曲面24c、21c、21d、12cに夫々接触させた
状態で、緩衝エリア面に向かって付勢される。
明する。図10は、本実施形態例における磁気ディスク
装置の要部の断面図である。本実施形態例では、クラン
プリング24、スペーサリング21及び磁気ディスク支
持部12bの外周縁部の形状のみが第1実施形態例と異
なるが、他の要素及び構成は同様である。
に支持された磁気ディスク支持部12b、スペーサリン
グ21及びクランプリング24が、係合部材(位置規制
部)27、29、30を夫々備える。係合部材27、2
9、30は、移動制御手段15に従った移動力を受けて
モータハブ12に向かって移動した突起22の背面に対
し、僅かな隙間をあけた状態で接触可能に対向(係合)
する。係合部材27、29、30は、突起22の緩衝エ
リア面からの離反動作を規制するもので、磁気ディスク
支持部12b、スペーサリング21及びクランプリング
24の各外周面全体に亘ってフランジ状に夫々形成され
る。係合部材27、29、30と、その対応する突起2
2の背面との間の僅かな隙間は、緩衝エリア面に接触し
つつ接近する突起22の進入を容易にするために設けら
れる。
の磁気ディスク装置10と同様の効果を得ることができ
る。本実施形態例では、各係合部材27、29、30
と、その対応する突起22の背面とが、両者間の僅かな
間隔のために接触していない。このため、装置非稼動状
態で装置本体に衝撃や振動が加わった場合には、磁気ヘ
ッド14が緩衝エリア面から僅かに浮く。しかし、各突
起22が、その対応する係合部材27、29、30によ
って、緩衝エリア面から大きく離反する動きを規制され
るので、磁気ヘッド14が緩衝エリア面を打撃する不具
合は回避される。従って、磁気ディスク13の損傷と共
に磁気ヘッド14の損傷が確実に防止されるので、磁気
ディスク装置10の信頼性が向上する。
気ディスク装置10が2枚の磁気ディスク13を備えて
いたが、本発明は、磁気ディスク13が2枚を越える場
合でも、また1枚のみの場合でも、同実施形態例と同様
に稼動させ又は停止することが可能である。磁気ディス
ク13が2枚を越える場合には、スペーサリング21の
他にも同様のスペーサリングが必要になり、磁気ディス
ク13が1枚のみの場合には、スペーサリング21は必
要なく、クランプリング24と、モータハブ12の磁気
ディスク支持部12bのみで足りる。
対する衝撃試験を行った。その結果、装置本体に、11
msec、100Gの衝撃を加えた場合には、磁気ヘッ
ド14は、磁気ディスク13の記録面から離脱すること
がなく、磁気ディスク13に傷は発生しなかった。ま
た、11msec、200Gの衝撃を加えた場合にも、
磁気ディスク13に傷は発生しなかった。
ディスク装置では、11msec、100Gの衝撃を加
えた場合に、磁気ヘッドが、磁気ディスクから離反し、
磁気ディスクを打撃して傷を発生させた。従って、両者
の比較によって、本発明の磁気ディスク装置10では、
衝撃が加わった場合の耐久性が、従来の磁気ディスク装
置に対して少なくとも2倍以上あることが判明した。
施例)に基づいて説明したが、本発明の磁気ディスク装
置は、上記実施形態例の構成にのみ限定されるものでは
なく、上記実施形態例の構成から種々の修正及び変更を
施した磁気ディスク装置も、本発明の範囲に含まれる。
スク装置は、装置非稼動状態で装置本体に衝撃や振動が
加わった場合に、磁気ヘッドが磁気ディスク面を打撃す
る不具合を確実に防止できるという顕著な効果を奏す
る。
外枠を取り外した状態で示す平面図である。
図である。
る。
ある。
部の断面図である。
である。
規制部) 13 磁気ディスク 13a 中心孔 14 磁気ヘッド 15 移動制御手段 17 スイングアーム 21 スペーサリング 22 突起 24 クランプリング 25 サスペンション 26 アーム 27、29、30 係合部材(位置規制部)
Claims (5)
- 【請求項1】 装置の停止に先立って磁気ヘッドを磁気
ディスクの中心に向けて移動させる移動制御手段と、磁
気ディスクを支持するモータハブに支持され、前記移動
制御手段に従って移動した磁気ヘッドの磁気ディスク面
からの離反動作を規制する位置規制部とを備えた空気浮
上式の磁気ディスク装置において、 前記磁気ヘッドが、磁気ディスク面と平行方向に揺動可
能なアームに支持され、 前記アームには、磁気ディスクの中心に向かって突出し
前記位置規制部によって規制される突起が形成されてい
ることを特徴とする磁気ディスク装置。 - 【請求項2】 前記位置規制部は、前記突起が接触した
ときに前記アームに対して、磁気ヘッドを磁気ディスク
面に向かって付勢する分力を与える傾斜面から成る、請
求項1に記載の磁気ディスク装置。 - 【請求項3】 磁気ディスクは複数枚配設されており、
前記傾斜面は、モータハブに形成された磁気ディスク支
持部、モータハブに中心孔が嵌合された磁気ディスク間
に挿入されたスペーサリング、及び、モータハブに最後
に嵌合された磁気ディスクを抑えるクランプリングの各
外周面に夫々形成される、請求項2に記載の磁気ディス
ク装置。 - 【請求項4】 前記位置規制部は、前記移動制御手段に
従った移動力を受けてモータハブに向かって移動した前
記突起の背面に係合する係合部材から成る、請求項1に
記載の磁気ディスク装置。 - 【請求項5】 磁気ディスクは複数枚配設されており、
前記係合部材は、モータハブに形成された磁気ディスク
支持部、モータハブに中心孔が嵌合された磁気ディスク
間に挿入されたスペーサリング、及び、モータハブに最
後に嵌合された磁気ディスクを抑えるクランプリングの
各外周面に夫々形成される、請求項4に記載の磁気ディ
スク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1230097A JP2943752B2 (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1230097A JP2943752B2 (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 磁気ディスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10208415A JPH10208415A (ja) | 1998-08-07 |
JP2943752B2 true JP2943752B2 (ja) | 1999-08-30 |
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ID=11801483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP1230097A Expired - Fee Related JP2943752B2 (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
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Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07211033A (ja) * | 1993-12-23 | 1995-08-11 | Hutchinson Technol Inc | ヘッドサスペンションアセンブリ |
-
1997
- 1997-01-27 JP JP1230097A patent/JP2943752B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10208415A (ja) | 1998-08-07 |
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