JPH0572590U - 自動車用スピーカグリル - Google Patents

自動車用スピーカグリル

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JPH0572590U
JPH0572590U JP1272292U JP1272292U JPH0572590U JP H0572590 U JPH0572590 U JP H0572590U JP 1272292 U JP1272292 U JP 1272292U JP 1272292 U JP1272292 U JP 1272292U JP H0572590 U JPH0572590 U JP H0572590U
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JP
Japan
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speaker
automobile
speaker housing
grill
housing
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Withdrawn
Application number
JP1272292U
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English (en)
Inventor
隆弘 泉田
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Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kasai Kogyo Co Ltd filed Critical Kasai Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車用リヤパーセルシェルフ等の内装部品
に設置される自動車用スピーカグリルにおいて、スピー
カハウジングの感触,外観を改善するとともに、スピー
カと内装部品との一体感を強調して、室内美観を高める
ことを目的とする。 【構成】 スピーカハウジング22の表面側に布地シー
ト24を貼着することによりソフト感を与える構成とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用ドアトリム等の内装部品に取付けられる自動車用スピーカ グリルに関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、自動車用スピーカグリルは、リヤシート後方に設置される自動車用リヤ パーセルシェルフに取付けられることが多い。
【0003】 そして、このリヤパーセルシェルフは、所要形状にトリムカットされたボード の表面に塗装を施した一般仕様のものに対して、最近では、図5に示すように、 ボード1の表面に布地シート等の表皮材2を貼着した高級仕様のものが主流とな りつつあり、リヤパーセルシェルフの左右側に車載用スピーカ(図示せず)の表 面側を覆うスピーカグリル3が通常設置されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、左右側に設置されるスピーカグリル3は、その表面側にスピー カハウジング4ならびにスピーカネット5が位置しており、特に、スピーカハウ ジング4は合成樹脂を素材としているため、冷たい感じを与え、ソフト感に乏し いという欠点が指摘されている。
【0005】 さらに、製品の外観意匠性を高めるために、リヤパーセルシェルフの表面には 高価な表皮材2が貼着されているが、表皮材2とスピーカ3(特にスピーカハウ ジング4)との一体感がなく、室内美観の低下を招くという不具合も指摘されて いる。
【0006】 この考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、本考案の目的とすると ころは、自動車用リヤパーセルシェルフ等の内装部品に設置される自動車用スピ ーカグリルにおいて、外部に露出するスピーカハウジング表面にソフト感をもた せ、かつ内装部品とスピーカハウジングとの一体感を強調することにより、優れ た意匠性を備えた自動車用スピーカグリルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、芯材の表面に布地シートからなる表皮 材を貼着してなる内装部品に取付けられ、車載用スピーカ本体の表面側を覆う自 動車用スピーカグリルにおいて、 前記自動車用スピーカグリルのスピーカハウジング表面に布地シートが貼着さ れていることを特徴とする
【0008】
【作用】
以上の構成から明らかなように、スピーカハウジング表面には、布地シートが 貼着されているため、従来のように冷たい感じの樹脂面が露出することがなく、 布地シートによる良好な表面外観,表面感触が得られる。
【0009】 さらに、スピーカハウジングの表面に貼着される布地シートは、自動車用内装 部品の表皮材と同一外観のものを使用すれば、スピーカの違和感を与えることが なく、スピーカハウジングと内装部品との一体感が図れる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案による自動車用スピーカグリルの実施例について、添付図面を参 照しながら詳細に説明する。
【0011】 図1は本考案の一実施例を示すもので、本考案による自動車用スピーカグリル を設置したリヤパーセルシェルフを示す全体斜視図、図2は同リヤパーセルシェ ルフの断面図、図3は本考案による自動車用スピーカグリルの別実施例を示す図 2同様リヤパーセルシェルフの要部断面図、図4は更に別実施例の構成を示す斜 視図である。
【0012】 図1,図2において、自動車用リヤパーセルシェルフ10は、ボード,複合樹 脂板等からなる芯材11の表面にクロス等の布地シートからなる表皮材12が一 体貼着されて構成されており、左右側に一対の自動車用スピーカグリル20が設 置され、後端縁に沿ってエアベント用グリル30が設置されている。
【0013】 ところで、本考案の特徴は、自動車用スピーカグリル20の見栄えを向上させ るとともに、リヤパーセルシェルフ10との一体感を強調することにより、外観 意匠性を高めた自動車用スピーカグリル20を提供することにある。
【0014】 すなわち、自動車用スピーカグリル20は、車体パネル40にビス41止め固 定されているスピーカ本体21のエンクロージャーとしてのスピーカハウジング 22と、このスピーカハウジング22の上面開口に取付けられるスピーカネット 23とから構成されているが、スピーカハウジング22の表面に布地シート24 が貼着されていることが特徴である。
【0015】 スピーカハウジング22の表面に布地シート24を貼着するには、スピーカハ ウジング22が合成樹脂材料の射出成形により形成されることから、インサート インジェクション工法により予め射出成形金型内に布地シート24をセットして おき、スピーカハウジング22の射出成形時、両者を一体化する方法が生産性に おいて有利である。
【0016】 また、布地シート24の貼着方法は、インサートインジェクション工法に限定 されることなく、バキューム貼着や手貼り加工で行なってもよい。
【0017】 なお、布地シート24の端末部分はスピーカハウジング22の上端縁および下 端縁に沿って裏面側に巻込み接着されている。
【0018】 次いで、この布地シート24により表面側が被覆されたスピーカハウジング2 2とスピーカネット23との取付けは、スピーカハウジング22の裏面側に複数 の取付用ボス25を突設しておき、スピーカネット23に設けた取付孔23a内 に挿入した後、この取付用ボス25の先端部分をカシメ固定すれば、スピーカハ ウジング22とスピーカネット23との確実な固定が得られるが、このとき、布 地シート24の差込み部も同時に固定すれば、布地シート24の取付強度が強化 できる。
【0019】 更に、リヤパーセルシェルフ10に対してスピーカハウジング22を取付ける には、スピーカハウジング22の裏面所定箇所に立設されたネジ止め用ボス26 とリヤパーセルシェルフ10の芯材11に開設した取付孔13を一致させて、ビ ス14により固定すればよい。
【0020】 したがって、本考案による自動車用スピーカグリル20は、従来、樹脂面が露 出して、違和感を生じていたスピーカハウジング22の表面に布地シート24を 被覆するという構成であるから、室内側露出部分であるスピーカハウジング22 の外観,感触が非常に良好なものとなり、更に、リヤパーセルシェルフ10の表 皮材12と同一外観のものを使用すれば、リヤパーセルシェルフ10と自動車用 スピーカグリル20との一体感が強調でき、意匠性に優れ、室内美観の向上に大 きく貢献できるという利点がある。
【0021】 次いで、図3は本考案の別実施例を示すもので、上述実施例と同一部分には同 一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0022】 この実施例では、スピーカネット23とスピーカハウジング22とは、電磁誘 導加熱により接合固定されている。
【0023】 すなわち、スピーカハウジング22にはスピーカネット23の周端末を収容す るための環状凹部27が形成されており、この環状凹部27内にスピーカネット 23の周縁端末を挿入した状態で電磁誘導加熱を行ない、スピーカハウジング2 2に対してスピーカネット23を強固に固定するというものである。
【0024】 この実施例では、電磁誘導加熱を使用するため、スピーカネット23としては 金属材料に限定される必要がある。
【0025】 また、この実施例においても、スピーカハウジング22の表面側には布地シー ト24が貼着されており、第1実施例同様、意匠性を高めているとともに、特に 、布地シート24が環状凹部27内にも収容されるため、スピーカネット23の 周縁端末がスピーカハウジング22の環状凹部27内にバラついて設定されても 、スキが生じることがなく、この布地シート24の厚みによりバラツキを有効に 吸収することができるという効果がある。
【0026】 また、図4に示すように、スピーカネット23の周縁端末の一部に突起28を 設け、スピーカハウジング22の環状凹部27に、上記突起28を差込むための スリット(図示せず)が布地シート24に形成され、この突起28が環状凹部2 7内に食込むことにより、スピーカネット23をスピーカハウジング22に固定 すれば、スピーカネット23の突起28以外の周縁端末は環状凹部27に当接す るだけなので、スピーカハウジング22とスピーカネット23との間に熱収縮率 の差異が生じても、変形することがない。尚、突起28の形状は、矩形状、のこ 刃形状等特に限定するものではない。
【0027】 なお、本考案による自動車用スピーカグリル20は、上述したリヤパーセルシ ェルフ10に限定されることなく、自動車用ドアトリム,リヤコーナートリム等 の内装部品に適用しても良い。
【0028】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案による自動車用スピーカグリルは、スピーカハウジ ングの表面に布地シートを貼着することにより、自動車用スピーカグリルの感触 ,外観を向上させるとともに、スピーカと自動車用スピーカグリルと内装部品と の間の一体感を強調できるため、室内美観の向上に大きく貢献できるという効果 を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例である自動車用スピーカグ
リルを設置したリヤパーセルシェルフの全体構成を示す
斜視図。
【図2】図1中II−II線断面図。
【図3】本考案の第2実施例である自動車用スピーカグ
リルの構成を示す図2と同一箇所を示す要部断面図。
【図4】本考案の第2実施例の変形例を示す斜視図。
【図5】従来の自動車用スピーカグリルを設置したリヤ
パーセルシェルフを示す斜視図。
【符号の説明】
10 自動車用リヤパーセルシェルフ 11 芯材 12 表皮材 13 取付孔 20 自動車用スピーカグリル 21 スピーカ本体 22 スピーカハウジング 23 スピーカネット 24 布地シート 25 取付用ボス 26 ネジ止め用ボス 27 環状凹部 28 突起 30 エアベント用グリル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯材(11)の表面に布地シートからな
    る表皮材(12)を貼着してなる内装部品(10)に取
    付けられ、車載用スピーカ本体(21)の表面側を覆う
    自動車用スピーカグリルにおいて、 前記自動車用スピーカグリル(20)のスピーカハウジ
    ング(22)表面に布地シート(24)が貼着されてい
    ることを特徴とする自動車用スピーカグリル。
JP1272292U 1992-03-13 1992-03-13 自動車用スピーカグリル Withdrawn JPH0572590U (ja)

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JP1272292U JPH0572590U (ja) 1992-03-13 1992-03-13 自動車用スピーカグリル

Applications Claiming Priority (1)

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JP1272292U JPH0572590U (ja) 1992-03-13 1992-03-13 自動車用スピーカグリル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0572590U true JPH0572590U (ja) 1993-10-05

Family

ID=11813326

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JP1272292U Withdrawn JPH0572590U (ja) 1992-03-13 1992-03-13 自動車用スピーカグリル

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JP (1) JPH0572590U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015224855A (ja) * 2014-05-29 2015-12-14 カルソニックカンセイ株式会社 グリル装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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