JPH0572083U - 平形ケーブル用コネクタ - Google Patents
平形ケーブル用コネクタInfo
- Publication number
- JPH0572083U JPH0572083U JP1820192U JP1820192U JPH0572083U JP H0572083 U JPH0572083 U JP H0572083U JP 1820192 U JP1820192 U JP 1820192U JP 1820192 U JP1820192 U JP 1820192U JP H0572083 U JPH0572083 U JP H0572083U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- opening
- insulating housing
- ffc
- connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンタクトが安定に挿入固定され且つ必要に
応じてFFCとの導通チェック機能を有する小形高密度
のFFCコネクタを提供すること。 【構成】 絶縁ハウジング20の底面21から上面22に貫通
する複数の第1開口及び第2開口対23-24 を長手方向に
形成すると共に第1開口23と連通するケーブル挿入開口
25を上面22に形成する。各コンタクト40は基部43から上
方に起立するビーム状の接触部44と保持部46及び基部43
の下方に延びる半田タイン48を有する。接触部44の先端
の接点45はケーブル挿入開口25内に弾性的に突出する。
第2開口24からコンタクト40の保持部46に導通チェック
用プローブがアクセスできる。
応じてFFCとの導通チェック機能を有する小形高密度
のFFCコネクタを提供すること。 【構成】 絶縁ハウジング20の底面21から上面22に貫通
する複数の第1開口及び第2開口対23-24 を長手方向に
形成すると共に第1開口23と連通するケーブル挿入開口
25を上面22に形成する。各コンタクト40は基部43から上
方に起立するビーム状の接触部44と保持部46及び基部43
の下方に延びる半田タイン48を有する。接触部44の先端
の接点45はケーブル挿入開口25内に弾性的に突出する。
第2開口24からコンタクト40の保持部46に導通チェック
用プローブがアクセスできる。
Description
【0001】
本考案は電気コネクタ、特に可撓性平形ケーブル(FFC)の端部に接続され る多数のコンタクトを有する平形コネクタに関する。
【0002】
FFCは多数の導体が高密度に配置されると共に可撓性に富んでいる為に実装 性、作業性に優れており、コンパクトディスク及びビデオカメラ等の小形家電機 器、コピー及びファックスマシン等の小形事務(オフィス)機器等に広く使用さ れている。
【0003】 従来のFFC用コネクタとして、例えば実公平3-22869 号及び特開昭59-23482 号に開示するものが提案されている。斯る従来のFFC用コネクタは例えばフォ ーク状コンタクト又は1本のビーム状コンタクトと絶縁ハウジングの内壁間にF FCの端部と共にスライダの絶縁舌片を重ね合わせて挿入し接続固定するのが一 般的である。
【0004】
しかし、斯る従来のFFC用コネクタにあっては、コンタクト形状及びスライ ダの使用により必然的に大型となり、最近の電子機器の小形化の要求に対応する ことが不可能又は極めて困難であるという問題がある。また、コンタクト数が例 えば40極程度の多数になると斯る従来のFFC用コネクタでは十分に対処するこ とが困難である。更に、多数のコンタクトの接点が挿入されたFFCの対応する 導体に正常に接触しているか否かの導通チェックが困難であった。
【0005】 従って、本考案は従来のFFC用コネクタの上述した欠点を解消することを意 図し、小形高密度化が容易であり且つ作業性の優れ、しかも導通チェックの容易 な平形ケーブル用コネクタを提供することを目的とする。
【0006】
本考案の平形ケーブル用コネクタによると、絶縁ハウジングの長手方向に沿っ て複数の第1及び第2開口対を底面から上面に貫通して形成すると共に第1開口 と連通するFFC挿入開口を上面から底面に向けて形成する。また、各第1及び 第2開口対には絶縁ハウジングの底面から夫々ビーム状の接触部及び保持部を有 する略平板状コンタクトを圧入保持する。各コンタクトの保持部には長手方向に 沿って細長い開口を有し、接触部はケーブル挿入開口内に突出する接点を有する 。
【0007】
以下、本考案の平形ケーブル用コネクタの好適実施例を添付図を参照して詳細 に説明する。
【0008】 図1乃至図3は本考案による平形ケーブル用コネクタの好適一実施例の夫々上 面図、正面図及び断面図を示す。図中10個のコンタクトを有する場合を示すが、 これは単なる例示にすぎず、必要又は用途に応じてコンタクト数は自由に増減可 能であること勿論である。
【0009】 平形ケーブル用コネクタ(以下FFCコネクタという)10は一般にプラスチッ クの成型品である細長い略矩形状の絶縁ハウジング20と複数のコンタクト40とに より構成される。絶縁ハウジング20はその底面21から上面22に貫通する複数(こ の特定実施例では10個)の第1開口23と第2開口24とが対をなして長手方向に一 定間隔、例えば1.25mmピッチで形成されている。また、絶縁ハウジング20の上面 22から底面21に向って、第1開口23と連通する細長いケーブル挿入開口25が形成 されている。絶縁ハウジング20の底面21の両端近傍には1対の位置決め用円柱状 突起26a 、26b が形成されている。更にまた、絶縁ハウジング20の両側面27、28 の底部近傍には凹部29が形成され、後述する理由で絶縁ハウジング20の側壁の肉 厚が薄くなるよう形成している。
【0010】 図1に最もよく示す如く、ケーブル挿入開口25の上面にはテーパ30が形成され 、FFC端部の案内部となし、挿入作業を容易にする。また、図3に最もよく示 す如く、第1開口23及び第2開口24は後述するコンタクトの板厚に対応して絶縁 ハウジング20の底面21から上面22まで貫通形成されている。
【0011】 図3は図1の線3−3に沿う断面図である。各コンタクト40は両端にバーブ( 逆さ突刺)42、43が形成された基部41と、その上部両端近傍から上方へ延びるビ ーム状の接触部44及び保持部46と、基部41の底面一(図中右)端から下方へ延び る半田付タイン部48とより構成される。接触部44は通常状態下では図中左側に傾 斜する(即ち右下がり)と共に、先端が絶縁ハウジング20のケーブル挿入開口25 内に突出した鉤状の接点45を有する。また、保持部46はその長手方向に細長い開 口47がその略全長にわたって形成される。
【0012】 更に、コンタクト40の保持部46は図4に示す如く全体を略く字状に曲げてその 基部近傍と先端46a が開口24の一方の内壁面24a に係合し、中央屈曲部46b が他 方の内壁面24b に係合するよう構成してもよい。斯るコンタクト40の構成により 、コンタクト40は基部41のバーブ42、43と共に保持部46により第2開口24内壁の 第4方向に確実に固定される。このコンタクト40の基部41の両端のバーブ42、43 により絶縁ハウジング20の側壁27、28が外方へ膨出する虞れがある。しかし、上 述の如く絶縁ハウジング20の側壁27、28の外面に凹部29を形成しているので、側 壁27、28の外面を超えて突出することはない。また、この部分の絶縁ハウジング 20の板厚を薄くして、コンタクト20の良好な挿入作業性及びバーブ42、43と良好 な摩擦係合を保証する。
【0013】 本考案の特定実施例における絶縁ハウジング20の寸法は高さが約6.0mm 、奥行 き(又は厚さ)が4.0cm の極めて小形である。幅はコンタクト40のピッチ及び個 数に依存する。
【0014】 尚、図3には、絶縁ハウジング20のケーブル挿入開口25内に挿入されるFFC 50の先端部を示している。コンタクト40のビーム状接触部44の接点45は上面が傾 斜した鉤状であるので、FFC50の挿入時には接触部44が外(右)方に撓められ てFFC50の端部の挿入を可能にする。但し、一度挿入されたFFC50は接点45 の鉤状構造により保持され、比較的大きな張力を加えない限り接点45とFFC50 の導体(図示せず)とは電気的且つ機械的に係合した状態を維持する。
【0015】 更に、第1開口23及び第2開口24共に絶縁ハウジング20の上面22に貫通してい るので、上方からコンタクト40の挿入状態が容易に確認可能である。また、絶縁 ハウジング20の上面22から第2開口24内に1個又は所定ピッチ(例えば1.25mm) の針状電極を有するプローブを挿入して保持部46と接触させ、ケーブル挿入開口 25に挿入されたFFC50の各導体とコンタクト40の接触部44が正常に接続されて いるか否かをチェックするチェック機能を有する。斯るチェック機能の為に、第 2開口24の上部は下部より多少大きく形成してプローブ挿入作業性を改善しても よい。
【0016】 以上、本考案のFFCコネクタを好適実施例につき詳述したが、本考案は必ず しも斯る特定実施例のみに限定するものではなく、必要に応じて種々の変形変更 が可能であることが理解できよう。例えば、各コンタクト40は半田タイン48の代 りにSMT(表面実装)タインを有するものでもよい。また、隣接するコンタク トのタイン部を交互に絶縁ハウジングの反対側に配置したスタガ構造としてもよ い。各コンタクト40の保持部46は第2開口24を介して絶縁ハウジング20の上面22 近傍へ延ばすか或は上面から一部突出させてもよい。更に、絶縁ハウジング20の 位置決め突起(ポスト)26には必要に応じて実開平3-100367号公報に開示する如 くスリットを形成して内部に別体の金属製平板状弾性保持金具を組込んでもよい 。或は、位置決め突起26の代りに実公平 -42645 号公報に開示する如く絶縁ハウ ジングの両端近傍開口に別体の金属製弾性固定具を圧入固定してもよい。
【0017】
【考案の効果】 本考案の平形ケーブル用コネクタによると、底面から上面に貫通する複数の第 1及び第2開口対を有する絶縁ハウジングに複数のコンタクトを圧入保持するよ う構成しているので、各コンタクトが絶縁ハウジング内に高密度且つ安定的に固 定可能である。更に、必要に応じて絶縁ハウジング20の第2開口内又はそれから 一部突出する各コンタクトにの保持部にプローブを接触させてコネクタの導通チ ェック機能を付加することが可能である。
【図1】本考案による平形ケーブル用コネクタの好適一
実施例の上面図。
実施例の上面図。
【図2】図1の平形ケーブル用コネクタの正面図。
【図3】図1の線3−3に沿う平形ケーブル用コネクタ
の断面図。
の断面図。
【図4】図3のコンタクトと絶縁ハウジングとの係合状
態の説明図。
態の説明図。
10 平形ケーブル用コネクタ 20 絶縁ハウジング 23 第1開口 24 第2開口 25 ケーブル挿入開口 40 コンタクト 44 接触部 45 接点 46 保持部 47 開口
Claims (1)
- 【請求項1】 底面から上面に貫通する複数の第1及び
第2開口対が形成され、上面から底面に向って前記第1
開口と連通するケーブル挿入開口が形成された絶縁ハウ
ジングと、 該絶縁ハウジングの底面から前記各第1及び第2開口に
夫々挿入されるビーム状の接触部及び保持部が共通基部
に形成された略平板状の複数のコンタクトとを具え、 該コンタクトの前記各接触部は前記絶縁ハウジングの前
記ケーブル挿入開口に突出し挿入される平形ケーブルと
接触する接点を有することを特徴とする平形ケーブル用
コネクタ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1820192U JPH0572083U (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 平形ケーブル用コネクタ |
US08/021,916 US5316496A (en) | 1992-02-28 | 1993-02-24 | Connector for flat cables |
DE69321176T DE69321176T2 (de) | 1992-02-28 | 1993-03-01 | Flachkabelverbinder |
EP98200390A EP0852412A3 (en) | 1992-02-28 | 1993-03-01 | Connector for flat cables |
EP93301524A EP0583045B1 (en) | 1992-02-28 | 1993-03-01 | Connector for flat cables |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1820192U JPH0572083U (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 平形ケーブル用コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0572083U true JPH0572083U (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=11965029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1820192U Pending JPH0572083U (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 平形ケーブル用コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0572083U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101353925B1 (ko) * | 2011-04-13 | 2014-01-22 | 오므론 가부시키가이샤 | 커넥터 연결 단자 및 이를 이용한 커넥터 |
US11056814B2 (en) | 2019-03-22 | 2021-07-06 | Kyocera Document Solutions Inc. | Connector with a plurality of conductive elastic members to secure an inserted connection member |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02114477A (ja) * | 1988-08-22 | 1990-04-26 | Molex Inc | エッジコネクタ及びこれに取付ける電気端子 |
JP3095584B2 (ja) * | 1993-08-19 | 2000-10-03 | 三菱重工業株式会社 | ロックホッパ装置 |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP1820192U patent/JPH0572083U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02114477A (ja) * | 1988-08-22 | 1990-04-26 | Molex Inc | エッジコネクタ及びこれに取付ける電気端子 |
JP3095584B2 (ja) * | 1993-08-19 | 2000-10-03 | 三菱重工業株式会社 | ロックホッパ装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101353925B1 (ko) * | 2011-04-13 | 2014-01-22 | 오므론 가부시키가이샤 | 커넥터 연결 단자 및 이를 이용한 커넥터 |
US11056814B2 (en) | 2019-03-22 | 2021-07-06 | Kyocera Document Solutions Inc. | Connector with a plurality of conductive elastic members to secure an inserted connection member |
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