JPH0573094U - 掘削用バケットの底蓋開閉構造 - Google Patents

掘削用バケットの底蓋開閉構造

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JPH0573094U
JPH0573094U JP1122892U JP1122892U JPH0573094U JP H0573094 U JPH0573094 U JP H0573094U JP 1122892 U JP1122892 U JP 1122892U JP 1122892 U JP1122892 U JP 1122892U JP H0573094 U JPH0573094 U JP H0573094U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】掘削用のバケット内の底蓋を自動的に開操作す
る。 【構成】ケリーバ駆動装置15の前部に、ガイドスリー
ブ18と油圧シリンダ19とを設ける。ガイドスリーブ
18にスライドバー20を挿通し、スライドバー20の
下端には、リング状のプッシュプレート21を固着す
る。油圧シリンダ19の上下に、定滑車22と動滑車2
3を固設し、両滑車22,23に巻装したワイヤロープ
24の下端に、スライドバー20を吊下げる。バケット
本体2内に、ラッチとラッチバー30とを連結し、ラッ
チバー30の上端をバケット本体2の上方へ突出させ
る。プッシュプレート21を下降してラッチバー30を
押動し、底蓋3に設けた係止バーとラッチとの係合を解
除して、底蓋3を解放する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、アースドリル等の掘削機に用いられる掘削用のバケットに係り、詳 しくはこのバケットの底蓋を自動的に開閉する底蓋開閉構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
現場杭を施工するための杭打ち孔を掘削するアースドリルには、図11乃至図 13に示す如きバケットが用いられている。このバケット1は、円筒状のバケッ ト本体2の底部に、錐形の底蓋3がヒンジ4にて開閉可能に取付けられており、 底蓋3の下面で複数の掘削刃5によって掻き取られた掘削土を、底蓋3に開口す る取込み口3aからバケット本体2内へ収容するようになっている。
【0003】 底蓋3には、ヒンジ4と対向する位置に係合孔3bが設けられ、その上方には 、通称矢じりと呼ばれるラッチ6aを持ったラッチバー6が、バケット本体2の 内側に縦方向に配設されている。ラッチバー6を回動する上部のハンドル6bに は、リターンスプリング7が連結されており、ラッチバー6は、このリターンス プリング7によって、底蓋3の係合孔3bと係合するラッチ6aが、係合孔3b よりもやや偏位するように一方向へ付勢され、底蓋3を常時閉状態に保持してい る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような構成にあっては、バケット内の掘削土を排出する際に、アースドリ ルを運転操作するオペレータに加えて、底蓋を開閉するための人手を確保しなけ ればならなかった。また、ラッチやラッチバーの回動部分が錆たり泥が詰ったり すると、人力ではラッチバーを容易に操作できないことがある。更にこの蓋開け 操作は、ダンプカーの高い荷台上で、バケットから排出された掘削土にまみれな がら行なわれるため、きたなくて危険性の伴う作業として敬遠されている。
【0005】 本考案は、このような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは 、底蓋の開操作を自動化にすることにより人手を省いて、上述の諸問題を解決し た掘削用バケットの底蓋開閉構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的に従い、第1の考案では、バケットの底部に開閉可能に設けられた 底蓋を、常時閉方向に付勢されるラッチに係止して掘削を行ない、該ラッチの開 作動により前記底蓋との係合を解除して、掘削土を排出するようにした掘削用の バケットにおいて、前記ラッチを開作動するラッチバーを、前記バケットに上下 方向へスライド可能に設けると共に、該ラッチバーの上端をバケットの上部に突 出配置し、該バケットの上方に、前記ラッチバーを押動して底蓋を解放するプッ シュプレートを昇降自在に設けている。
【0007】 また第2の考案では、バケットの底部に開閉可能に設けられた底蓋を、常時閉 方向に付勢されるラッチに係止して掘削を行ない、該ラッチの開作動により前記 底蓋との係合を解除して、掘削土を排出するようにした掘削用バケットにおいて 、前記ラッチを開作動するラッチバーを上下方向に配設すると共に、該ラッチバ ーの上端に設けられた回動用のハンドルを前記バケットの上部に突出配置し、該 ハンドルに、ラッチバーを開方向へ回動するシリンダ等のアクチュエータを連結 している。
【0008】
【作用】
これらの構成では、プッシュプレートやアクチュエータに操作されるラッチバ ーがスライドまたは回動して、ラッチを開方向に作動することにより、底蓋が自 重によって開けられ、バケットに収容された掘削土が排出される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の第1実施例を図1乃至図5に基づいて説明する。
【0010】 尚、前述の従来例と同一構成部分については、同一符号を付して、詳細な説明 を省略する。
【0011】 アースドリル10は、クレーン本体11の前部に取付けられたブーム12の下 部に、フロントフレーム13と油圧シリンダ14とが回動可能に軸支され、その 先端にケリーバ駆動装置15が支持されている。ケリーバ駆動装置15には、ブ ーム12の前方にケリーロープ16にて昇降自在に吊下げられたケリーバ17が 、図示しない角孔に挿通され、ケリーバ駆動装置15を液圧にて駆動することに より、ケリーバ17とその下端に取付けられた掘削用のバケット1とを一体に回 転する。
【0012】 ケリーバ駆動装置15の前部には、ガイドスリーブ18と油圧シリンダ19と が縦方向に固設されている。ガイドスリーブ18には、複数の転動輪18aにて 上下動を案内されるスライドバー20が挿通さており、該スライドバー20の下 端には、リング状のプッシュプレート21が固着され、該プッシュプレート21 の中心軸上に、前記ケリーバ17が挿通される。油圧シリンダ19は、シリンダ ボディ19aの下部に定滑車22が固設され、またシリンダボディ19aの上部 で昇降するピストンロッド19bの上端には、動滑車23,23が固設されてお り、これら滑車22,23,23に、ワイヤロープ24が図5に示す如く巻掛け られている。
【0013】 このワイヤロープ24は、一端を油圧シリンダ19等のアースドリル10側に 係止され、他端を上述のプッシュプレート21に連結されていて、スライドバー 20とプッシュプレート21とを、バケット1との間に吊持している。プッシュ プレート21は、ピストンロッド19bの伸長で動滑車23,23が上動すると 、ワイヤロープ24が巻上げられて、ガイドスリーブ18に案内されるスライド バー20と共に上昇し、またピストンロッド19bが縮小して動滑車23,23 が下動すると、ワイヤロープ24が下方へ延びて、スライドバー20と共に下降 するようになっている。尚、ワイヤロープ24には、ウエイト24aを設けてお くと、ワイヤロープ24の巻上げ及び繰下げ時の緩みが抑えるられるので好まし い。
【0014】 ケリーバ17の下端に取付けられた前記バケット1は、円筒状のバケット本体 2に、底蓋3を開閉可能に取付けた従来と同様の形状となっている。バケット本 体2の内部一側には、下方を開口したラッチケース25が、また底蓋3の上面に は、上方を開口したバーケース26が、ラッチケース25の下方位置に設けられ ており、ラッチケース25には、L字形のラッチ27が、その中間部を支軸28 にて軸支され、またバーケース26には係止バー29が架設されている。
【0015】 ラッチ27は、ラッチケース25の下方へ突出する一方の腕27aの下端に、 底蓋3の係止バー29と係合するフック27cが設けられ、またラッチケース2 5の側壁からバケット本体内方へ突出する他方の腕27bの先端に、バケット本 体2の内壁に沿って縦方向に配設されたラッチバー30の下端が連結されている 。ラッチバー30の上端30aは、バケット本体2の天板2aに固設されたコ字 型のカバー31から上方へ突出して設けられ、更に該カバー31内に配設された フランジ状のストッパ30bと天板2aとの間に、コイル状のリターンスプリン グ32が縮設されている。
【0016】 リターンスプリング32は、ラッチバー30を、その弾発力によってストッパ 30bがカバー31と当接する上限位置に付勢し、該ラッチバー30に連結され るラッチ27を、常時図3の実線に示す閉位置に回動して、フック27cと係止 バー29との係合状態を保持している。ラッチバー30の上端30aの上方には 、前述したリング状のプッシュプレート21が位置しており、そのリング状形状 から、バケット1が掘削時に回動して、ラッチバー30がケリーバ17を中心と する円周上で位置を変えることがあっても、常にラッチバー30上に位置してい て、上端30aを押動できるようになっている。
【0017】 ラッチバー30は、プッシュプレート21の下降によって、リターンスプリン グ32の弾発力に抗して押し下げられ、下端に連結されたラッチ27を開方向、 図3の反時計方向へ回動して、フック27cから係止バー29が外れ、底蓋3が 自重によって解放される。ラッチ27及びラッチバー30は、プッシュプレート 21の上昇により、リターンスプリング32の弾発力で図3の実線状態に復帰す る。また、底蓋3が閉方向へ回動すると、係止バー29がフック27cの傾斜面 27dを滑ってラッチ27を開方向へ押し戻しながらバケット本体2内へ進入し て行き、フック27cに係合して、底蓋3がバケット本体2の底部を閉塞する。
【0018】 次に、上述のように構成された本実施例の作動を説明する。
【0019】 バケット1では、ケリーバ駆動装置15によって、従来と同様の掘削作業が行 なわれる。掘削作業を終了したバケット1は、ケリーロープ16の巻上げによっ て、地上へ引上げられる。この時、プッシュプレート21は最上部へ引上げてお く。次に、クレーン本体11を旋回して、バケット1をダンプカーD上に移動し 、底蓋3を荷台に載せて、底蓋3と掘削土の荷重をラッチ27から抜く。そして 、プッシュプレート21を下降させ、該プッシュプレート21の荷重で、バケッ ト1のラッチバー30を押し下げ、ラッチ27から底蓋3の係止バー29を外し たのち、バケット1を上昇する。
【0020】 底蓋3は、バケット1の上昇によって下方へ開き、掘削土がダンプカーDに排 出される。掘削土の排出後は、底蓋3の下端を軽く接地するか、適当な場所に荷 重を預けてバケット1を旋回・下降し、底蓋3を閉じて次の穴掘り作業を行なう 。
【0021】 このような底蓋3の開閉は、運転席のオペレータによって、スイッチ操作で自 動的に行なわれる。このため、別途に底蓋3を開閉する作業員を確保する必要が なくなり、特にダンプ積み時の危険作業を回避できる。また、プッシュプレート 21に人力よりも強い荷重を設定できるので、ラッチ27やラッチバー30の回 動部分が錆たり泥が詰ったりしていても、容易に操作できる。
【0022】 本実施例の変形例として、油圧シリンダ19と両滑車22,23とを廃止し、 ワイヤロープ24をブーム12の頂部に取付けて、下端にスライドバー20を吊 下げ、ワイヤロープ24の巻上げ及び繰下げによって、スライドバー20を昇降 するようにしてもよい。
【0023】 図6及び図7は、従来例の図11で示した回動式のラッチバー6を、自動操作 できるようにした第2実施例で、バケット本体2内の構造は、図11と同一とな っており、図6及び図7には、底蓋開閉構造の上部のみを示している。従って、 本実施例の説明では図11を参酌し、またラッチバーを2本用いることから、バ ケット本体2内のラッチバー6を、便宜上第1ラッチバーと呼ぶこととする。
【0024】 天板2aの上面に固着されたコ字型のカバー40には、ベルクランク41が、 中間部を支軸42にて軸支されている。ベルクランク41は、一方の腕41aの 先端に、上端43aをカバー40から上方へ突出させた第2ラッチバー43の下 端が連結され、また他方の腕41bの先端にロッド44の一端が連結される。ロ ッド44の他端は、天板2aの上部に突出する第1ラッチバー6のハンドル6b とリンク45を介して連結されており、これら開閉構造の部材は、ハンドル6b に連結されるリターンスプリング7によって、図6及び図7に実線で示す非作動 位置に付勢されている。
【0025】 本実施例は、プッシュプレート21の下降で、第2ラッチバー43が押し下げ られると、ベルクランク41が図7の二点鎖線に示す反時計方向へ回動し、ロッ ド44及びリンク45を牽引して、第1ラッチバー6を解方向へ回動し、ラッチ 6aと係合孔3bとの係合を解除する。また、掘削土の排出後に、バケット1を 旋回・下降して、底蓋3を閉方向に回動すると、底蓋3の係合孔3bが、ラッチ 6aのガイド面6cを滑って、やや偏位した位置に付勢されるラッチ6aを回動 しながら進入して行き、ラッチ6aと係合孔3bとの係合状態で、底蓋3が閉位 置となる。
【0026】 図8乃至図10は、本考案の第3実施例を示すもので、バケット本体2の天板 2aに回動可能に設けられたリンク50の先端には、アクチュエータとして油圧 シリンダ51が枢着されている。油圧シリンダ51のプッシュロッド51aには 、ホークエンド52が突出して設けられ、該ホークエンド52の長孔52aに、 ハンドル6bの先端に固着されたガイドピン6dが挿通されていて、ラッチバー 6を、油圧シリンダ51の液圧作動によって回動操作できるようにしている。
【0027】 リンク50は、戻しばね53の牽引力によって、ストッパ54と当接する位置 に付勢され、油圧シリンダ51を所定位置に保持している。天板2aの上面には 、ハンドル6bの回動量を規制する一対のストッパ55a,55bが設けられて おり、非作動状態のラッチバー6は、戻しばね7の付勢力によって、一方のスト ッパ55aに支承される位置にあり、ガイドピン6dが長孔52aのアクチュエ ータ側端に位置している。
【0028】 また本実施例では、第1及び第2実施例に用いたガイドスリーブ18,油圧シ リンダ19,定滑車22及び動滑車23,23は省かれているが、油圧シリンダ 51がバケット1と一体に回動するため、ケリーバ駆動装置56の下部で、ケリ ーバ17と一体に回転するターンテーブル57に油圧ホースリール58,58を 固設し、各リール58に巻回される油圧ホース59を、上述の油圧シリンダ51 に連結していて、油圧シリンダ51へ常に圧液を供給できるようになっている。
【0029】 リンク50側の戻しばね53の設定荷重W1は、ラッチバー6側の戻しばね7 の設定荷重W2よりも大きく設定されており、通常の底蓋開操作では、油圧シリ ンダ51への圧液の供給によって、プッシュロッド51aとホークエンド52と が一体に突出して行き、長孔52aのアクチュエータ側端に位置するガイドピン 6dを介して、ハンドル6bを図9において二点鎖線で示す反時計方向へ回動し 、ラッチ6aと係合孔3bとの係合を解除する。
【0030】 また油圧シリンダ51は、一般に押出し力が強く設定されていることから、泥 詰りや錆付きによって動きにくくなったラッチバー6を無理に動かせると、ラッ チバー6等の開閉機構に損傷を与える虞がある。このため、泥詰り等の抵抗があ った場合には、プッシュロッド51aの伸長で戻しばね53が伸び、リンク50 を図9の二点鎖線ように後退させて、上述の開閉機構を保護している。そして、 泥詰り等の障害が取除かれると、設定荷重W1,W2の差により、ハンドル6b の回動が始まる。
【0031】 また、開状態にあった底蓋3を閉じる場合には、底蓋3の係合孔3bが、ラッ チ6aの傾斜面6cを滑って、常時閉状態にあるラッチバー6を、一旦開方向へ 回動しながら、ラッチ6aに嵌り込んで行く。この時、ハンドル6b先端のガイ ドピン6dが、一瞬早い速度で回動するため、ホークエンド52の長孔52aが 、縮小状態にあるプッシュロッド51aの作動とは無関係に、ガイドピン6dの 回動を円滑に案内できるようになっている。
【0032】 尚、本実施例では、アクチュエータとして油圧シリンダを用いて説明したが、 空気圧シリンダや機械式の作動機構等に代えても差支えない。
【0033】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されるから、掘削用バケットの底蓋を、掘削機の運 転席から、オペレータのスイッチ操作によって自動的に開閉させることができる 。これにより、底蓋を開閉するための作業員を確保する必要がなくなり、特にダ ンプ積み時の危険性を回避できる。また、底蓋開閉構造に人力よりも強い荷重を 設定できるので、ラッチやラッチバーの回動部分が錆たり泥が詰ることがあって も、底蓋の開閉を容易に操作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示すアースドリルの一部
拡大正面図
【図2】アースドリルの全体正面図
【図3】バケットの要部拡大断面図
【図4】バケットとプッシュプレートの吊下げ状態を示
す側面図
【図5】ワイヤロープの巻掛け状態を示す斜視図
【図6】第2実施例を示すバケットの要部平面図
【図7】図6の断面正面図
【図8】第3実施例を示すバケットの一部断面正面図
【図9】図8の平面図
【図10】アクチュエータに連結される油圧ホースの取
付けを示す斜視図
【図11】従来のバケットの一部断面正面図
【図12】図11の平面図
【図13】図11の底面図
【符号の説明】
1…バケット、2…バケット本体、3…底蓋、4…ヒン
ジ、6…ラッチバー、6a…ラッチ、6b…回動用のハ
ンドル、6d…ハンドル6bの先端に固着されたガイド
ピン、7…リターンスプリング、10…アースドリル、
11…クレーン本体、15…ケリーバ駆動装置、16…
ケリーロープ、17…ケリーバ、18…ガイドスリー
ブ、19…油圧シリンダ、20…スライドバー、21…
プッシュプレート、22…定滑車、23…動滑車、24
…ワイヤロープ、24a…ウエイト、27…ラッチ、2
7c…フック、28…支軸、29…係止バー、30…ラ
ッチバー、32…リターンスプリング、41…ベルクラ
ンク、43…第2ラッチバー、44…ロッド、45,5
0…リンク、51…アクチュエータとしての油圧シリン
ダ、51a…プッシュロッド、52…ホークエンド、5
2a…ホークエンド52の長孔、53…戻しばね、5
4,55a,55b…ストッパ、59…油圧ホース

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バケットの底部に開閉可能に設けられた底
    蓋を、常時閉方向に付勢されるラッチに係止して掘削を
    行ない、該ラッチの開作動により前記底蓋との係合を解
    除して、掘削土を排出するようにした掘削用のバケット
    において、前記ラッチを開作動するラッチバーを、前記
    バケットに上下方向へスライド可能に設けると共に、該
    ラッチバーの上端をバケットの上部に突出配置し、該バ
    ケットの上方に、前記ラッチバーを押動して底蓋を解放
    するプッシュプレートを昇降自在に設けたことを特徴と
    する掘削用バケットの底蓋開閉構造。
  2. 【請求項2】バケットの底部に開閉可能に設けられた底
    蓋を、常時閉方向に付勢されるラッチに係止して掘削を
    行ない、該ラッチの開作動により前記底蓋との係合を解
    除して、掘削土を排出するようにした掘削用バケットに
    おいて、前記ラッチを開作動するラッチバーを上下方向
    に配設すると共に、該ラッチバーの上端に設けられた回
    動用のハンドルを前記バケットの上部に突出配置し、該
    ハンドルに、ラッチバーを開方向へ回動するシリンダ等
    のアクチュエータを連結したことを特徴とする掘削用バ
    ケットの底蓋開閉構造。
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