JPH0571914B2 - - Google Patents
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- JPH0571914B2 JPH0571914B2 JP62195552A JP19555287A JPH0571914B2 JP H0571914 B2 JPH0571914 B2 JP H0571914B2 JP 62195552 A JP62195552 A JP 62195552A JP 19555287 A JP19555287 A JP 19555287A JP H0571914 B2 JPH0571914 B2 JP H0571914B2
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- scintillator
- position detector
- light
- radiation
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 22
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 7
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- 238000000342 Monte Carlo simulation Methods 0.000 description 1
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- Measurement Of Radiation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、放射線計測等に利用され放射線の入
射位置を検出するのに用いられる放射線位置検出
器に関する。
射位置を検出するのに用いられる放射線位置検出
器に関する。
放射線の入射位置を検出するための放射線位置
検出器として、特開昭61−237081号、特開昭61−
271486号に開示されているような構造のものが従
来知られている。第4図は上述の公報に示されて
いるような放射線位置検出器の断面図である。第
4図において、従来の放射線位置検出器50は、
棒状のシンチレータ要素51a乃至51eを多数
本束ねて板状にしたシンチレータ52と、シンチ
レータ52からの出力光を光電変換し出力電流と
して取出す二次元の光位置検出器53と、シンチ
レータ52と光位置検出器53とを光学的に接続
する光学結合材54とを備えている。
検出器として、特開昭61−237081号、特開昭61−
271486号に開示されているような構造のものが従
来知られている。第4図は上述の公報に示されて
いるような放射線位置検出器の断面図である。第
4図において、従来の放射線位置検出器50は、
棒状のシンチレータ要素51a乃至51eを多数
本束ねて板状にしたシンチレータ52と、シンチ
レータ52からの出力光を光電変換し出力電流と
して取出す二次元の光位置検出器53と、シンチ
レータ52と光位置検出器53とを光学的に接続
する光学結合材54とを備えている。
各シンチレータ要素51a乃至51eは、ビス
マスゲルマニウムオキサイド(BGO)の高い原
子番号のシンチレータ材料からなつており、各シ
ンチレータ要素51a乃至51eの放射線入射面
55a乃至55eは粗く研磨されている一方、他
の面は全て鏡面に研磨されている。なお、粗く研
磨された入射面55a乃至55eおよい各シンチ
レータ要素51a乃至51eの側面には硫酸バリ
ウムが塗布され反射材56が形成されている。ま
た各シンチレータ要素51a乃至51eの光出力
面57a乃至57eは平坦な形状になつている。
マスゲルマニウムオキサイド(BGO)の高い原
子番号のシンチレータ材料からなつており、各シ
ンチレータ要素51a乃至51eの放射線入射面
55a乃至55eは粗く研磨されている一方、他
の面は全て鏡面に研磨されている。なお、粗く研
磨された入射面55a乃至55eおよい各シンチ
レータ要素51a乃至51eの側面には硫酸バリ
ウムが塗布され反射材56が形成されている。ま
た各シンチレータ要素51a乃至51eの光出力
面57a乃至57eは平坦な形状になつている。
このような構成の放射線位置検出器50では、
例えばシンチレータ要素51bに放射線が入射す
ると、シンチレータ要素51bで発生した光は、
反射材56で反射され、このシンチレータ要素5
1b内を多重反射しながら光出力面57bから出
力され、光学結合材54、光位置検出器53のガ
ラス窓材58を介して、光電変換面59に到達す
る。光電変換面59に入射した光は、そこで光電
変換されて、各シンチレータ要素51a乃至51
eと対応して設けられているアノード電極60a
乃至60eのいずれに入射し出力電流として取出
される。
例えばシンチレータ要素51bに放射線が入射す
ると、シンチレータ要素51bで発生した光は、
反射材56で反射され、このシンチレータ要素5
1b内を多重反射しながら光出力面57bから出
力され、光学結合材54、光位置検出器53のガ
ラス窓材58を介して、光電変換面59に到達す
る。光電変換面59に入射した光は、そこで光電
変換されて、各シンチレータ要素51a乃至51
eと対応して設けられているアノード電極60a
乃至60eのいずれに入射し出力電流として取出
される。
ところで、上述の放射線位置検出器50におい
て、各シンチレータ要素51a乃至51eの光学
的屈折率(2.15)に対して光学結合材54の光学
屈接率(1.47)、光位置検出器53のガラス窓材
58の光学屈折率(1.54)は低いため、各シンチ
レータ要素51a乃至51eの光出力面57a乃
至57eからの出力光は、広い角度分布で光学結
合材54、光位置検出器53のガラス窓材58を
伝搬し、光電変換面59に到達するときにはその
空間分布は広がりの大きいものとなる。
て、各シンチレータ要素51a乃至51eの光学
的屈折率(2.15)に対して光学結合材54の光学
屈接率(1.47)、光位置検出器53のガラス窓材
58の光学屈折率(1.54)は低いため、各シンチ
レータ要素51a乃至51eの光出力面57a乃
至57eからの出力光は、広い角度分布で光学結
合材54、光位置検出器53のガラス窓材58を
伝搬し、光電変換面59に到達するときにはその
空間分布は広がりの大きいものとなる。
これにより、第4図に示すように、放射線が例
えばシンチレータ要素51bに入射したときに、
シンチレータ要素51bからの出力光がこのシン
チレータ要素51bに対応していないアノード電
極60a,60c等で検出される確率が大きくな
り、各アノード電極60a乃至60e間でのクロ
ストークが大きくなるという問題が生じる。この
ために後段の信号処理回路において各アノード電
極60a乃至60eからの各出力電流に基づきシ
ンチレータ要素51a乃至51eのいずれに放射
線が入射したかを弁別するのに各出力電流の大小
を比較することが必要となり信号処理回路が複雑
となる。
えばシンチレータ要素51bに入射したときに、
シンチレータ要素51bからの出力光がこのシン
チレータ要素51bに対応していないアノード電
極60a,60c等で検出される確率が大きくな
り、各アノード電極60a乃至60e間でのクロ
ストークが大きくなるという問題が生じる。この
ために後段の信号処理回路において各アノード電
極60a乃至60eからの各出力電流に基づきシ
ンチレータ要素51a乃至51eのいずれに放射
線が入射したかを弁別するのに各出力電流の大小
を比較することが必要となり信号処理回路が複雑
となる。
また信号処理回路において各出力電流の大きさ
から重心を求め位置演算を行なう場合、その空間
分解能Rは、放射線1個が発生する光量Nと出力
光の空間的拡がりσを用いて、 R=σ/N1/2 ……(1) として表わされるので、位置分解能Rを小さくし
良好な位置分解能Rを得るためには、(1)式により
出力光の空間的拡がりσを小さくする必要がある
が、従来の放射線位置検出器50では、出力光の
空間的拡がりσは大きいので、良好な位置分解能
を得ることが困難であり位置検出精度を向上させ
るには限度があるという問題があつた。
から重心を求め位置演算を行なう場合、その空間
分解能Rは、放射線1個が発生する光量Nと出力
光の空間的拡がりσを用いて、 R=σ/N1/2 ……(1) として表わされるので、位置分解能Rを小さくし
良好な位置分解能Rを得るためには、(1)式により
出力光の空間的拡がりσを小さくする必要がある
が、従来の放射線位置検出器50では、出力光の
空間的拡がりσは大きいので、良好な位置分解能
を得ることが困難であり位置検出精度を向上させ
るには限度があるという問題があつた。
本発明は、位置分解能を改善し位置検出精度を
向上させるとともに各アノード電極間のクロスト
ークを減少させ信号処理回路を簡単なものにする
ことの可能な放射線位置検出器を提供することを
目的としている。
向上させるとともに各アノード電極間のクロスト
ークを減少させ信号処理回路を簡単なものにする
ことの可能な放射線位置検出器を提供することを
目的としている。
本発明は、複数のシンチレータ要素を束ねたシ
ンチレータと、該シンチレータからの出力光を光
電変換し出力電流として取出す光位置検出器と、
前記各シンチレータと前記光位置検出器とを光学
的に接続する光学結合材とを備え、前記各シンチ
レータ要素は、出力光を収束させるような構造に
なつていることを特徴とする放射線位置検出器に
よつて、上記従来技術の問題点を改善するもので
ある。
ンチレータと、該シンチレータからの出力光を光
電変換し出力電流として取出す光位置検出器と、
前記各シンチレータと前記光位置検出器とを光学
的に接続する光学結合材とを備え、前記各シンチ
レータ要素は、出力光を収束させるような構造に
なつていることを特徴とする放射線位置検出器に
よつて、上記従来技術の問題点を改善するもので
ある。
本発明では、複数のシンチレータ要素の構造を
これからの出力光が収束するようなものとしてい
る。これにより、あるシンチレータ要素に放射線
が入射するときに発生する光は、このシンチレー
タ要素の光出力面から収束されて光学結合材、光
位置検出器に向かうので、光位置検出器におい
て、このシンチレータ要素に放射線が入射したこ
とを検出する確率を高めることができて、クロス
トークを減少させて位置分解能を向上させること
ができる。
これからの出力光が収束するようなものとしてい
る。これにより、あるシンチレータ要素に放射線
が入射するときに発生する光は、このシンチレー
タ要素の光出力面から収束されて光学結合材、光
位置検出器に向かうので、光位置検出器におい
て、このシンチレータ要素に放射線が入射したこ
とを検出する確率を高めることができて、クロス
トークを減少させて位置分解能を向上させること
ができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図は本発明に係る放射線位置検出器の実施
例の断面図である。第1図において第5図と対応
する箇所には同じ符号を付して説明を省略する。
例の断面図である。第1図において第5図と対応
する箇所には同じ符号を付して説明を省略する。
本実施例の放射線位置検出器1では、棒状の各
シンチレータ要素2a乃至2eを多数本束ねたシ
ンチレータ3が用いられており、各シンチレータ
要素2a乃至2eの光出力面7a乃至7eは各々
凸レンズ状の曲面にあるいは円筒レンズ型にある
いは多角形状に加工されている。これらの光出力
面7a乃至7eは、グリースやオイル、エポキシ
樹脂などの光学結合材4にり、光位置検出器53
のガラス窓材58に結合されている。
シンチレータ要素2a乃至2eを多数本束ねたシ
ンチレータ3が用いられており、各シンチレータ
要素2a乃至2eの光出力面7a乃至7eは各々
凸レンズ状の曲面にあるいは円筒レンズ型にある
いは多角形状に加工されている。これらの光出力
面7a乃至7eは、グリースやオイル、エポキシ
樹脂などの光学結合材4にり、光位置検出器53
のガラス窓材58に結合されている。
このような構成の放射線位置検出器1では、放
射線が例えばシンチレータ要素2b入射しシンチ
レータ要素2b中で吸収されると、その点におい
て多数個の光が等方的に放出される。これらの光
は、シンチレータ要素2bの側面等で反射されな
がら第2図に示すような角度分布ρ(θ)で光出
力面7bに到達する。なお第2図において角度θ
は、シンチレータ要素の中心軸線A−Aに対する
角度であり、角度分布ρ(θ)はモンテカルロ法
にようシミユレーシヨン計算によつて求められた
ものである。
射線が例えばシンチレータ要素2b入射しシンチ
レータ要素2b中で吸収されると、その点におい
て多数個の光が等方的に放出される。これらの光
は、シンチレータ要素2bの側面等で反射されな
がら第2図に示すような角度分布ρ(θ)で光出
力面7bに到達する。なお第2図において角度θ
は、シンチレータ要素の中心軸線A−Aに対する
角度であり、角度分布ρ(θ)はモンテカルロ法
にようシミユレーシヨン計算によつて求められた
ものである。
このときに、屈折率の大きいシンチレータ要素
2bと屈折率の小さい光学結合材4との境界にお
いて光出力面7bからの光はレンズ効果により収
束される。その結果、光位置検出器53の光電変
換面59に到達する光の空間的拡がりσbは、第3
図に示すようなものとなる。なお第3図には、比
較のために第4図に示す従来の放射線位置検出器
50においてシンチレータ要素51bに放射線が
入射したときに光位置検出器53の光電変換面5
9に到達する光の空間的拡がりσb′が同時に示さ
れている。なお第3図の空間的拡がりσb,σb′を
求めるに際して、シンチレータ要素2b,51b
の幅w、高さをそれぞれ3mm、15mmとし、ガラス
窓材58の厚さを4mmとした。またシンチレータ
要素2bの光出力面7bの曲率半径を2.5mmとし
た。第3図において空間的拡がりσb,σb′を比較
するればわかるように、本実施例の放射線位置検
出器1では、光の空間的拡がりσbは従来の放射線
位置検出器50による光の空間的拡がりσb′に比
べて小さなものとなり、特に光電変換面59上で
シンチレータ要素の幅wに相当する範囲内に光が
入射する確率が著しく増加する。本実施例の他の
シンチレータ要素2a,2c,2d,2eについ
ても全く同様の特性が得られる。
2bと屈折率の小さい光学結合材4との境界にお
いて光出力面7bからの光はレンズ効果により収
束される。その結果、光位置検出器53の光電変
換面59に到達する光の空間的拡がりσbは、第3
図に示すようなものとなる。なお第3図には、比
較のために第4図に示す従来の放射線位置検出器
50においてシンチレータ要素51bに放射線が
入射したときに光位置検出器53の光電変換面5
9に到達する光の空間的拡がりσb′が同時に示さ
れている。なお第3図の空間的拡がりσb,σb′を
求めるに際して、シンチレータ要素2b,51b
の幅w、高さをそれぞれ3mm、15mmとし、ガラス
窓材58の厚さを4mmとした。またシンチレータ
要素2bの光出力面7bの曲率半径を2.5mmとし
た。第3図において空間的拡がりσb,σb′を比較
するればわかるように、本実施例の放射線位置検
出器1では、光の空間的拡がりσbは従来の放射線
位置検出器50による光の空間的拡がりσb′に比
べて小さなものとなり、特に光電変換面59上で
シンチレータ要素の幅wに相当する範囲内に光が
入射する確率が著しく増加する。本実施例の他の
シンチレータ要素2a,2c,2d,2eについ
ても全く同様の特性が得られる。
このようにして本実施例の放射線位置検出器1
では、各シンチレータ要素2a乃至2eからの出
力光の空各的拡がりを従来のシンチレータ要素5
1a乃至51eからの出力光の空間的拡がりに比
べて小さなものにすることができるので、各アノ
ード電極60a乃至60e間のクロストークを減
少させ良好な位置分解能を得ることができる。
では、各シンチレータ要素2a乃至2eからの出
力光の空各的拡がりを従来のシンチレータ要素5
1a乃至51eからの出力光の空間的拡がりに比
べて小さなものにすることができるので、各アノ
ード電極60a乃至60e間のクロストークを減
少させ良好な位置分解能を得ることができる。
なお上述の実施例では、各シンチレータ要素2
a乃至2eの光出力面7a乃至7eを凸レンズ状
などの所定の曲面をもつように加工したが、各シ
ンチレータ要素2a乃至2e自体に他の物質をド
ープして屈折率分布をもたせるようにしても良
い。
a乃至2eの光出力面7a乃至7eを凸レンズ状
などの所定の曲面をもつように加工したが、各シ
ンチレータ要素2a乃至2e自体に他の物質をド
ープして屈折率分布をもたせるようにしても良
い。
また上述の実施例ではシンチレータ材料として
ビスマスゲルマニウムオキサイド(BGO)を用
いてが、ガドリニウムシリコンオキサイド
(GSO)あるいはヨウ化ナトリウム(NaI)など
を用いても良い。
ビスマスゲルマニウムオキサイド(BGO)を用
いてが、ガドリニウムシリコンオキサイド
(GSO)あるいはヨウ化ナトリウム(NaI)など
を用いても良い。
以上に説明したように、本発明によれば、各シ
ンチレータ要素からの出力光を収束させて光学結
合材、光位置検出器に向かわせるようにしている
ので、良好な位置分解能を得ることができて位置
検出精度を向上させることできるとともに、クロ
ストークを減少させて信号処理回路を簡単なもの
にすることができる。
ンチレータ要素からの出力光を収束させて光学結
合材、光位置検出器に向かわせるようにしている
ので、良好な位置分解能を得ることができて位置
検出精度を向上させることできるとともに、クロ
ストークを減少させて信号処理回路を簡単なもの
にすることができる。
第1図は本発明に係る放射線位置検出器の断面
図、第2図は各シンチレータ要素の光出力面に到
達する光の角度分布を示す図、第3図はシンチレ
ータ要素からの光の光電変換面上での空間的拡が
りをシミユレーシヨンにより求めた結果を示す
図、第4図は従来の放射線位置検出器の断面図で
ある。 1……放射線位置検出器、2a乃至2e……シ
ンチレータ要素、3……シンチレータ、4……光
学結合材、7a乃至7e……光出力面、53……
光位置検出器。
図、第2図は各シンチレータ要素の光出力面に到
達する光の角度分布を示す図、第3図はシンチレ
ータ要素からの光の光電変換面上での空間的拡が
りをシミユレーシヨンにより求めた結果を示す
図、第4図は従来の放射線位置検出器の断面図で
ある。 1……放射線位置検出器、2a乃至2e……シ
ンチレータ要素、3……シンチレータ、4……光
学結合材、7a乃至7e……光出力面、53……
光位置検出器。
Claims (1)
- 1 複数のシンチレータ要素を束ねたシンチレー
タと、該シンチレータからの出力光を光電変換し
出力電流として取出す光位置検出器と、前記各シ
ンチレータ要素の屈折率よりも小さいが空気の屈
折率よりも大きな屈折率をもつ材料で形成され、
前記シンチレータと前記光位置検出器とを光学的
に接続する光学結合材とを備え、前記各シンチレ
ータ要素は、放射線の入射面が粗面であつて、前
記光学結合材と対向する面が前記出力光を収束さ
せるよう凸レンズ形状になつていることを特徴と
する放射線位置検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19555287A JPS6439576A (en) | 1987-08-05 | 1987-08-05 | Radiation position detector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19555287A JPS6439576A (en) | 1987-08-05 | 1987-08-05 | Radiation position detector |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6439576A JPS6439576A (en) | 1989-02-09 |
JPH0571914B2 true JPH0571914B2 (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=16343002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19555287A Granted JPS6439576A (en) | 1987-08-05 | 1987-08-05 | Radiation position detector |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6439576A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04276587A (ja) * | 1991-03-05 | 1992-10-01 | Hamamatsu Photonics Kk | 放射線検出装置 |
JPH0572344A (ja) * | 1991-09-11 | 1993-03-26 | Hamamatsu Photonics Kk | 放射線検出装置 |
US5208460A (en) * | 1991-09-23 | 1993-05-04 | General Electric Company | Photodetector scintillator radiation imager having high efficiency light collection |
JP3813656B2 (ja) * | 1996-03-07 | 2006-08-23 | 株式会社東芝 | 光ファイバ型大面積放射線モニタ |
US9658344B1 (en) * | 2015-11-04 | 2017-05-23 | Crystal Photonics, Incorporated | Apparatus including scintillation crystal array with different reflector layers and associated methods |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5317381A (en) * | 1976-07-30 | 1978-02-17 | Hitachi Ltd | Scintillation counter |
JPS60259979A (ja) * | 1984-06-06 | 1985-12-23 | Fuji Electric Co Ltd | シンチレ−シヨン検出器 |
JPS61226677A (ja) * | 1985-03-30 | 1986-10-08 | Shimadzu Corp | 2次元放射線検出装置 |
JPS61237081A (ja) * | 1985-04-12 | 1986-10-22 | Hamamatsu Photonics Kk | 放射線の入射位置を検出する装置 |
JPS61271486A (ja) * | 1985-05-28 | 1986-12-01 | Hamamatsu Photonics Kk | 放射線の入射位置を検出する装置 |
-
1987
- 1987-08-05 JP JP19555287A patent/JPS6439576A/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5317381A (en) * | 1976-07-30 | 1978-02-17 | Hitachi Ltd | Scintillation counter |
JPS60259979A (ja) * | 1984-06-06 | 1985-12-23 | Fuji Electric Co Ltd | シンチレ−シヨン検出器 |
JPS61226677A (ja) * | 1985-03-30 | 1986-10-08 | Shimadzu Corp | 2次元放射線検出装置 |
JPS61237081A (ja) * | 1985-04-12 | 1986-10-22 | Hamamatsu Photonics Kk | 放射線の入射位置を検出する装置 |
JPS61271486A (ja) * | 1985-05-28 | 1986-12-01 | Hamamatsu Photonics Kk | 放射線の入射位置を検出する装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6439576A (en) | 1989-02-09 |
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