JPH0572429A - 光表面実装用プリント基板 - Google Patents

光表面実装用プリント基板

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JPH0572429A
JPH0572429A JP2176491A JP2176491A JPH0572429A JP H0572429 A JPH0572429 A JP H0572429A JP 2176491 A JP2176491 A JP 2176491A JP 2176491 A JP2176491 A JP 2176491A JP H0572429 A JPH0572429 A JP H0572429A
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JP
Japan
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optical
protrusion
printed circuit
circuit board
polymer sheet
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Pending
Application number
JP2176491A
Other languages
English (en)
Inventor
Teiji Uchida
▲禎▼二 内田
Toshio Ito
俊夫 伊藤
Manabu Kagami
学 各務
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai University
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Tokai University
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0572429A publication Critical patent/JPH0572429A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details

Landscapes

  • Optical Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 光プリント基板の下部基板1aと、光導波路
の書き込まれた高分子フイルム2と、光プリント基板の
上蓋1bを中心軸を合わせて対峙させる。この軸合わせ
は、高分子フイルム中の光導波路の中心が、突起物9の
中心に合うようにして行う。次いで、上蓋1bを押し付
けることにより、下部基板1a上に設けられた突起物9
の先鋭部9bに高分子フイルムが当たり、引き裂かれ
る。突起物先端部分と、導波路端面2bを研磨して、基
板上面を平滑にする。 【効果】 取扱いが簡単で、光軸合わせなどに時間を要
せず、量産容易であり、実装密度を高度にすることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】高速光LAN、加入者系光通信、
光交換情報処理といった、高速電子回路部品と光信号伝
送系を併用するシステム、機器内において、OEIC
(光電子集積回路)を搭載したパッケージやプリント基
板と光学的および電気的な接続を可能とする光電子プリ
ント基板およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、光エレクトロニクスが急速に発展
している。しかし光ファイバーとして単一モード光ファ
イバーが多用されるようになったため、光デバイスのプ
リント基板への実装が問題となってきた。
【0003】この解決のため、光表面実装技術が提案さ
れている(「内田、升田:光表面実装技術/光SM
T」、電子情報通信学会1990秋期全国大会予稿分冊
4、C−189)。その中で光プリント基板の構造と一
般的実現方法が述べられているが、プラステック材料を
用いる具体的実現方法は説明されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】光ファイバーを光デバ
イスのプリント基板への実装に使用した場合、光ファイ
バーが折れやすいために取扱いが難しく、光軸合わせに
多大な時間を要するといった不都合が生じており、量産
化は難しい。
【0005】また、光ファイバーは小さく折り曲げると
損失が大きくなったり、破損の恐れがあるため、大きな
空間を要し、実装密度が高くならないといった不都合が
あった。こういった不都合は、今後、パッケージの搭載
数が増加するに従って顕著になってくる。
【0006】この発明は上述の背景の基になされたもの
であり、その目的とするところは、取扱いが簡単で、光
軸合わせなどに時間を要せず、量産容易であり、実装密
度を高度にすることができる光表面実装用プリント基板
およびその製造方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するこの
発明による光表面実装用プリント基板は、光部品の光学
的入出射ポートを敷設しようとする箇所に突起が設けら
れた光不透過電気絶縁性の下部基板と、該下部基板の上
面及び突起側面に積層され、かつ該突起上端で端面を露
出した光導波路を含む薄い高分子シートと、該高分子シ
ートを押さえつける光不透過電気絶縁性の上蓋とからな
り、基板上面から光信号の入出射を行うことを特徴とす
るものである。
【0008】更に、この発明による光表面実装用プリン
ト基板の製造方法は、光を透過せずに電気的に絶縁であ
る下部基板上に、光部品の光学的入出射ポートを敷設し
ようとする箇所に先鋭の突起物を形成し、光導波路が書
き込まれた薄い高分子シートの両面に接着剤を付着さ
せ、該光導波路と該突起物の中心が一致するように配置
し、該高分子シートの上方から、光を透過せずに電気的
に絶縁である材料で作られた上蓋により押さつけて、該
光導波路に穴を開け、該突起物に沿って折り曲げて固定
し、該突起物上端とこれに接着している光導波路を合わ
せて研磨することを含むことを特徴とするものである。
【0009】この発明による上記製造方法の好ましい態
様において、前記突起物は、その根元において、光導波
路の曲げ損失が小さくなるように曲率が与えられてお
り、突起物先端は、高分子フイルムに穴を開けられるよ
うに十分先鋭である。
【0010】別の態様において、前記高分子シートは、
該突起物の側面傾斜部に接触するように十分に柔軟であ
り、かつ、光道路はクラッド部材中に埋め込まれてい
る。
【0011】更に好ましい別の態様において、前記上蓋
は、該突起物と高精度で嵌合し、研磨時に、高分子シー
トが、剥離しないように、開口部に沿って突起物と高さ
が概略同じである高分子シート押さえ部を有している。
【0012】また、好ましい態様において、前記上蓋
に、電子回路用の配線パターンが施されている。
【0013】
【実施例】以下に、この発明を実施例に基づき具体的に
説明するが、この発明はその要旨を超えない限り以下の
例に限定されるものではない。
【0014】図1に、この発明による実施例の光表面実
装用プリント基板製造方法の各工程図を示す。
【0015】図1(a)に示すように、光プリント基板
の下部基板1aと、光導波路の書き込まれた高分子フイ
ルム2と、光プリント基板の上蓋1bを中心軸を合わせ
て対峙させる。この軸合わせは、高分子フイルム中の光
導波路の中心が、突起物9の中心に合うようにして行
う。
【0016】次いで、図1(b)に示すように、上蓋1
bを押し付けることにより、下部基板1a上に設けられ
た突起物9の先鋭部9bに高分子フイルムが当たり、引
き裂かれる。上蓋と下部基板は高精度に嵌合するように
作製されている。高分子フイルムの両面には、密着性を
良くするために、また、研磨の際の研磨液の流入を防ぐ
為に、接着剤を塗布しておくこともできる。しかし、こ
れに限定されない。
【0017】次いで、図1(c)に示すように、突起物
先端部分と、導波路端面2bを研磨して、基板上面を平
滑にする。研磨の手段は、通常の方法による。
【0018】この実施例で得られた基板を、突起物周辺
を上側から見た平面図の図2に概略的に示す。光導波路
2aの研磨端面2bは平坦でかつ、光電子プリント基板
面に対し水平になっている。この端面2bが光部品の光
学的入出射ポートになる。
【0019】以上のようにして、光電子プリント基板が
作製されるが、突起物根元部9a近傍で光導波路が90
度曲げられる。
【0020】ここにおける光損失を極力押さえるように
する。曲げ損失を低くするためには、突起物根元部9a
の曲率を大きくすれば良いが、そのようにすると、プリ
ント基板が厚くなってしまう。
【0021】しかしながら、コア及びクラッドの屈折率
がそれぞれ、1.63、1.57で、導波路幅が2μmで、
導波路の厚さが0.58μmであるpolycyclohexylsilyne
(PCHS)光導波路おいては、曲げ半径500μmで損失1
〜2dBであると報告されている(L.A.Hornak,et. al."
Waferlevel Optical Interconnection Network Layou
t" SPIE Vol.1281 Optical Interconections and Netwo
rks(1990),p. 16−22)。
【0022】従って、曲げ半径は、許容損失内に納まる
ように調整すればよく、導波路とクラッドの屈折率差を
大きくしたり、光導波路の断面積を小さくすることによ
っても低損失化が計れる。
【0023】高分子シート中に光導波路を書き込む技術
については、多数報告されており、例えば、特許第95
1292号「光回路の製造方法」がある。
【0024】光導波路の書き込みは、導波路パターンを
書き込んだフォトマスクを用いてのリソグラフィによる
のが一般的だが、成形による作製なども可能である。
【0025】また、プラスチック光ファイバー等を高分
子フイルムに埋め込むことなどもできる。いずれにし
ろ、突起物根元の曲率に沿って屈曲するような柔軟な高
分子シートが望まれる。
【0026】この発明の好ましい態様においては、上蓋
1b上には、図3に示すように、電子回路パターン3が
施されており、OEICパッケージ4や集積回路5を取
り付けたとき、電気的な接続が達成されるようにハンダ
付け用の接点7がプリントされている。
【0027】上蓋1bの材料は、光導波路2に外乱光が
入らないように光学的に非透明で、プリント配線を行う
ために電気的に絶縁なものが要求される。下部基板1a
も同様の材料が好ましい。
【0028】この発明の実施例のよるプリント基板上
に、図3に示すような、OEICパッケージ4を装着す
る場合、スタッド8によりOEICパッケージ中の光路
と光電子プリント基板中の光導波路2とが自動的に位置
合わせができるとともに、電気的接合もリード線6が光
電子プリント基板に書かれている電気接点7上に配置さ
れている。
【0029】以上のように作製された光電子プリント基
板1を用いると、図3に示したように、例えば、OEI
Cパッケージ4内にある、光信号入出射用のマイクロレ
ンズ11と、光プリント基板内の光導波路2の光軸が自
動的に合い、光信号処理ユニット12内で、光学的な光
信号処理を行うとともに、電気的な信号処理や、エネル
ギー供給がリード線6を通して達成できる。
【0030】上記実施例により、光電子プリント基板1
に施された貫通穴に、OEICパッケージのスタッド8
を差し込むだけで、自動的に光学的、電気的な接点が取
れるために、組み立ての量産性に富む。
【0031】
【発明の効果】上述の実施例に実証されるように、取扱
いが簡単で、光軸合わせなどに時間を要せず、量産容易
であり、実装密度を高度にすることができる光表面実装
用プリント基板およびその製造方法を提供することでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による一実施例の光電子プリント基板
の作製手順示す模式的部分断面図である。
【図2】図1に示す実施例を突起物周辺の上方から見た
平面図である。
【図3】この発明による一実施例の光電子プリント基板
に光部品などを実装した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 光電子プリント基板 1a 下部基板 1b 上蓋 2 高分子シート(光導波路) 3 回路パターン 4 OEICパッケージ 5 集積回路 6 リード線 7 電気的接点 8 スタッド 9 突起物 9a 突起先端部 9b 突起根元部 10 接着剤(クラッド) 11 マイクロレンズ 12 光信号処理部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光部品の光学的入出射ポートを敷設しよ
    うとする箇所に突起が設けられた光不透過電気絶縁性の
    下部基板と、該下部基板の上面及び突起側面に積層さ
    れ、かつ該突起上端で端面を露出した光導波路を含む薄
    い高分子シートと、該高分子シートを押さえつける光不
    透過電気絶縁性の上蓋とからなり、基板上面から光信号
    の入出射を行うことを特徴とする光表面実装用プリント
    基板。
  2. 【請求項2】 光を透過せずに電気的に絶縁である下部
    基板上に、光部品の光学的入出射ポートを敷設しようと
    する箇所に先鋭の突起物を形成し、光導波路が書き込ま
    れた薄い高分子シートの両面に接着剤を付着させ、該光
    導波路と該突起物の中心が一致するように配置し、該高
    分子シートの上方から、光を透過せずに電気的に絶縁で
    ある材料で作られた上蓋により押さつけて、該光導波路
    に穴を開け、該突起物に沿って折り曲げて固定し、該突
    起物上端とこれに接着している光導波路を合わせて研磨
    することを含む、基板上面から光信号の入出射を行う光
    表面実装用プリント基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記突起物はその根元において、光導波
    路の曲げ損失が小さくなるように曲率が与えられてお
    り、突起物先端は、高分子フイルムに穴を開けられるよ
    うに十分先鋭である、請求項2による光表面実装用プリ
    ント基板の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記高分子シートは、該突起物の側面傾
    斜部に接触するように十分に柔軟であり、かつ、光道路
    はクラッド部材中に埋め込まれている、請求項2または
    3による光表面実装用プリント基板の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記上蓋は、該突起物と高精度で嵌合
    し、研磨時に、高分子シートが、剥離しないように、開
    口部に沿って突起物と高さが概略同じである高分子シー
    ト押さえ部を有している、請求項2による光表面実装用
    プリント基板の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記上蓋に、電子回路用の配線パターン
    が施されている、請求項2乃至5の光表面実装用プリン
    ト基板の製造方法。
JP2176491A 1991-02-15 1991-02-15 光表面実装用プリント基板 Pending JPH0572429A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112008000727T5 (de) 2007-03-22 2010-01-14 Ngk Insulators, Ltd. Verfahren zur Herstellung eines optischen Wellenleitersubstrats für die Oberflächenbestückung

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112008000727T5 (de) 2007-03-22 2010-01-14 Ngk Insulators, Ltd. Verfahren zur Herstellung eines optischen Wellenleitersubstrats für die Oberflächenbestückung
US8062449B2 (en) 2007-03-22 2011-11-22 Ngk Insulators, Ltd. Method for manufacturing optical surface mounting waveguide substrate
DE112008000727B4 (de) 2007-03-22 2021-08-26 Ngk Insulators, Ltd. Verfahren zur Herstellung eines optischen Wellenleitersubstrats für die Oberflächenbestückung

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