JPH0573583A - 識別システム - Google Patents

識別システム

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JPH0573583A
JPH0573583A JP26107291A JP26107291A JPH0573583A JP H0573583 A JPH0573583 A JP H0573583A JP 26107291 A JP26107291 A JP 26107291A JP 26107291 A JP26107291 A JP 26107291A JP H0573583 A JPH0573583 A JP H0573583A
Authority
JP
Japan
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data
data carrier
carrier
read
write
Prior art date
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Pending
Application number
JP26107291A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nishimura
隆志 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
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Publication of JPH0573583A publication Critical patent/JPH0573583A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 識別システムが使用される用途においてデー
タキャリアの使用を禁止できるようにすること。 【構成】 データキャリアの使用を禁止する場合には、
書込/読出制御ユニット5の使用禁止データ送出手段6
よりデータ伝送手段4を介してデータキャリア3に使用
禁止データを送出する。こうすればデータキャリア3内
ではこの信号が受信され、応答禁止手段7が動作してデ
ータキャリア3の応答を禁止できるようにしている。こ
れによって不正使用や混信等を防止できるようにしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は物流システム,電子回数
券システム等に利用される識別システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来組立搬送ラインでの部品の識別や電
子回数券システム等においては、物品を識別して管理す
るシステムが必要となる。そこで特開平1−163991号の
ように識別対象物にメモリを有するデータキャリアを設
け、外部からデータ伝送によってデータキャリアに必要
な情報を書込んでおき、必要に応じてその情報を読出す
ようにした識別システムが提案されている。このような
データキャリアはパレット等に取付けて用いられ、パレ
ットの搬送経路の側方に配置された書込/読出制御ユニ
ットからデータキャリアに必要なデータを書込み又は読
出すように構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さてこのようなデータ
キャリアをチケットや定期券,プリペイドカードとして
使用する場合には、その用途での寿命がある。即ち定期
券の場合は使用制限、プリペイドカードであれば所定金
額に達すれば以後は使用することができなくなる。しか
しその後もデータキャリアとしてデータを読み書きする
機能が残る。従ってデータが不正に書換えられてしま
い、使用期限や使用条件等が変更される恐れがあるとい
う欠点があった。又使用できるものとできなくなったも
のとが同一の通信領域に入った場合には、混信等によっ
て正常に通信できなくなることがあるという欠点があっ
た。
【0004】本発明はこのような従来の識別システムの
問題点に鑑みてなされたものであって、データキャリア
の使用を外部より禁止できるようにすることを技術的課
題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は図1に示すよう
に、データを保持するメモリ1、外部から与えられるコ
マンドとデータを復調し、メモリより読出されたデータ
を伝送するデータ伝送手段2を有するデータキャリア3
と、データキャリアとのデータ伝送を行うデータ伝送手
段4を有する書込/読出制御ユニット5と、を具備する
識別システムであって、書込/読出制御ユニットは、デ
ータキャリアの使用禁止データを設定する使用禁止デー
タ送出手段6を具備するものであり、データキャリア
は、使用禁止データが送出されたときにその応答を禁止
する応答禁止手段7を有することを特徴とするものであ
る。
【0006】
【作用】このような特徴を有する本発明によれば、デー
タキャリアの以後の使用を禁止する場合には、書込/読
出制御ユニットより使用禁止データをデータ伝送手段を
介してデータキャリアに送出する。こうすればデータキ
ャリアの応答禁止手段によってそれ以降のデータキャリ
アの応答が禁止されることとなる。
【0007】
【実施例】図2は本発明の一実施例による識別システム
の構成を示すブロック図である。本図において識別シス
テムは定期券等のデータが保持されるカード状のデータ
キャリア11と、データキャリア11にデータを書込み
及び読出すリードライトヘッド12、及びリードライト
ヘッド12に接続されてその動作を制御するIDコント
ローラ13が設けられる。リードライトヘッド12及び
IDコントローラ13は書込/読出制御ユニット5を構
成している。又IDコントローラ13は上位のコンピュ
ータ14に接続されている。
【0008】さてIDコントローラ13は図3にブロッ
ク図を示すように、データキャリア11へのデータの書
込み及び読取りを制御するマイクロプロセッサ(CP
U)21とそのシステムプログラム及びデータを保持す
るメモリ22が設けられ、又上位のコンピュータ14と
の入出力を行う入出力インターフェース23が設けられ
る。リードライトヘッド12はCPU21より出力が与
えられデータキャリア11に伝送すべきデータを変調す
る変調回路24と、その出力によって駆動される送信部
25を有している。送信部25は例えばコイルからFS
K変調された信号を出力することによってデータキャリ
ア11にデータを伝送するものである。又データキャリ
ア11から得られる受信信号は受信部26を介して復調
回路27に与えられる。復調回路27はこの信号を復調
してCPU21に与えるものである。ここでリードライ
トヘッド12の変調回路24,送信部25,受信部26
及び復調回路27はデータキャリアとの間でデータ伝送
を行うデータ伝送手段4を構成している。
【0009】次にデータキャリア11の構成について図
4を参照しつつ説明する。図4において、送受信部31
はリードライトヘッド12より出射される周波数の信号
を受信及び送信するものであり、その受信出力は復調回
路32に与えられる。復調回路32はこの信号を復調し
そのデータを元の信号に変換して制御部33に与えてい
る。制御部33にはバスを介してメモリ34が接続され
る。制御部33はIDコントローラ13から与えられた
コマンド及びデータに従ってメモリにデータを書込み又
は読出すと共に、応答禁止のデータが与えられれば応答
を禁止する応答禁止手段7の機能を達成している。そし
てメモリ34から読出されたデータはシリアル信号に変
換され、変調回路35を介して送受信部31に与えられ
る。送受信部31は例えば従来例のように共振回路の共
振周波数を異ならせることによって信号をリードライト
ヘッド12側に与えるものである。ここで送受信部3
1,復調回路32及び変調回路35はIDコントローラ
13から与えられたコマンドのデータを復調すると共
に、読出されたデータを伝送するデータ伝送手段2を構
成している。
【0010】図5はメモリ34のメモリマップを示す図
であり、データメモリ34の一部にシステムエリアが設
けられ、続いて書込/読出制御ユニットから必要なデー
タを書込むデータエリアが設けられている。ここでシス
テムエリアが「00」の場合には後述するようにデータ
キャリアとしてのリード又はライト処理を行い、「0
0」以外の場合にはこれらの処理を禁止するものとす
る。
【0011】次に本実施例の動作について図6のフロー
チャートを参照しつつ説明する。まずこの識別システム
が定期券として使用される場合について説明する。ID
コントローラ13は動作を開始すると、まずデータキャ
リア11がリードライトヘッド12とのデータ通信領域
にある場合に、ステップ41においてデータキャリアのス
テータス情報を示すデータエリアを読出す。そしてステ
ップ42において使用期限内かどうかをチェックし、使用
期限内であればその他の条件を判定してゲートの通過を
許可する処理を行う(ルーチン43) 。又ステップ42にお
いて使用期限内でなければ、ステップ44においてデータ
キャリア11のシステムエリアに「01」のデータを書
込む。そしてステップ45に進んでゲートの通過を禁止し
て処理を終える。ここで書込/読出制御ユニットはステ
ップ41, 42, 44においてデータキャリアに使用禁止デー
タを設定する使用禁止データ送出手段6の機能を達成し
ている。
【0012】次に図7はデータキャリア11の動作を示
すフローチャートである。図7(a)は禁止データがデ
ータメモリに書込まれたときにデータキャリアの全ての
処理を停止するようにしたものである。動作を開始する
とまずステップ51においてコマンドの受信を待受け、受
信されればデータメモリ34のシステムエリアを読出
す。そしてステップ53に進んでデータが「00」かどう
かをチェックする。「00」であれば送出されたコマン
ドに対応したコマンド処理及びそのレスポンス処理を行
う(ルーチン54, 55) 。しかしステップ53においてシス
テムエリアのデータが「00」でなければ応答を禁止す
る必要があるため、ルーチン54, 55の処理を行うことな
く直ちに動作を終了する。
【0013】又図7(b)はライト処理のみを禁止する
ようにしたものである。即ち動作を開始するとコマンド
の受信を待受け(ステップ61) 、コマンドが受信されれ
ばライトコマンドかどうかをチェックする。ライトコマ
ンドであればステップ63,64に進んでシステムエリアを
読出し、データが「00」かどうかをチェックする。そ
して「00」であればライト処理を行い(ルーチン65)
、次いでレスポンス処理を行って (ルーチン66) 処理
を終える。ステップ64においてシステムエリアが「0
0」でなければこれらの処理を行うことなく直ちに処理
を終える。又ステップ62においてライトコマンドでなけ
ればルーチン67においてリード処理を行い、ルーチン66
に進んでレスポンス処理を行って処理を終える。こうす
ればシステムエリアに例えば「01」が書込まれている
ときには、リードやライト処理を禁止することができ
る。ここでデータキャリアはステップ52, 53及びステッ
プ62〜64において使用禁止データが送出されたときに、
その応答を禁止する応答禁止手段7の機能を達成してい
る。
【0014】尚前述した各実施例ではメモリに禁止デー
タを書込んでおき、処理を行う前にそのデータを読出し
て処理を進めるかどうかを判別している。しかしデータ
キャリアの制御部内で所定の禁止データ(前述した実施
例では「01」)が書込まれた場合には、その所定の出
力ポートにより出力を出し、それによってその制御部自
体をディスエーブルとし、自己リセットをかけるように
することもできる。こうすればそれ以後は制御部33が
動作を行わないため、データキャリア11の全ての応答
を停止することができる。又電池内蔵型のデータキャリ
アでは、これらのデータが与えられたときに、データキ
ャリア内に含まれる電池の両端を短絡するように構成し
てもよい。
【0015】このようにデータキャリアの使用を禁止す
ることとすれば、図2に示すように使用期限内のデータ
キャリア11に加えて使用期限が経過して使用禁止状態
となっている他のデータキャリア11aが同一の通信領
域にあっても、使用期間内のデータキャリア11とのみ
データ伝送ができるため、混信を起こす恐れがなくな
る。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明では、
識別システムが使用されるアプリケーションにおいて使
用期限等が経過し、使用禁止の必要があるときには、デ
ータキャリアの応答を禁止することができる。従ってデ
ータの書換え等の不正使用を防止することができる。又
期限が切れたデータキャリアと期限内のデータキャリア
とが同一の通信領域に入った場合にも、混信なく通信す
ることができるという効果が得られる。このような機能
は定期券やプリペイトカード等に特に有効となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に用いられる識別システムの全体構成を
示すブロック図である。
【図3】IDコントローラ及びリードライトヘッドの構
成を示すブロック図である。
【図4】データキャリアの構成を示すブロック図であ
る。
【図5】メモリ34のメモリマップである。
【図6】本実施例による書込/読出制御ユニットの動作
を示すフローチャートである。
【図7】(a),(b)は夫々異なった実施例によるデ
ータキャリアの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,34 メモリ 2,4 データ伝送手段 3 データキャリア 5 書込/読出制御ユニット 6 使用禁止データ送出手段 7 応答禁止手段 11 データキャリア 12 リードライトヘッド 13 IDコントローラ 14 上位コンピュータ 21 CPU 33 制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを保持するメモリ、外部から与え
    られるコマンドとデータを復調し、前記メモリより読出
    されたデータを伝送するデータ伝送手段を有するデータ
    キャリアと、前記データキャリアとのデータ伝送を行う
    データ伝送手段を有する書込/読出制御ユニットと、を
    具備する識別システムであって、 前記書込/読出制御ユニットは、 前記データキャリアの使用禁止データを設定する使用禁
    止データ送出手段を具備するものであり、 前記データキャリアは、 前記使用禁止データが送出されたときにその応答を禁止
    する応答禁止手段を有することを特徴とする識別システ
    ム。
JP26107291A 1991-09-11 1991-09-11 識別システム Pending JPH0573583A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26107291A JPH0573583A (ja) 1991-09-11 1991-09-11 識別システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26107291A JPH0573583A (ja) 1991-09-11 1991-09-11 識別システム

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JPH0573583A true JPH0573583A (ja) 1993-03-26

Family

ID=17356691

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JP26107291A Pending JPH0573583A (ja) 1991-09-11 1991-09-11 識別システム

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