JPH0573864A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH0573864A
JPH0573864A JP23635891A JP23635891A JPH0573864A JP H0573864 A JPH0573864 A JP H0573864A JP 23635891 A JP23635891 A JP 23635891A JP 23635891 A JP23635891 A JP 23635891A JP H0573864 A JPH0573864 A JP H0573864A
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JP
Japan
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head
heads
data rate
tape
speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP23635891A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitoshi Gotou
芳稔 後藤
Tatsuji Sakauchi
達司 坂内
Soichiro Fujioka
総一郎 藤岡
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、複数のデータレートでデジタル信
号を記録再生する磁気記録再生装置に関するもので、複
数のデータレートにおいて記録密度の低下が軽減される
手段を提供することを目的としている。 【構成】 回転シリンダー57上に配置された複数の近
接したヘッド1,2,3,4,5,6,7,8から構成
されるヘッド群101,102と、使用するヘッド数を
M(Mは整数)倍で変化させるヘッド選択手段103
と、テープ速度をM倍より所定量遅い速度に変化させる
テープ速度制御手段104とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の近接したヘッド
により複数のデータレートでデジタル信号を記録再生す
るヘリカル走査方式の磁気記録再生装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】デジタル記録の磁気記録再生装置(以下
VTRと称す)においては、複数のデータレートで記録
再生しようとすると、チャンネル当たりのデータレート
を一定とし、総データレートの増大とともに使用する記
録チャンネル数を増大させるということが一般的であ
る。
【0003】しかし、M(Mは正の整数)倍のデータレ
ートで記録再生する場合、記録チャンネル数をM倍に
し、テープ速度をM倍にするとテープ上のトラックに周
期的なトラックのけずれあるいはガードバンドが生ずる
こととなり、トラックピッチの不連続が発生する。
【0004】この問題を解決するために、従来複数のデ
ータレートを磁気テープ上に、連続するトラックピッチ
で記録再生する方法として、使用するヘッド数を整数倍
で切り換え、テープ速度をその整数倍から若干速い速度
に切り換える方法が知られている。この従来例について
具体的に説明する。図3に示された回転シリンダー57
に磁気テープ58が略180゜巻き付けられ、ヘッド
1,2,3,4が近接して配置され、それらヘッド1,
2,3,4にそれぞれ180゜相対向してヘッド5,
6,7,8が近接して配置されている。基本のデータレ
ートをAとし、以下、1倍のデータレートはAの1倍の
データレートを表し、2倍のデータレートはAの2倍の
データレートを表すものとする。1倍のデータレートで
記録する時にはヘッド1,2,5,6を使用し、Aの2
倍のデータレートで記録する時には回転シリンダー57
の回転数を変えずにヘッド1,2,3,4,5,6,
7,8を使用する。図2(D)に示すようにヘッド1,
2,3,4は回転方向にはθsの等しい間隔で、高さ方
向にはX0の等しい間隔で取り付けられている。ヘッド
1,2,3,4,5,6,7,8は基本のトラックピッ
チTP0(20μm)のヘッド幅を持つ。
【0005】データレートが1倍の時にはテープ速度1
倍速で、すべてのトラックピッチがTP0となるように
ヘッドの高さ方向の間隔X0を
【0006】
【数1】
【0007】に調整する。従ってヘッドの高さ方向の間
隔X0は基本のトラックピッチTP0より小さくなる
(図8参照)。このように配置されたヘッド1、2、
5、6によりそれぞれ図2(A)のトラック33,3
4,35,36を記録し、さらに回転シリンダー57が
1回転してトラック37,38,39,40と続けて記
録していく。次に、使用するヘッド数を2倍にし、テー
プ速度を整数倍の2倍にして記録したときには、ヘッド
1、2、3、4、5、6、7、8はそれぞれ図2(B)
のトラック41,42,43,44,45,46,4
7,48を記録する。この時、近接するヘッド1,2,
3,4あるいは5,6,7,8により記録されるトラッ
クピッチは
【0008】
【数2】
【0009】となり、隣接するトラック41,42,4
3,44あるいは45,46,47,48の隙間が開
く。近接していないヘッド4と5により記録されたトラ
ック44と45は他のトラックに隙間が開いた分重なり
合ってしまい、トラック44は狭くなってしまうことと
なる。
【0010】そこで、2倍のデータレートで記録する場
合には、すべてのトラックのトラックピッチが、
【0011】
【数3】
【0012】となるように、テープ速度を2倍から若干
速く(トラックピッチの変化率とテープ速度の変化率は
比例するので、この場合は表1より6%速くなる)し
て、記録することによって、図2(C)に示すようにヘ
ッド1,2,3,4,5,6,7,8でトラックピッチ
の揃ったトラック49,50,51,52,53,5
4,55,56を記録する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法ではデータレートを高くするにつれてトラックピッ
チが大きくなる。例えば、近接したヘッドからなるヘッ
ド群のヘッド数を16個(ヘッド群は180度はなれて
2群あるので総ヘッド数は32個である)に拡張して、
最高8倍のデータレートで記録再生が可能なようにす
る。この装置によって4倍のデータレートで記録する場
合にはヘッド群のヘッドのうち8個のヘッドを用いて合
計16個のヘッドを使用し、テープの速度を4倍より若
干速くして、トラックピッチが一定になるようなテープ
速度で記録する。8倍のデータレートで記録する場合に
は、ヘッド群のヘッドのうち16個のヘッドを用いて合
計32個のヘッドを使用し、テープの速度を8倍より若
干速くして、トラックピッチが一定になるようなテープ
速度で記録する。1倍および2倍のデータレートの時に
は従来例で説明したようにして記録する。各データレー
トにおけるトラックピッチTP(i)は、1倍のデータ
レートに対するデータレートの比をiとして、
【0014】
【数4】
【0015】と表せる。ここでTP0=20μm、θs
=5゜、X0=18.9μmとして、データレートを増
加させたときのトラックピッチの増加は表1の通りであ
る。
【0016】
【表1】
【0017】表1に示されるようにデータレートが増加
するにつれてトラックピッチも増加する。そして、この
増加率はデータレートが高くなるにつれて大きくなると
いう性質がある。又磁気テープのテープ速度の増加率
は、トラックピッチの増加率に比例して大きくなる。そ
れ故、データレートが高くなるにつれて、記録密度が低
下しテープ消費量が増大するという課題を有していた。
【0018】本発明は、従来の磁気記録再生装置のこの
ような課題を考慮し、データレートが高くなっても、記
録密度の低下が軽減される磁気記録再生装置を提供する
ことを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、回
転シリンダー上に配置された複数の近接したヘッドから
構成されるヘッド群と、使用するヘッド数をM(Mは整
数)倍で変化させるヘッド選択手段と、テープ速度をM
倍より所定量遅い速度に変化させるテープ速度制御手段
とを備えた磁気記録再生装置である。
【0020】
【作用】本発明は、ヘッド選択手段が、回転シリンダー
上に配置された複数の近接したヘッドから構成されるヘ
ッド群の、使用するヘッド数をM(Mは整数)倍で変化
させ、テープ速度制御手段が、テープ速度を、M倍より
所定量遅い速度に制御する。
【0021】
【実施例】以下に、本発明をその実施例を示す図面に基
づいて説明する。
【0022】図1(A)は本発明の実施例における1倍
のデータレートの時のテープ速度が1倍速のトラックパ
ターン図、図1(B)は本発明の実施例におけるテープ
速度が2倍速のトラックパターン図、図1(C)は本発
明の実施例における2倍のデータレートの時のテープ速
度を2倍速より若干遅くしたときのトラックパターン
図、図1(D)は本発明の実施例におけるヘッドの高さ
を示す回転シリンダーの部分側面図、図3は本発明の実
施例における回転シリンダーヘッド配置図、図4は1倍
のデータレートに対するデータレート比iとトラックピ
ッチTPとの関係を示す特性図である。図7は、本発明
の一実施例における磁気記録再生装置の略示ブロック図
である。
【0023】すなわち、図7において、回転シリンダー
57には、その円周上に180度離れて相対向した位置
にデータを磁気的に記録再生するためのヘッド群10
1,102が設けられ、それらヘッド群101,102
はそれぞれ4個のヘッド1,2,3,4及び5,6,
7,8で構成されている。それらのヘッド1,2,3,
4,5,6,7,8は記録再生するデータレートに対応
して、ヘッド数を変化できるようにヘッド選択手段10
3が接続されている。又回転シリンダー57には、デー
タを記録再生するために回転シリンダー57の周囲に略
180度接して走行するテープ58が配置され、そのテ
ープ58がテープ速度制御手段104によってテープ5
8の速度を変化させられたり、テープ58の走行方向を
変更させられたりするように構成されている。
【0024】図3に示すように、回転シリンダー57
は、テープ58に対するヘッドの相対速度が速くなるよ
うに、テープ58と反対方向に回転している。図1
(D)に示すようにヘッド1,2,3,4は回転方向に
はθsの等しい間隔で、高さ方向にはX0’の等しい間
隔で取り付けられており、その配置は、ヘッド回転方向
に先行した位置にあるヘッドが走査するトラックに対し
て、後行した位置にあるヘッドが、テープ進行方向に隣
合うトラックを走査するように、従来例とは逆にヘッド
の回転方向に先行した位置にあるヘッドが低い位置にな
るように配置され、ヘッド5,6,7,8はヘッド1,
2,3,4に対しそれぞれ180゜相対向して配置され
ている。また、ヘッド1,2,3,4,5,6,7,8
は基本のトラックピッチTP0のヘッド幅を持つ。
【0025】いま1倍のデータレートで記録する場合
に、ヘッド1,2,5,6を用いて、テープ速度を1倍
速にすると、図1(A)に示すように磁気テープ58に
それぞれトラック10,9,12,11を記録する。こ
の時、あらかじめトラックピッチがTP0’(1倍のデ
ータレートの時のトラックピッチ)になるようにヘッド
高さX0’は
【0026】
【数5】
【0027】になるように調整されている。従ってヘッ
ドの高さ方向の間隔X0’はトラックピッチTP0’よ
り大きくなる(図9参照)。次に、ヘッド数を2倍にし
て、テープ速度を2倍にして記録する。そうすると、図
1(B)に示すように、ヘッド1,2,3,4,5,
6,7,8によりトラック20,19,18,17,2
4,23,22,21が記録される。近接するヘッド
1,2,3,4あるいは5,6,7,8により記録され
たトラック20,19,18,17あるいは24,2
3,22,21のトラックピッチは
【0028】
【数6】
【0029】となって重なり合い、近接していないヘッ
ド1とヘッド8により記録されたトラック20と21は
他のトラックの重なり合った分だけ隙間が開いてしま
う。
【0030】そこで、2倍のデータレートで記録する場
合には、すべてのトラックのトラックピッチが、
【0031】
【数7】
【0032】となるように、テープ速度を2倍から若干
遅く(トラックピッチの変化率とテープ速度の変化率は
比例するので、この場合は表2より約5%遅くなる)し
て記録することによって、図1(C)に示すようにヘッ
ド1,2,3,4,5,6,7,8でトラックピッチの
揃ったトラック28,27,26,25,32,31,
30,29を記録する。
【0033】ここで、従来の方法と比較するために、複
数のデータレートでトラックピッチがどう変わるかを示
す。ヘッド群のヘッド数を16個(ヘッド群は180度
はなれて2群あるので総ヘッド数は32個である)に拡
張して、最高8倍のデータレートで記録再生が可能なよ
うにする。この装置によって4倍のデータレートで記録
する場合にはヘッド群の8個のヘッドを用いて合計16
個のヘッドを使用し、テープの速度を4倍より若干遅く
してトラックピッチが一定になるようなテープ速度で記
録する。8倍のデータレートで記録する場合にはヘッド
群の16個のヘッドを用いて合計32個のヘッドを使用
し、テープの速度を8倍より若干遅くして、トラックピ
ッチが一定になるようなテープ速度で記録する。各デー
タレートにおけるトラックピッチTP(i)’は、
【0034】
【数8】
【0035】とあらわせる。本発明では、データレート
が増加するとトラックピッチが減少するので、最高の8
倍速の時のトラックピッチを基本の20μmとする。従
ってTP(8)’=20μm、θs=5゜、X0’=2
8.9μmとして、データレートを増加させたときのト
ラックピッチの減少は表2に示す通りになる。
【0036】
【表2】
【0037】表2に示されるようにデータレートが増加
するにつれてトラックピッチも減少する。減少する率
は、図4のグラフに示すようにデータレートの増加にと
もなって小さくなっていく。表1に示した従来例と比較
すると、従来は1倍のデータレートのときと8倍のデー
タレートのときのトラックピッチの差は最大14μmで
あり、本実施例では最大7.4μmであり、その差が約
半分に減少する。それ故、本実施例では記録密度の低下
を低減することができる。1倍のデータレートに対する
データレートの比iとトラックピッチTPとの関係を図
4に示す。従来例では、データレートが高くなるにつれ
てトラックピッチの増加率が大きくなるので、広範囲な
データレートを実現する上ではデータレートの高いとこ
ろでのトラックピッチが大きくなりテープ利用効率が落
ちてしまう。しかし、本実施例においてはデータレート
が高くなるにつれて、トラックピッチの減少率が逆に小
さくなるために、従来と比べて広範囲なデータレートを
実現する上でのテープ利用効率の減少を大幅に改善する
ことができる。
【0038】次に、上記の効果について本発明の実施例
を一般化して説明する。図5(A)は一般化した回転シ
リンダーのヘッド配置図、図5(B)は本発明の一般化
したヘッドの高さを示す回転シリンダーの部分側面図、
図5(C)は従来の一般化したヘッド高さを示す回転シ
リンダーの部分側面図、図6は一般化したヘッド数とト
ラックピッチの関係を示す特性図である。
【0039】図5(A)に示すように回転シリンダー5
7上にθdの等間隔で、N個の近接したヘッドからなる
ヘッド群が360/θd個搭載されているとする。図3
に示した例においてはθd=180゜である。まず、従
来のテープ速度を若干速くする例についてデータレート
が変化したときのトラックピッチの増加分を表してみ
る。各ヘッド群におけるヘッドの高さの構成は図5
(C)に示すように各ヘッドの間隔が回転方向にθsで
高さ方向にX0であり、ヘッド回転方向に先行した位置
にあるヘッドが走査するトラックに対して、後行した位
置にあるヘッドは、テープ進行方向と反対方向に隣合う
トラックを走査するように、ヘッドの回転方向に先行し
た位置にあるヘッドの高さが高くなるように取付けられ
ている。データレートA(図6参照)で記録するとき
に、各ヘッド群のN個の近接したヘッドのうちN0個の
ヘッドを用いて合計360/θd×N0個のヘッドを使
用する。この時のヘッド高さX0はトラックピッチをT
P0(従来例ではこのデータレートAのときのトラック
ピッチが基本のトラックピッチとなる)として
【0040】
【数9】
【0041】である。Aの整数倍のデータレートをBと
して、データレートBで記録するときは、各ヘッド群の
N個の近接したヘッドのうちN1個のヘッドを用いて合
計360/θd×N1個のヘッドを使用する(B/A=
N1/N0の関係がある)。この時のトラックピッチT
P3は
【0042】
【数10】
【0043】となる。データレートAの時のトラックピ
ッチに対するデータレートBのトラックピッチの増加分
【0044】
【数11】
【0045】となる。
【0046】次に本発明のテープ速度を若干遅くする例
についてのデータレートが変化したときのトラックピッ
チの増加分を表してみる。各ヘッド群におけるヘッドの
高さの構成は図5(B)に示すように各ヘッドの間隔が
回転方向にθsで高さ方向にX0’であり、ヘッド回転
方向に先行した位置にあるヘッドが走査するトラックに
対して、後行した位置にあるヘッドが、テープ進行方向
に隣合うトラックを走査するように、ヘッドの回転方向
に先行したヘッドの高さが低くなるように取付けられて
いる。データレートBで記録するときに、各ヘッド群の
N個の近接したヘッドのうちN1個のヘッドを用いて合
計360/θd×N1個のヘッドを使用する。この時の
ヘッド高さX0’はトラックピッチをTP0(本実施例
ではこのデータレートBのときのトラックピッチが基本
のトラックピッチとなる)として
【0047】
【数12】
【0048】である。データレートAで記録するとき
は、各ヘッド群のN個の近接したヘッドのうちN0個の
ヘッドを用いて合計360/θd×N0個のヘッドを使
用する。この時のトラックピッチTP3’は
【0049】
【数13】
【0050】となる。データレートBの時のトラックピ
ッチに対するデータレートAのトラックピッチの増加分
【0051】
【数14】
【0052】となる。従来の方法のトラックピッチの増
加分から本発明の増加分を差し引けば
【0053】
【数15】
【0054】となり、上式は以下の条件を満足するとき
に必ず正となる。
【0055】
【数16】
【0056】よって、実際の使用においては、θd >
θs × N1 となるので、従来の方法より本発明
の方法の方が複数のデータレートにおいて、トラックピ
ッチの増加が少ないということがいえる。
【0057】なお、上記実施例では、ヘッドの回転方向
はテープに対するヘッドの相対速度が、ヘッドの回転速
度よりも速くなるようにテープの走行方向と逆であった
が、ヘッドの回転方向をテープに対するヘッドの相対速
度が、ヘッドの回転速度よりも遅くなるようにテープの
走行方向と同じ方向とし、ヘッド群をヘッド回転方向に
先行した位置にあるヘッドが走査するトラックに対し
て、後行した位置にあるヘッドは、テープ進行方向と隣
合うトラックを走査するように、先行した位置にあるヘ
ッドの高さが高くなるようにヘッドを構成してもよい。
【0058】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明の磁気記録再生装置によれば、データレートが高くな
っても、記録密度の低下が軽減されるという長所があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における1倍のデータレート
の時のテープ速度が1倍速のトラックパターン図とテー
プ速度が2倍速のトラックパターン図と2倍のデータレ
ートの時のテープ速度が2倍速より若干遅くしたときの
トラックパターン図とヘッドの高さを示す回転シリンダ
ーの部分側面図である。
【図2】従来例における1倍のデータレートの時のテー
プ速度が1倍速のトラックパターン図とテープ速度が2
倍速のトラックパターン図と2倍のデータレートの時の
テープ速度を2倍速より若干速くしたときのトラックパ
ターン図とヘッドの高さを示す回転シリンダーの部分側
面図である。
【図3】本発明の一実施例と従来例における回転シリン
ダーのヘッド配置図である。
【図4】本発明の一実施例と従来例の1倍のデータレー
トに対するデータレート比iとトラックピッチTPとの
関係を示す特性図である。
【図5】一般化した回転シリンダーと本発明の一般化し
たヘッド高さと従来の一般化したヘッド高さを示す回転
シリンダーの部分側面図である。
【図6】一般化したヘッド数とトラックピッチの関係を
示す特性図である。
【図7】本発明の一実施例における磁気記録再生装置の
略示ブロック図である。
【図8】従来のヘッドブロックの構成とトラックパター
ンの図である。
【図9】本発明の一実施例のヘッドブロックの構成とト
ラックパターンの図である。
【符号の説明】
1〜8 ヘッド 9〜56 トラック 57 回転シリンダー 58 磁気テープ 101 ヘッド群 102 ヘッド群 103 ヘッド選択手段 104 テープ速度制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転シリンダー上に配置され、ヘッド回転
    方向に先行した位置にあるヘッドが走査するトラックに
    対して、後行した位置にあるヘッドは、テープ進行方向
    に隣合うトラックを走査するように構成された複数の近
    接したヘッドからなるヘッド群と、使用するヘッド数を
    M(Mは整数)倍で変化させるヘッド選択手段と、テー
    プ速度をM倍より所定量遅い速度に変化させるテープ速
    度制御手段とを備えたことを特徴とする磁気記録再生装
    置。
JP23635891A 1991-09-17 1991-09-17 磁気記録再生装置 Pending JPH0573864A (ja)

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JP23635891A JPH0573864A (ja) 1991-09-17 1991-09-17 磁気記録再生装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0658880A4 (en) * 1993-06-07 1995-04-18 Sony Corp RECORDING AND PLAYING DEVICE.
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