JP2643985B2 - 回転ヘッド型記録または再生装置 - Google Patents

回転ヘッド型記録または再生装置

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JP2643985B2 JP63126010A JP12601088A JP2643985B2 JP 2643985 B2 JP2643985 B2 JP 2643985B2 JP 63126010 A JP63126010 A JP 63126010A JP 12601088 A JP12601088 A JP 12601088A JP 2643985 B2 JP2643985 B2 JP 2643985B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ヘリカルスキャン型磁気記録再生装置に関
するものである。
[従来の技術] 従来から知られているとおり、映像信号のような高速
のデジタル信号を扱う装置においては、複数のヘッドに
信号を振り分けることによって、1系統当りのビットレ
ートを低減するために、1つの回転ヘッドにテープと同
時に接する複数のヘッドを搭載する必要がある。
第8図ないし第10図は4系統に信号を振り分けるデジ
タルVTRの従来例を示す。ここで第8図および第9図は
回転ヘッドの上面図および側面展開図である。本図中の
1は回転ドラム、2は磁気テープ、A〜Hはヘッドであ
る。図示のように、回転ドラム1の周上に4個ずつθ゜
の間隔と段差Xの位置に取り付けられたヘッドA〜H
は、回転ドラム1の回転に伴い順次磁気テープ2に接触
するが、常に4個以上が同時に接しているので、4系統
の信号を記録または再生することができる。
かかる構成において、磁気テープ2を所定の速度VT
送ることにより、均等なトラックピッチTPを有するトラ
ックパターン(第10図参照)が形成される。すなわち、
隣接するヘッドに対し、+α゜および−α゜のアジマス
角を設定することでアジマス損失を利用してガードバン
ドをなくし、高記録密度を得ている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、記録再生するデジタル信号のビットレート
を変化させたいという要求がある。例えば、映像信号の
場合についてみると各種の帯域圧縮の手法が知られてお
り、画質の劣化を最小限にとどめながらデータ量を減ら
すことが可能であって、このことにより、より長時間の
連続記録再生が実現できることになる。
そこで上記従来例において、ビットレートを変え記録
時間を増大させるために、テープ速度を1/2に設定して
2系統の信号を同時記録することが考えられる。
ところがA,B,E,Fの4つのヘッドを使う場合には、ト
ラックパターンは第11図のようになり(図はθ=13.5゜
の時を示す)、トラックピンチが均等でなくなってしま
う。
一般に、θ゜の間隔とXの段差を持って取り付けられ
た2個のヘッドによって描かれるトラックピッチは、ヘ
ッドの総数を2N個として、テープ速度VTの時のトラック
ピッチをTPとすると、テープ速度が(1/n)VTの時には となる(第12図参照)。ここで、第12図中の一点鎖線は
テープ速度VT時のヘッド軌跡を、また破線はテープ速度
(1/n)VT時のヘッド軌跡を示しており、これらの線と
縦線Pの交点がヘッドの段差,縦点qの交点が実際のト
ラックピッチを示している。すなわち、トラックピッチ
だけ狭くなり、出力が減少してS/Nの劣化を招くという
不都合がある。
特にデジタル信号の記録時においては、S/Nが1dB悪く
なるとデータの誤り率が10倍程度大きくなることが知ら
れており、その影響は大となる。
また、予め狭いトラックピッチTP′の時に所要のS/N
が得られるようにすると、平均のトラックピッチはTP
あるから余分にテープを消費することになる。すなわ
ち、その比率はTP/TP′倍(前述の例では1.15倍)とな
り記録密度が下がるという欠点がある。
よって本発明の目的は上述の点に鑑み、出力信号のS/
N劣化を招来することなく、かつ、所要の媒体量を減ら
して高密度記録を可能とした回転ヘッド型記録または再
生装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明は、複数の系統
の信号を複数の回転ヘッドで同時に記録または再生する
装置において、第1の速度でテープを走行させて記録ま
たは再生する第1のモードと、前記第1の速度より速い
第2の速度でテープを走行させて記録または再生する第
2のモードを切り換え可能なモード制御手段を備え、前
記第1のモードにおいては、該第1のモードにおいて形
成若しくはトレースされる第1のトラックの幅が得られ
るよう第1の段差を有する関係にある複数の第1のヘッ
ドを使用し、前記第2のモードにおいては、前記複数の
第1のヘッドおよび前記第1の段差よりも小さな段差を
有する関係にある複数の第2ヘッドを使用すると共に、
該第2のモードにおいて前記第2のヘッドにより形成若
しくはトレースされる第2のトラックの幅が前記第1の
モードにおいて前記第1のヘッドによって形成若しくは
トレースされる前記第1のトラックの幅とほぼ同じにな
るテープ速度にてテープが走行されるようにしたもので
ある。
ここで、第1の速度に対する第2の速度の速度比が整
数倍でないようにすることができる。
[実施例] 以下、実施例に基づいて本発明を詳細に説明する。
まず、第1図〜第4図を参照して本発明の第1の本発
明を説明する。ここで、第1図はテープ速度VT′時のト
ラックパターン図、第2図は本実施例に用いる回転ヘッ
ドドラムの側面展開図、第3図はトラックピッチの説明
図、第4図はテープ速度1/2VT時のトラックパターン図
である。なお、上述した回転ヘッドドラムの上面図は第
8図に示した従来例と同じである。
本実施例においては、第2図に示すように、ヘッドA
とBの間ならびにEとFの間に段差X1を設けてある、こ
の段差X1は、第3図に示すように(1/n)VT(ここで
は、n=2)でテープを送る時にTPなるトラックピッチ
の得られる大きさである。すなわちテープ速度(1/2)V
T時には、第4図のように均等なトラックピッチTPのト
ラックパターンが得られる。
次に、テープを速度VTで送ると、ヘッドAとBの間な
らびにEとFとの間には段差X1としてあるので、第3図
のようにAヘッドおよびEヘッドのトラックはトラック
ピッチTP となる。
ここで、 本実施例においては、n=2,N=4であるので、θ゜
=13.5゜として、 TP =1.15TP このようにテープ送り速度をVTとすると、平均トラッ
クピッチはTPであるため、AヘッドおよびEヘッドのト
ラックがTP に広がってDヘッドおよびHヘッドのトラ
ック幅が狭くなってしまう。そこで、テープ速度をVT
とすることで平均トラックピッチTPより広げてやればよ
いことになる。すなわち、 本実施例ではTP =1.15TPであるから、 この時に得られるトラックパターンは第1図のとおり
となる。
従って、先に述べた従来例ではテープ消費量が1.15倍
となるのに対し、本実施例では1.0375倍でで済む。特
に、テープ速度が1/2速度時は1.0倍であり、非常に効率
的である。
一般に、本発明では従来の方式に比べて無駄に消費す
るテープ量が1/4以下に低減でき(上述した実施例では1
5%→3.75%)、特に最長時間のモードでは余分テープ
を使わなくて済むことになる。
第5図は、第2の実施例に係る回転ヘッドドラムの側
面展開図である。本実施例ではテープ速度(1/2)VT
に4つのヘッドA,B,C,Dを用いている。従って、各ヘッ
ドAとB,BとC,CとDの間の段差をX1とし、EとF,FとG,G
とHの間の段差をXとすると共に、AとEの間に段差を
X′を設けてある。
本実施例によれば、テープ速度が(1/2)VTの時には
A,B,C,Dの4つのヘッドにより均等なトラックピッチTP
が得られる。
一方、全ヘッドを使うモードでは、A,B,Cの3つのヘ
ッドによるトラックは、Tなるトラックピッチとな
る。そこで、残り5つのヘッドによるトラックのピーが
TPとなるように、テープ速度を選べばよいので、 いまn=2,N=4,θ=13.5゜とすると、TP =1.15TP
であるから、 VT′=(8.45/8)VT=1.05625VT このように本実施例においても、1.15倍→1.05625倍
と効率がよくなっている。
なお、ヘッドAとEの段差X′は、ヘッドDおよびH
のトラックピッチをTPとする条件からX′=1.5×(TP
−TP)である。
また、これまではN=4,n=2,θ=13.5゜の場合につ
いて説明してきたが、本発明はその他の多様な数値の組
合せについてまで適応可能なことはいうまでもない。
さらに、実際の装置におけるテープ速度制御の切り換
えは、分周器を用いるのが通例であるので、その比率は
簡単な整数比であることが望ましい。従って、以上の説
明から求められた比率が適用困難な場合もあり得るが、
その場合も求めた比率に近い整数比を選ぶことで同等に
近い効果を得ることができる。本発明はそのような場合
をも含むものである。
第6図は本発明の一実施例に係るヘッドスイッチング
部を示すブロック図であり、第7図はこれに用いられる
スイッチング信号SWA〜SWDとモード信号SP/LP(ショー
トプレイ/ロングプレイ),R/P(記録/再生)のタイミ
ングチャートである。
第6図に示すように、入力信号はA/D変換器20にてA/D
変換された後、符合化,誤り訂正符号の付加,DC成分抑
圧変調等の処理を変調部22で施される。そして、モード
信号SP/LPに対応して4系統または2系統の並列信号に
変換され、さらに各ヘッドに供給される。
そのタイミングは、第7図に示すように、回転ドラム
の位相に基づいて生成されたスイッチング信号SWA〜SWD
で定められる。
以上は記録時の動作であって、再生時は不図示のモー
ド検出部で記録されている信号のモードを判定し、それ
により発生されるモード信号SP/LPに対応して各ヘッド
からの出力を復調してD/Aし、出力信号が得られる。
[発明の効果] 以上説明した通り本発明では、第1の速度でテープを
走行させて記録または再生する第1のモードと、この第
1の速度より速い第2の速度でテープを走行させて記録
または再生する第2のモードを切り換えるにあたり、 第1のモードにおいては、この第1のモードにおいて
形成若しくはトレースされる第1のトラックの幅が得ら
れるよう第1の段差を有する関係にある複数の第1のヘ
ッドを使用し、 第2のモードにおいては、複数の第1のヘッドおよび
第1の段差よりも小さな段差を有する関係にある複数の
第2のヘッドを使用すると共に、この第2のモードにお
いて第2のヘッドにより形成若しくはトレースされる第
2のトラックの幅が第1のモードにおいて第1のヘッド
によって形成若しくはトレースされる第1のトラックの
幅とほぼ同じになるテープ速度にテープが走行される: 構成としてあるので、所要媒体使用量を最小限とし、特
に最低速度で媒体を走行させる時にはトラックピッチが
一定で無駄な媒体消費をなくすことが可能となり、2種
類以上の媒体搬送速度で高密度記録が達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例におけるテープ速度VT
時のトラックパターン図、 第2図は本発明の第1の実施例におけるテープ速度VT
時の回転ヘッドドラムの側面展開図、 第3図はトラックピッチの説明図、 第4図は本発明の一実施例におけるテープ速度(1/2)V
T時のトラックパターン図、 第5図は第2の実施例における回転ヘッドドラムの側面
展開図、 第6図は本発明の一実施例に係るヘッドスイッチング部
を示すブロック図、 第7図は第6図の動作を示す波形図、 第8図〜第12図はそれぞれ従来技術を説明する図であ
る。 1……回転ドラム、 2……テープ、 A〜H……回転ヘッド、 VH……回転ヘッドの回転速度、 VT,VT′……テープ送り速度、 TP,TP′,TP ……トラックピッチ、 X,X′,X1……ヘッド間段差、 θ……ヘッド間の角度。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の系統の信号を複数の回転ヘッドで同
    時に記録または再生する装置において、 第1の速度でテープを走行させて記録または再生する第
    1のモードと、前記第1の速度より速い第2の速度でテ
    ープを走行させて記録または再生する第2のモードを切
    り換え可能なモード制御手段を備え、 前記第1のモードにおいては、該第1のモードにおいて
    形成若しくはトレースされる第1のトラックの幅が得ら
    れるよう第1の段差を有する関係にある複数の第1のヘ
    ッドを使用し、 前記第2のモードにおいては、前記複数の第1のヘッド
    および前記第1の段差よりも小さな段差を有する関係に
    ある複数の第2のヘッドを使用すると共に、該第2のモ
    ードにおいて前記第2のヘッドにより形成若しくはトレ
    ースされる第2のトラックの幅が前記第1のモードにお
    いて前記第1のヘッドによって形成若しくはトレースさ
    れる前記第1のトラックの幅とほぼ同じになるテープ速
    度にてテープが走行されることを特徴とする回転ヘッド
    型記録または再生装置。
  2. 【請求項2】第1の速度に対する第2の速度の速度比が
    整数倍でないことを特徴とする請求項1に記載の回転ヘ
    ッド型記録または再生装置。
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KR960003700B1 (ko) * 1993-11-16 1996-03-21 대우전자주식회사 2배속 고속복사전용 브이씨알 시스템의 데크주행계

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