JPH057305U - 脱泡装置 - Google Patents
脱泡装置Info
- Publication number
- JPH057305U JPH057305U JP6018391U JP6018391U JPH057305U JP H057305 U JPH057305 U JP H057305U JP 6018391 U JP6018391 U JP 6018391U JP 6018391 U JP6018391 U JP 6018391U JP H057305 U JPH057305 U JP H057305U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- defoaming
- container
- supply pipe
- ultrasonic oscillator
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- Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 容器１中の液体２を減圧および撹拌により脱
泡処理する脱泡装置について、脱泡処理時間を短縮し
て、連続的な脱泡処理を可能とし、脱泡処理をインライ
ン化し、工程を連続化する。 【構成】 容器１に液体供給配管７を接続し、液体供給
配管７の中途に超音波発振器８を設置し、超音波発振器
８によって気泡の発核を促進して、脱泡処理時間を短縮
する。
泡処理する脱泡装置について、脱泡処理時間を短縮し
て、連続的な脱泡処理を可能とし、脱泡処理をインライ
ン化し、工程を連続化する。 【構成】 容器１に液体供給配管７を接続し、液体供給
配管７の中途に超音波発振器８を設置し、超音波発振器
８によって気泡の発核を促進して、脱泡処理時間を短縮
する。
Description
【０００１】
本考案は、液体中に含まれる空気を除去するために用いられる脱泡装置の改良 に関する。本考案の脱泡装置は、液相反応を伴う化学反応を利用する分野に用い られる。
【０００２】
従来から、図２に示すように、容器１中に液体２を入れ、この液体２を減圧お よび撹拌により脱泡処理する脱泡装置が知られている。３は液体２を撹拌する撹 拌機、４は図示しない減圧装置へ接続される減圧配管、５は図示しない次工程装 置へ接続され、脱泡処理を終了した液体２を次工程装置へ送り出す液体排出配管 、６は弁である。
【０００３】
上記従来の脱泡装置はバッチ処理が基本であり、脱泡処理をインライン化する には、ａ．脱泡処理時間が長過ぎる、ｂ．したがって容器１に大容量のものが必 要である、という欠点がある。
【０００４】
本考案は以上の点に鑑み、上記欠点を解消し、インライン化を可能とした脱泡 装置を提供することを目的とするものであって、この目的を達成するため、容器 中の液体を減圧および撹拌により脱泡処理する脱泡装置において、前記容器に液 体を供給する液体供給配管と、前記液体供給配管の中途に設置される超音波発振 器と、を有することを特徴とする。
【０００５】
容器に液体供給配管を接続し、液体供給配管に超音波発振器を設置し、超音波 発振器を作動させつつ液体供給配管から液体を供給し、超音波によって液体中に 該液体と同物質の気体成分と空気とよりなる多数の微小気泡を生成し、減圧チャ ンバとして作用する容器内においてこの微小気泡を核として気泡を成長させ、成 長した気泡を排気し、気泡を除去した液体を次工程装置へ送り出す。 すなわち、本考案の脱泡装置は超音波発振器によって気泡の発核を促進させた ものであって、これにより脱泡処理時間を短縮することができる。
【０００６】
つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説明すると、当該脱泡装置は、図１ に示すように、従来の脱泡装置（図２）に対して、容器１に液体供給配管７を接 続し、この液体供給配管７の中途に超音波発振器８を設置した点に構成上の特徴 を有しており、次のように作動する。
【０００７】 超音波発振器８を作動させつつ、図示しない液体供給源から液体供給配管 ７を介して容器１に液体２を連続的に供給する。 超音波発振器８から発振する超音波によって、液体２がこの超音波発振器 ８の近辺を通過する時に、液体２中に該液体２と同物質の気体成分と空気とより なる多数の微小気泡９を生成する。 減圧チャンバとして作用する容器１内において前記微小気泡９を核として 気泡１０を成長させる。 成長した気泡１０を連続的に排気する。 気泡１０を除去した液体２を液体排出配管５から図示しない次工程装置へ 連続的に送り出す。
【０００８】 上記脱泡装置は次の効果を奏する。すなわち、超音波発振器８によって気泡の 発核を促進し、これにより処理時間を短縮したために、連続的な脱泡処理を可能 とし、脱泡処理をインライン化し、工程を連続化することができる。また、これ に伴って容器１に小容量のものを使用することができる。なお、気泡の発核が遅 いために脱泡処理に長時間を必要としていたのは１００ｃｐｓ未満の低粘度の液 体であって、上記脱泡装置はこの低粘度の液体に対して有効である。
【０００９】
本考案は次の効果を奏する。すなわち、超音波発振器によって気泡の発核を促 進し、これにより脱泡処理時間を短縮したために、連続的な脱泡処理を可能とし 、脱泡処理をインライン化し、工程を連続化することができる。また、これに伴 って容器に小容量のものを使用することができる。
【図１】本考案の実施例に係る脱泡装置の説明図
【図２】従来例に係る脱泡装置の説明図
【符号の説明】 １ 容器 ２ 液体 ３ 撹拌機 ４ 減圧配管 ５ 液体排出配管 ６ 弁 ７ 液体供給配管 ８ 超音波発振器 ９ 微小気泡 １０ 気泡
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 容器１中の液体２を減圧および撹拌によ
り脱泡処理する脱泡装置において、前記容器１に液体２
を供給する液体供給配管７と、前記液体供給配管７の中
途に設置される超音波発振器８と、を有することを特徴
とする脱泡装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6018391U JPH057305U (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 脱泡装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6018391U JPH057305U (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 脱泡装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH057305U true JPH057305U (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=13134795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6018391U Withdrawn JPH057305U (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 脱泡装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH057305U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016157834A (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | 株式会社Ｓｃｒｅｅｎホールディングス | 基板処理液供給方法および装置 |
| US11087895B2 (en) | 2016-12-07 | 2021-08-10 | Abb Power Grids Switzerland Ag | Liquid tank inspection including device for launching submersible |
-
1991
- 1991-07-05 JP JP6018391U patent/JPH057305U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016157834A (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | 株式会社Ｓｃｒｅｅｎホールディングス | 基板処理液供給方法および装置 |
| US11087895B2 (en) | 2016-12-07 | 2021-08-10 | Abb Power Grids Switzerland Ag | Liquid tank inspection including device for launching submersible |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19951102 |