JPH0573256A - クロスヘアカーソル発生装置 - Google Patents
クロスヘアカーソル発生装置Info
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- JPH0573256A JPH0573256A JP3233361A JP23336191A JPH0573256A JP H0573256 A JPH0573256 A JP H0573256A JP 3233361 A JP3233361 A JP 3233361A JP 23336191 A JP23336191 A JP 23336191A JP H0573256 A JPH0573256 A JP H0573256A
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- JP
- Japan
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- crosshair cursor
- coordinates
- cursor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 CAD等のシステムに用いて操作性のよいク
ロスヘヤカーソル発生装置を提供することを目的として
いる。 【構成】 表示座標をカウントするxyカウンタと、表
示ウィンドウのスタート座標が格納されるスタート位置
レジスタと、ウィンドウのx,y各方向の幅データが格
納されるウィンドウ幅レジスタと、クロスヘアカーソル
の表示座標が格納されるxyレジスタと、これらレジス
タの各出力と前記xyカウンタの出力とをそれぞれ比較
する比較回路と、これら比較回路の出力を受けてクロス
ヘアカーソルを生成するクロスヘアカーソル生成部とを
具備し、自動的にウィンドウ境界上のクロスヘアカーソ
ル表示座標2点を算出し、その2点に傾きレジスタの値
を演算していき、傾いたクロスヘアカーソルの座標を算
出する座標算出回路を前記xyレジスタと比較回路の間
に設け、x座標とy座標の両方の値が一致した時に、ク
ロスヘアカーソルを発生させるように構成する。
ロスヘヤカーソル発生装置を提供することを目的として
いる。 【構成】 表示座標をカウントするxyカウンタと、表
示ウィンドウのスタート座標が格納されるスタート位置
レジスタと、ウィンドウのx,y各方向の幅データが格
納されるウィンドウ幅レジスタと、クロスヘアカーソル
の表示座標が格納されるxyレジスタと、これらレジス
タの各出力と前記xyカウンタの出力とをそれぞれ比較
する比較回路と、これら比較回路の出力を受けてクロス
ヘアカーソルを生成するクロスヘアカーソル生成部とを
具備し、自動的にウィンドウ境界上のクロスヘアカーソ
ル表示座標2点を算出し、その2点に傾きレジスタの値
を演算していき、傾いたクロスヘアカーソルの座標を算
出する座標算出回路を前記xyレジスタと比較回路の間
に設け、x座標とy座標の両方の値が一致した時に、ク
ロスヘアカーソルを発生させるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクロスヘアカーソル発生
装置に関し、更に詳しくは傾いたクロスヘアカーソルを
発生させることができるクロスヘアカーソル発生装置に
関する。
装置に関し、更に詳しくは傾いたクロスヘアカーソルを
発生させることができるクロスヘアカーソル発生装置に
関する。
【0002】CADシステム等においては、クロスヘア
カーソルで開始点と終点を指示してやり、その間を線で
結ぶことにより所定の図形を描いていく。この場合、開
始点と終点とを指示してやるクロスヘアカーソルの表示
は見やすいことが必要である。
カーソルで開始点と終点を指示してやり、その間を線で
結ぶことにより所定の図形を描いていく。この場合、開
始点と終点とを指示してやるクロスヘアカーソルの表示
は見やすいことが必要である。
【0003】
【従来の技術】図6は従来装置の一例を示す構成ブロッ
ク図である。図において、1は全体の制御動作を行うC
PU、2は表示座標をカウントするxyカウンタ、3は
表示ウィンドウのスタート座標が格納されるスタート位
置レジスタ、4はウィンドウのx,y各方向の幅データ
が格納されるウィンドウ幅レジスタ、5はクロスヘアカ
ーソルの表示座標が格納されるxyレジスタである。
ク図である。図において、1は全体の制御動作を行うC
PU、2は表示座標をカウントするxyカウンタ、3は
表示ウィンドウのスタート座標が格納されるスタート位
置レジスタ、4はウィンドウのx,y各方向の幅データ
が格納されるウィンドウ幅レジスタ、5はクロスヘアカ
ーソルの表示座標が格納されるxyレジスタである。
【0004】xyカウンタ2にはクロックCLKと、水
平同期信号HSYNCと、垂直同期信号VSYNCが入
っている。また、スタート位置座標レジスタ3及びウィ
ンドウ幅レジスタ4で設定されるデータはクロスヘアカ
ーソルの範囲を示しており、その関係は図7に示すとお
りである。
平同期信号HSYNCと、垂直同期信号VSYNCが入
っている。また、スタート位置座標レジスタ3及びウィ
ンドウ幅レジスタ4で設定されるデータはクロスヘアカ
ーソルの範囲を示しており、その関係は図7に示すとお
りである。
【0005】図7において、破線で囲まれた部分が表示
ウィンドウ領域である。A点は表示ウィンドウ領域の開
始点で、A点のx,y座標がスタート位置レジスタ3に
格納され、表示ウィンドウ領域のx方向の幅及びy方向
の幅がウィンドウ幅レジスタ4に格納される。そして、
+形カーソルの中心のx,y座標がxyレジスタ5に格
納される。
ウィンドウ領域である。A点は表示ウィンドウ領域の開
始点で、A点のx,y座標がスタート位置レジスタ3に
格納され、表示ウィンドウ領域のx方向の幅及びy方向
の幅がウィンドウ幅レジスタ4に格納される。そして、
+形カーソルの中心のx,y座標がxyレジスタ5に格
納される。
【0006】xyカウンタ2は同期信号をカウントして
おり、現在の表示座標位置が格納されている。スタート
位置レジスタ3,ウィンドウ幅レジスタ4及びxyレジ
スタ5にはCPU1により設定された値が格納されてい
る。
おり、現在の表示座標位置が格納されている。スタート
位置レジスタ3,ウィンドウ幅レジスタ4及びxyレジ
スタ5にはCPU1により設定された値が格納されてい
る。
【0007】ウィンドウ座標コンパレータ6,7によ
り、xyカウンタ2のx,y各方向の出力とスタート位
置レジスタ3の各方向の出力とを比較する。x,y座標
がスタト位置A点と一致したら、x,y各方向のウィン
ドウ幅カウンタ8,9を起動する。そして、このウィン
ドウ幅カウンタ8,9により表示座標が表示ウィンドウ
領域内である信号が出力される。
り、xyカウンタ2のx,y各方向の出力とスタート位
置レジスタ3の各方向の出力とを比較する。x,y座標
がスタト位置A点と一致したら、x,y各方向のウィン
ドウ幅カウンタ8,9を起動する。そして、このウィン
ドウ幅カウンタ8,9により表示座標が表示ウィンドウ
領域内である信号が出力される。
【0008】また、x座標コンパレータ10とy座標コ
ンパレータ11では、カーソルの中心位置座標であるx
yレジスタ5の各方向の値とxyカウンタ2の各方向の
出力をそれぞれ比較している。
ンパレータ11では、カーソルの中心位置座標であるx
yレジスタ5の各方向の値とxyカウンタ2の各方向の
出力をそれぞれ比較している。
【0009】ここで、ウィンドウ幅カウンタ8,9から
の表示ウィンドウ領域内であることを示す信号とオアゲ
ート12からのx,y各方向のうちの1個でもカーソル
の中心位置が一致した信号を受けると、アンドゲート1
3の出力は“1”になり、クロスヘアカーソル生成回路
14を起動する。そして、該クロスヘアカーソル生成回
路14の出力データが出力回路15を介してカラールッ
クアップテーブル(LUT)等に出力される。
の表示ウィンドウ領域内であることを示す信号とオアゲ
ート12からのx,y各方向のうちの1個でもカーソル
の中心位置が一致した信号を受けると、アンドゲート1
3の出力は“1”になり、クロスヘアカーソル生成回路
14を起動する。そして、該クロスヘアカーソル生成回
路14の出力データが出力回路15を介してカラールッ
クアップテーブル(LUT)等に出力される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のクロスヘアカー
ソル発生装置で発生させることができるカーソルは+形
のカーソルのみである。従って、例えば図8に示す位置
Bにカーソルをもってくると、隠れる線が出てくる。ま
た、図9に示すような破線で示す線を描画したい場合、
位置を決めにくいという問題がある。
ソル発生装置で発生させることができるカーソルは+形
のカーソルのみである。従って、例えば図8に示す位置
Bにカーソルをもってくると、隠れる線が出てくる。ま
た、図9に示すような破線で示す線を描画したい場合、
位置を決めにくいという問題がある。
【0011】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、CAD等のシステムに用いて操作性のよ
いクロスヘヤカーソル発生装置を提供することを目的と
している。
ものであって、CAD等のシステムに用いて操作性のよ
いクロスヘヤカーソル発生装置を提供することを目的と
している。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
本発明は、表示座標をカウントするxyカウンタと、表
示ウィンドウのスタート座標が格納されるスタート位置
レジスタと、ウィンドウのx,y各方向の幅データが格
納されるウィンドウ幅レジスタと、クロスヘアカーソル
の表示座標が格納されるxyレジスタと、これらレジス
タの各出力と前記xyカウンタの出力とをそれぞれ比較
する比較回路と、これら比較回路の出力を受けてクロス
ヘアカーソルを生成するクロスヘアカーソル生成部とを
具備し、通常のクロスヘアカーソルか傾いたクロスヘア
カーソルかを選択するモードレジスタと、傾きの割合を
格納する傾きレジスタとを含み、前記ウィンドウ幅レジ
スタ,スタート位置レジスタ,xyレジスタ,傾きレジ
スタ及びモードレジスタから自動的にウィンドウ境界上
のクロスヘアカーソル表示座標2点を算出し、その2点
に傾きレジスタの値を演算していき、傾いたクロスヘア
カーソルの座標を算出する座標算出回路を前記xyレジ
スタと比較回路の間に設け、x座標とy座標の両方の値
が一致した時に、クロスヘアカーソルを発生させるよう
にしたことを特徴としている。
本発明は、表示座標をカウントするxyカウンタと、表
示ウィンドウのスタート座標が格納されるスタート位置
レジスタと、ウィンドウのx,y各方向の幅データが格
納されるウィンドウ幅レジスタと、クロスヘアカーソル
の表示座標が格納されるxyレジスタと、これらレジス
タの各出力と前記xyカウンタの出力とをそれぞれ比較
する比較回路と、これら比較回路の出力を受けてクロス
ヘアカーソルを生成するクロスヘアカーソル生成部とを
具備し、通常のクロスヘアカーソルか傾いたクロスヘア
カーソルかを選択するモードレジスタと、傾きの割合を
格納する傾きレジスタとを含み、前記ウィンドウ幅レジ
スタ,スタート位置レジスタ,xyレジスタ,傾きレジ
スタ及びモードレジスタから自動的にウィンドウ境界上
のクロスヘアカーソル表示座標2点を算出し、その2点
に傾きレジスタの値を演算していき、傾いたクロスヘア
カーソルの座標を算出する座標算出回路を前記xyレジ
スタと比較回路の間に設け、x座標とy座標の両方の値
が一致した時に、クロスヘアカーソルを発生させるよう
にしたことを特徴としている。
【0013】
【作用】通常モードか傾いたクロスヘアカーソルかを選
択できるようにし、傾いたクロスヘアカーソルを選択し
た時には、前記座標算出回路がウィンドウ境界上のクロ
スヘアカーソル表示座標2点を算出し、その2点に傾き
レジスタの値を演算していくようにする。このようにし
て傾いたクロスヘアカーソルを発生させることができ
る。
択できるようにし、傾いたクロスヘアカーソルを選択し
た時には、前記座標算出回路がウィンドウ境界上のクロ
スヘアカーソル表示座標2点を算出し、その2点に傾き
レジスタの値を演算していくようにする。このようにし
て傾いたクロスヘアカーソルを発生させることができ
る。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例を示す構成ブロッ
ク図である。図6と同一のものは、同一の符号を付して
示す。図において、20は自動的にウィンドウ境界上の
クロスヘアカーソル表示座標2点を算出し、その2点に
傾きレジスタの値を演算していき、傾いたクロスヘアカ
ーソルの座標を算出する座標算出回路で、xyレジスタ
5とx座標コンパレータ10及びy座標コンパレータ1
1との間に設けられている。図の破線で囲った部分が座
標算出回路である。
に説明する。図1は本発明の一実施例を示す構成ブロッ
ク図である。図6と同一のものは、同一の符号を付して
示す。図において、20は自動的にウィンドウ境界上の
クロスヘアカーソル表示座標2点を算出し、その2点に
傾きレジスタの値を演算していき、傾いたクロスヘアカ
ーソルの座標を算出する座標算出回路で、xyレジスタ
5とx座標コンパレータ10及びy座標コンパレータ1
1との間に設けられている。図の破線で囲った部分が座
標算出回路である。
【0015】図において、22は通常のクロスヘアカー
ソルか傾いたクロスヘアカーソルかを選択するモードレ
ジスタ、21は傾きの割合を格納する傾きレジスタであ
る。座標算出回路20は前記ウィンドウ幅レジスタ4,
スタート位置レジスタ3,xyレジスタ5,傾きレジス
タ21及びモードレジスタ22から自動的にウィンドウ
境界上のクロスヘアカーソル表示座標2点を算出し、そ
の2点に傾きレジスタの21の値を演算していき、傾い
たクロスヘアカーソルの座標を算出するようになってい
る。
ソルか傾いたクロスヘアカーソルかを選択するモードレ
ジスタ、21は傾きの割合を格納する傾きレジスタであ
る。座標算出回路20は前記ウィンドウ幅レジスタ4,
スタート位置レジスタ3,xyレジスタ5,傾きレジス
タ21及びモードレジスタ22から自動的にウィンドウ
境界上のクロスヘアカーソル表示座標2点を算出し、そ
の2点に傾きレジスタの21の値を演算していき、傾い
たクロスヘアカーソルの座標を算出するようになってい
る。
【0016】23,24はx方向のクロスヘアカーソル
の端のアドレスが格納されるスタート座標レジスタ、2
5,26はy方向のクロスヘアカーソルの端のアドレス
が格納されるスタート座標レジスタである。27,28
はx方向のアドレスを計算するのに用いられるワークレ
ジスタ、29,30はy方向のアドレスを計算するのに
用いられるワークレジスタである。
の端のアドレスが格納されるスタート座標レジスタ、2
5,26はy方向のクロスヘアカーソルの端のアドレス
が格納されるスタート座標レジスタである。27,28
はx方向のアドレスを計算するのに用いられるワークレ
ジスタ、29,30はy方向のアドレスを計算するのに
用いられるワークレジスタである。
【0017】31,32はアドレス計算に用いられるA
LU、35〜36はALU31,32に入力されるデー
タを選択するためのセレクタ、37,38はALU3
1,32で計算された出力を各レジスタに分配するデマ
ルチプレクサであり、39,40はこれらを制御するA
LU制御回路である。39a,40aは斜めのクロスヘ
ヤカーソルの出力アドレスと、通常のクロスヘヤカーソ
ルの出力アドレスを切り替えるセレクタ、41,42は
あるアドレスを傾きレジスタ21に設定された値だけデ
クレメントするΔxカウンタ,Δyカウンタである。
LU、35〜36はALU31,32に入力されるデー
タを選択するためのセレクタ、37,38はALU3
1,32で計算された出力を各レジスタに分配するデマ
ルチプレクサであり、39,40はこれらを制御するA
LU制御回路である。39a,40aは斜めのクロスヘ
ヤカーソルの出力アドレスと、通常のクロスヘヤカーソ
ルの出力アドレスを切り替えるセレクタ、41,42は
あるアドレスを傾きレジスタ21に設定された値だけデ
クレメントするΔxカウンタ,Δyカウンタである。
【0018】43はxワークレジスタ27,28の出力
を受けるオアゲートで、その出力はセレクタ39aに入
っている。44はyワークレジスタ29,30の出力を
受けるオアゲートで、その出力はセレクタ40aに入っ
ている。45はΔxカウンタ,Δyカウンタ41,42
の出力を受けるアンドゲートである。このように構成さ
れた回路の動作を説明すれば、以下のとおりである。
を受けるオアゲートで、その出力はセレクタ39aに入
っている。44はyワークレジスタ29,30の出力を
受けるオアゲートで、その出力はセレクタ40aに入っ
ている。45はΔxカウンタ,Δyカウンタ41,42
の出力を受けるアンドゲートである。このように構成さ
れた回路の動作を説明すれば、以下のとおりである。
【0019】このように構成された回路の動作の概念
は、以下のとおりである。即ち、xyレジスタ5,モー
ドレジスタ22の内容が変更されると、カーソルウィン
ドウ内の表示スタート位置座標2点が算出され、その2
点のスタート座標を基に表示座標が計算されるようにな
っている。
は、以下のとおりである。即ち、xyレジスタ5,モー
ドレジスタ22の内容が変更されると、カーソルウィン
ドウ内の表示スタート位置座標2点が算出され、その2
点のスタート座標を基に表示座標が計算されるようにな
っている。
【0020】図2に示すフローチャートに沿って説明す
る。ここでは、表示スタート座標2点を算出する動作に
ついて説明する。xyレジスタ5,傾きレジスタ21,
モードレジスタ22の内容が変更されると、図2に示す
スタート座標算出処理が開始される。
る。ここでは、表示スタート座標2点を算出する動作に
ついて説明する。xyレジスタ5,傾きレジスタ21,
モードレジスタ22の内容が変更されると、図2に示す
スタート座標算出処理が開始される。
【0021】先ず、モードレジスタ22の内容を参照し
て、モードレジスタが通常であるかそうでないかをチェ
ックする(S1)。通常モードの場合には、セレクタ3
9,40によりxyレジスタ5の値がそのままコンパレ
ータ10,11に入力され、前述した従来例と同じ通常
のクロスヘアカーソルが表示されることになる。
て、モードレジスタが通常であるかそうでないかをチェ
ックする(S1)。通常モードの場合には、セレクタ3
9,40によりxyレジスタ5の値がそのままコンパレ
ータ10,11に入力され、前述した従来例と同じ通常
のクロスヘアカーソルが表示されることになる。
【0022】通常モード以外の場合は、図3に示すスタ
ート座標1の算出処理が行われる。ALU制御回路3
9,40により、先ずxyレジスタ5の内容がxワーク
レジスタ27(xワーク1レジスタ),yワークレジス
タ29(yワーク1レジスタ)にロードされる(S
2)。次に、傾きレジスタ21の値Δxとxワークレジ
スタ27の値,傾きレジスタ21の値Δyとyワークレ
ジスタ29の値との間で、 xワーク1−Δx→xワーク1 yワーク1−Δy→yワーク1 なる演算が行われ、その結果は再びxワーク1レジス
タ,yワーク1レジスタにロードされる(S3)。
ート座標1の算出処理が行われる。ALU制御回路3
9,40により、先ずxyレジスタ5の内容がxワーク
レジスタ27(xワーク1レジスタ),yワークレジス
タ29(yワーク1レジスタ)にロードされる(S
2)。次に、傾きレジスタ21の値Δxとxワークレジ
スタ27の値,傾きレジスタ21の値Δyとyワークレ
ジスタ29の値との間で、 xワーク1−Δx→xワーク1 yワーク1−Δy→yワーク1 なる演算が行われ、その結果は再びxワーク1レジス
タ,yワーク1レジスタにロードされる(S3)。
【0023】次に、スタート位置レジスタ3の値x,y
と、xワークレジスタ1の内容,yワークレジスタ1の
内容とがそれぞれALU31,32で比較される。先
ず、xワークレジスタ1とxウィンドウスタート座標が
比較され(S4)、次にyワークレジスタ1とyウィン
ドウスタート座標が比較される(S5)。以上の動作は
xワークレジスタ27,yワークレジスタ29の値が
x,y各方向のウィンドウスタート座標より小さくなる
まで続けられる。
と、xワークレジスタ1の内容,yワークレジスタ1の
内容とがそれぞれALU31,32で比較される。先
ず、xワークレジスタ1とxウィンドウスタート座標が
比較され(S4)、次にyワークレジスタ1とyウィン
ドウスタート座標が比較される(S5)。以上の動作は
xワークレジスタ27,yワークレジスタ29の値が
x,y各方向のウィンドウスタート座標より小さくなる
まで続けられる。
【0024】x座標若しくはy座標がウィンドウの境界
まで減算されると、ALU31,32での演算は中止さ
れ、xワークレジスタ1の値はxスタート座標レジスタ
23にストアされ、yワークレジスタ1の値はyスター
ト座標レジスタ25にストアされる(S6)。
まで減算されると、ALU31,32での演算は中止さ
れ、xワークレジスタ1の値はxスタート座標レジスタ
23にストアされ、yワークレジスタ1の値はyスター
ト座標レジスタ25にストアされる(S6)。
【0025】次に、同様の操作をステップS7,S8,
S9,S10,S11と続行して、xワークレジスタ2
の値はxスタート座標レジスタ24にストアされ、yワ
ークレジスタ2の値はyスタート座標レジスタ26にス
トアされる(S6)。
S9,S10,S11と続行して、xワークレジスタ2
の値はxスタート座標レジスタ24にストアされ、yワ
ークレジスタ2の値はyスタート座標レジスタ26にス
トアされる(S6)。
【0026】次に、カーソルの表示動作は以下のように
行われる。図3のスタート座標1とスタート座標2とx
yカウンタ2の値がコンパレータ10,11で比較され
る。比較の結果x,y各方向共に一致すると、Δxカウ
ンタ41又はΔyカウンタ42が起動され、カウンタが
キャリーを発生するまで、クロスヘアカーソルを発生す
る。
行われる。図3のスタート座標1とスタート座標2とx
yカウンタ2の値がコンパレータ10,11で比較され
る。比較の結果x,y各方向共に一致すると、Δxカウ
ンタ41又はΔyカウンタ42が起動され、カウンタが
キャリーを発生するまで、クロスヘアカーソルを発生す
る。
【0027】また、これらΔxカウンタ41又はΔyカ
ウンタ42からキャリーが発生すると、ALU制御回路
39,40にもその情報が伝わり、このALU31,3
2でワークレジスタの座標と傾きレジスタ21の値とが
演算され、ワークレジスタの値が更新される。このよう
に、Δx,Δyの値ずつ座標が更新され、図3に示すよ
うに、ウィンドウ内にクロスヘアカーソルが表示され
る。
ウンタ42からキャリーが発生すると、ALU制御回路
39,40にもその情報が伝わり、このALU31,3
2でワークレジスタの座標と傾きレジスタ21の値とが
演算され、ワークレジスタの値が更新される。このよう
に、Δx,Δyの値ずつ座標が更新され、図3に示すよ
うに、ウィンドウ内にクロスヘアカーソルが表示され
る。
【0028】本発明による傾いたクロスヘアカーソルを
用いると、図4に示すようにクロスヘアカーソルによっ
て隠れる線でなくなる。また、図5に示すような破線部
分を描画する場合でも、位置を決めやすいという長所が
出てくる。なお、この図4,図5は前記した図8,図9
にそれぞれ対応している。
用いると、図4に示すようにクロスヘアカーソルによっ
て隠れる線でなくなる。また、図5に示すような破線部
分を描画する場合でも、位置を決めやすいという長所が
出てくる。なお、この図4,図5は前記した図8,図9
にそれぞれ対応している。
【0029】
【発明の効果】以上、詳細に説明したしように、本発明
によれば傾きの割合Δx,Δyを格納する傾きレジスタ
を設け、そのレジスタ値に合った傾きの座標を自動的に
演算するように構成したため、任意の角度に傾いたクロ
スヘアカーソルを発生させることができるので、CAD
等において認識しやすく、斜めの線の描画の効率がアッ
プするという効果がある。また、モードレジスタにて従
来のx軸,y軸に平行なクロスヘアカーソルと傾いたク
ロスヘアカーソルとを選択することができるので、場合
に応じた使い分けができるという効果がある。
によれば傾きの割合Δx,Δyを格納する傾きレジスタ
を設け、そのレジスタ値に合った傾きの座標を自動的に
演算するように構成したため、任意の角度に傾いたクロ
スヘアカーソルを発生させることができるので、CAD
等において認識しやすく、斜めの線の描画の効率がアッ
プするという効果がある。また、モードレジスタにて従
来のx軸,y軸に平行なクロスヘアカーソルと傾いたク
ロスヘアカーソルとを選択することができるので、場合
に応じた使い分けができるという効果がある。
【0030】このように、本発明によればCAD等のシ
ステムに用いて操作性のよいクロスヘヤカーソル発生装
置を提供することができる。
ステムに用いて操作性のよいクロスヘヤカーソル発生装
置を提供することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
る。
【図2】表示スタート座標2点を算出する動作を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図3】傾いたクロスヘアカーソルの表示例を示す図で
ある。
ある。
【図4】本発明によるクロスヘアカーソルの使用例を示
す図である。
す図である。
【図5】本発明によるクロスヘアカーソルの使用例を示
す図である。
す図である。
【図6】従来装置の一例を示す構成ブロック図である。
【図7】従来のクロスヘアカーソルの範囲を示す図であ
る。
る。
【図8】従来方式の問題点の説明図である。
【図9】従来方式の問題点の説明図である。
1 CPU 2 xyカウンタ 3 スタート位置レジスタ 4 ウィンドウ幅レジスタ 5 xyレジスタ 6 ウィンドウ座標コンパレータ 7 ウィンドウ座標コンパレータ 8 x座標コンパレータ 9 ウィンドウ幅カウンタ 10 x座標コンパレータ 11 y座標コンパレータ 13 アンドゲート 14 クロスヘアカーソル生成回路 15 出力回路 20 座標算出回路 21 傾きレジスタ 22 モードレジスタ
Claims (1)
- 【請求項1】 表示座標をカウントするxyカウンタ
と、 表示ウィンドウのスタート座標が格納されるスタート位
置レジスタと、 ウィンドウのx,y各方向の幅データが格納されるウィ
ンドウ幅レジスタと、 クロスヘアカーソルの表示座標が格納されるxyレジス
タと、 これらレジスタの各出力と前記xyカウンタの出力とを
それぞれ比較する比較回路と、 これら比較回路の出力を受けてクロスヘアカーソルを生
成するクロスヘアカーソル生成部とを具備し、 通常のクロスヘアカーソルか傾いたクロスヘアカーソル
かを選択するモードレジスタと、傾きの割合を格納する
傾きレジスタとを含み、前記ウィンドウ幅レジスタ,ス
タート位置レジスタ,xyレジスタ,傾きレジスタ及び
モードレジスタから自動的にウィンドウ境界上のクロス
ヘアカーソル表示座標2点を算出し、その2点に傾きレ
ジスタの値を演算していき、傾いたクロスヘアカーソル
の座標を算出する座標算出回路を前記xyレジスタと比
較回路の間に設け、 x座標とy座標の両方の値が一致した時に、クロスヘア
カーソルを発生させるようにしたことを特徴とするクロ
スヘアカーソル発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3233361A JPH0573256A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | クロスヘアカーソル発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3233361A JPH0573256A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | クロスヘアカーソル発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0573256A true JPH0573256A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=16953948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3233361A Pending JPH0573256A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | クロスヘアカーソル発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0573256A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6067085A (en) * | 1997-08-08 | 2000-05-23 | International Business Machines Corp. | Method and apparatus for displaying a cursor on a display |
-
1991
- 1991-09-12 JP JP3233361A patent/JPH0573256A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6067085A (en) * | 1997-08-08 | 2000-05-23 | International Business Machines Corp. | Method and apparatus for displaying a cursor on a display |
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