JPH0573995B2 - - Google Patents
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- JPH0573995B2 JPH0573995B2 JP63138023A JP13802388A JPH0573995B2 JP H0573995 B2 JPH0573995 B2 JP H0573995B2 JP 63138023 A JP63138023 A JP 63138023A JP 13802388 A JP13802388 A JP 13802388A JP H0573995 B2 JPH0573995 B2 JP H0573995B2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2323/00—General constructional features not provided for in other groups of this subclass
- F25D2323/02—Details of doors or covers not otherwise covered
- F25D2323/021—French doors
Landscapes
- Refrigerator Housings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は断熱箱体の開口を観音開式の扉によつ
て開閉すると共に扉裏面にはそれぞれシール用の
ガスケツトを備えた冷蔵庫等の扉装置に関する。
て開閉すると共に扉裏面にはそれぞれシール用の
ガスケツトを備えた冷蔵庫等の扉装置に関する。
(ロ) 従来の技術
従来此種観音開式の扉を有する冷蔵庫は両扉の
裏面に設けたガスケツトによつて庫内に気密に保
つため扉の非枢支側に位置するガスケツトが当接
する面を形成しなければならず、そのため断熱箱
体の開口部を区画する閉塞材を取付けていた。前
記ガスケツトはこの閉塞材の前面に当接して庫内
の気密を保持するものであるが、この閉塞材が庫
内容積を縮小すると共に開口からの物品の納出に
も邪魔になる欠点が有る。
裏面に設けたガスケツトによつて庫内に気密に保
つため扉の非枢支側に位置するガスケツトが当接
する面を形成しなければならず、そのため断熱箱
体の開口部を区画する閉塞材を取付けていた。前
記ガスケツトはこの閉塞材の前面に当接して庫内
の気密を保持するものであるが、この閉塞材が庫
内容積を縮小すると共に開口からの物品の納出に
も邪魔になる欠点が有る。
その為従来では例えば実開昭55−52082号公報
の如く、両扉の非枢支側に位置するガスケツトに
外側方へ突出する単層或いは複数層の舌片を形成
し、これらの舌片を相互に接触せしめて両扉間の
シールを施し、それによつて前述の閉塞材を削除
していたが、経年劣化による気密性能の低下が著
しいので、出願人は例えば実開昭62−63692号で
示す如く、前述の閉塞材の代わりに回動自在の仕
切体を扉側に取付けた。
の如く、両扉の非枢支側に位置するガスケツトに
外側方へ突出する単層或いは複数層の舌片を形成
し、これらの舌片を相互に接触せしめて両扉間の
シールを施し、それによつて前述の閉塞材を削除
していたが、経年劣化による気密性能の低下が著
しいので、出願人は例えば実開昭62−63692号で
示す如く、前述の閉塞材の代わりに回動自在の仕
切体を扉側に取付けた。
(ハ) 発明が解決しようとする課題
上記公報に示した構成であれば、仕切体は第1
扉を閉じた時のみガスケツトの当接面を構成し、
第1扉を開いた時には扉と共に開口縁より遠ざか
るため、部品の納出の邪魔にならず、又、気密性
能も十分発揮される。しかしながら、、この公報
に記載された永久磁石は第1扉の収納部材に、磁
性板は仕切体の背面にそれぞれ埋設されているた
め、永久磁石若しくは磁性板は、仕切体の回動に
より確実に吸着し合うように上下左右及び奥行方
向に自由に動くことはできない。このため、第1
扉への断熱材の発泡時の発泡圧力により縦壁が外
側に膨らんだり、冷蔵庫の冷却運転時の断熱材の
収縮で扉内板が引つ張られたりすることによる第
1扉の縦壁の変形や、仕切体を第1扉に取り付け
たときの取付け誤差等によつて、磁性板と永久磁
石の着磁面とが常に平行になるとは限らず、磁性
板と永久磁石との吸着が不十分となり仕切体を第
1扉等の縦壁に沿つた状態に保持できなくなる不
具合があつた。また、第1扉の開放状態において
磁性板と永久磁石との吸着が解かれて仕切体が簡
単に回動し、そのまま扉を閉じると仕切体の存在
によつて扉は閉じず、最悪の場合には閉じた時の
衝撃によつて仕切体が破損してしまう欠点を有し
ている。
扉を閉じた時のみガスケツトの当接面を構成し、
第1扉を開いた時には扉と共に開口縁より遠ざか
るため、部品の納出の邪魔にならず、又、気密性
能も十分発揮される。しかしながら、、この公報
に記載された永久磁石は第1扉の収納部材に、磁
性板は仕切体の背面にそれぞれ埋設されているた
め、永久磁石若しくは磁性板は、仕切体の回動に
より確実に吸着し合うように上下左右及び奥行方
向に自由に動くことはできない。このため、第1
扉への断熱材の発泡時の発泡圧力により縦壁が外
側に膨らんだり、冷蔵庫の冷却運転時の断熱材の
収縮で扉内板が引つ張られたりすることによる第
1扉の縦壁の変形や、仕切体を第1扉に取り付け
たときの取付け誤差等によつて、磁性板と永久磁
石の着磁面とが常に平行になるとは限らず、磁性
板と永久磁石との吸着が不十分となり仕切体を第
1扉等の縦壁に沿つた状態に保持できなくなる不
具合があつた。また、第1扉の開放状態において
磁性板と永久磁石との吸着が解かれて仕切体が簡
単に回動し、そのまま扉を閉じると仕切体の存在
によつて扉は閉じず、最悪の場合には閉じた時の
衝撃によつて仕切体が破損してしまう欠点を有し
ている。
(ニ) 課題を解決するための手段
本発明は、断熱箱体5の開口5Aの両側に回動
自在に枢支される観音開式の第1扉7A及び第2
扉7Bと、前記第1扉7Aの非枢支側部分の裏面
に設けられた縦壁19Aにこの扉と略同じ長さで
上下方向に延び且つ回動自在に取付けられる仕切
体25と、前記第1扉7Aの非枢支側に位置する
前記開口5Aの縁部に設けられ第1扉7Aの開閉
動作に伴い前記仕切体25を回動させるガイド部
材15と、前記縦壁19A及び仕切体25の背面
に設けられ前記仕切体を前記縦壁に沿つた状態に
保持する保持部材とを備え、さらにこの保持部材
は、前記仕切体25の背面に形成した複数の透光
36と、これら透孔36に連通するように仕切体
25の内部に形成した凹所35と、その一部が前
記各透孔36から突出するようにこの凹所35内
に移動自在に収納された金属製の補強板38と、
前記縦壁19Aに設けられた金属製の当り板40
と、これら補強板38若しくは当り板40のうち
何れか一方に取り付けられた磁石37とからなる
冷蔵庫等の扉装置を提供するものである。
自在に枢支される観音開式の第1扉7A及び第2
扉7Bと、前記第1扉7Aの非枢支側部分の裏面
に設けられた縦壁19Aにこの扉と略同じ長さで
上下方向に延び且つ回動自在に取付けられる仕切
体25と、前記第1扉7Aの非枢支側に位置する
前記開口5Aの縁部に設けられ第1扉7Aの開閉
動作に伴い前記仕切体25を回動させるガイド部
材15と、前記縦壁19A及び仕切体25の背面
に設けられ前記仕切体を前記縦壁に沿つた状態に
保持する保持部材とを備え、さらにこの保持部材
は、前記仕切体25の背面に形成した複数の透光
36と、これら透孔36に連通するように仕切体
25の内部に形成した凹所35と、その一部が前
記各透孔36から突出するようにこの凹所35内
に移動自在に収納された金属製の補強板38と、
前記縦壁19Aに設けられた金属製の当り板40
と、これら補強板38若しくは当り板40のうち
何れか一方に取り付けられた磁石37とからなる
冷蔵庫等の扉装置を提供するものである。
(ホ) 作用
本発明によれば、補強板をその一部が仕切体の
背面に形成した透孔から突出するようにして仕切
体の凹所内に移動自在に収納したことから、磁石
の磁力によつて補強板が当り板に吸着する際に、
補強板は凹所内を移動してその一部が透孔から突
出する方向及び面積が変化することになる。この
ため、第1扉の縦壁が変形したり仕切体の取り付
け誤差等によつて当り板と補強板の透孔から突出
する部分の先端とが平行にならない場合でも、磁
石の磁力で補強板が凹所内を移動して当り板と補
強板の先端とが常に平行状態になるように自動的
に修正することができ、補強板の先端は当り板に
確実に吸着する。
背面に形成した透孔から突出するようにして仕切
体の凹所内に移動自在に収納したことから、磁石
の磁力によつて補強板が当り板に吸着する際に、
補強板は凹所内を移動してその一部が透孔から突
出する方向及び面積が変化することになる。この
ため、第1扉の縦壁が変形したり仕切体の取り付
け誤差等によつて当り板と補強板の透孔から突出
する部分の先端とが平行にならない場合でも、磁
石の磁力で補強板が凹所内を移動して当り板と補
強板の先端とが常に平行状態になるように自動的
に修正することができ、補強板の先端は当り板に
確実に吸着する。
(ヘ) 実施例
第1図乃至第7図で本願の実施例を説明する。
第2図及び第3図で1は冷蔵庫であり、鋼板製の
外箱2と合成樹脂を成形して成る内箱3と両箱
2,3間に充填される図示しない発泡断熱材とか
ら前方に開口した断熱箱体5を構成し、この断熱
箱体5の開口部5Aの左右縁部に上下ヒンジ6
A,6Bにより回動自在に枢支された二枚の観音
開式扉7A,7Bによつて開口5Aを開閉自在に
閉塞している。第2図には断熱箱体5の正面図が
示されている。扉7A,7Bのそれぞれの非枢支
側に位置する部分の断熱箱体5の開口5A縁部の
上下にはガイド部材15がそれぞれ相対向して設
けられている。ガイド部材15は前部に突部9
を、又、後部に連続して突堤10を有し、突部9
は前面を平面状として開口5Aと略面一としてお
り、背面は略半円形の曲面9Aとしている。突堤
10は突部9後方に離間して、その前面と曲面1
0Aとしており、相対向する曲面9Aと10A間
に案内溝11を形成している。
第2図及び第3図で1は冷蔵庫であり、鋼板製の
外箱2と合成樹脂を成形して成る内箱3と両箱
2,3間に充填される図示しない発泡断熱材とか
ら前方に開口した断熱箱体5を構成し、この断熱
箱体5の開口部5Aの左右縁部に上下ヒンジ6
A,6Bにより回動自在に枢支された二枚の観音
開式扉7A,7Bによつて開口5Aを開閉自在に
閉塞している。第2図には断熱箱体5の正面図が
示されている。扉7A,7Bのそれぞれの非枢支
側に位置する部分の断熱箱体5の開口5A縁部の
上下にはガイド部材15がそれぞれ相対向して設
けられている。ガイド部材15は前部に突部9
を、又、後部に連続して突堤10を有し、突部9
は前面を平面状として開口5Aと略面一としてお
り、背面は略半円形の曲面9Aとしている。突堤
10は突部9後方に離間して、その前面と曲面1
0Aとしており、相対向する曲面9Aと10A間
に案内溝11を形成している。
第4図には扉7A,7Bが閉じた状態の冷蔵庫
1開口部の平断面図が示されている。扉7A,7
Bは枠部材12A,12Bとそれに係合される扉
外板13A,13Bから成る外枠14A,14B
と、枠部材12A,12Bの内フランジ16A,
16Bに周縁の外向フランジ17A,17Bを当
接して成る扉内板18A,18Bと、外枠14
A,14B及び扉内板18A,18B間にそれぞ
れ発泡充填された断熱材Iとから構成されてい
る。扉内板18A,18Bには内部に断熱材Iが
充填されるそれぞれ左右一対の縦壁19A,19
Bが形成され、又、枠部材12A,12B端部の
溝20A,20Bには磁石内蔵のガスケツトGが
取付けられ、そのヒレFは非枢支側の縦壁19
A,19Bにそれぞれ密接する。ガスケツトGは
扉7A,7Bの閉塞時に断熱箱体5の開口5Aの
外箱2前縁に着磁して庫内21をシールする。
1開口部の平断面図が示されている。扉7A,7
Bは枠部材12A,12Bとそれに係合される扉
外板13A,13Bから成る外枠14A,14B
と、枠部材12A,12Bの内フランジ16A,
16Bに周縁の外向フランジ17A,17Bを当
接して成る扉内板18A,18Bと、外枠14
A,14B及び扉内板18A,18B間にそれぞ
れ発泡充填された断熱材Iとから構成されてい
る。扉内板18A,18Bには内部に断熱材Iが
充填されるそれぞれ左右一対の縦壁19A,19
Bが形成され、又、枠部材12A,12B端部の
溝20A,20Bには磁石内蔵のガスケツトGが
取付けられ、そのヒレFは非枢支側の縦壁19
A,19Bにそれぞれ密接する。ガスケツトGは
扉7A,7Bの閉塞時に断熱箱体5の開口5Aの
外箱2前縁に着磁して庫内21をシールする。
第1図に扉7Aの裏面斜視図を示す。扉7Aの
裏面の非枢支側に位置するガスケツトGより内側
の縦壁19Aの外側には断面略矩形状の仕切体2
5が取付けられる。24はヒンジ板であり、縦壁
19Aを貫通し、その内の断熱材I内に埋設して
固定され、仕切体25はこのヒンジ板24の回動
軸30に回動自在に枢支されている。仕切体25
は略開口5A縁を上下に渡る長さであつて上下の
ガイド部材15,15の案内溝11,11の間隔
よりも少許短い寸法で上下に延在しており、前面
は平面として第1図の如く鋼板26が取付けられ
ている。更にその上下端には係合部としての突起
28,28が上下方向にそれぞれ突出形成されて
いる。又、29はヒンジ6Aのシヤフトを挿入す
る孔である。ヒンジ板24は仕切体25の扉7A
側の後隅部に上下二箇所形成した切欠部31より
仕切体25内に挿入されてそこに回転軸30を位
置せしめている。
裏面の非枢支側に位置するガスケツトGより内側
の縦壁19Aの外側には断面略矩形状の仕切体2
5が取付けられる。24はヒンジ板であり、縦壁
19Aを貫通し、その内の断熱材I内に埋設して
固定され、仕切体25はこのヒンジ板24の回動
軸30に回動自在に枢支されている。仕切体25
は略開口5A縁を上下に渡る長さであつて上下の
ガイド部材15,15の案内溝11,11の間隔
よりも少許短い寸法で上下に延在しており、前面
は平面として第1図の如く鋼板26が取付けられ
ている。更にその上下端には係合部としての突起
28,28が上下方向にそれぞれ突出形成されて
いる。又、29はヒンジ6Aのシヤフトを挿入す
る孔である。ヒンジ板24は仕切体25の扉7A
側の後隅部に上下二箇所形成した切欠部31より
仕切体25内に挿入されてそこに回転軸30を位
置せしめている。
次に第5図は扉7Aが開いた状態の仕切体25
部分の他の平断面図を示す。仕切体25の背部の
非枢支側には凹所35が形成され、更にこの凹所
35は例えば二条のスリツト状の透孔36,36
によつて後面に開放している。この凹所35には
両側に鉄板から成る補強板38,38を磁力にて
吸着した磁石37が収納され、この磁石37と、
補強板38と、透孔36と、凹所35及び後述す
る当り板40とにより仕切体25を第1扉7Aの
縦壁19Aに沿つて保持する保持部材を構成する
ものである。第6図は凹所35部分の縦断面図を
示す。補強板38,38は磁石37より大なる寸
法を有し、略T字状を成すと共に、磁石37に接
着されていない一端を透孔36,36より仕切体
25後面に突出している。又、補強板38,38
は凹所35内壁との間に所定の間隔を有して収納
されており、これによつて磁石37及び補強板3
8,38は凹所35の範囲内で凹所35から脱落
することなく移動自在にされている。即ち、磁石
37の磁力によつて補強板38が後述する当り板
40に吸着する際に、補強板38は凹所35内に
移動してその一部が透孔36から突出する方向及
び面積が変化することになる。一方、扉7Aの扉
内板18Aの縦壁19A外面の凹所35に対応す
る位置には鉄板から成る当り板40が取付けられ
ている。
部分の他の平断面図を示す。仕切体25の背部の
非枢支側には凹所35が形成され、更にこの凹所
35は例えば二条のスリツト状の透孔36,36
によつて後面に開放している。この凹所35には
両側に鉄板から成る補強板38,38を磁力にて
吸着した磁石37が収納され、この磁石37と、
補強板38と、透孔36と、凹所35及び後述す
る当り板40とにより仕切体25を第1扉7Aの
縦壁19Aに沿つて保持する保持部材を構成する
ものである。第6図は凹所35部分の縦断面図を
示す。補強板38,38は磁石37より大なる寸
法を有し、略T字状を成すと共に、磁石37に接
着されていない一端を透孔36,36より仕切体
25後面に突出している。又、補強板38,38
は凹所35内壁との間に所定の間隔を有して収納
されており、これによつて磁石37及び補強板3
8,38は凹所35の範囲内で凹所35から脱落
することなく移動自在にされている。即ち、磁石
37の磁力によつて補強板38が後述する当り板
40に吸着する際に、補強板38は凹所35内に
移動してその一部が透孔36から突出する方向及
び面積が変化することになる。一方、扉7Aの扉
内板18Aの縦壁19A外面の凹所35に対応す
る位置には鉄板から成る当り板40が取付けられ
ている。
仕切体25は扉7Aが開放された状態では第1
図、第5図及び第6図の如く補強板38,38が
当り板40に磁石37の磁力にて吸着した初期状
態となつており、この着磁作用によつて扉内板1
8Aの縦壁19A外側面に沿つて保持されてい
る。
図、第5図及び第6図の如く補強板38,38が
当り板40に磁石37の磁力にて吸着した初期状
態となつており、この着磁作用によつて扉内板1
8Aの縦壁19A外側面に沿つて保持されてい
る。
ここで扉内板18Aは断熱材Iの発泡充填時の
圧力により、或いはそれ自体の成形誤差によつて
所望の形状から変形を生ずる場合がある。又、仕
切体25の取付け誤差が生ずる場合がある。この
様な変形や誤差が生ずると、当り板40と補強板
38,38先端が平行でなくなつて来る状況が生
ずるが、本発明では磁石37及び補強板38,3
8が移動し、当り板40にその先端前面が吸着で
きる。これによつて上述の如き状況が生じても所
望の着磁力が確保できるので、前記初期状態に仕
切体25は安定的に保持され第5図中反時計回り
に誤つて手が当つて回動されようとしても、前記
初期状態を維持できる。従つて仕切体25が回動
されたまま誤つて扉7Aが閉じられガイド部材1
5の突部9に仕切体25の突起28が衝突して破
損する事故を確実に防止できる。
圧力により、或いはそれ自体の成形誤差によつて
所望の形状から変形を生ずる場合がある。又、仕
切体25の取付け誤差が生ずる場合がある。この
様な変形や誤差が生ずると、当り板40と補強板
38,38先端が平行でなくなつて来る状況が生
ずるが、本発明では磁石37及び補強板38,3
8が移動し、当り板40にその先端前面が吸着で
きる。これによつて上述の如き状況が生じても所
望の着磁力が確保できるので、前記初期状態に仕
切体25は安定的に保持され第5図中反時計回り
に誤つて手が当つて回動されようとしても、前記
初期状態を維持できる。従つて仕切体25が回動
されたまま誤つて扉7Aが閉じられガイド部材1
5の突部9に仕切体25の突起28が衝突して破
損する事故を確実に防止できる。
次に扉7Aを閉じて行くと、やがて仕切体25
の突起28が案内溝11内に侵入して突堤10の
曲面10Aに当接する。更に扉7Aを閉じて行く
と突起28は曲面10Aを摺動し、それに伴い仕
切体25は回動軸30を中心に磁石37の磁力に
抗して第4図及び第5図中反時計回りに回動さ
れ、補強板38,38は当り板40から引き離さ
れ、突起28は案内溝11の奥部に侵入して行
く。扉7Aの閉動作が終了すると、突起28は第
7図の如く案内溝11最奥部に位置し、この状態
で仕切体25は第4図の如くその前面の鋼板26
を開口5Aと略面一とし、扉7A,7Bのガスケ
ツトG,Gの着磁面を構成して安定的に維持さ
れ、これによつて開口5Aは密閉されることにな
る。逆に扉7Aを開ける場合は突起28が案内溝
11に沿つて第4図中時計回りに回動せられ、や
がて補強板38,38が当り板40に着磁して初
期状態に復帰する。
の突起28が案内溝11内に侵入して突堤10の
曲面10Aに当接する。更に扉7Aを閉じて行く
と突起28は曲面10Aを摺動し、それに伴い仕
切体25は回動軸30を中心に磁石37の磁力に
抗して第4図及び第5図中反時計回りに回動さ
れ、補強板38,38は当り板40から引き離さ
れ、突起28は案内溝11の奥部に侵入して行
く。扉7Aの閉動作が終了すると、突起28は第
7図の如く案内溝11最奥部に位置し、この状態
で仕切体25は第4図の如くその前面の鋼板26
を開口5Aと略面一とし、扉7A,7Bのガスケ
ツトG,Gの着磁面を構成して安定的に維持さ
れ、これによつて開口5Aは密閉されることにな
る。逆に扉7Aを開ける場合は突起28が案内溝
11に沿つて第4図中時計回りに回動せられ、や
がて補強板38,38が当り板40に着磁して初
期状態に復帰する。
以上の動作は扉7Bが開放されているか、閉塞
されているかに係わらず行なうことができる。
又、実施例では仕切体25側に磁石37を取付け
たが、それに限らず、当り板40を磁石とし、仕
切体25側を鋼材としても良く、又、双方を極性
の違う磁石としても良い。
されているかに係わらず行なうことができる。
又、実施例では仕切体25側に磁石37を取付け
たが、それに限らず、当り板40を磁石とし、仕
切体25側を鋼材としても良く、又、双方を極性
の違う磁石としても良い。
(ト) 発明の効果
本発明によれば、補強板はその一部が仕切体の
背面に形成した透孔から突出するようにして仕切
体の凹所内に移動自在に収納されることから、第
1扉の縦壁に設けられた当り板若しくはこの補強
板のうちの何れかに取り付けられた磁石の磁力に
よつて補強板が当り板に吸着する際に、補強板は
凹所内に移動してその一部が透孔から突出する方
向及び面積が変化することになる。このため、第
1扉の縦壁が変形したり仕切体の取り付け誤差等
によつて当り板と補強板の透孔から突出する部分
の先端とが平行にならない場合でも、磁石の磁力
で補強板が凹所内に移動して当り板と補強板の先
端とが常に平行状態になるように自動的に修正す
ることができ、補強板の先端を当り板に確実に吸
着させて、仕切体を縦壁に沿つた状態に確実に保
持することができる。
背面に形成した透孔から突出するようにして仕切
体の凹所内に移動自在に収納されることから、第
1扉の縦壁に設けられた当り板若しくはこの補強
板のうちの何れかに取り付けられた磁石の磁力に
よつて補強板が当り板に吸着する際に、補強板は
凹所内に移動してその一部が透孔から突出する方
向及び面積が変化することになる。このため、第
1扉の縦壁が変形したり仕切体の取り付け誤差等
によつて当り板と補強板の透孔から突出する部分
の先端とが平行にならない場合でも、磁石の磁力
で補強板が凹所内に移動して当り板と補強板の先
端とが常に平行状態になるように自動的に修正す
ることができ、補強板の先端を当り板に確実に吸
着させて、仕切体を縦壁に沿つた状態に確実に保
持することができる。
第1図は扉の斜視図、第2図は断熱箱体の正面
図、第3図は冷蔵庫の斜視図、第4図は仕切体部
分の冷蔵庫の拡大平断面図、第5図は仕切体部分
の扉の拡大平断面図、第6図は凹所部分の仕切体
の縦断面図、第7図は突起基部の平断面図であ
る。 7A,7B……扉、11……案内溝、15……
ガイド部材、18A……扉内板、19A……縦
壁、24……ヒンジ板、25……仕切体、35…
…凹所、37……磁石、38,38……補強板、
40……当り板。
図、第3図は冷蔵庫の斜視図、第4図は仕切体部
分の冷蔵庫の拡大平断面図、第5図は仕切体部分
の扉の拡大平断面図、第6図は凹所部分の仕切体
の縦断面図、第7図は突起基部の平断面図であ
る。 7A,7B……扉、11……案内溝、15……
ガイド部材、18A……扉内板、19A……縦
壁、24……ヒンジ板、25……仕切体、35…
…凹所、37……磁石、38,38……補強板、
40……当り板。
Claims (1)
- 1 断熱箱体5の開口5Aの両側に回動自在に枢
支される観音開式の第1扉7A及び第2扉7B
と、前記第1扉7Aの非枢支側部分の裏面に設け
られた縦壁19Aにこの扉と略同じ長さで上下方
向に延び且つ回動自在に取り付けられる仕切体2
5と、前記第1扉7Aの非枢支側に位置する前記
開口5Aの縁部に設けられ第1扉7Aの開閉動作
に伴い前記仕切体25を回動させるガイド部材1
5と、前記縦壁19A及び仕切体25の背面に設
けられ前記仕切体を前記縦壁に沿つた状態に保持
する保持部材とを備えた冷蔵庫等の扉装置におい
て、前記保持部材は、前記仕切体25の背面に形
成した複数の透孔36と、これら透孔36に連通
するように仕切体25の内部に形成した凹所35
と、その一部が前記各透孔36から突出するよう
にこの凹所35内に移動自在に収納された金属製
の補強板38と、前記縦壁19Aに設けられた金
属製の当り板40と、これら補強板38若しくは
当り板40のうち何れか一方に取り付けられた磁
石37とからなることを特徴とする冷蔵庫等の扉
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63138023A JPH01306792A (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | 冷蔵庫等の扉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63138023A JPH01306792A (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | 冷蔵庫等の扉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01306792A JPH01306792A (ja) | 1989-12-11 |
JPH0573995B2 true JPH0573995B2 (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=15212247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63138023A Granted JPH01306792A (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | 冷蔵庫等の扉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01306792A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4821523B2 (ja) * | 2006-09-12 | 2011-11-24 | パナソニック株式会社 | 冷蔵庫の扉装置 |
CN104949441B (zh) * | 2015-06-30 | 2018-05-11 | 合肥美的电冰箱有限公司 | 一种门体加强铁磁力固定结构以及冰箱 |
DE102017131176A1 (de) * | 2017-10-26 | 2019-05-02 | Liebherr-Hausgeräte Lienz Gmbh | Kühl- und/oder Gefriergerät |
USD938276S1 (en) | 2020-06-01 | 2021-12-14 | S. C. Johnson & Son, Inc. | Actuator overcap |
USD938277S1 (en) | 2020-06-01 | 2021-12-14 | S. C. Johnson & Son, Inc. | Actuator overcap |
USD938821S1 (en) | 2020-06-01 | 2021-12-21 | S. C. Johnson & Son, Inc. | Actuator overcap |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6263692U (ja) * | 1985-10-11 | 1987-04-20 |
-
1988
- 1988-06-03 JP JP63138023A patent/JPH01306792A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01306792A (ja) | 1989-12-11 |
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Legal Events
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