JPH0572472U - テイアストリップを有する抽選券 - Google Patents

テイアストリップを有する抽選券

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JPH0572472U
JPH0572472U JP012012U JP1201292U JPH0572472U JP H0572472 U JPH0572472 U JP H0572472U JP 012012 U JP012012 U JP 012012U JP 1201292 U JP1201292 U JP 1201292U JP H0572472 U JPH0572472 U JP H0572472U
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JP
Japan
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tear strip
line
lottery ticket
cut
cutting
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JP012012U
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利也 依田
篤 村田
英朗 樽見
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Toppan Inc
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Toppan Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】抽選券に形成したテイアストリップが、、偏っ
て外方向や内方向に力がかかって切り取りしても、切り
取り不良を起こさず、抽選券周辺のデザインを傷めずな
い切り取りが容易なテイアストリップを有する抽選券を
提供する。 【構成】少なくとも二枚の用紙を貼り合わせ、その一方
の用紙に設けた切取線に沿って切り取ることにより内部
の抽選情報(21)を視認できるようにした、開口片(15)を
設けたテイアストリップ(10)を形成した抽選券(30)であ
って、前記抽選券に形成したテイアストリップ(10)に
は、それぞれ複数個の切取線(20)を隣接させて2列に平
行して断続的に連ねて形成した、略Y字形状の切取線(2
0)で構成されたいる、切り取りが容易なテイアストリッ
プ(10)を有する抽選券である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、開口片から切取線に沿って切り取ることにより抽選情報(当り、外 れ)が直に判明する抽選券であって、詳しくは、抽選券に形成したテイアストリ ップの切り取り不良(切取線に沿った切り取りが正常に次の切取線に導かれずに 外方向や内方向に切り取られ周囲のデザインや抽選券を損傷する)を防止するた めのテイアストリップを有する抽選券に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からテイアストリップ(50)における切取線の形状として、例えば、図4( a) に示すように、ハ字形状の切取線を横にして一定間隔に連ねたり、さらには 、切り取り不良を防ぐため、前記ハ字形状の切取線両側にミシン目を平行に形成 したテイアストリップ(50)があり(図4(b) を参照)、いずれも開口片(31)をつ まみ、切取線(32)に沿って引っぱり切り取ると開口するテイアストリップを用い た菓子箱等(図示はしない)の箱が広く知られている。 一方図5に示すように、テイアストリップ(50)を切り取ることにより当たり、 外れ、の抽選情報(21)が現れて、結果が判る仕組とした抽選券(30)においても利 用が始められている。例えば、二枚の用紙を貼り合わせその一方の用紙面に窓部 を設け、前記窓部の周囲に断続した直線状の切取線(32)を形成し、前記切取線(3 2)には一定間隔をあけて切れ込み(33)を設け、非一直線状に形成したテイアスト リップ(50)を用いた抽選券が実願平2−128235号で提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図5に示したテイアストリップ(50)における切取線(32)の形状 において、開口片(31)をつまみ、引っぱり、平均して平行に切り取る力がかかれ ば、図5に示したように切り取ることができるが、切り取る力が偏って外方向や 内方向にかかった場合、断続した直線状の切取線(32)に導かれずに、つなぎ(C) の部分から周辺のデザイン部分やテイアストリップ(50)の内側に破ける場合があ る。また、例えば図4(a) に示すような切取線(32)においても、切り取る力のか かり具合で切取線の周辺に向って紙破け(B,B) が発生することが多い。特に抽選 券に用いた場合、テイアストリップ周辺のデザインを損傷したり、テイアストリ ップ(50)が途中で破け、完全に切り取ることができずに開口不良が起こり易い。 そこで本考案は、抽選券に形成したテイアストリップが、偏って外方向や内方向 に力がかって切り取りしても、切り取り不良を起こさない切取線の形状として、 偏って外方向や内方向へ向かう切り取る力を本来の切取線に導くようにして、周 辺のデザインを傷めない、切り取りが容易なテイアストリップを有する抽選券を 提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は課題を解決するために、少なくとも、二枚の用紙を貼り合わせ、その 一方の用紙の一部に設けた切取線(20)に沿って切り取ることにより、内部に隠蔽 されていた抽選情報(21)を視認できるようにして、開口片(15)を設けたテイアス トリップ(10)を形成した抽選券(30)であって、前記抽選券に形成したテイアスト リップ(10)には、それぞれ複数個の切取線(20)を隣接させて、2列に平行して断 続的に連ねて形成した、略Y字形状の切取線(20)で構成されていることを特徴と するテイアストリップ(10)を有する抽選券である。 また、前記抽選券に形成したテイアストリップ(10)の略Y字形状の切取線(20) は、直線の切取線(11)先端部を折り曲げて形成した屈曲線(12)の角部近傍にほぼ 直角に切込線(13)を設けて、略Y字形状の切取線(20)としたことを特徴とするも ので、開口片(15)に偏って外方向や内方向に力がかかって切り取りしても、切り 取り不良を起さないテイアストリップ(10)を有する抽選券である。
【0005】 本考案を詳細に説明すると、少なくとも二枚の貼り合わせる用紙は、薄紙、ア ルミ金属箔等を貼り合わせ、表面或いは裏面から太陽光線等により抽選情報(21) が透視できないようにした用紙を貼り合わせたもので、切取線の形状によっては 、テイアストリップを切り取る方向や、力のかかり具合で切取線以外の方向に紙 破け(B,B) が発生したり(図4(a) を参照)、テイアストリップ(10)が途中で破 けてしまうことがある。
【0006】 そこで本考案は図1に示すように、テイアストリップ(10)の切取線(20)が、直 線の切取線(11)の先端部を内側に折り曲げて、屈曲線(12)とし、前記屈曲線(12) 上の角部近傍に90°の直角に切込線(13)を取り付けて、略Y字形状の切取線(2 0)としたもので、この切取線(20)を2列に平行して断続的に連ねたものである。 また切り取り易いように、開口片(15)を先端に設け、また、最終の切取線の直線 (11,11) 末端を結ぶ垂直の切り離し線(16)を形成して、切り取り後完全にテイア ストリップ(10)が剥離するようにした構成となっている。
【0007】
【作用】
本考案は、少なくとも二枚の用紙を貼り合わせ、その一方の用紙の一部に設け た切取線(20)に沿って切り取ることにより内部に隠蔽されていた抽選情報(21)を 視認できるようにしたテイアストリップ(10) を有する抽選券(30)であって、前 記抽選券に形成したテイアストリップ(10)の切取線(20)が、それぞれ複数個の切 取線(20)を隣接させ、2列に平行して断続的に連ねて形成した前記切取線(20)が 略Y字形状からなり、前記略Y字形状の切取線(20)の直線(11,11) 先端どうしを 結ぶ垂直線(A) 上に(図1を参照)、前記の略Y字形状の切取線の屈曲線(12)、 切込線(13)の先端(17,17a)二個所が接して形成されているので、開口片(15)をつ まんで、引っぱる際、切り取る力が偏って外方向や内方向になっても紙破けは、 略Y字形状の屈曲線(12)又は切込線(13)で止まり、角部を通って、略Y字形状の 切取線の直線(11)部分に導びかれ、切り取りが容易にできるテイアストリップを 有する抽選券である。
【0008】
【実施例】
本考案の実施例を図に基づき詳細に説明する。図1は本考案の一実施例による 抽選券に形成するテイアストリップの略Y字形状の切取線を示す平面図であり、 図2(a) は前記のテイアストリップを抽選券に形成した平面図である。また、図 2(b) は抽選情報を得るため切り取り中のテイアストリップの斜視図である。図 2(b) に示すように二枚の用紙を貼り合わせ一方の用紙にテイアストリップ(10) が形成してあり、前記テイアストリップ(10)は略Y字形状の切取線(20)を複数個 、隣接させて2列に平行して断続的に連ねて、先端には小さいつなぎを有する開 口片(15)を設けて、最終の切取線の直線(11,11) 末端を結ぶ垂直の切り離し線(1 6)を形成し、切り取り後完全にテイアストリップ(10)が剥離できるようにした構 成となっている。 また、抽選情報(21)の最上層には、保護層を兼ねた剥離層を設けておくとテイ アストリップ(10)の切り取りが更に容易になる。この剥離層としては 例えば、 アクリル系インキにワックス、剥離剤を混合したものが良い。
【0009】 また、前記テイアストリップ(10)の切取線(20)は、直線(11,11) の先端部を3 5°〜50°の角度に折り曲げた屈曲線(12)の角部近傍に、ほぼ直角に直線の切 込線(13)を設けて、略Y字形状の切取線(20)としたものである。また、隣接させ て形成した切取線(20)どうしの間隔は、前記2列に平行して断続的に連ねた複数 個の略Y字形状の切取線(20)の直線(11,11) 先端どうしを結ぶ垂直線(A) 上に、 連ねて形成した略Y字形状の切取線の屈曲線(12)と、切込線(13)の先端(17,17a) の二個所が垂直線(A) 上に、接するよう平行に形成したものである。
【0010】 図2(b) は切り取り中のテイアストリップを示す斜視図であるが、開口片(15) をつまみ、折り返すように引っぱり切り取ると、開口片(15)に形成した直線の切 取線(11,11) から、略Y字形状の屈曲線(12)又は切込線(13)に向って紙破けが起 るが、前記屈曲線(12)又は前記切込線(13)のいずれかで止まり、直線の切取線(1 1,11) に順次導びかれ、次の略Y字形状の切取線(20)に伝わっていく。これによ りテイアストリップ(10)の開口片(15)に偏った力がかかっても、切取線(20)以外 に紙破けが起らず、テイアストリップ(20)が除中で切れることもなくなる。
【0011】 図3は本考案の一実施例による略Y字形状の切取線を有する3列のテイアスト リップを形成した抽選券を示す平面図である。 前述したように、二枚の用紙を貼り合わせ、一方にテイアストリップ(10,10,1 0)による切り取り部分を設け、他の一方には抽選情報(21)を設けた抽選券である が、絵合わせ、数字合わせ等の抽選情報(21)の場合テイアストリップ(10)の幅を 挾くして3列に形成し、1列目、2列目、3列目と順次、切り取ることにより抽 選情報(21)が得られて抽選券(30)の抄味が更に増すものである。
【0012】
【考案の効果】
本考案による、少なくとも二枚の用紙を貼り合わせ、その一方の用紙の一部に 設けた切取線に沿って切り取ることにより内部に隠蔽されていた抽選情報を視認 できるようにして、開口片(15)を設けたテイアストリップを形成した抽選券であ って、前記抽選券に形成したテイアストリップ(10)は、それぞれ複数個の切取線 (20)を隣接させて、2列に平行して断続的に連ねて形成した、略Y字形状の切取 線(20)となっている。このテイアストリップ(10)の先端に形成した開口片(15)を つまみ、引っぱり、切り取ると、前記略Y字形状の切取線の直線(11,11) 先端ど うしを結ぶ垂直線(A) 上に連ねて形成されている略Y字形状の屈曲線(12)、切込 線(13)の先端二箇所が接して形成されているので、紙破けは略Y字形状の屈曲線 又は切込線で止まり、角部を通って略Y字形状の直線(11,11) 部分の切取線(20) に導かれ、抽選券に形成したテイアストップ(10)周辺の抽選券デザインを損傷す ることなく、容易に切り取ることができる。また、開口片(15)を引っぱる際、外 方向又は内方向に力がかかっても切り取り損ねて、テイアストリップ(10)が途中 で切れることも無くなる抽選券である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による抽選券に形成するテイ
アストリップの略Y字形状の切取線を示す平面図であ
る。
【図2】(a)前記のテイアストリップを抽選券に形成
した平面図である。 (b)抽選情報を得るため切り取り中のテイアストリッ
プの斜視図である。
【図3】本考案の一実施例による略Y字形状の切取線を
有するテイアストリップを3列に形成した抽選券を示す
平面図である。
【図4】(a)テイアストリップの切取線の一例を示す
説明図である。 (b)テイアストリップの切取線の一例を示す説明図で
ある。
【図5】他例の抽選券に形成したテイアストリップの切
り取り途中を示す斜視図である。
【符号の説明】
10,50……テイアストリップ 11 ……切取線の直線 12 ……切取線の屈曲線 13 ……切取線の切込線 15,31……開口片 16 ……切り離し線 17, ……屈曲線の先端 17a ……切込線の先端 20 ……切取線 21 ……抽選情報 30 ……抽選券 32 ……他例の切取線 33 ……切れ込み 35 ……破け目 36 ……ミシン目 A ……垂直線 B ……紙破け C ……つなぎ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも、二枚の用紙を貼り合わせ、そ
    の一方の用紙の一部に設けた切取線に沿って切り取るこ
    とにより、内部に隠蔽されていた抽選情報を視認できる
    ようにして、開口片を設けたテイアストリップを形成し
    た抽選券であって、前記抽選券に形成したテイアストリ
    ップには、それぞれ複数個の切取線を隣接させて、2列
    に平行して断続的に連ねて形成した略Y字形状の切取線
    で構成されていることを特徴とするテイアストリップを
    有する抽選券。
  2. 【請求項2】前記の抽選券に形成したテイアストリップ
    の略Y字形状の切取線は、直線の切取線先端部を折り曲
    げて形成した屈曲線の角部近傍に、ほぼ直角に切込線を
    設けて略Y字形状としたことを特徴とする請求項1に記
    載のテイアストリップを有する抽選券。
JP012012U 1992-03-11 1992-03-11 テイアストリップを有する抽選券 Pending JPH0572472U (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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