JPH0572020U - スイッチ機構 - Google Patents

スイッチ機構

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JPH0572020U
JPH0572020U JP6334891U JP6334891U JPH0572020U JP H0572020 U JPH0572020 U JP H0572020U JP 6334891 U JP6334891 U JP 6334891U JP 6334891 U JP6334891 U JP 6334891U JP H0572020 U JPH0572020 U JP H0572020U
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JP
Japan
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switch
switch lever
cam
lever
contact piece
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JP6334891U
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JPH0743876Y2 (ja
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庄八 仁平
幹夫 守谷
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のスイッチ機構では、スイッチレバーが
カムの低部に急激に落ちるので、そこで打撃音が発生
し、その音がカムの一回転毎に発生するので、プリンタ
に用いた場合、かなりな騒音源となるという事実より、
騒音を発生しないスイッチ機構を提供することを目的と
する。 【構成】 互いに圧接する弾性接片よりなるスイッチの
一方の接片を、カムにより揺動するスイッチレバーの押
圧により変形させてスイッチの開閉を行うスイッチ機構
である。カムに急峻な下降部分とそれに続く緩斜面部を
設け、スイッチレバーの先端部分に前記押圧により当該
スイッチレバーの揺動を許容する弾性作動手段を設け
る。そして、前記の急峻な下降部分によるスイッチレバ
ーの揺動により弾性作動手段を介して一方の接片を変形
させ、この接片がストッパに当接したあとの緩斜面部に
おけるスイッチレバーの揺動中は前記弾性作動手段が変
形してスイッチレバーの揺動を許すように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スイッチ機構、特にプリンタのスイッチ開閉機構に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
一対の接片を互いに圧接させ、一方の接片を、カムにより揺動するスイッチレ バーにより変形させてスイッチの開閉を行うスイッチ機構がある。この種のスイ ッチ機構は、例えばプリンタの活字輪の一回転の特定時期を検出し、印字作動開 始のための信号を得るのに用いられるが、スイッチの開閉の切れを良くしてチャ タリングを防ぐためにスイッチレバーに急速な運動を与えるようにしている。そ のような急速な運動を得るために、カムには急峻な落差が付けられている。
【0003】 このようなスイッチ機構について、更に図面を参照して説明すると、図1にお いて、弾性金属製第1接片1及び第2接片2は絶縁材3に固定され、先端部が互 いに圧接して接点が閉じた状態に維持されている。第1接片1は先端が長く突出 しており、そこにスイッチレバー4の先端が当るようになっている。スイッチレ バー4はスプリング5で時計方向に付勢され、他端がカム6に当っている。
【0004】 カム6は時計方向に回転し、図2に示すように、スイッチレバー4の端部がカ ム6の突起6aより急激に落ち、スイッチレバー4が軸8を中心として急速に時 計方向に回転し、接片1を押して接片2より離し、スイッチが開くようになって いる。尚、この時、接片2はストッパー7に当って停止する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなスイッチ機構では、スイッチレバー4がカム6の低 部6bに急激に落ちるので、そこで打撃音が発生する。その音が、カムの一回転 毎に発生するので、プリンタに用いた場合、かなりの騒音源となる。
【0006】 本考案は、上記のような事実より、騒音を発生しないスイッチ開閉機構を提供 せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、そのような目的を達成するため、互いに圧接する弾性接片よりなる スイッチの一方の接片を、カムにより揺動するスイッチレバーの押圧により変形 させてスイッチの開閉を行うスイッチ機構において、カムに急峻な下降部分とそ れに続く緩斜面部を設け、スイッチレバーの先端部分に前記押圧により当該スイ ッチレバーの揺動を許容する弾性作動手段を設け、前記の急峻な下降部分による スイッチレバーの揺動により弾性作動手段を介して前記一方の接片を変形させ、 この接片がストッパに当接したあとの前記緩斜面部におけるスイッチレバーの揺 動中は前記弾性作動手段が変形してスイッチレバーの揺動を許すように構成した ことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
カムの回転によりスイッチレバーの端部が急峻な下降部に沿って急速に落下し て軸を中心として時計方向に回転すると、作動レバーの先端が第1接片に当って これを押すことにより、スイッチが開く。その直後、スイッチレバーの端部はカ ムの緩斜面に達し、その緩斜面により衝突音を発することなく、スイッチレバー は更に回転する。この時、第1接片はストッパーに当たり、作動レバーがスプリ ングに抗して反時計方向に回転し、スイッチレバーの回転を許す。
【0009】
【実施例】
以下図面を参照して説明する。図3及び図4は、本考案の一実施例を示す平面 図である。まず、構成を説明すると、図3に示すように、スイッチレバー10に は先端部に弾性作動手段として作動レバー11がピン12により回転可能に支持 され、スプリング13により時計方向に付勢されてストッパー14に当っている 。一方、カム15にはスイッチを切るのに必要なストロークを有する急峻な下降 部15aと、この下降部15aに続いて傾斜の緩やかな緩斜面15bが形成され ている。更に、第1接片1に接近して、その第1接片1を開き位置に保持するス トッパー16が設けられている。而して、作動レバー11の先端11aは第1接 片1の端部に当るようになっており、スプリング13はスイッチレバー10のス プリング17よりばね定数が小さく、第1接片1のそれより大きくなるように構 成されている。
【0010】 以上の構成であるから、スイッチレバー10の端部10aがカム15の下降部 15aに沿って急速に落下すると、当該スイッチレバー10が軸18を中心とし て時計方向に回転し、このスイッチレバー10上に揺動可能に設けた作動レバー 11の先端11aが第1接片1に当接する。これにより、作動レバー11の先端 11aが第1接片1を押圧し、スイッチが開く。その直後、図4に示すように、 スイッチレバー10の端部10aはカム15の緩斜面15bに達し、その緩斜面 15bにより衝突音を発することなく、スイッチレバー10は更に回転する。こ の時、第1接片1はストッパー16に当たり、作動レバー11がスプリング13 に抗して反時計方向に回転し、スイッチレバー10の回転を許す。
【0011】 従って、本スイッチ機構によれば、騒音を発することなく、スイッチを開閉す ることができる。ここで注意すべきことは、作動レバー11を設けることなく、 直接スイッチレバー10により第1接片1を押し開くようにする構成であるが、 そのような構成ではスイッチレバー10による大きな回転角がそのまま第1接片 1に作用して当該第1接片1を大きく変形させることになり、第1接片1が破損 される結果になる。
【0012】 図5に示す本考案の他の実施例では、前記の作動レバー11に代えてコイルス プリング20がピン21に取付けられている。スプリング20の両端はストッパ ー22,23に当っており、当該スプリング20の先端20aは第1接片1を押 してスイッチを開き、第1接片1がストッパー16に当った後は、スプリング2 0が図示のように撓んで、スイッチレバー10の回転を許すようになっている。 尚、コイルスプリング20に代えて、他の適当な弾性部材、例えばゴム部材が第 1接片1に当るようにしてもよい。
【0013】 以上の実施例では、スイッチレバー10の上に弾性作動手段として作動レバー 11又はスプリング20が設けられているが、このように別体の手段を設けるこ となく、スイッチレバー10の先端部分そのものを弾性変形可能な形状に構成し 、その部分が直接第1接片1に当るようにしても同様の作用効果を上げることが できる。
【0014】
【考案の効果】
以上で明らかなように、本考案によれば、スイッチレバーの端部がカムの下降 部に沿って急速に落下することにより作動レバーの先端が第1接片を押圧してス イッチを開いた後、スイッチレバーの端部がカムの緩斜面に達して第1接片がス トッパーに当たってからは作動レバーがスプリングに抗して反時計方向に回転し てスイッチレバーの回転を許すため、騒音を発することなく、急速且つ確実にス イッチを開閉することができ、従って、騒音を発生しないスイッチ機構を提供す ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のスイッチ機構を示す平面図である。
【図2】同じく、従来のスイッチ機構を示す平面図であ
る。
【図3】本考案の一実施例を示す平面図である。
【図4】同じく、本考案の一実施例を示す平面図であ
る。
【図5】本考案の他の実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
10 スイッチレバー 10a 端部 11 作動レバー 11a 先端 12 ピン 13 スプリング 14 ストッパー 15 カム 15a 下降部 15b 緩斜面 16 ストッパー 17 スプリング 18 軸 20 コイルスプリング 20a 先端 21 ピン 22 ストッパー 23 ストッパー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに圧接する弾性接片よりなるスイッ
    チの一方の接片を、カムにより揺動するスイッチレバー
    の押圧により変形させてスイッチの開閉を行うスイッチ
    機構において、カムに急峻な下降部分とそれに続く緩斜
    面部を設け、スイッチレバーの先端部分に前記押圧によ
    り当該スイッチレバーの揺動を許容する弾性作動手段を
    設け、前記の急峻な下降部分によるスイッチレバーの揺
    動により弾性作動手段を介して前記一方の接片を変形さ
    せ、この接片がストッパに当接したあとの前記緩斜面部
    におけるスイッチレバーの揺動中は前記弾性作動手段が
    変形してスイッチレバーの揺動を許すように構成したこ
    とを特徴とするスイッチ機構。
JP1991063348U 1991-07-17 1991-07-17 スイッチ機構 Expired - Lifetime JPH0743876Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991063348U JPH0743876Y2 (ja) 1991-07-17 1991-07-17 スイッチ機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991063348U JPH0743876Y2 (ja) 1991-07-17 1991-07-17 スイッチ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0572020U true JPH0572020U (ja) 1993-09-28
JPH0743876Y2 JPH0743876Y2 (ja) 1995-10-09

Family

ID=13226655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991063348U Expired - Lifetime JPH0743876Y2 (ja) 1991-07-17 1991-07-17 スイッチ機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0743876Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS525806U (ja) * 1975-06-24 1977-01-17
JPS5317774U (ja) * 1976-07-26 1978-02-15

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS525806U (ja) * 1975-06-24 1977-01-17
JPS5317774U (ja) * 1976-07-26 1978-02-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0743876Y2 (ja) 1995-10-09

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