JPH057330Y2 - - Google Patents

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JPH057330Y2
JPH057330Y2 JP8947189U JP8947189U JPH057330Y2 JP H057330 Y2 JPH057330 Y2 JP H057330Y2 JP 8947189 U JP8947189 U JP 8947189U JP 8947189 U JP8947189 U JP 8947189U JP H057330 Y2 JPH057330 Y2 JP H057330Y2
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water supply
supply port
valve
supply valve
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、特定形状の給水口を有する液体容器
に取り付ける給水弁に関する。
〔従来の技術及びその課題〕
従来、第4図に示すように、給水口31を周方
向に連続する褶曲部32を連設して形成した10〜
18の容量を有する液体容器30が提案されてい
る。
しかしながら、この液体容器30では、前記褶
曲部32が螺旋状となつていないので、給水弁に
ねじ部を設け、これを褶曲部32に螺合するとい
うことは出来ない。また、単に給水弁に筒状の挿
入管部を設け、これを前記給水口31に差し込む
だけでは、前記液体容器30が大きい場合に、液
圧または内容液の振動によつて給水弁が外れた
り、漏水を生じる危険性が高い。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本考案は、前記液体容器に用いる新た
な給水弁を提供することを目的としてなされたも
ので、請求項1に記載の給水弁は、弁本体と、前
記給水口に挿入される挿入管部とからなり、この
挿入管部に、前記褶曲部の斜面部に圧接係合する
周方向に連続した少なくとも二つのシール部を設
けたものである。
また、請求項2に記載の給水弁は、弁本体と、
内面に給水口の褶曲部と係合する係合部、外面に
外ねじ部を有し、前記給水口に外装される複数に
分割されたナツトと、給水口の端部を覆い、内周
面に前記外ねじ部と螺合する内ねじ部を有すると
ともに、前記給水口の端面と対向するフランジ部
の内側面にパツキンを有し、前記弁本体に連結さ
れた接続リングと、で構成したものである。
〔作用〕
前記請求項1の考案では、給水弁の挿入管部を
給水口に挿入すると、シール部が褶曲部の斜面部
に圧接係合し、給水弁の抜けと液体容器からの内
容液の漏れを防止する。
請求項2の考案では、給水口に外装したナツト
に接続リングを螺合すると、ナツトが接続リング
に引き寄せられ、ナツトの係合部が褶曲部に圧接
されるとともに、接続リングのパツキンが給水口
の端部に圧接される。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について添付図面を参照
して説明する。
第1図に示す給水弁1は、弁本体2と挿入管部
4とからなり、これらはポリ塩化ビニール等の合
成樹脂で一体的に構成されている。また、挿入管
部4にはシリコン樹脂などからなるシール部材5
が外嵌してあり、シール部材5の外周部には周方
向に連続する二つのシール部6,6が設けてあ
る。なお、シール部材5は接着剤で挿入管部4に
固定してもよいし、シール部6は三つ以上であつ
てもよい。また、シール部材5は弁本体2に一体
成形するようにしてもよい。
前記給水弁1は、第2図に示すように、液体容
器30(第4図参照)の給水口31に挿入管部4
を差し込み、二つのシール部6,6を給水口31
の内側に突出する褶曲部32aの頂部Aを挟む両
側の斜面部B,B′に圧接係合する。
したがつて、シール部6,6と褶曲部32aと
の係合により給水弁1の抜け止めが図られる。ま
た、シール部6,6と褶曲部32aとの圧接によ
り内容液Wの漏れが防止される。
また、内容液Wは、弁本体1に設けたコツク3
を操作することで、挿入管部4と弁本体2とに連
続して設けた流路7を通じて給水される。
次に、第3図に示す給水弁10は、弁本体11
と、ナツト15と、接続リング18と、で構成さ
れている。弁本体10の接続側(第3図において
右側)には外周部にフランジ13が設けてあり、
その管端側に外ねじ部14が設けてある。ナツト
15は、軸方向の断面に沿つて二つのナツト要素
に分割したもので、内面に前記液体容器30の給
水口31において外側に突出する褶曲部32bと
略同一形状の溝部16が周方向に形成され、外周
部に外ねじ部17が設けてある。接続リング18
はリング本体19の一端側に内方に突出するフラ
ンジ20を有し、このフランジ20と前記リング
本体19の内周面にそれぞれ内ねじ部21,22
が設けてある。また、フランジ20の内側面には
周方向に溝部23が設けてあり、この溝部23に
Oリングパツキン24が取り付けてある。
以上の構成において、ナツト15は、分割され
たナツト要素を液体容器30の給水口31に外装
し、溝部16を給水口31の外側に突出する褶曲
部32bに係合する。接続リング18は給水口3
1の端部を覆うようにして装着され、その内ねじ
部22をナツトの外ねじ部17に螺合し、ナツト
15を接続リング側に引き寄せて溝部16を褶曲
部32bに圧接させるとともに、Oリングパツキ
ン24を給水口31の端面に圧接する。弁本体1
1はその外ねじ部14を接続リング18のフラン
ジ20に設けた内ねじ部21に螺合し、フランジ
13とフランジ20とを密着させる。
液体容器30の内容液Wは、弁本体11のコツ
クを操作することで給水口31より弁本体11の
流路25を通り給水される。このとき、給水口3
1と給水弁10との間は、Oリングパツキン2
4、及びフランジ13とフランジ20との接触に
よつてシールされているので、内容液Wが接続部
分から漏れることがない。
なお、弁本体11と接続リング18とは別々に
形成するものとしたが、これらは一体的に形成す
るようにしてもよい。その場合、部品点数が少な
くなるという利点がある。
〔考案の効果〕
以上の説明で明らかなように、第1の考案にか
かる給水弁では、挿入管部の外周に周方向に連続
する少なくとも二つシール部を設け、これを給水
口の褶曲部斜面部に圧接係合している。したがつ
て、給水弁に大きな液圧が利用しても、また内容
液が揺動しても、前記シール部と褶曲部との係合
によつて給水弁が抜けることはないし、内容液が
漏れることもない。
次に、第2の考案にかかる給水弁では、給水口
に外装したナツトに接続リングを螺合することに
より、接続リングのパツキンで給水口をシールす
るとともに、ナツトと褶曲部との係合により給水
弁の抜け止めが図られる。
すなわち、本考案によれば、給水口を周方向に
連続する褶曲部を連設して形成した液体容器に適
した給水弁を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の考案に係る給水弁の一部切欠側
面図、第2図は第1の考案にかかる給水弁の取付
状態を示す一部切欠側面図、第3図は第2の考案
にかかる給水弁の一部切欠側面図、第4図は液体
容器の一部切欠側面図である。 1,10……給水弁、2……弁本体、3……コ
ツク、4……挿入管部、5……シール部材、6…
…シール部、30……液体容器、31……給水
口、32,32a,32b……褶曲部、A……頂
点、B……斜面部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 周方向に連続する褶曲部を連設した給水口を
    有する液体容器に取り付ける給水弁を、弁本体
    と、前記給水口に挿入される挿入管部とからな
    り、この挿入管部に、前記褶曲部の斜面部に圧
    接係合する周方向に連続した少なくとも二つの
    シール部を設けたことを特徴とする給水弁。 (2) 周方向に連続する褶曲部を連設した給水口を
    有する液体容器に取り付ける給水弁を、弁本体
    と、内面に前記褶曲部と係合する係合部、外面
    に外ねじ部を有し、前記給水口に外装される複
    数に分割されたナツトと、給水口の端部を覆
    い、内周面に前記外ねじ部と螺合する内ねじ部
    を有するとともに、前記給水口の端面と対向す
    るフランジの内側面にパツキンを有し、前記弁
    本体に連結された接続リングと、で構成したこ
    とを特徴とする給水弁。
JP8947189U 1989-07-28 1989-07-28 Expired - Lifetime JPH057330Y2 (ja)

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JPH0329558U JPH0329558U (ja) 1991-03-25
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