JPH0573108B2 - - Google Patents
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- JPH0573108B2 JPH0573108B2 JP60112342A JP11234285A JPH0573108B2 JP H0573108 B2 JPH0573108 B2 JP H0573108B2 JP 60112342 A JP60112342 A JP 60112342A JP 11234285 A JP11234285 A JP 11234285A JP H0573108 B2 JPH0573108 B2 JP H0573108B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/91—Television signal processing therefor
- H04N5/93—Regeneration of the television signal or of selected parts thereof
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、ノイズのない静止画を再生するた
めの磁気映像再生装置に関するものである。
めの磁気映像再生装置に関するものである。
従来、静止画を再生するための磁気映像再生装
置としては、第２図に示す装置が知られている。
第２図は従来の磁気映像再生装置を示す概略構成
図である。第２図Ａは磁気映像再生装置の主構成
部を示す図、第２図Ｂは映像信号及び走行制御信
号の記録された磁気テープにおける各信号トラツ
クを示す図である。各図において、磁気映像再生
装置１０は、磁気テープ１の走行する位置に回転
自在に設けられるヘツドドラム１１を含んでい
る。ヘツドドラム１１には、映像信号を記録又は
再生するための各ヘツド１２及び１３が、その円
周上のある角度（図示の場合は180°）だけ隔てた
位置に設けられる。また、ヘツドドラム１１に
は、供給リール１４及び巻取りリール１５に巻か
れた磁気テープ１が斜め方向に巻き付けられる。
また、ヘツドドラム１１には、これを回転駆動す
るドラムモータ２０が結合される。そして、巻取
りリール１５の近傍には、磁気テープ１を隔てて
キヤプスタン１６とピンチローラ１７とが設けら
れ、キヤプスタン１６には、これを回転駆動する
ことにより磁気テープ１を走行させるキヤプスタ
ンモータ２５が結合される。また、キヤプスタン
１６とヘツドドラム１１との間には、磁気テープ
１の走行を制御するための基準信号である走行制
御信号を記録もしくは再生する記録再生ヘツド１
８が設けられる。
置としては、第２図に示す装置が知られている。
第２図は従来の磁気映像再生装置を示す概略構成
図である。第２図Ａは磁気映像再生装置の主構成
部を示す図、第２図Ｂは映像信号及び走行制御信
号の記録された磁気テープにおける各信号トラツ
クを示す図である。各図において、磁気映像再生
装置１０は、磁気テープ１の走行する位置に回転
自在に設けられるヘツドドラム１１を含んでい
る。ヘツドドラム１１には、映像信号を記録又は
再生するための各ヘツド１２及び１３が、その円
周上のある角度（図示の場合は180°）だけ隔てた
位置に設けられる。また、ヘツドドラム１１に
は、供給リール１４及び巻取りリール１５に巻か
れた磁気テープ１が斜め方向に巻き付けられる。
また、ヘツドドラム１１には、これを回転駆動す
るドラムモータ２０が結合される。そして、巻取
りリール１５の近傍には、磁気テープ１を隔てて
キヤプスタン１６とピンチローラ１７とが設けら
れ、キヤプスタン１６には、これを回転駆動する
ことにより磁気テープ１を走行させるキヤプスタ
ンモータ２５が結合される。また、キヤプスタン
１６とヘツドドラム１１との間には、磁気テープ
１の走行を制御するための基準信号である走行制
御信号を記録もしくは再生する記録再生ヘツド１
８が設けられる。
ところで、磁気映像再生装置１０がVHS方式
の場合には、磁気テープ１の長さ方向とヘツドド
ラム１１との関係は、右側部分が下がり、かつ左
側部分が上がつている。このため、磁気テープ１
に記録された映像信号の磁気パターンは、第２図
Ｂに示すようになる。また、VHS方式では、Ａ
トラツク２が６度、Ｂトラツクが３が−６度のア
ジマスで記録されることになる。走行制御信号
（CTL信号と略記する）ｃはCTLトラツク４に記
録され、このCTLトラツク４とＢトラツク３の
中心線の上端部との磁気テープ１上の距離ＸはＸ
値と呼ばれ、このＸ値は79.244mmに規定されてい
る。なお、第２図Ｂ中に矢印で示すｘは磁気テー
プ１の走行方向を表わし、同じく矢印で示すｙは
各ヘツド１２，１３の走行方向を表わしている。
各ヘツド１２，１３により再生された映像信号は
ヘツドドラム１１側の巻線と装置に固定された巻
線とでなるロータリートランス３０を通り、それ
ぞれ映像信号増幅器３１又は３２で増幅された後
に、ヘツド切換器３３に導かれる。他方、ヘツド
切換器３３には、ドラムモータ２０に直結したヘ
ツド切換信号発生素子２１及びある角度（図示の
場合は180°）だけ隔てて設置された各ヘツド切換
信号検出ヘツド２２，２３により発生させられ、
ヘツド切換信号発生回路２４で増幅、波形整形さ
せられたヘツド切換信号ａが入力されており、磁
気テープ１のトラツク上を摺動している各ヘツド
１２，１３側の再生信号が選択されて出力され
る。ヘツド切換信号ａは、第６図ａに示すように
オンでヘツド１２が、オフでヘツド１３がそれぞ
れ選択されるように発生される。ヘツド切換器３
３より出力された再生映像信号ｆは再生信号処理
回路３４で増幅、検波、周波数変換等の信号処理
がなされ、疑似垂直同期信号付加回路３５を通つ
て、再生映像信号３６として出力される。また、
ヘツド切換信号ａは疑似垂直同期信号発生回路４
６で遅延及び微分されて疑似垂直同期信号ｂとな
り、この疑似垂直同期信号ｂは、静止画などの再
生時において、垂直同期信号がノイズにより正常
に再生されない時に、疑似垂直同期信号付加回路
３５に出力されて再生映像信号に付加される。
VHS方式においては、垂直同期信号はヘツドの
切り換え後に、水平走査同期の6.5倍経過した位
置になつているので、ヘツド切換信号ａの立ち上
がり及び立ち下がりから疑似垂直同期信号ｂまで
の遅延時間は同様に設定される。
の場合には、磁気テープ１の長さ方向とヘツドド
ラム１１との関係は、右側部分が下がり、かつ左
側部分が上がつている。このため、磁気テープ１
に記録された映像信号の磁気パターンは、第２図
Ｂに示すようになる。また、VHS方式では、Ａ
トラツク２が６度、Ｂトラツクが３が−６度のア
ジマスで記録されることになる。走行制御信号
（CTL信号と略記する）ｃはCTLトラツク４に記
録され、このCTLトラツク４とＢトラツク３の
中心線の上端部との磁気テープ１上の距離ＸはＸ
値と呼ばれ、このＸ値は79.244mmに規定されてい
る。なお、第２図Ｂ中に矢印で示すｘは磁気テー
プ１の走行方向を表わし、同じく矢印で示すｙは
各ヘツド１２，１３の走行方向を表わしている。
各ヘツド１２，１３により再生された映像信号は
ヘツドドラム１１側の巻線と装置に固定された巻
線とでなるロータリートランス３０を通り、それ
ぞれ映像信号増幅器３１又は３２で増幅された後
に、ヘツド切換器３３に導かれる。他方、ヘツド
切換器３３には、ドラムモータ２０に直結したヘ
ツド切換信号発生素子２１及びある角度（図示の
場合は180°）だけ隔てて設置された各ヘツド切換
信号検出ヘツド２２，２３により発生させられ、
ヘツド切換信号発生回路２４で増幅、波形整形さ
せられたヘツド切換信号ａが入力されており、磁
気テープ１のトラツク上を摺動している各ヘツド
１２，１３側の再生信号が選択されて出力され
る。ヘツド切換信号ａは、第６図ａに示すように
オンでヘツド１２が、オフでヘツド１３がそれぞ
れ選択されるように発生される。ヘツド切換器３
３より出力された再生映像信号ｆは再生信号処理
回路３４で増幅、検波、周波数変換等の信号処理
がなされ、疑似垂直同期信号付加回路３５を通つ
て、再生映像信号３６として出力される。また、
ヘツド切換信号ａは疑似垂直同期信号発生回路４
６で遅延及び微分されて疑似垂直同期信号ｂとな
り、この疑似垂直同期信号ｂは、静止画などの再
生時において、垂直同期信号がノイズにより正常
に再生されない時に、疑似垂直同期信号付加回路
３５に出力されて再生映像信号に付加される。
VHS方式においては、垂直同期信号はヘツドの
切り換え後に、水平走査同期の6.5倍経過した位
置になつているので、ヘツド切換信号ａの立ち上
がり及び立ち下がりから疑似垂直同期信号ｂまで
の遅延時間は同様に設定される。
一方、ヘツド切換信号ａ及び記録再生ヘツド１
８により再生されたCTL信号ｃはキヤプスタン
制御回路２６に入力され、上記両者の信号の時間
差に比例した電圧がキヤプスタンモータ駆動回路
２７に出力される。このキヤプスタンモータ駆動
回路２７は入力電圧によりキヤプスタンモータ２
５の回転数を制御する。よつて、通常の再生時に
は、ヘツド切換信号ａとCTL信号ｃとは一定の
位相関係に保たれ、各ヘツド１２及び１３は磁気
テープ１の映像信号が記録されたトラツク上を摺
動することになる。
８により再生されたCTL信号ｃはキヤプスタン
制御回路２６に入力され、上記両者の信号の時間
差に比例した電圧がキヤプスタンモータ駆動回路
２７に出力される。このキヤプスタンモータ駆動
回路２７は入力電圧によりキヤプスタンモータ２
５の回転数を制御する。よつて、通常の再生時に
は、ヘツド切換信号ａとCTL信号ｃとは一定の
位相関係に保たれ、各ヘツド１２及び１３は磁気
テープ１の映像信号が記録されたトラツク上を摺
動することになる。
また、静止画の再生を行う制御部において、４
０は静止画再生指令スイツチ、４２はテープ走行
制御回路、４３は映像信号レベル検知回路、４４
は映像欠落位置演算回路、４５はキヤプスタン駆
動パルス発生回路である。
０は静止画再生指令スイツチ、４２はテープ走行
制御回路、４３は映像信号レベル検知回路、４４
は映像欠落位置演算回路、４５はキヤプスタン駆
動パルス発生回路である。
次に、上記第２図に示す従来の磁気映像再生装
置における静止画の再生動作について説明する。
今、静止画再生指令スイツチ４０が押下されると
静止画再生指令信号がテープ走行制御回路４２に
出力される。このテープ走行制御回路４２はキヤ
プスタン停止信号ｄを出力し、これにより、キヤ
プスタンモータ駆動回路２７はキヤプスタンモー
タ２５を停止させる。静止画の再生においては、
各ヘツド１２及び１３は同一のアジマスのものが
用いられ、例えばヘツド１３は通常の再生時にお
いてヘツド１２と逆のアジマスのヘツド１３１
（図示しない）を、静止画の再生時においてヘツ
ド１２と同一のアジマスのヘツド１３２（図示し
ない）をそれぞれ切り換えて用いるが、ここに示
す図には切換回路を省略している。
置における静止画の再生動作について説明する。
今、静止画再生指令スイツチ４０が押下されると
静止画再生指令信号がテープ走行制御回路４２に
出力される。このテープ走行制御回路４２はキヤ
プスタン停止信号ｄを出力し、これにより、キヤ
プスタンモータ駆動回路２７はキヤプスタンモー
タ２５を停止させる。静止画の再生においては、
各ヘツド１２及び１３は同一のアジマスのものが
用いられ、例えばヘツド１３は通常の再生時にお
いてヘツド１２と逆のアジマスのヘツド１３１
（図示しない）を、静止画の再生時においてヘツ
ド１２と同一のアジマスのヘツド１３２（図示し
ない）をそれぞれ切り換えて用いるが、ここに示
す図には切換回路を省略している。
さて、磁気テープ１の走行が停止した時点で、
磁気テープ１上のトラツクとヘツド軌跡５の関係
が第４図Ａに示すごとくなつた場合に、Ａトラツ
クと各ヘツド１２及び１３２のアジマスが一致す
るため、再生されるトラツクは図示する斜線の狭
い範囲となり、再生映像信号ｆは第６図ｆに示す
ごとく一部分が欠落する。この結果、再生された
画面では欠落した部分は帯状のノイズとなり、映
像が正常に再生されない。また、再生映像信号ｆ
は映像信号レベル検知回路４３に入力され、所定
のレベル以下の時に映像欠落信号ｇを出力する。
この映像欠落信号ｇはヘツド切換信号ａと共に映
像欠落位置演算回路４４に入力される。この映像
欠落位置演算回路４４は、映像欠落信号ｇと垂直
同期信号との時間差、すなわち映像欠落信号ｇと
ヘツド切換信号ａの立ち下がりまでの時間t2に、
ヘツド切換信号ａの立ち下がりから垂直同期信号
とほぼ同時に立ち上がる疑似垂直同期信号ｂまで
の一定時間t3を加えた値（t2＋t3）を、映像欠落
位置信号ｈとしてキヤプスタン駆動パルス発生回
路４５に出力する。このキヤプスタン駆動パルス
発生回路４５は、映像欠落位置信号ｈがほぼゼロ
でない時に、キヤプスタンモータ駆動回路２７
に、第７図ｅに示す一定幅の駆動パルスｅを出力
し、磁気テープ１を少しだけ走行させる。以下、
同様に映像欠落信号ｇが垂直同期信号の付近に来
るまで映像欠落信号ｇの位置検出とキヤプスタン
１６のパルス駆動を繰り返し、最終的に垂直同期
信号間の映像部分に欠落部分がないようにする。
この時、ヘツド軌跡５と磁気テープ１上のトラツ
クとの関係は第４図Ｂに示すごとくなり、再生映
像信号ならびに映像欠落信号は、それぞれ第７図
ｆ及びｇの後半部分に示すようになる。そして、
垂直同期信号の欠落については、静止画再生指令
スイツチ４０により起動された疑似垂直同期信号
発生回路４６によつて、前述したごとく発生され
た疑似垂直同期信号ｂにより置き換えられる。
磁気テープ１上のトラツクとヘツド軌跡５の関係
が第４図Ａに示すごとくなつた場合に、Ａトラツ
クと各ヘツド１２及び１３２のアジマスが一致す
るため、再生されるトラツクは図示する斜線の狭
い範囲となり、再生映像信号ｆは第６図ｆに示す
ごとく一部分が欠落する。この結果、再生された
画面では欠落した部分は帯状のノイズとなり、映
像が正常に再生されない。また、再生映像信号ｆ
は映像信号レベル検知回路４３に入力され、所定
のレベル以下の時に映像欠落信号ｇを出力する。
この映像欠落信号ｇはヘツド切換信号ａと共に映
像欠落位置演算回路４４に入力される。この映像
欠落位置演算回路４４は、映像欠落信号ｇと垂直
同期信号との時間差、すなわち映像欠落信号ｇと
ヘツド切換信号ａの立ち下がりまでの時間t2に、
ヘツド切換信号ａの立ち下がりから垂直同期信号
とほぼ同時に立ち上がる疑似垂直同期信号ｂまで
の一定時間t3を加えた値（t2＋t3）を、映像欠落
位置信号ｈとしてキヤプスタン駆動パルス発生回
路４５に出力する。このキヤプスタン駆動パルス
発生回路４５は、映像欠落位置信号ｈがほぼゼロ
でない時に、キヤプスタンモータ駆動回路２７
に、第７図ｅに示す一定幅の駆動パルスｅを出力
し、磁気テープ１を少しだけ走行させる。以下、
同様に映像欠落信号ｇが垂直同期信号の付近に来
るまで映像欠落信号ｇの位置検出とキヤプスタン
１６のパルス駆動を繰り返し、最終的に垂直同期
信号間の映像部分に欠落部分がないようにする。
この時、ヘツド軌跡５と磁気テープ１上のトラツ
クとの関係は第４図Ｂに示すごとくなり、再生映
像信号ならびに映像欠落信号は、それぞれ第７図
ｆ及びｇの後半部分に示すようになる。そして、
垂直同期信号の欠落については、静止画再生指令
スイツチ４０により起動された疑似垂直同期信号
発生回路４６によつて、前述したごとく発生され
た疑似垂直同期信号ｂにより置き換えられる。
上記のような従来の磁気映像再生装置では、通
常の再生から静止画の再生に移る時に、ほとんど
の場合、一度画面に帯状のノイズが発生し、その
後徐々に画面外にノイズが追い出されることにな
る。これに対し、キヤプスタン１６の停止をヘツ
ド切換信号ａもしくはCTL信号ｃに同期させて
開始し、磁気テープ１が停止した位置が丁度ノイ
ズと垂直同期信号とが重なる位置とし、もつて瞬
時にノイズのない静止画を得る方法が提案されて
いるが、キヤプスタンモータ２５の停止に至るま
での時間にバラツキがあり、個々のキヤプスタン
モータ２５について、ヘツド切換信号ａもしくは
CTL信号ｃとキヤプスタン１６の停止開始との
時間関係、すなわち、第６図に示すヘツド切換信
号ａもしくはCTL信号ｃとキヤプスタン停止信
号ｄとの時間差、例えば、ｃとｄの時間差t1を調
整する必要があつた。また、一般的に上記Ｘ値そ
のものが変動することが多く、録画した装置と再
生する装置の各Ｘ値が異なる場合に、同様にヘツ
ド切換信号ａもしくはCTL信号ｃとキヤプスタ
ン１６の停止開始との時間関係をその都度調整し
直す必要があり、このため、装置の取り扱いが複
雑で、非常に困難となる問題点があつた。
常の再生から静止画の再生に移る時に、ほとんど
の場合、一度画面に帯状のノイズが発生し、その
後徐々に画面外にノイズが追い出されることにな
る。これに対し、キヤプスタン１６の停止をヘツ
ド切換信号ａもしくはCTL信号ｃに同期させて
開始し、磁気テープ１が停止した位置が丁度ノイ
ズと垂直同期信号とが重なる位置とし、もつて瞬
時にノイズのない静止画を得る方法が提案されて
いるが、キヤプスタンモータ２５の停止に至るま
での時間にバラツキがあり、個々のキヤプスタン
モータ２５について、ヘツド切換信号ａもしくは
CTL信号ｃとキヤプスタン１６の停止開始との
時間関係、すなわち、第６図に示すヘツド切換信
号ａもしくはCTL信号ｃとキヤプスタン停止信
号ｄとの時間差、例えば、ｃとｄの時間差t1を調
整する必要があつた。また、一般的に上記Ｘ値そ
のものが変動することが多く、録画した装置と再
生する装置の各Ｘ値が異なる場合に、同様にヘツ
ド切換信号ａもしくはCTL信号ｃとキヤプスタ
ン１６の停止開始との時間関係をその都度調整し
直す必要があり、このため、装置の取り扱いが複
雑で、非常に困難となる問題点があつた。
この発明は、かかる問題点を解決するためにな
されたもので、特別な調整を必要とせず、かつ瞬
時にノイズのない静止画を再生できる磁気映像再
生装置を得ることを目的とする。
されたもので、特別な調整を必要とせず、かつ瞬
時にノイズのない静止画を再生できる磁気映像再
生装置を得ることを目的とする。
この発明に係る磁気映像再生装置は、磁気テー
プの走行を制御するCTL信号を遅延させる遅延
回路と、磁気テープが一定の距離を走行した後
に、この磁気テープの走行を停止させるテープ走
行制御回路と、再生映像信号のレベルが所定の値
以下になる時に、映像欠落信号を出力する映像信
号レベル検知回路と、この映像欠落信号とヘツド
切換信号との時間差を演算し、映像欠落位置信号
を出力する映像欠落位置演算回路と、前記遅延回
路の遅延時間を制御するテープ走行制御補正回路
とを設け、映像欠落信号とヘツド切換信号との時
間差に一定の値を加えた値を、遅延回路の遅延時
間に加算し、算出された遅延時間を次回の通常走
行再生モードから停止再生モードへの移行時まで
保持させたものである。
プの走行を制御するCTL信号を遅延させる遅延
回路と、磁気テープが一定の距離を走行した後
に、この磁気テープの走行を停止させるテープ走
行制御回路と、再生映像信号のレベルが所定の値
以下になる時に、映像欠落信号を出力する映像信
号レベル検知回路と、この映像欠落信号とヘツド
切換信号との時間差を演算し、映像欠落位置信号
を出力する映像欠落位置演算回路と、前記遅延回
路の遅延時間を制御するテープ走行制御補正回路
とを設け、映像欠落信号とヘツド切換信号との時
間差に一定の値を加えた値を、遅延回路の遅延時
間に加算し、算出された遅延時間を次回の通常走
行再生モードから停止再生モードへの移行時まで
保持させたものである。
この発明の磁気映像再生装置においては、
CTL信号によりキヤプスタンモータの停止動作
を開始し、かつ停止後のヘツド切換信号と映像欠
落信号との時間差により磁気テープを停止した位
置と、ノイズが垂直同期信号に重なる位置とのズ
レを検出し、以降の静止画の再生開始におけるキ
ヤプスタンモータの停止動作の開始のCTL信号
からの遅延時間を補正し、もつて瞬時にノイズの
ない静止画を再生するようにする。
CTL信号によりキヤプスタンモータの停止動作
を開始し、かつ停止後のヘツド切換信号と映像欠
落信号との時間差により磁気テープを停止した位
置と、ノイズが垂直同期信号に重なる位置とのズ
レを検出し、以降の静止画の再生開始におけるキ
ヤプスタンモータの停止動作の開始のCTL信号
からの遅延時間を補正し、もつて瞬時にノイズの
ない静止画を再生するようにする。
第１図はこの発明の一実施例である磁気映像再
生装置を示す概略構成図で、各符号１〜４，１０
〜１８，２０〜２７，３０〜３６，４０，４２〜
４６は、上記第２図に示す従来装置と同一のもの
である。第１図Ａは磁気映像再生装置の主構成部
を示す図、第１図Ｂは映像信号及び走行制御信号
の記録された磁気テープにおける各信号トラツク
を示す図である。各図において、４１は磁気テー
プ１に記録され、再生時にこの磁気テープ１の走
行を制御する走行制御信号（CTL信号）ｃを遅
延させる遅延回路、４７は映像欠落位置演算回路
４４に接続され、遅延回路４１の遅延時間を制御
するテープ走行制御補正回路である。
生装置を示す概略構成図で、各符号１〜４，１０
〜１８，２０〜２７，３０〜３６，４０，４２〜
４６は、上記第２図に示す従来装置と同一のもの
である。第１図Ａは磁気映像再生装置の主構成部
を示す図、第１図Ｂは映像信号及び走行制御信号
の記録された磁気テープにおける各信号トラツク
を示す図である。各図において、４１は磁気テー
プ１に記録され、再生時にこの磁気テープ１の走
行を制御する走行制御信号（CTL信号）ｃを遅
延させる遅延回路、４７は映像欠落位置演算回路
４４に接続され、遅延回路４１の遅延時間を制御
するテープ走行制御補正回路である。
次に、上記第１図に示すこの発明の一実施例で
ある磁気映像再生装置の動作について説明する。
通常の再生動作については、上記した従来装置と
同じであり、以下に、静止画の再生動作について
詳細に述べる。今、静止画再生指令スイツチ４０
が押下されると、遅延回路４１が起動され、
CTL信号ｃを一定時間t1だけ遅延させた後にテー
プ走行制御回路４２に出力される。このテープ走
行制御回路４２はキヤプスタン停止信号ｄを出力
し、キヤプスタンモータ駆動回路２７はキヤプス
タンモータ２５を停止させる。この時のCTL信
号の波形ｃとキヤプスタン停止信号の波形ｄの関
係を第３図に示す。一方、キヤプスタンモータ２
５が停止した後の再生映像信号ｆは映像信号レベ
ル検知回路４３に入力され、所定のレベル以下の
時に映像欠落信号ｇを出力する。この映像欠落信
号ｇはヘツド切換信号ａと共に映像欠落位置演算
回路４４に入力される。この映像欠落位置演算回
路４４は上記従来装置と同様に、映像欠落信号ｇ
と垂直同期信号もしくは疑似垂直同期信号ｂとの
時間差を演算し、映像欠落位置信号ｈとしてテー
プ走行制御補正回路４７に出力する。演算は、映
像欠落信号ｇとヘツド切換信号ａの立ち下がりま
での時間t2に、ヘツド切換信号ａの立ち下がりか
ら疑似垂直同期信号ｂまでの時間に相当する固定
された値である時間t3を加えることで行われる。
テープ走行制御補正回路４７は、入力された映像
欠落位置信号ｈにより遅延回路４１を制御する。
この制御は、遅延回路４１の遅延時間t1を映像欠
落位置信号ｈ、すなわち（t2＋t3）だけ増加させ
ることにより行われる。ただし、結果がCTL信
号ｃの周期以上となつた場合には、その周期をさ
らに減じても良い。この制御は、キヤブスタンが
停止してから以下に示す駆動パルスｅが出力され
るまでの間に行われる。一方、映像欠落位置信号
ｈは上記従来装置と同様に、キヤプスタン駆動パ
ルス発生回路４５に入力され、このキヤプスタン
駆動パルス発生回路４５は、第７図に示すよう
に、映像欠落位置信号ｈがほぼゼロになるまで一
定幅の駆動パルスｅを出力し、磁気テープ１を間
欠的に走行させることにより、最終的に垂直同期
信号間の映像部分に欠落部分がないようにする。
ある磁気映像再生装置の動作について説明する。
通常の再生動作については、上記した従来装置と
同じであり、以下に、静止画の再生動作について
詳細に述べる。今、静止画再生指令スイツチ４０
が押下されると、遅延回路４１が起動され、
CTL信号ｃを一定時間t1だけ遅延させた後にテー
プ走行制御回路４２に出力される。このテープ走
行制御回路４２はキヤプスタン停止信号ｄを出力
し、キヤプスタンモータ駆動回路２７はキヤプス
タンモータ２５を停止させる。この時のCTL信
号の波形ｃとキヤプスタン停止信号の波形ｄの関
係を第３図に示す。一方、キヤプスタンモータ２
５が停止した後の再生映像信号ｆは映像信号レベ
ル検知回路４３に入力され、所定のレベル以下の
時に映像欠落信号ｇを出力する。この映像欠落信
号ｇはヘツド切換信号ａと共に映像欠落位置演算
回路４４に入力される。この映像欠落位置演算回
路４４は上記従来装置と同様に、映像欠落信号ｇ
と垂直同期信号もしくは疑似垂直同期信号ｂとの
時間差を演算し、映像欠落位置信号ｈとしてテー
プ走行制御補正回路４７に出力する。演算は、映
像欠落信号ｇとヘツド切換信号ａの立ち下がりま
での時間t2に、ヘツド切換信号ａの立ち下がりか
ら疑似垂直同期信号ｂまでの時間に相当する固定
された値である時間t3を加えることで行われる。
テープ走行制御補正回路４７は、入力された映像
欠落位置信号ｈにより遅延回路４１を制御する。
この制御は、遅延回路４１の遅延時間t1を映像欠
落位置信号ｈ、すなわち（t2＋t3）だけ増加させ
ることにより行われる。ただし、結果がCTL信
号ｃの周期以上となつた場合には、その周期をさ
らに減じても良い。この制御は、キヤブスタンが
停止してから以下に示す駆動パルスｅが出力され
るまでの間に行われる。一方、映像欠落位置信号
ｈは上記従来装置と同様に、キヤプスタン駆動パ
ルス発生回路４５に入力され、このキヤプスタン
駆動パルス発生回路４５は、第７図に示すよう
に、映像欠落位置信号ｈがほぼゼロになるまで一
定幅の駆動パルスｅを出力し、磁気テープ１を間
欠的に走行させることにより、最終的に垂直同期
信号間の映像部分に欠落部分がないようにする。
次に、一度通常の再生動作にもどり、再び静止
画の再生動作を行う場合に、今度は遅延回路４１
の遅延時間は、第３図ｄの破線で示すごとくt1′
となつているため、１回目の静止画の再生動作の
時と比べて、キヤプスタン１６の停止動作の開始
が（t2＋t3）だけ遅く始まることになる。キヤプ
スタン１６の停止動作の開始から停止に至るまで
の間に、磁気テープ１の走行する距離は一定であ
ることから、磁気テープ１が停止した時の各ヘツ
ド１２，１３のヘツド軌跡５と映像信号の記録さ
れたトラツクとの位置関係は、通常の再生時にお
いて磁気テープ１が（t2＋t3）の間進む距離だ
け、１回目の静止画の再生時に比べて磁気テープ
１が前方向に、すなわち第４図では左方向に移動
し、映像欠落信号ｇは以下に記述するように（t2
＋t3）だけ遅れるため、映像欠落位置信号ｈがほ
ぼ０となるような位置に磁気テープ１が停止する
ことになる。この場合における再生映像信号なら
びに映像欠落信号は、ぞれぞれ第３図f′及びg′に
示すようになる。磁気テープ１の停止位置の移動
とそれによる映像欠落信号ｇとの変化の関係を、
第５図で説明する。第５図に示すようにＡトラツ
クの位置に磁気テープ１が停止した場合に、映像
欠落はＡトラツクの下端部、すなわち画面の上端
部で発生し、A′トラツクの位置に磁気テープ１
が停止した場合に、映像欠落はA′トラツクの上
端部、すなわち画面の下端部で発生する。各Ａト
ラツクとA′トラツク間の距離l1は、第５図に示す
距離ｄがヘツド軌跡５の全長 Ｄに比べて充分に
小さいため、ほぼ距離l2、すなわちヘツドがヘツ
ド軌跡５の下端部より上端部に至るまでの間に、
磁気テープ１が通常の再生動作で移動する距離に
等しくなる。よつて、映像欠落位置を画面の上端
部から下端部まで移動させるために必要な磁気テ
ープ１の移動量は、ヘツドがトラツクを下端部か
ら上端部まで摺動する間に、通常の再生動作で磁
気テープ１が移動する量に等しく、キヤプスタン
１６の停止動作の開始時間の変化量と映像欠落信
号ｇの時間的な変化量は同じになる。今、キヤプ
スタン１６の停止動作の開始時間を（t2＋t3）だ
け遅らせると、映像欠落信号ｇは（t2＋t3）遅れ
るため、第３図g′に示すごとく垂直同期信号と重
なることになる。すなわち、瞬時に停止した位置
でノイズのない静止画が再生されることになる。
このようにして、同一テープにおいて１回目の静
止画再生から通常再生にもどり、再び２回目以後
の静止画の再生動作を行う場合は、通常の再生か
ら静止画の再生に移る時に、画面にノイズが発生
することがなく、瞬時にしてノイズのない鮮明な
静止画を得ることができる。
画の再生動作を行う場合に、今度は遅延回路４１
の遅延時間は、第３図ｄの破線で示すごとくt1′
となつているため、１回目の静止画の再生動作の
時と比べて、キヤプスタン１６の停止動作の開始
が（t2＋t3）だけ遅く始まることになる。キヤプ
スタン１６の停止動作の開始から停止に至るまで
の間に、磁気テープ１の走行する距離は一定であ
ることから、磁気テープ１が停止した時の各ヘツ
ド１２，１３のヘツド軌跡５と映像信号の記録さ
れたトラツクとの位置関係は、通常の再生時にお
いて磁気テープ１が（t2＋t3）の間進む距離だ
け、１回目の静止画の再生時に比べて磁気テープ
１が前方向に、すなわち第４図では左方向に移動
し、映像欠落信号ｇは以下に記述するように（t2
＋t3）だけ遅れるため、映像欠落位置信号ｈがほ
ぼ０となるような位置に磁気テープ１が停止する
ことになる。この場合における再生映像信号なら
びに映像欠落信号は、ぞれぞれ第３図f′及びg′に
示すようになる。磁気テープ１の停止位置の移動
とそれによる映像欠落信号ｇとの変化の関係を、
第５図で説明する。第５図に示すようにＡトラツ
クの位置に磁気テープ１が停止した場合に、映像
欠落はＡトラツクの下端部、すなわち画面の上端
部で発生し、A′トラツクの位置に磁気テープ１
が停止した場合に、映像欠落はA′トラツクの上
端部、すなわち画面の下端部で発生する。各Ａト
ラツクとA′トラツク間の距離l1は、第５図に示す
距離ｄがヘツド軌跡５の全長 Ｄに比べて充分に
小さいため、ほぼ距離l2、すなわちヘツドがヘツ
ド軌跡５の下端部より上端部に至るまでの間に、
磁気テープ１が通常の再生動作で移動する距離に
等しくなる。よつて、映像欠落位置を画面の上端
部から下端部まで移動させるために必要な磁気テ
ープ１の移動量は、ヘツドがトラツクを下端部か
ら上端部まで摺動する間に、通常の再生動作で磁
気テープ１が移動する量に等しく、キヤプスタン
１６の停止動作の開始時間の変化量と映像欠落信
号ｇの時間的な変化量は同じになる。今、キヤプ
スタン１６の停止動作の開始時間を（t2＋t3）だ
け遅らせると、映像欠落信号ｇは（t2＋t3）遅れ
るため、第３図g′に示すごとく垂直同期信号と重
なることになる。すなわち、瞬時に停止した位置
でノイズのない静止画が再生されることになる。
このようにして、同一テープにおいて１回目の静
止画再生から通常再生にもどり、再び２回目以後
の静止画の再生動作を行う場合は、通常の再生か
ら静止画の再生に移る時に、画面にノイズが発生
することがなく、瞬時にしてノイズのない鮮明な
静止画を得ることができる。
なお、上記実施例では、CTL信号ｃを遅延さ
せ、このCTL信号ｃを静止画を得るためのテー
プ走行制御回路４２に入力させた場合について説
明したが、CTL信号ｃの代わりとして、この
CTL信号ｃとほぼ一定の位相関係にあるヘツド
切換信号ａを用いても良い。
せ、このCTL信号ｃを静止画を得るためのテー
プ走行制御回路４２に入力させた場合について説
明したが、CTL信号ｃの代わりとして、この
CTL信号ｃとほぼ一定の位相関係にあるヘツド
切換信号ａを用いても良い。
この発明は以上説明したとおり、磁気映像再生
装置において、１回目の静止画の再生動作におけ
る映像欠落位置信号により、CTL信号からキヤ
プスタンの停止動作の開始に至る遅延時間を制御
するように構成したので、１回目の停止再生モー
ドから、一旦、通常走行再生モードを経て、２回
目以降の停止再生モードに切換えた場合に、何ら
調整を行うことなく瞬時にノイズのない鮮明な静
止画を得ることができ、かつ取り扱いが極めて簡
単な磁気映像再生装置を実現することができると
いう優れた効果を奏するものである。
装置において、１回目の静止画の再生動作におけ
る映像欠落位置信号により、CTL信号からキヤ
プスタンの停止動作の開始に至る遅延時間を制御
するように構成したので、１回目の停止再生モー
ドから、一旦、通常走行再生モードを経て、２回
目以降の停止再生モードに切換えた場合に、何ら
調整を行うことなく瞬時にノイズのない鮮明な静
止画を得ることができ、かつ取り扱いが極めて簡
単な磁気映像再生装置を実現することができると
いう優れた効果を奏するものである。
第１図はこの発明の一実施例である磁気映像再
生装置を示す概略構成図、第２図は従来の磁気映
像再生装置を示す概略構成図、第３図はこの発明
の一実施例である磁気映像再生装置における各部
の信号のタイミングを示す説明図、第４図及び第
５図は、それぞれ磁気テープ上のトラツクパター
ンとヘツド軌跡との関係を示す説明図である。第
６図は従来の磁気映像再生装置における各部の信
号のタイミングを示す説明図、第７図はこの発明
による装置の１回目の静止画再生及び従来の装置
における静止画再生における静止画再生において
キヤプスタン駆動パルスのタイミングを示す説明
図である。 図において、１……磁気テープ、２……Ａトラ
ツク、３……Ｂトラツク、４……CTLトラツク、
５……ヘツド軌跡、１０……磁気映像再生装置、
１１……ヘツドドラム、１２，１３……ヘツド、
１４……供給リール、１５……巻取りリール、１
６……キヤプスタン、１７……ピンチローラ、１
８……記録再生ヘツド、２０……ドラムモータ、
２１……ヘツド切換信号発生素子、２２，２３…
…ヘツド切換信号検出ヘツド、２４……ヘツド切
換信号発生回路、２５……キヤプスタンモータ、
２６……キヤプスタン制御回路、２７……キヤプ
スタンモータ駆動回路、３０……ロータリトラン
ス、３１，３２……映像信号増幅器、３３……ヘ
ツド切換器、３４……再生信号処理回路、３５…
…疑似垂直同期信号付加回路、３６……再生映像
信号、４０……静止画再生指令スイツチ、４１…
…遅延回路、４２……テープ走行制御回路、４３
……映像信号レベル検知回路、４４……映像欠落
位置演算回路、４５……キヤプスタン駆動パルス
発生回路、４６……疑似垂直同期信号発生回路、
４７……テープ走行制御補正回路である。なお、
各図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
生装置を示す概略構成図、第２図は従来の磁気映
像再生装置を示す概略構成図、第３図はこの発明
の一実施例である磁気映像再生装置における各部
の信号のタイミングを示す説明図、第４図及び第
５図は、それぞれ磁気テープ上のトラツクパター
ンとヘツド軌跡との関係を示す説明図である。第
６図は従来の磁気映像再生装置における各部の信
号のタイミングを示す説明図、第７図はこの発明
による装置の１回目の静止画再生及び従来の装置
における静止画再生における静止画再生において
キヤプスタン駆動パルスのタイミングを示す説明
図である。 図において、１……磁気テープ、２……Ａトラ
ツク、３……Ｂトラツク、４……CTLトラツク、
５……ヘツド軌跡、１０……磁気映像再生装置、
１１……ヘツドドラム、１２，１３……ヘツド、
１４……供給リール、１５……巻取りリール、１
６……キヤプスタン、１７……ピンチローラ、１
８……記録再生ヘツド、２０……ドラムモータ、
２１……ヘツド切換信号発生素子、２２，２３…
…ヘツド切換信号検出ヘツド、２４……ヘツド切
換信号発生回路、２５……キヤプスタンモータ、
２６……キヤプスタン制御回路、２７……キヤプ
スタンモータ駆動回路、３０……ロータリトラン
ス、３１，３２……映像信号増幅器、３３……ヘ
ツド切換器、３４……再生信号処理回路、３５…
…疑似垂直同期信号付加回路、３６……再生映像
信号、４０……静止画再生指令スイツチ、４１…
…遅延回路、４２……テープ走行制御回路、４３
……映像信号レベル検知回路、４４……映像欠落
位置演算回路、４５……キヤプスタン駆動パルス
発生回路、４６……疑似垂直同期信号発生回路、
４７……テープ走行制御補正回路である。なお、
各図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 回転するドラムに、ほぼ対向して取り付けら
れた複数のヘツドにより、走行する磁気テープ上
の斜めのトラツクの映像信号を再生する磁気映像
再生装置において、 前記磁気テープに記録され、再生時にこの磁気
テープの走行を制御する走行制御信号を遅延させ
る遅延回路と、 この遅延回路に接続され、ほぼ一定の距離を前
記磁気テープが走行した後に、この磁気テープの
走行を前記ドラムが一回転する時間内に停止させ
るテープ走行制御回路と、 再生映像信号のレベルを検知し、このレベルが
所定の値以下になれば映像欠落信号を出力する映
像信号レベル検知回路と、 この映像欠落信号とヘツド切換信号とを入力
し、その両信号の時間差を演算し、映像欠落位置
信号を出力する映像欠落位置演算回路と、 この映像欠落位置演算回路に接続され、前記遅
延回路の遅延時間を制御するテープ走行制御補正
回路とを備え、 前記映像欠落信号と前記ヘツド切換信号との時
間差に一定の値を加えた値を、前記遅延回路の遅
延時間に加算し、算出された遅延時間を次回の通
常走行再生モードから停止再生モードへの移行時
まで保持することを特徴とする磁気映像再生装
置。 ２ 前記走行制御信号の代わりとして、前記ヘツ
ド切換信号を用いたことを特徴とする特許請求の
範囲第１請項記載の磁気映像再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60112342A JPS61269581A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | 磁気映像再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60112342A JPS61269581A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | 磁気映像再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61269581A JPS61269581A (ja) | 1986-11-28 |
| JPH0573108B2 true JPH0573108B2 (ja) | 1993-10-13 |
Family
ID=14584285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60112342A Granted JPS61269581A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | 磁気映像再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61269581A (ja) |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57174989A (en) * | 1981-04-21 | 1982-10-27 | Mitsubishi Electric Corp | Magnetic recording and reproducing device |
| JPS57201384A (en) * | 1981-06-03 | 1982-12-09 | Mitsubishi Electric Corp | Static picture reproducing device |
| JPS57210783A (en) * | 1981-06-19 | 1982-12-24 | Victor Co Of Japan Ltd | Magnetic reproducing device |
| JPS58224459A (ja) * | 1982-06-22 | 1983-12-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ビデオテ−プレコ−ダ |
| JPS6014577B2 (ja) * | 1974-09-18 | 1985-04-15 | インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション | 過電流保護回路 |
| JPS6112181A (ja) * | 1984-06-27 | 1986-01-20 | Hitachi Ltd | スロ−モ−シヨン再生用制御回路 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6014577U (ja) * | 1983-07-06 | 1985-01-31 | シャープ株式会社 | ビデオテ−プレコ−ダ |
-
1985
- 1985-05-24 JP JP60112342A patent/JPS61269581A/ja active Granted
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6014577B2 (ja) * | 1974-09-18 | 1985-04-15 | インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション | 過電流保護回路 |
| JPS57174989A (en) * | 1981-04-21 | 1982-10-27 | Mitsubishi Electric Corp | Magnetic recording and reproducing device |
| JPS57201384A (en) * | 1981-06-03 | 1982-12-09 | Mitsubishi Electric Corp | Static picture reproducing device |
| JPS57210783A (en) * | 1981-06-19 | 1982-12-24 | Victor Co Of Japan Ltd | Magnetic reproducing device |
| JPS58224459A (ja) * | 1982-06-22 | 1983-12-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ビデオテ−プレコ−ダ |
| JPS6112181A (ja) * | 1984-06-27 | 1986-01-20 | Hitachi Ltd | スロ−モ−シヨン再生用制御回路 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61269581A (ja) | 1986-11-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |